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国家まとめ - (2009/05/10 (日) 02:17:27) の編集履歴(バックアップ)


国家まとめ


種族ではなく、国家(&都市&市町村&地方領地)に関してのまとめ

国家 国家形態 位置 気候風土 国力 主要産業&名物 備考
ネコの国 王政独裁 扇の要 四季豊か 富裕 商業 工業 魔法科学 商業大国
イヌの国 王政封建 中央部 冷涼荒野 貧困 農業 魔剣 加工産業 軍事大国
ヘビの国 戦国状態 南西部 乾燥砂漠 質素 遊牧 絨毯 砂海特産 旧帝国領
カモシカの国 内乱状態 西部 山岳高地 疲弊 金鉱 銀鉱 精進料理 陸の孤島
オオカミの国 部族合同 北部 冷涼山森 鉄鉱 石炭 鍛冶製鉄 中央と辺境
キツネの国 議会共和 東部 四季豊か 観光 伝統工芸 女権国家
トラの国 王政封建 南東部 多様 豊か 農業 酪農 遺物発掘 農業大国
ウサギの国 王政協賛 極北 年中吹雪 豊か 細工 果樹 性活産業 魔法大国
ネズミの国 議会王政 南東部 温暖湿潤 商工業 情報売買 迷宮
ヤギの国 放浪の民 北西部 高地 芸事 香料 伝統工芸 ジプシー
ライオンの国 帝政 南西部 中原 豊か 陶磁器 絹織物 中華風
密林三国 三族分立 極西 熱帯密林 豊か 農業 ゴム製品 鎖国状態
イノシシの国 (不明) 極東 四季豊か 質素 農業 林業 『山』と『里』
クマの国 (不明) 北西部 山地森林 農業 (詳細不明) -
シロクマの国 王政 極北東 寒帯雪山 質素 宝石採掘 硝子産業 -
ヒョウの国 (不明) ??? 温暖草原 ?? (詳細不明) 草原の国
サカナの国 王政 極南海 海底国家 豊か 漁業 鎖国状態
魔窟 闇市元締 南海 海中 豊か 落ちモノ交易 漁業 落ちもの魔海
金剛樹の里 族長世襲 南海 南海島国 質素 落ちモノ交易 輸送 落ちもの魔海
ペンギンの国 王政 北海? 氷山島国 ?? (詳細不明) かまくら


ネコの国(?)

概要
 この世界最大の国家として君臨するネコの国。
 豊かな経済力と高度に発展した産業力を武器にこの世界を牛耳っているといってよい。
 主要種族最長といえる凡そ600年にも及ぶその平均寿命と旺盛な好奇心を持って世界を闊歩するネコは、その足跡と比例するように世界への影響力を強めていった。
 また、ほぼ世界通貨といえるセパタを独占的に発行し管理する事によって莫大な富を生み出しており、ネコの国が咳き込めば周りの国が肺炎になるとさえ言われている。
 自分の信じた道をまっすぐに歩いてきた結果の発展と繁栄。
 自分たちこそが常に最も正しいとネコの民は盲目的に信じている。

政治運営
 女王フローラ公を頂点とする権力集中型の独占専制君主体制が長く続いている。
 また、地域の代表といった民主的な政治システムは今のところ見当たらない。

 フローラ女王の政治スタイルを一言で言うなら『冷酷無比』だろうか。
 マキャベッリに言うところの君主論を地で行くような専制独裁体制を堅持しており、またその結果が生み出した発展と反映に国民も一定以上の評価を与えている。
 まず必要な結果と成果があり、それにたどり着くための最も最短距離を最も手順の少ない方法で歩いていく恐るべき政治理論である。
 ただ、ここまでに発展したネコの国をこれからも政治的に支えていくには、後継者的にほぼ不可能と見られる向きもあり、女王自身の不老不死化や時間概念の研究といった禁断の領域へ足を踏み込みつつあると囁かれている。

