猫耳少女と召使の物語@wiki保管庫(戎)内検索 / 「マヨプレイ」で検索した結果

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  • マヨプレイ
    マヨプレイ  自分は今、白いタイルの広々とした脱衣場でご主人様がお風呂から上がるのを待っている。 くもりガラス張りで見えないが、今ご主人様はこの奥にある海底から吹き出す熱い水の中でなまめかしい肢体をくゆらせていることだろう。 おや、そうこうしているうちに脱衣場の真っ白い湯気の中からペタペタと可愛らしい足音が聞こえてきた。 金ぴかの装飾で縁取らたガラス戸が開き、まず最初に長い触覚がぴょこんと見える。 「しっかり櫛を入れてちょうだい」 「はい、ただいま」 すらりとした浅黒い輝く肌の所々に見目鮮やかな天然の鎧。 先ほどの触覚も合わせてみるとわかるだろうが、ご主人様はエビだ。 奴隷として雑用から夜の相手までをやらせてもらっているのだが… 丁寧に髪の毛をとかしていると、首筋からご主人様の匂いがふわりと鼻をくすぐる。 「…たまらない」 「は?」 櫛を放り出して、ご主人様の背中に抱きつく。 「ひっ…!?...
  • 短編SS一覧(メイン)
    ... ネコ - 9KB マヨプレイ 14=924 エビ - 5KB 妙な気分に包まれて 15=878 キツネ♂ 規制狐 2KB 髭の感触 15=883 - - 1KB そんな1日 避難所4=687 カワウソ♂ 初投稿者 7KB The snake under the bed 16=186 ヘビ♂ タダノサケビ 12KB 今年もあと少しで終わり 16=251 ネコ - 2KB ある研究者のエッセイ 16=367 ネコ HIRO3 15KB フローラ王女の研究私室 避難所5=70 - 避難所5=70 10KB 狐耳っ子と(もと)剣術少女 16=541 キツネ♂ 獅子鹿 12KB ヒト召使の詩 避難所5=224 - 避難所5=224 1kb ある映画 避難所5=374 猫 避難所5=374 5kb ただツンデレとかしっぽとか 16=930 ネコ 16=930 2kb 百夜の壱 ロダ145 キツ...
  • SMプレイ注意!
    私のご主人様は困った性癖がある。   「おい、セレン……来い」 「はい、何でしょうか?」   無言でひょいと渡されたのは、鉄糸で編まれた見事な一本鞭。 所々ささくれ立っており、プレイ用と言うよりは拷問用です。 ご主人様(トラです)は服を脱ぎ去り、四つん這いで叫びました。   「さあやれ! 気の済むまで俺を叩きのめしてくれ!」 「嫌です、絶対にいや!」   そう言うと、打って変わって醒めた表情と声で私を脅してきました。   「なら、それでお前を叩きのめそう」 「……い、嫌です」 「ならやれ……命令だ」   何時もなし崩し的にこうなってしまいます。 何でですかね?   「い、行きますよ?」 「来い! 好きなだけ……思いっきりだ!」   見た目の割にとても軽い鞭を勢い良く振り下ろします。 風を切る小気味いい音がなり、ご主人様の背中を強かに打ちました。   「ぐおっ……いぃぞぉ」 「ぅ……き、...
  • 虹絹の乙女達
    虹絹の乙女達 最終更新日 : 2009年03月31日22時34分06秒 【作者】 : 虹絹の人 【舞台】 : 大陸中央、ネコの国の地方部 【作風】 : ノリノリ えろえろ 【注意】 : 全体を通してロリ、百合、グロ、猟奇要素多め =話数= ==================簡易解説や補足================== =文量= -- 本編 虹絹の乙女達 -- 01話 カナ隊長(+アズキ)×ノア(百合&複数プレイ) 47kb 02話 カナ&ノア×アズキ(複数プレイ) カナ×ガルフィス 41kb 03話 カナ×ノア アズキ&ノア×アル (ふたなり&百合&複数プレイ) 82kb 04話 アズキ×ノア&アル(百合&複数プレイ) 26kb -- 虹絹の乙女達 外伝 -- 外伝01 非エロ「少し未来の風景」 8kb -- 別編 傭兵回想記~サムゾラノマチ~ -- 01...
  • あしたらシリーズ
    あしたらシリーズ 最終更新日 : 2009年12月02日21時35分14秒 【作者】 : こちむい(=あしたら) 【舞台】 : 大陸中央、ネコの国の王都シュバルツカッツェの王城 【作風】 : えろえろ どろどろ らぶらぶ ダーク 【注意】 : ロリ要素多め 鬼畜色強め =話数= ==================簡易解説や補足================== =文量= -- 本編1 こちむいⅡ あしたあえたらⅠ(完結) -- 01話 リナ様×ぼく 19kb 02話 非エロ「喧嘩両成敗?」 7kb 03話 エイディア姫×文緒(ハードSM) 20kb 04話 フローラ女王&側近2人×ぼく(複数プレイ&薬物) 33kb 05話 フローラ女王&側近2人×ぼく(複数プレイ) 17kb 06話 非エロ「10年前」 16kb 07話 ぼく×マナ 20kb 08話 ぼく×マ...
