銃火器


イングラムM10

彩峰慧に支給。
1964年にゴードン・B・イングラムによって設計されたコンパクトな短機関銃。
使用弾丸は9mmパラベラム弾。装弾数は32発。
実際の名称は『AAI M10』であるが、会社の倒産などで発売元を転々と変えたために一般的には製作者の名前を取ってイングラムM10と呼ばれている。
原作『バトル・ロワイアル』において桐山がメイン武器として使用したため、パロロワでは『マーダーの代名詞』とすら言ってもいい武器。

FN ハイパワー

神坂春姫に支給。
『ブローニング ハイパワー』の名で知られる教科書的自動拳銃。
天才銃工ジョン・M・ブローニングが晩年に設計し、その死後、ベルギーの銃器メーカーFN(ファブリク ナショナル)社の技術陣によって1943年に完成した。
装弾数の少ない回転式拳銃が主だった当時、『1つのマガジンで13発も撃てる自動拳銃』ということから『ハイパワー』の名がついた。
使用弾丸は9mmパラベラム弾。装弾数は13発。
当時としては画期的なリンクレスのショートリコイルや、シングルアクション、着脱式マガジンへのダブルカラムの採用など、近代オートマチックの基本要素が詰まった傑作で、後生の様々な銃に影響を与えた。

S&W M60

涼宮茜に支給。
1950年に、S&W(スミス アンド ウェッソン)社が高い携行性を目的に開発した小型回転式拳銃『M36(チーフスペシャル)』。
それのステンレス製モデルがこのM60である。
M36との違いは熱処理技術の向上により.357マグナム弾を発射できることである(M36が使用できるのは.38スペシャル弾のみ)。
使用弾丸は.357マグナム弾もしくは.38スペシャル弾。装弾数は5発。

ワルサー P38

黒田光に支給。
第二次大戦直前の1983年にドイツ陸軍が制式採用した自動拳銃。
作動方式はショートリコイル&プロップアップ。銃身は剥き出しでスライドは半分しかなく重心が後方にある為、他の拳銃に比べて銃口の跳ね上がりが大きいとされる。何故か左側に排莢されるのも特徴のひとつ。
軍用オートの先駆け的存在で、戦後の拳銃に大きな影響を与えた。
使用弾丸は9mmパラベラム弾。装弾数は8発。
人気アニメ『ルパン三世』の主人公であるルパン三世の愛銃であるため、日本では『最も一般に知られている拳銃』と言っても間違いない。

コルト・ガバメント

香月夕呼に支給。
『大口径主義アメリカ』の象徴とも云える自動拳銃。
正式名称は『コルトM1911』。『コルト・ガバメント』というのは民間モデルの商品名であり、その他にも様々な愛称がある。
シンプルで信頼性が高く、バランスの取れた完成度の高い銃で、現代オートのお手本、源流である。
1926年に米軍の要望により操作性の点で細かな改修の加えられて『M1911A1』となったが、それからは、1985年にベレッタ M92にその座を譲るまでの実に半世紀以上の間、軍事大国アメリカの制式拳銃として活躍した。
世に出てから既に一世紀近いが、今なおカスタムモデルが特殊部隊などで現役として活躍している。
使用弾丸は.45ACP弾。装弾数は7発。

シグ・ザウエル P228

間桐慎二に支給。
シグ・ザウエル社が同社のP226の小型モデルとして、1989年に開発した自動拳銃。コンパクトかつ装弾数が多く、信頼性の高さからFBIや警察などの法執行機関で多数採用されている。
アメリカ軍では秘匿携行用の護身武器を表す『M11』の名称で制式採用されており、日本のSST(海上保安庁・特殊警備隊)にもサイドアームとして制式採用されている。
使用弾丸は9mmパラベラム弾。装弾数は13発。

H&K MK23

美綴綾子に支給。
『ソーコム・ピストル』の愛称で有名な、特殊部隊向け大型自動拳銃。
US SOCOM(米国軍特殊部隊司令部)の『装弾数が豊富でジャムが起きにくく、寒冷地や砂漠地でも正常に動き、海水に数時間浸した直後でも正常に稼動する45口径自動拳銃』という無茶苦茶な要求から生まれた。
特殊部隊の様々な任務に耐えうるようにと減音器やレーザーサイト、スコープ等が無加工で装着可能。しかしその結果、同クラスの拳銃と比べてかなり重く、マガジン脱着の煩雑さも相まって、現場での評判は芳しくない(実際はコルト・ガバメントを用いるケースの方が非常に多いという)。
採用から10年以上経過した現在、早くもこれの後継となる拳銃のトライアルが行われている。
使用弾丸は.45ACP弾。装弾数は12発。

コルト・パイソン

式守伊吹に支給。
1956年にコルト社が開発した.357口径の大型リボルバー。仕上げのよさから『リボルバーのロールスロイス』とも呼ばれる。
コルト社の『蛇シリーズ』最上級モデル。
S&W M19(コンバット・マグナム)より命中精度が高いように思われているが、実際にはベンチテストでの差は無く、弾速が低い分ロングレンジを苦手とする。
弾速が低くバレル下にウェイトを持つため反動はいくぶん軽い。
使用弾丸は.357マグナム弾。装弾数は6発。
日本では、漫画『シティーハンター』の主人公である冴羽遼の愛銃としてその人気と知名度を上げた。



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最終更新:2007年03月06日 21:49