経済
 世界企業『猫井』を始めとするする強大な複合企業体の存在がネコの全てといってよい。
 おそらく、この世界で始めてヒトを奴隷ではなく経済的な戦力として使った種族と思われる。
 他種族ではなかなか太刀打ちできない魔法科学と、ヒトによってもたらされるヒトの世界の技術を組み合わせた新しい文化や製品群。
 その全てが圧倒的なネコの経済力を支えている。

 そして、ネコの国の通貨『セパタ』を裏支えるするもう一つの恐るべき技術、錬金術。
 価値の低い金属を精製し練成し、真銀や金といった高価値金属を精製してしまう強力な魔法科学の存在。
 金本位制・銀本位制を取っていた多くの他種族が国内の経済をネコの卑銀によって破壊され、その結果として安定した通貨セパタを採用せざるを得なかった事から見ても、ネコと言う種族の経済的なセンスと長い寿命による長期的な視点に立った経済運営は他種族国家にとって脅威以外の何物でもない。
 唯一の独自通貨であるトゥンに対しても様々な形で圧力を掛けるネコのセパタは、これからもネコの安定的な発展を支える最強の武器となっていくのだろう。

軍事
 絹糸同盟の首魁として強力な陸上戦力を持つイヌの国と直接的に対峙するネコの国。
 強い経済力と高い技術力を持って鳴らすこの国の戦力は実はそれほど数が無いのではないかと囁かれており、また、目に見える形での通常戦力を他国にひけらかす事も全く行われていないようだ。
 しかしながら、前述の通りの世界的な規模を持って周囲を圧倒するこの国には直接的な戦火を交えようとする国があるはずも無く、また、それが存在したとしても女王フローラ公の強力な魔力作用によって何らかの影響を蒙る事は必至であり、もはや軍事力や戦力といった次元で物を語る事が用を成さなくなっているといえよう。
 世界規模で通用する通貨セパタこそがこの国家最強の武器とも言われており、ネコの国の経済が不安定になるならば、それはすなわち世界経済の崩壊であり、輸出入産業などで安定している国家から見れば軍事侵攻など全く割に合わない政治的選択になってしまっている。
 直接的に太刀を合わせ槍を合わせ銃砲火器で撃ち合う事だけが戦争では無い事を、この国は身を持って示しているといえる。

地理
 扇型に広がる巨大な大陸の要に位置し、陸上交通や水上交易の中継として古くから発展してきたネコ。
 肥沃で平面な耕作適応地を抱える周辺部と発展し栄える都市部のコントラストが他国には眩しく写るだろう。

【王城】

【シュバルツカッツェ(王都)】



イヌの国(ル・ガル)


概要
 古い格式と伝統を今に伝えるイヌの国。正式にはル・ガル王政公国と言う。
 貴族の上位階級である公爵が中心となった貴族院と一定以上の社会的地位を持つ者らによる民衆院の両院による議会が機能しており、それらから独立する王家が君主として君臨する王府による変則立憲君主制となっている。
 政治形態安定に至るそのプロセスから、軍統帥権を持つ王府と議会がそれぞれ反目しており、また、王府もその後ろ盾となる軍部に対して一定以上に譲歩をしなければならない事などから、それぞれの権力が独立した国家運営意思を発揮している。
 そして困った事に、この国では外交などの王府と内政の議会、国軍警察権力等の軍部といった形で権力の三権分立トロイカ体勢で安定してしまった。
 それぞれが反目と懐柔策を取りつつ絶妙のバランスで存在しているのは、この国家の立ち居地が容易に民族滅亡へと結びつきやすい政治的リスクを抱えている事に他ならない。
 すなわち、それぞれの権力機構が非常時には国家統括を行い、どれか一つの頭を潰した程度では国家運営の指揮命令系統を壊滅させられないと言うリスクヘッジの役割をしている。