  • シャーラ・カ・モキスートの冒険
    シャーラ・カ・モキスートの冒険 最終更新日 : 2009年03月31日22時35分10秒 【作者】 : 猫医院 【舞台】 : 大陸極西、未開の大密林域、カの王国 【作風】 : えろえろ ノリノリ 燃えバトル 【注意】 : 虫注意 基本的に男の側が拘束プレイ =話数= ==================簡易解説や補足================== =文量= 01話a ヒルダ×カトリ 11kb 01話b シャーラ×カトリ ヒルダ×カトリ 26kb 02話a ヒルダ×カトリ 10kb メイン登場人物 一行紹介カトリ … ヒト♂。本名火鳥松人。熱血、ノリ良し、巨乳好き。なんでかいつも拘束プレイ。 シャーラ … カ♀。蚊のお姫様。空気の読めないロリータボディ。ややツンデレ。 ヒルダ … カ♀。巨乳巫女シスター。間延びした語尾の天然エロ娘。シャーラの実姉。 <...
  • 十六夜賛歌
    十六夜賛歌 最終投下日 : 2005/01/21 【作者】 : 兎の人 【舞台】 : 大陸極北、ウサギの国、都市国家アトシャーマ 【作風】 : ほのぼの えろえろ どろどろ らぶらぶ でれでれ 【注意】 : ガチ百合(4~6話) =話数= ==================簡易解説や補足================== =文量= 01話 非エロ「落下と邂逅」 7kb 02話 セラ×タクヤ 7kb 03話 セラ×タクヤ 黒兎×白兎 6kb 04話 ナナ&タクヤ×セラ(複数プレイ&百合) 14kb 05話 フェイ&タクヤ×アナ(複数プレイ&百合) 28kb 06話 フェイ×セラ(百合) 14kb -- 外伝 -- 外伝01 セニア×兎♂(ハードSM) 8kb メイン登場人物 一行紹介タクヤ … ヒト♂中学3年。セラ様に間違って?落とされてしまった少年。 セラ...
  • こちむいシリーズ
    こちむいシリーズ 最終更新日 : 2009年03月31日20時52分15秒 【作者】 : こちむい(=あしたら) 【舞台】 : 大陸中央、ネコの国の王都シュバルツカッツェの王城 【作風】 : えろえろ&どろどろ&らぶらぶ 燃え戦闘(出会い編) ほのぼの(なぜこち) 【注意】 : 百合、ガチ801、ロリショタ多し。女体化&ふたなりも一部に。 =話数= ==================簡易解説や補足================== =文量= -- 本編 こっちをむいてよ!! ご主人様 (完結) -- 01話 マナ様×ぼく 30kb 02話 マナ様×ぼく(ふたなり&女体化) 28kb 03話 マナ&ユナ×ぼく(複数プレイ) 41kb 04話 リナ様×ぼく 45kb 05話 マナ様×ぼく 38kb 06話 マナ×ミルフィ(ふたなり&百合) ソラヤ×ぼく(801) ...
  • scorpionfish
    scorpionfish 最終更新日 : 2009年03月31日22時29分25秒 【作者】 : scorpionfish 【舞台】 : 大陸南海、サカナの国とネコの国の中間点 【作風】 : えろえろ どろどろ らぶらぶ 【注意】 : 全体通してシーメール&TS。一部に獣人♂の性描写。 =話数= ==================簡易解説や補足================== =文量= -- 『ファルムの庵』編 -- 01話 ファルム×シロ 12kb 02話 ラフィリ×シロ(TS) 9kb -- 『魔窟』編 -- 03話 ラフィリ&刻男×シロ(百合&複数プレイ) 49kb 04話 ファルム×シロ 5kb 05話 ラフィリ&刻男×リテアナ(TS&複数プレイ) 22kb 06話 ファルム×シロ 12kb 07話 非エロ「白の舞踏」 20kb -- 外伝『紅珊瑚の...
  • 学園003
    飼育小屋のヌシ(仮)      裏庭にひっそりと立つ飼育小屋。  小動物を飼育し、生徒の情操育成を目的とする施設である。  土台をコンクリートで固めた金網で囲われた小屋は、基礎から小部屋に仕切られ、それぞれ違う生き物達が暮らしていた。  その、最も大きな区切り。というより、そこのせいで妙に小屋全体が大きくなっている元凶。  オスの白色レグホンが隔離されたその部屋に、妙に大きな物体がうずくまっていた。  どう見てもニワトリ。  だが、何故か人型で、しかもぴちぴちのハーフパンツをはいている。  これぞ、知る人ぞ知る裏庭の番長、その人である。  裏庭の番長、人呼んでお庭番。  その意味を知る者は数少ない。    そのお庭番は今日もニワトリ小屋でいじけていた。  体育座りでぼんやりと遠くを眺める。  本日の理由は「朝間違えて中等部の制服(ハーフパンツ)を履いてきてしまった」ことである。  身動きす...
  • 太陽と月と星2.5
    太陽と月と星がある 第21.5話  小雪のちらつく日、寒さの余りコタツに入ったまま動かなくなっても美形な人を眺めながらミカンを食べていると騒がしい物音と共にジャックさんがやって来ました。    雪で頭が白くなっているのでタオルを渡そうとしたら、耳をプルプルされ水飛沫が飛びました。  不快です。 「教育に悪いのでそういう行為は慎んでください」 「あーうんうん、ごめんごめん」  全然悪く思ってなさそうです。  仕方なく、垂れた耳をタオルで擦ると耳の毛が毛羽立ちました。  ……全部毛羽立てたらどうなるのか興味が有ります。  ゴシゴシしておきます。 「てゆーか、ジャック何しにきたのさ」  サフがコタツから頭だけを出してそう言うと、チェルも真似して同じように頭だけ出しました。  ちなみに2人とも尻尾がはみだしていますが、可愛いので黙っておくことにします。 「実はね!今日凄い事を知ったんだよ!なんで...
