はじめに

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はじめに - (2011/04/23 (土) 11:13:20) のソース

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**このウィキについて
周囲で割と興味が有っても作り方が分からないという意見を 
耳にしたのが動機でササッと書いてみました。 
あくまで一例ですので、ご参考までに。 
少しでもBMS作者の増加に役立てば幸いです。 

実際の作業を中心に書いているので、
前提条件としてDAWの操作の習熟と
BMSというフォーマットの概要を理解している事が望ましいです。

BMSについて等は詳しく説明している他のサイト様をご参照下さい。

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**基礎知識
BMSはFL、Cubase等のDAWから書き出したwavを
BMSファイルを編集するソフトウェア、[[BMSE]]で定義、配置して作成します。

このBMSEに定義するwavの書き出し方法には
通常の書き出しと「音切り」の二種類が有ります。

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**wav書き出し
叩かせたい音を一つずつ残響音込みでDAWから書き出す基本的な方法です。
ピアノ、ドラム等の音に向いており、
残響音込みで書き出している為に、プレー時にミスしてもぶつ切りになりにくい利点が有ります。
ベロシティ、長さが全く同じ音色の場合は一つのwavを繰り返し配置して
スライサーよりもbmsファイルのサイズを小さく出来る・・・事も有る?
曲によるかも知れない

オートメーションを掛けた音色には作業量が増えがちで向かない、
音源側のボイスグループ機能で常に1音しか鳴らない音は余計な残響音が含まれ、
期待通りの音にならない、
一音ずつ切り出す関係からポルタメントを掛けたリードは
そもそもポルタメントを発生させられない等の欠点も有ります。

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**音切り
ある程度の長さでまとめて切り出した音色やループ素材を
woslicerII、EDISON等のスライサーで複数のWavに分割する機能です。
シンセリード全般、ループ素材、オートメーションを掛けた音色を切る際に有効です。

特にwoslicerIIは高機能なので昨今、ドラム以外の大概の音色はこれ一本で問題無いかと思われますが、
ミスをした場合の音のぶつ切り感が発生するので、ピアノ等の音源で可能な場合は
なるべくwav書き出しを使う事をお勧めします。
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**まとめ

||CENTER:wav書き出し|CENTER:音切り|
|利点|CENTER:ミス時に音のぶつ切り感が無い|CENTER:速い、便利|
|欠点|CENTER:面倒、上手く再現出来ない音が有る|CENTER:ミス時にぶつ切り感が有る|
|用途|CENTER:ドラム全般、ピアノ等|CENTER:シンセリード全般、オートメーションの掛かっている音色、
ループ素材|

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