政治運営
 現国王が病没寸前と言う事もあり、まだ幼いイリア姫と左将軍レガード公、右将軍サリクス公による代理執務が取られている。
 しかし、実情は政治的には素人の幼い姫を傀儡に立てた軍部による軍政と、それらに対し民意、および、予算編成による封じ込めで対抗する議会との暗闘が続いている。
 それぞれの会派や集団が利益誘導と利権強化を目的に様々な政治的工作を繰り返しており、その中で財力をすりつぶして没落してしまいそうな名家も数多く存在している。
 周辺国家からは絹糸同盟による経済封鎖を2000年間に亘り続けられているため、国内の経済は疲弊の一言では済まされない程のダメージを受けており、国内民衆の現状体制に対する不満はいつ臨界点を迎えてもおかしくないと言われているが、社会性と協調を一番の美徳とするイヌの種族的特性によりギリギリで維持されているようだ。

経済
 リュカオンによる大侵攻の爪痕とも言える複合封鎖により国家経済は長く混乱状態であった。
 絶望的に悪い気象条件と荒廃し疲弊した国土の地味。不安定な農作物の収穫や地下資源の困窮。そして、他国との経済的な結びつきの断絶。
 それらの要因によりこの国では長くまともな経済を維持する事は不可能であった。
 しかしながら、およそ1000年程度前の時代に見つかった真銀鉱脈の開発は国家経済の回復に輝かしいほどの貢献をし、その結果、絶望的状況を抜け出したル・ガルの経済は弱いながらも上昇傾向を続けている。
 だが、イヌが再び力を持つ事への潜在的な恐怖からか、他国からの様々な経済干渉が続いており、脆弱な経済でしかないル・ガルにとって世界通貨セパタとの為替レートが変動相場制へ移行した事は、容易な為替介入による国家崩壊規模の経済破壊をもたらされる危険性を孕む事になってしまった。
 どのような形にせよ他国から抑圧され干渉され束縛されるル・ガルの象徴的出来事ともいえよう。

 主な輸出商品は真銀を使った特殊加工品を中心とする第二次産業製品が中心となっており、第一次産業、第三次産業らはこれから発展するか否かが注目されている。
 そして、比較的早い時期からヒトにたいする国家規模での研究が進められていて、優秀な血統を集めては掛け合わせてより優秀な血統を作る事に腐心しているようだ。
 実験の対象にされるヒトの精神的・肉体的苦痛を全く無視し、まるで競馬における競走馬の改良の様にそれが行われていると言う事実こそ、この国の経済の絶望的な現実を逆説的に裏付ける様なものなのでは無いだろうか。
 研究施設における決まった数での生殖行為は遺伝的欠陥を招く近親交配を発生させており、国家規模による血統がはっきりし世代更新の進んだヒトの回収。つまり、落ちてから3世代目4世代目に当たるヒトへの課税によって物納を推奨する政策が取られている。
 しかしながら、貧しいこの国でヒトを抱えられる富裕層といえば高階層貴族などが中心のためか、その政策の根本となる法には様々な抜け道があり、まともに納税しているほうが少ないのではないかと法成立時より法曹界や経済学者などから指摘され続けている。

軍事
 正面戦力にしておよそ40万の陸上戦力を持つといわれる軍事国家。
 しかし、脆弱な経済により短期決戦はともかく継戦能力は非常に低いと見積もられている。
 軍部の主導による超戦士型の強化兵士を作り出す研究が続けられており、非公式ながらも恐るべき個人戦闘能力を持った少数の個体が各国により確認されている。
 また、そもそも魔法使いの個人的な研究対象だった魔法を体系的に整備し研究した事による集団魔法戦闘はイヌの種族的特性と合わせて他国からは大きな脅威に見られており、事実、2000年前の大侵攻の際にはほぼ無抵抗のまま周辺国家が一方的に蹂躙される事態となった。
 だが、現代では被害を蒙った周辺国家が様々な形での対抗能力研究を進めており、その巨大な単純兵力は国内からですら単に食料をバカ食いする無駄な戦力と揶揄される事もあるらしい。
 一般歩兵の主兵装は先込め式の旧式な小銃であり、銃剣を装着し統制の取れた突撃戦闘で力押しを図る突撃将校らの古臭い戦術理論が幅を利かせている。
 また、未だに軍集団の主な戦力は騎馬兵による大剣と槍を構えた平面突撃戦闘が中心となっている。
 軍部では軍戦力の近代化。戦術の現代化を計るべく研究をしているようだが、単純なその巨大戦力こそが議会や王府らへの圧力になっている部分もあってか、兵力の削減に繋がりかねない組織改革はほとんど進んでいないのが実情のようだ。