  • 金剛樹の梢の下
    金剛樹の梢の下 最終更新日 : 2009年03月31日22時30分58秒 【作者】 : ◆/oj0AhRKAw 【舞台】 : 海上の島里、金剛樹島(ネコの国の南海、魔窟の近くらしい) 【作風】 : ほのぼの えろえろ 【注意】 : なし =話数= ==================簡易解説や補足================== =文量= 01話 非エロ「墜落&遭遇」 8kb 02話 イーシャ×俺 9kb 03話 イーシャ&俺×白羽(複数プレイ) 11kb 小ネタ集 非エロ 6kb 04話 非エロ「着替え」 12kb 幕間01 「ワルイユメ」 ※鬱展開 流血表現 キャラクター死亡 4kb メイン登場人物 一行紹介俺 … ヒト♂高校3年。音大に落ちたフルート奏者。結構立派なモノの持ち主。 姫様 … 歌鳥族♀少女。あまり姫っぽくはないはっちゃけた性格。 白羽...
  • 太陽と月と星21.5
       小雪のちらつく日、寒さの余りコタツに入ったまま動かなくなっても美形な人を眺めながらミカンを食べていると騒がしい物音と共にジャックさんがやって来ました。    雪で頭が白くなっているのでタオルを渡そうとしたら、耳をプルプルされ水飛沫が飛びました。  不快です。 「教育に悪いのでそういう行為は慎んでください」 「あーうんうん、ごめんごめん」  全然悪く思ってなさそうです。  仕方なく、垂れた耳をタオルで擦ると耳の毛が毛羽立ちました。  ……全部毛羽立てたらどうなるのか興味が有ります。  ゴシゴシしておきます。 「てゆーか、ジャック何しにきたのさ」  サフがコタツから頭だけを出してそう言うと、チェルも真似して同じように頭だけ出しました。  ちなみに2人とも尻尾がはみだしていますが、可愛いので黙っておくことにします。 「実はね!今日凄い事を知ったんだよ!なんでキヨちゃん教えてくれなかったん...
  • シー・ユー・レイター・アリゲイター
    シー・ユー・レイター・アリゲイター 最終更新日 : 2013年08月04日17時52分29秒 【作者】 :にわにわに 【舞台】 :ネコの国の郊外 【作風】 : 【注意】 : =話数= ==================簡易解説や補足================== =文量= 01話  第一話 ハロー メイ・アイ・スピーク・トゥー・ゲイター、プリーズ?(エロ無し) kb 02話  第二話 ハウ・キャン・アイ・ヘルプ・ユー? (エロ無し) kb 03話  第三話 シー・イズ・ノット・アベイラブル・アット・ザ・モーメント(エロ無し) kb 04話  第四話 ヒー・ハズ・カンパニー・ナウ(エロ無し) kb 05話  第五話 アム・アイ・ディスタービング・ユー?(エロ無し) kb 06話  第六話 フー・アー・ユー・コーリング?(エロ無し) kb 外伝01話 来年の話を...
  • シー・ユー・レイター・アリゲイター設定
    シー・ユー・レイター・アリゲイター 設定資料 ・ワニ種族設定(第一版) ネコの国の西に位置する熱帯林、その端の方で成立している種族である。 国家を形成するほど人口が多いわけではなく、未開の集落・村が点在する程度だ。 彼らは第一産業を主体に村全体で協力しながら細々と生活している。 が、資源自体は豊かなので、工業的な発展を除けば幸せそうだ。 ただ、学校等はなく、識字率は低い。 彼らの暮らす森や河を愛し、祖霊を祀るといった精霊信仰が盛んである。 裸族ではない。 概ね大柄な体格をしており、身長二メートルを超えることもままある。 八メートルをも超える個体に関する伝説が残っているが、確固たる根拠はない。 頑強な鱗におおわれており、刃物はおろか、カモシカたちの操る銃器類すら貫通することは少ない。 特に背面は鱗が角質化し鱗板を形成しており、まさに鉄壁と言えよう。 ただし、高性能な落ち物の場合は...
  • 僕の奴隷は愚鈍で困る 番外01
     まだ陽が昇らなくて真っ暗な、寒い寒い真冬の夜明け前。  眠っていた私は、ちょっと前に代わったばかりの新しい旦那様に叩き起こされて、ひどく乱暴に突っ込まれて揺すられた。  何か、旦那様が色々言っていたような気がするけれど、よく聞いていなかったから覚えていない。  三回目に突入した辺りで旦那様を引っぺがしたのは、目が眩むようなきれいな白猫さん。  私を見て眉をしかめた白猫さんに浴室で念入りに洗われ、黒い外套を被せられて連れ出されて、そうしてどうやら私は売られたらしいと気がついた。  街灯が照らす石畳の上を、浮かび上がる白い尻尾についていく。  真冬の夜明け前だから、空気はとても冷たい。  首元を握り締めてまだ暗い空を見上げる。  浮かぶ二つの欠けた月は、嘲り笑う目玉に似ていた。 ◇◇◇ 「旦那様。その格好は」  良くない夢を見た気が...
  • ブタと真珠様 二話
    ブタと真珠様 二話 「い…いきなりぶつ事ないじゃないかよう!」  ブヒブヒと鼻を鳴らしながら、豚男は涙ながらに抗議している。  状況を忘れてぽかんとその顔を見た。――泣いている。豚が。喋るのに合わせてぱくぱくと口が動いている。  どうやら被り物ではないらしい。正真正銘これが奴の頭部なのだ。CG映画か、漫画の中か、まさに幼いころ読んだ『三匹の子ぶた』を彷彿とさせる姿。 「何だお前は!!!?」 「おまえこそ何だよお! ヒトの癖にぃ!」  これは夢だろうか。夢ならば全て説明がつくのだが、ではいつのまに眠ってしまったというのだろう。  それに、どこまでが夢? まさか中野さんとのプレイから?  しかし五感のすべてを研ぎ澄ましても、今ここで起こっていることは全て現実であるようにしか思えないのである。  依然としてポーカーフェイスを保ちつつ、内心では非常に焦っていた。  なぜなら、中野さんは従順な奴隷...
  • 最高で最低の奴隷
    最高で最低の奴隷 最終更新日 : 2009年03月31日22時28分02秒 【作者】 : 虎の子 【舞台】 : トラの国の一領地 【作風】 : 半パラレル えろえろ ダーク 近代兵器有 【注意】 : 全体的にやや鬼畜属性を帯びる。薬物多用。ハードSM。 =話数= ==================簡易解説や補足================== =文量= -- 第1部 最悪の出会い -- 序章 非エロ「ミリアの嘆息」 7kb 01話 セリス×ミリア 17kb 02話 非エロ「魔王の力」 15kb 03話 セリス×ミリア 22kb -- 第2部 下劣な金儲け -- 01話 非エロ「機巧なる戦姫」 12kb 02話 非エロ「麻薬でポン」 11kb 03話 セリス×ミリア 26kb -- 第3部 嘲笑われた常識 -- 01話 セリス×エリス 27kb 02話 非エロ...
  • 万獣の詩
    万獣の詩 最終更新日 : 2009年03月31日22時34分26秒 【作者】 : ◆USA.8LoleA 【舞台】 : 大陸極北、ウサギの国アトシャーマ 【作風】 : ほのぼの えろえろ ノリノリ 【注意】 : ヒトが登場しない。百合&801表現多め。 =話数= ==================簡易解説や補足================== =文量= -- 本編『猫井社員北へ往く』 -- 01話a ウサギ夫婦(801&百合&複数プレイ) 75kb 01話b 非エロ「アトシャーマの夕闇」 38kb 02話a 非エロ「猫井テレビ第四特派取材班」 67kb 02話b キャロ副主任単品(一部百合) 73kb 03話 非エロ「突撃ウサギの晩御飯」 80kb 04話 キャロ&レティ×ヒース 73kb 05話 非エロ「ネコVSヘビ、ヘビVSイヌ」 86kb -- 外伝『...
  • 虎の威
    虎の威 最終更新日 : 2014年08月19日11時14分03秒 【作者】 : とらひと 【舞台】 : 大陸東部、トラの国の辺境領地 【作風】 : ほのぼの シリアス 【注意】 : 少し欝展開 =話数= ==================簡易解説や補足================== =文量= 01話 非エロ「落下と遭遇」 12kb 02話 バラム×チヒロ(未遂) 15kb 03話 イシュ×チヒロ(やや百合) 22kb 04話 トラ♂ゴロツキ×チヒロ(陵辱未遂) 16kb 05話 非エロ「トラの強さ、ヒトの弱さ」 22kb 06話 非エロ「チヒロ、わりと大活躍するの巻」 40kb 07話 非エロ「日常、と見せかけて三角関係」 29kb 08話 チヒロ×アカブ 37kb 09話 非エロ「なんとなくほのぼの」 21kb 10話 アカブ×チヒロ 28kb 11話 ...
  • 太陽と月と星07
    太陽と月と星がある 第七話   「ホワイトデーとは、バレンタインデーのお返しをする日です」  私の言葉をガン無視し、御主人様は手酌でお酒をのみまくっています。  この呑んだくれ。  心の中でぼやいても伝わるはずもなく、もう一度言ってみます。 「バレンタインデーのお返しする日ですよ」 「空だぞ」  無視ですか。  大切な事だから二度言ったのに。  御主人様はヘビのマダラ?です。下半身は蛇ですが。  ごつくてカッコイイ鱗のいかつくて長い尻尾をお持ちで、十代後半位の幼さが残る整った顔に暗褐色の瞳。  ターバンを巻いて黙っている姿は、遺跡とかにある彫刻を連想させます。  いや、こんなのはどうでもいい。  とにかく、御主人様はマダラだから多分もてる。  あえて言わないけど、もててるに違いない。  バレンタインデーは渋面で無言だったから、閉口するほどプレゼントを貰ったに違いない。  と、私は確信して...
  • 次スレテンプレート
    次スレテンプレートです。 ※1 InternetExplorerで表示させている場合、 コピーすると改行が増えてしまうことがあるようです。 貼り付け時に、一度メモ帳などにコピーして改行を確認するよう注意してください。 ※2 このWikiの対SPAM機能の都合、URLは全て先頭h抜きになっています。 投稿時、必要そうなところにはhを付けて下さい。 たぶんwikiとかはh付けて平気 ※3 保管庫アドレス、避難所スレ、前スレは修正済み。ろだの「非常用」も外しました。 猫耳少女と召使いの物語19 ここは人間の住む世界とはちょっと違う、ケモノ達の住む世界です。 周りを見渡せば、そこらじゅうに猫耳・犬耳・etc。 一方人間はというと、時々人間界から迷い込んで(落ちて)来る程度で数も少なく、 希少価値も高い事から、貴族の召使いとして重宝がられる事が...