地理
 首都(王都)はソティス。
 宮城(名称調査中)を中心としたかなり規模の大きな都市。
 しかしながら疲弊した国内経済により各所でスラム化が進んでおり、黒い巨大な城と貴族の住む地域だけが一方的に浮き立っているように見えると言う。
 ル・ガルの中心となる王都だけにその所有権は王府となっており、その地域を統括的に統べるだけでなく、ル・ガル全域に対する支配権の担保ともなっている。
 国内はソティスから見て東西南北の各地位に分割され、王府の直接支配となる重要地域を除きその多くが伯爵クラス以上の貴族による貴族領統治システムが採用されている。
 各所領は王府から経営を委託され、王府と議会が共同で行う調査により租税納付を行うよう求められている。また、各所領には国軍が駐屯しており経営委託される貴族とは異なる貴族か、もしくは上級の爵位騎士が領主の義務遂行を監視している。
 そのため、各所領には王府・議会とは別に軍部からも調査員が送り込まれる非常に煩雑なシステムとなっており、その対応だけで地方経済が疲弊していると陰口を叩かれる事も。

国民および国民性
 神話時代に遡る民族的なイヌの後ろめたさの部分。
 つまり、そもそも世界発祥の時点で清浄側では無く穢れ側から発祥したと言う伝説。
 憎悪と腐敗とを根源とする自虐史観の存在。
 それら全てがイヌと言う種族の精神的な拘束となっており、他人を裏切り欺き妬み嫉み殺す事への病的な嫌悪感こそがイヌの民族的国民性の根幹を占めている。
 それらはこの種族の社会性そのものを支配しており、集団の和を乱す者や集団の利益に害をなす者への集団的な阻害・切り離し行為や、集団の存続に関わる事への滅私奉公を暗に求める他者利益優先の民族性となっている。
 表だって不平不満を言う事は少なく、組織の上位にある者が考え抜いて決定した事であるならば、それが多少歪であっても盲目的に支持し遂行する事がほとんどである。
 これは逆に言えば組織のブレーキを掛けるものがほとんど居ないと言う事でもあり、何かしらの政治的プロセスが失敗した場合はその一族丸ごと社会から責任を糾弾され失脚してしまうことを意味している。
 その為もあってか、国家全体的な調査分析能力に優れており、また判断材料の類型化、パターン化による全体的な自動運営がある程度固定化されてしまい、この事が国家発展の障害となっていると社会学者は提唱している。

■今までに登場した地方貴族領とその領主。
【西部14郡:ミール(旧スロゥチャイム家領地)】
【南部8郡:スキャッパー(現スロゥチャイム家領地)中央都市・ロッソム】
【南部8郡:ラウィック(ボールド家領地)】


ヘビの邦(旧ザッハーク帝國領)

【アディーナ(群雄諸国の一)】

【砂海(地方)】



カモシカの国(???)

【ライファス(王都)】

【グランダウス(地方都市)】

【白のピラミッド(地方都市)】

【星のピラミッド(軍事施設)】

【フロミアのヒト居住区(牧場)】

【ルカパヤン(街)】



オオカミの国(???)

【王都】

【ゼキさんの集落(里)】



キツネの国(狐耳国)

概要
大陸でも最も古くから存在する国の一つ。
これまで幾度も政変が起きたが、帝の血筋は国の象徴として尊重され、建国時から一度も途切れずに帝として君臨している歴史ある国。
現在の実務は巫女連が取り仕切っており、実質的な国のトップは姫巫女。
半鎖国中であり国境を越える場合は関所の通過が義務付けられている。
密入出国は厳しく取り締まられており、場合によっては死罪となる。
関所の審査自体はそれほど厳しくはなく観光目的なら入国は容易。
ただし狐耳国独自の符術により人物情報が全て記録されている。
そのため犯罪者や密偵の類は厳しく監視され、場合によっては裏部隊である七狐機関によって始末される事も。

政治
名目上トップに君臨しているのは帝だが、実際の政治は巫女連が取り仕切っている。
帝の立場はどちらかといえば御神体に近い扱い。
狐の生来持っている高い知能に加え未来予知のような特殊能力を持つ巫女が存在するため、特に大きな問題を抱える事なく国は運営されている。
また外交についても同様で猫や犬、トラのような強国と国境を接しながらも何処の属国化もしていない。
逆にその弁舌能力から他国を翻弄して自国に有利な条約を結ぶ事もしばしば。

地理
国土の大半が山や森であり、人が住んでいるのは盆地やわずかに存在する平野が主。
そのため国全体での人口密度は低いが街単位では高く、他国の主要都市に匹敵、あるいは凌駕する賑わいを見せる。

経済
半鎖国のため経済の大半を内需で賄っている。
最大の外貨獲得手段は技術力。
また最近では観光業も伸びをみせているが、現状では頭打ちは免れない。
その割には国内の経済自体は順調であり、また個人レベルでの輸出入により貿易黒字なのはやはり騙し合いが得意なためか。
そのためセパタこそ導入してはいるものの猫の国からはほぼ独立した経済圏。

国民性
総じて知能が高く手先が器用。
そのため「狐を騙せるのは同じ狐か狸ぐらいなもの」と言われている。
元々群れを成す種族ではないため、個人主義の方が強いため、国家への帰属意識は低い傾向にある。
ただし、上に存在するのが宗教的な意味合いも持っている帝や巫女連であるためか意外とモラルは高い。
嘘は得意であり、また道具の一つとして認識しているが、例えば真っ当な商取引で自分に有利に話を運ぶのは当然だが詐欺はしない、というように『正々堂々の騙し合い』を好む。
意外とお人好しな部分があり、自分が気に入った相手への助力を厭わない。ただし、それが本当に助力なのかはたまた罠にかけるための餌なのかは、当の狐にしか分からない。

半鎖国
他国との付き合いを行わないわけではないがそれを限定するために作られた方式。
国境を越えるには関所と呼ばれる検査施設の通過を義務付けられ、人間や資源の流入出量に制限を設けている。
そのため大陸の国でありながら文化的にも独自色が強くなった。
また猫の国と国境を接しながら経済的に独立していられるのもこの半鎖国が大きな要因となっている。
この結果狐独自の文化や技術が発展し、その価値は年々高まってきている。

軍事
純粋な兵士数という点では非常に少ない。
これは人口が国土に比べて少ない事と半鎖国により他国に攻め入られる可能性が低い事、また他国に侵攻する意思がない事から来ている。
そのため少数精鋭の考えが発達し、職業軍人の練度は犬のそれに匹敵している。
これに加え国土の大半が山であり大軍の展開が不可能な事、予知能力を持つ巫女がいる事、他国の軍師を手玉に取るほどの知能がある事等の理由もあり、こと国を守る戦いにおいては大陸でも屈指の戦力を持つ。
この少数精鋭の考え方の延長線上に七狐機関が存在する。
また滅多な事では動かないが、深山には九尾に達した狐が幾人か存在しており、一人一人が一軍に匹敵する戦闘力を持っていると言われている。

七狐機関
狐耳国の裏部隊。
情報収集や諜報破壊工作をそれぞれ専門で行う七つの部隊で構成されている。
特に逢難狐(ほうなんこ)と呼ばれる部隊は七狐機関の別部署ですら恐れる暗殺部隊であり、過去幾度も狐耳国に敵対した国の首脳やそれに近しい人間が不自然な死を迎えたのはこの部隊の関与が疑われている。