  • 岩と森の国ものがたり
    岩と森の国ものがたり 最終更新日 : 2009年12月02日00時15分06秒 【作者】 : カモシカ担当 【舞台】 : 大陸西部、カモシカの国全域 【作風】 : インカ風 らぶらぶ でれでれ どろどろ 燃え戦闘 シビア 近代兵器有 【注意】 : 属性多様。虫、鬼畜、触手、愛憎劇が所々に。 =話数= ==================簡易解説や補足================== =文量= -- グランダウス編(嵐の前の静けさ) -- 01話 リシェル×レーマ 17KB 02話 レーマ×アンシェル 21KB 03話 レーマ×アンシェル 21KB -- 白のピラミッド編(内乱勃発) -- 04話 「グランダウス脱出」 レーマ×リシェル レーマ×アルナ(虫) 50KB 05話 ナオト×女王様(触手&陵辱) レーマ&リシェル×アンシェル(複数プレイ) 33KB 0...
  • プラグイン/ニュース
    ニュース @wikiのwikiモードでは #news(興味のある単語) と入力することで、あるキーワードに関連するニュース一覧を表示することができます 詳しくはこちらをご覧ください。 =>http //atwiki.jp/guide/17_174_ja.html たとえば、#news(wiki)と入力すると以下のように表示されます。 【グランサガ】リセマラ当たりランキング - グランサガ攻略wiki - Gamerch(ゲーマチ) マニュアル作成に便利な「画像編集」機能を提供開始! - ナレッジ共有・社内wikiツール「NotePM」 (2021年12月6日) - エキサイトニュース マニュアル作成に便利な「画像編集」機能を提供開始! - ナレッジ共有・社内wikiツール「NotePM」 - PR TIMES 「Wiki」創設者のPC 競売に - ...
  • プレゼントボックス
    プレゼントボックス 「クーちゃん、クーちゃん!!」 「いだだだだ、ええい乗るな!!毛引っ張るな!!」 「なークーちゃん、ほんとにきぐるみじゃないのか?」 「本物だよ!ていうか偽者ってなんだよ!うわ、わ、首引っ張んな!!!いで、ででで」 「クーちゃんおなか空いたー」 「だから今作ってるだろうが、ちょっとはガマンしろっ!!って、あっ、バカっ、鍋に触るなっ」 「クーちゃん、おしっこー」 「廊下出て右!!」 クーちゃん、つまり俺だが、ていうか俺の名前はクーちゃんじゃないんだが、とにかくまあ俺の家の中は大惨事の様相になっていた。 あれもこれもそれというのも、さっきから俺にまとわりつくまだ幼いヒト、ヒト、ヒト…数えるのも煩わしい。確か15、6匹はいた。いや、20匹か? 「クーちゃんあそんでー」 「ねえ、クーちゃん、クーちゃん」 「クーちゃん」 「クーちゃぁーん」 「クーちゃんってばあ」 「…どいつも...
  • いつか少女が夢見たように
    いつか少女が夢見たように 「ご主人様、お話があります」 「なんだいお前、藪から棒に」  ベッドの上に正座して切り出した私に、ご主人様が目を丸くなさいました。  私のご主人様は大変お優しい方です。  見た目は黒と白の毛並みに金色の瞳も大層鋭い、泣く子も黙る強面のイヌ男性ではありますが、 ヒト娼館にて病に冒された私をわざわざ身請けし、心身ともに健康を取り戻すまで親身に面倒を見てくださった聖人君子のような方なのでございます。  そのような慈愛に溢れたお方が、こんなヒト風情の手をとって「一緒になってくれ」と仰ってくださった時には正しく天にも昇るような心地がいたしました。  以来数年、時には取るに足らない諍いもいたしましたが、あるいは人間同士ヒト同士よりも仲睦まじい夫婦でいられたことと思います。  だからこそ、我慢ならない事がございます。  所詮は内縁の夫婦ではありますが、それでも月日を積み重ね今...
  • シー・ユー・レイター・アリゲイター05
    RRRRRR... RRRRRR......  『…………はいもしもし』  『やあ、僕だよ』  『ああ、なんだエルヴィンか……』  『何それ、ちょっと失礼じゃない?』  『いや、むしろ安心した。お前で良かったとも思ってるさ。   ……そろそろ、だからな』  『……そっか。なるほど。大変だね』  『こればっかりはいつまで経っても、……慣れねえな』  『応援はしてるよ。それで? 手紙は?』  『ああ、あれな。……助かったよ。ありがとな。ちょっと癪だが』  『ふふん、これからの君たちには絶対必要になると思ってたからねえ』  『そこまでして、アマネを押しつけたかったのか?』  『ん? 別にい? でも、いいプレゼントにはなったでしょ?』  『まだわからんよ』  『まだわかんないんだ? 頭かったいな、もう』  『あいつに、なんかあんのか?』  『疑りすぎだよ、...
  • 羊と犬とタイプライター/バレンタインネタ
    犬と羊とタイプライター/バレンタイン   「脱いでほしいっす。全裸で」 「…………。……。べつにいいけど。そういう店だし。でも来るなり真っ先にってのは、 新しいパターンね。で、その鍋と大量のチョコレートは何?」 「チョコレートはチョコレートっす。鍋で溶かすっす。準備万端っす。  今日はバレンタインっすよ! 知らないっすか? なにおれが教えてあげるっす。  年に一回、恋人で型をとった1/1スケールの女体チョコをつくる日っす」 「……………。ヤケドしそうね」 「おれたちの仲はいつでもアツアツっすよ!」 「じゃあ私も欲しいんだけど。先に、あんたので」 「いいっすよ! おれのいないときに大事にしゃぶってほしいっす!」 「湯煎用にもうひとつ小さい鍋か、ボウルを買ってきて。あとそれから、 型とってる間はちょっと熱いと思うわ」 「愛のためなら我慢も必要っす!」 「たまにだけど、私あんたの愛が重いわ。べつ...
  • シー・ユー・レイター・アリゲイター01
       RRRRRR... RRRRRR......  『はいもしもし』  『やあ、僕だけど、元気?』  『まったく、どちら様が何様のつもりだ』  『なあに? まさか、わざわざ、僕と君の友情の間にイチイチ名乗りが必要だとでも?』  『電話をかけたらまず名乗る。ご両親には教わらなかったか?』  『ははっ、生憎と父に教わったのは帝王学くらいのもんでね』  『これだから貴族サマは!』  『ああでも、メアリには言われた気がするかも』  『誰だよそれ』  『乳母、かな。何度か話したこともあると思うな』  『乳母、ねえ。乳母。乳母! これだから貴族サマは!   ていうか、教わってるだろ。ほら、ちゃんと名乗る名乗る!! 最初っからやり直すぞ。   はいもしもし』  『ああでもね、メアリが言うには、   “電話に出たらまずもしもし、その次に自分から名乗って、最後にどなたか尋ねなさい”   だってさ』  『...
  • 虹絹の乙女達02
    虹絹の乙女達 第2話 ~ロナとアズキとガルフィスと~      昨夜の色事から一夜、俺のアズキと呼ばれて奴隷&ノアの兄生活が始まった。 とりあえずハダカで横に寝そべっていた銀髪ヘアバンセミロング、全身に赤茶の 幾何学模様なイレズミが入ったご主人様、エロネコのカナに毛布をかけたら、 案外かわいい寝顔だったのでなんとなしに鼻先を突付いてみた。    …起きてた。引っかかれた。    悔しいから、昨夜の痴態を詳細に語ってみたら、    …気に障ったらしい。殴られた。    あれはノアの淫毒で理性が飛んでいたから甘えてしまったが、普段はもうすごい らしい。支配的な意味で。そこらへんの意味は、後々に分かるであろう。  昨日は闇夜に浮かんだ輪郭しか見えなかったが、カナの肌は健康少女的な小麦色だった。 ワイルドで白髪健康少女か。悪くないね。と誉めたら、    …照れ隠しに、首絞められた。    とりあ...
  • 最高で最低の奴隷06
    最高で最低の奴隷Ⅱ 下劣な金儲け 第3話     「―――何やってんのご主人様?」 翌日、セリスは未だに自室でへたり込む主の姿を見て怪訝な顔になった。 とうの昔に麻薬の効果は切れているはずなのだが、 「は、話が違うじゃない。全然痺れが取れないわよ」 「え、そんなはずないけど」 「実際そうなのよ!!」 「う~ん」 セリスは可愛く小首を傾げて考える。 薬の調合は完璧なはずだった。 さすがのセリスも主にいい加減な物を飲ませる訳にも行かず、何度も組成を確認しているため、そうそう間違いが起こるはずもない。 「……………あ」 「何? 何なの?! 一体どうしたの?」 あまりにも呆然としたセリスの表情に、ミリアは思いっきり不安になった。 「よく考えたら、この麻薬って人間用だったんだよね。通りで効果が消えないはずだ。ご主人様って人じゃないもんね」 「そ、それだとどうなるの?」 「ま、効果は変わらないんだけど...
  • 雪見おおかみ
     初めて会った時の事は今でもよく憶えている。  俺の見知った森という地形とは何処か雰囲気が違う森。その中で学年が変わる前の小学校の教室によく放置されているボロ雑巾の様な有様で転がっていた俺の前に、そいつは何時の間にか立っていた。一瞬幽霊かと思ってビクッとしたのは一生の秘密にしとく。  年の頃は俺より少し上くらいだろうか。見た目的には成人してるかそれより手前か、そんな感じだ。少なくとも当時の俺の視覚はそう判断した。  登場の仕方に対する驚きが収まってみれば、次に目についたのはその頭部――髪の毛であ る。真っ白と、それ以外に表現しようが無いのだ。本当に白い。凄く白い。その時の俺は 『驚 き の 白 さ』を生まれて初めてかつこれ以上無く正しく使用した。  木々が生い茂り森の中は生命にこそ溢れているが、だからこそ清潔感というモノとはとんと無縁だ。その中で汚れの見...
  • 黄金の風01
    黄金の風 第1話   「――あれ?」 ゆっくりと周りを見回し、自分の事を思い出す。 えっと、今日学校でテストやって、帰りに友達とゲーセン寄って、家で寝てたら地震が来て、 エアコンが落ちてきて――んん? 此処はどこだ・・・? 俺のはなんでこんなところに・・・? 辺りは見回すばかり草原だ。どこまでも続く緑の絨毯のように見える。 空は赤く染まり始めている・・・夕方らしい。 「こんな場所うちの近くにないよなぁ・・・」 周りには誰もおらず、ただ風で揺れる雑草のみ。 このまま突っ立ってても仕方がない・・・歩こう。 そう思い一歩を踏みしめた時、少し離れた場所の草が揺れた。 吃驚して良く目を凝らすと、金色の何かがチラッと見えた。 その謎の金色の物体は一直線にこちらに向かってくる。 「・・・なっ・・・」 金色の物体は二本足で立ち上がった。立ち上がった正体は・・・豹だった。 ただの豹ではなく、人の形をしていた...