【巫女連(施設)】

【景佳君の仕事場(施設)】

【霊山(施設?)】
狐耳国は全体的に魔素の密度が他国より高い傾向にあるが、その中でも特に魔素が濃い山岳部を霊山と呼ぶ。
妖怪等が多く、また急激に濃密度の魔素に触れることによる中毒症状の防止や外法師達が良からぬ事をしないよう、巫女連が厳重に封鎖している。
が、それを振り切って霊山に住み着く者も居り、そう言った者達は仙狐として畏怖の対象となる。

【闇市(施設)】
読んで字の如く闇市。
狐耳国は建前上は半鎖国で他国から流れてくる物資の量を制限しているが、本音としては他国の情勢や最新の技術は把握しておく必要があり、それらのジレンマを解消するために設けられた非公式の市場。
大きな街の裏通りには必ずと言って良い程あり、通には裏の観光名所として知られる。
様々な種族の商人達がありとあらゆるジャンルの屋台を並べており、表通りの店よりも安く物が買える事も多いが、観光客向けの土産物などは取り扱いを禁止されている。
大抵はその土地の有力なヤクザが取り仕切っており、そのヤクザの元締めとして胞身狐衆が闇市に流れる金と情報を国家に還元している。



トラの国(???)

【王都】

【ミリアの領地(領地)】



ウサギの国(アトシャーマ)

【アトシャーマ(都市国家)】



ネズミの国

【ラヴィニアの集落(都市国家)】

【迷宮のある街(街)】



ヤギの国(???)

【聖地】

【ハダル様の隊(一座)】



ライオンの国(獅子国)

【リンケイ(街)】

【コウゼン道場(施設)】



密林の国(キンサンティンスーユ)

【皇館】

【幼子の館(エルクェ・ワシ)】

【ピコン砦】

【ピュームスーユ】

【ジャグゥスーユ】

【オセロトゥスーユ】

【アウサンカタ山脈】



イノシシの国(???)

【堀町(街)】

【岡町(街)】

【鞠山衆の隠れ里(里)】

【山(地方)】



クマの国(???)

【シャル達の町(街)】



シロクマの国(???)




ヒョウの邦

【レジェンド王国(都市国家)】



サカナの邦(海底諸国)

【サランティット(海底都市国家)】

【エビの国(海底都市国家)】

【魔窟(闇市)】

【ファルムの庵(施設)】



トリの国

【金剛樹の里(里)】



ペンギンの国(プンムグンム島)




国家の概念がない(=まだ登場していない)種族


ヒト
 カモシカの国の某野望のヒトとか、某この世界に恨みを持つヒトなんかが作ろうとしてるようだけど、今のところは。
 一番それに近いのはカモシカの国のフロミアのヒト居住区だろうか。
 カモシカの国とイヌの国国境沿いにある自由都市ルカパヤンは実質的にヒトが管理する街だけど、だからといって国家として周辺種族国家から認知されているとは到底言いがたい状況。

ヒヒ
 ちょい役で登場。大陸南西部、ヘビ~ライオン~カモシカ辺りに出没する模様。

ハイエナ
 ちょい役で登場。ジャンク屋とかクズ鉄屋とか相場師とかしてるっぽい。

ニワトリ
 魔窟や金剛樹の里にいたりするが、単体の国というのはまだ。

タカ
 ネコの国のメイドや猫井の社員にいたりするが、単体の国というのはまだ。

スズメバチ
 本国(集落?)自体はあるようだが、今のところ記述はない。
 クイーン候補生達が諸国漫遊武者修行の旅に出てしまってるせいで、影が薄いのだ。

ヒポグリフ(マイマイ)
 ヒトと同じく人権あるかどうかすら怪しい彼らにとって、国家などまた夢の夢か。

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