  • 俺の同僚がメスヒトを飼い始めたらしい(ry)
    【俺の同僚がメスヒトを飼い始めたらしい(ry) ……お前らもうくっつけよ。】 俺の同僚がメスヒトを飼い始めたらしい。  堅物なあいつがヒトをねぇ……なんて思いながら興味半分で俺は就業直後を狙って同僚に話しかけてみた。  「よっ、グリード! お前最近メスヒトを飼い始めたんだって?」  「……よく知ってるね。ああそうだよ、拾ったんだ」  「へぇ、拾ったってことはお前、落ち物かよ! ヒトって買ったら高けぇもんな。羨ましいなぁ! どんなメスヒトなんだ?」  「ジョシコーセーで、年は16歳だってさ。名前は……忘れた」  「メスヒトって言ったら妊娠しねーオナホみたいなもんだろ。じゃあ毎日ヤリまくりで楽しいだろうなぁ」  「そんなことしないよ。抱いたら食欲失せるじゃない」  「は? 食欲? ……あぁ、性的にってことか?」  「違うよ。ヒト肉って食べたことない? コリコリとしてて珍味で美味しいんだよ」 ...
  • シューティングゲーム小ネタ
    シューティングゲーム小ネタ Sky Forever Story太古、 落ち物 の技術と魔法により高度な文明を築いていたトリたちがいた。 彼らは星々の輝きさえ自らの手に収めていたが、 しかし、ヘビとの大戦争の末に衰退し、滅んでしまう。 そして、この世界のどこかには、彼らが残した主無き沃野が今も広がっている。 それは、鳥たちの間に伝わる神話の一節。 隠れ里に住み、自らの存在をひたすらに隠しつづけるトリの一族。 滅びた文明の末裔として、斜陽だが平穏な日々を過ごす彼ら。 だが、その平穏を脅かすものがあった。 太古のテクノロジーを求め、失われた沃野への道を探る組織 ヘカトンケイレス その手が、ついに隠れ里にまで届き始めたのだ。 そして、 エンシェント・フォール の再来。 役者が揃い、情勢は一変し、事態は加速を始める―― Sky Forever ――空よ、果つることなかれ――Opening ―...
  • シー・ユー・レイター・アリゲイター03
    RRRRRR... RRRRRR......  『はい、もしもし』  『もしもし。こちら外壁塗装をやってる者ニャ。屋根とか、壁とか塗装するご予定はありますかニャ?』  『いえ、ありませんが――』  『そうかニャそうかニャ。じゃ、お宅、築何年ニャ?』  『あ、えっと、すみません、ちょっとわからないんですが――』  『なるほどニャ。見た感じでどういう感じニャ? 煤けてきてる感じかニャ? ひび割れとかもあっちゃったりも?』  『見てこないとなんともいえま――』  『ふむふむそれは困ったニャ。ところでどうでしょ。うちで屋根の塗装とかやらないかニャ?』  『ですから、やりま――』  『案外気づいてないところから老朽化が進んでるニャ。屋根なんか特にそうニャ。雨漏りは突然くるのニャ!   ここで屋根の塗り直しをしておくと、そういうのにも気づけるニャ! こっちから先手を打つの...
  • 触手モノ
    猫の国の奴隷市場。 毎日数々のヒト奴隷が高額で売買されているそこで、一風変わったショーが行われていた。   周囲を円く壁で覆われた円筒状の場所。 一見すると闘技場のように見えるが、そこはずいぶんと狭く、直径10メートル程度である。   その真ん中に双子の少女がいた。   二人とも、粗末な貫頭衣を腰紐で結んだだけの姿で、肩や太ももがむき出しになっている。 幼さが残りながらも健康的な体はなかなかの上物であるとうかがわせる。   双子のうち、片方は先ほどから、ここから出せー!出せー!と騒いでおり、なかなか気の強そうな娘である。 もう片方は、目に涙を浮かべながら、へたり込み、気の強い娘の服の裾を力なくつかんでいる。   気の強いほうが双子の姉、弱いほうが妹といったところだろうか。   その、小型の闘技場にある程度の客が集まったとき、何か大きな塊が放り込まれた。 それは、ぬらぬらと粘液の光沢がある緑...
  • やけ買いなんかするもんじゃない
    やけ買いなんかするもんじゃない  ----*** 1・やけ買いなんかするもんじゃない ***---- 「ごしゅじんさまー。ごしゅじんー。あるじー。マスター。おーい」 「だー! うるさい、暇なら先に寝てろ! ……っひいいいい」  背中の毛がわさわさ一気に立った。ついでに裏声を出してしまった。いきなり後ろから耳にやわやわ噛みついたヤツがそのままの位置でうひひ、と笑うものだから、その息の圧力がまた耳にかかって首筋の毛まで立った。細い指が視界の隅に入ったかと思うと今度は 目元をマッサージされた。 「目の上ひげー。目の上ひげー」 「引っ張るなー! 頼む、邪魔しないでくれ、明日朝まで最低これだけは書類作っとかなきゃいけないんだよう……」  俺、なんでこんなの買っちゃったんだろう。  窓と戸を開け放ったままゆっくりと裏通りを進む馬車があった。中に詰めこまれたヒトメス奴隷の一人と目が合った。俺はその直前...
  • 太陽と月と星05
    太陽と月と星がある 第五話        目を開いて現状を把握、目の前には長くて黒い爬虫類の尻尾とテーブルの足。床が冷たい。  今日は叫ばなかった。大丈夫。 「オイ、どうしたんだ。冗談のつもりか?」  頭上から降ってきた声に取り合えず、問い返す。 「寝ていたんですか?私?」  上から覗き込んでくる御主人様に訊ねると、一瞬気まずそうな表情になり―――ああ、こんな顔も出来るのかぁ―――  頭を動かすと髪がばっさりきたので、テーブルの下から這い出て髪留めを探すも見つからず… 「ほら」  御主人様が何で髪留め持っているんだろ。拾ってくれたのですか 「お前、顔青いぞ。大丈夫なのか」 「さぁ……」  私が首を傾げると、御主人様が噛み付きそうな表情になってしまった。 「自分の体だろうが!何を寝惚けた事を言ってるんだ!!」         そういえば、そんな事も     立ち上がったら視界が暗くなった。 ...
  • 日記ネタ
    ***ベリルとリュナの場合*** ベリル「そう言えばリュナちゃんって筆不精よね」 リュナ「筆不精って言うな。だいたいこの国じゃ、筆まめになろうにも紙自体が貴重品なんだ」 ベリル「あれ、そうだったんだ」 リュナ「公用文書には使われてるからベリルには実感ないだろうけど、一般にはまるで普及してない。輸入頼りだから、はっきり言って高い。いまだに羊皮紙が現役で使われてる」 ベリル「ああ、そういえばミスティも紙貿易やってたわね」 リュナ「そもそも、あいつがふっかけてるのが諸悪の根元だ。……あいつがもう少し良心的な値をつけてたら、何が悲しくて自分とこ荘園の農地三割使ってミツマタ育てる必要があるんだ。」 ベリル「……ちょっと待って」 リュナ「ん?」 ベリル「その栽培したミツマタ、自分で使うより猫井や政府筋に売ってお金にしてる方が多いってのはどういうこと? しかも、明らかに換金目的と言うか、荘園の出荷作物中...
  • シー・ユー・レイター・アリゲイター02
    RRRRRR... RRRRRR......  『はいもしもし』  『やあ、僕だよ』  『なんだよ、昨日の今日じゃないか』  『まあね。やっぱり、多少は気になっちゃってさ』  『心配なら最初っから寄越さなきゃいいじゃねえか』  『それでさ、昨晩はお楽しみでしたか?』  『あん?』  『お楽しみでしたか?』  『残念だったなあ、エルヴィン。   お前は、おれが飢えた獣のように、すーぐ手ェ出すとでも思ってたわけなんだな。   ところがどっこい、別になーんにもしちゃいないぜ? 残念だったなあ。はっはっは』  『お楽しみじゃなかったんだね』  『そう言っている』  『そっか。…………ふふ、ふふふははははは!』  『電話口だぞ。あんま大声で笑うなって』  『あははははごめんごめん!   なーんだ、なんにもしてないの? もったいない!   どうせ我慢できずに...
  • The snake under the bed
    The snake under the bed      そこまで広くはないマンションの一室でも、いざ徹底的に掃除してみようとすると結構大変です。最後に残しておいたベッドの下から這い出ると、時計の針はもうそろそろご主人様が帰ってくる時間にさしかかろうとしていました。そういえば外ももう真っ暗で、窓からは猫の国らしく帰宅を急ぐ様々な人種のサラリーマンが見えます。  ……噂をすると影が差す、ドアの音から察するにご主人様が帰ってきたようです。私は乱れた髪を手櫛で軽く整えると、玄関へお迎えに行きました。  私が玄関に着くと、タイミングを計ったようにドアが開いて、 「きゃっ」  ご主人様が私に倒れかかってきて、私を抱いたまま空中で回転して下になって、そのまま床に頭をぶつけて気絶しました。  ……何を言っているのか分からないと思いますが私自身もまだよく事態を飲み込めていません。申し訳ありませんが何...
  • カラス02
        目覚めた俺は、勢い良く体を起こすと、真っ先に頬をつねった。 「いてっ」 鋭い痛みに思わず声が出る。間違いない、夢から覚めたのだ。安心して、またベッドに寝ころぶ。 晴れて、あの黒い翼を持った女は、俺の頭の中で、密かに死んでゆく記憶となったのだ。 「ふぅーっ」 息を吐き出し、体中の力を抜く。あの女、おっマス(おっぱいマイスター)である俺の夢にしては、やけに胸が小さかった。夢というものは、必ずしも欲望を映す訳ではない、という事を再確認させてくれる。 夢中で受けた肘鉄の痛みを思い出し、少し身震いをして、同時に部屋の気温に気付く。静かだし、寒いのだ。昨日の夜、加湿器と暖房、どちらも付けた筈なのに。 違和感を覚えて、再度起き上がり、左右を見る。 ベッドの右側は、窓で、青白さを持った斜陽が差し込む。朝なのだろう。左側は、俺の部屋とは似つかぬ景色だった。 「……えっ」 何もかも違う。まず、俺はベ...
  • 万獣の詩外伝03
    万獣の詩外伝 MONOGURUI 003     「ラスキ、ラスキ。ラスキはおるか」  うららかな陽光の中、その日も『局長』はぽふぽふと両手を叩いた。  時節は四月。  気温もぬくめいてきて、王都の街路も雪残り僅かになり始めた時分である。  そんな雪融けの最中にあって、彼女は同様の所作何度か繰り返すと、  やがて傍にあった小筒を手に取り「ぴすー」と息を吹き込む。    ――こは犬笛と申すべきもの。   「ラスキエルト、ここに推参」  ほどなく音を立てずも足早に、一匹のイヌが局長室の床へと片膝をついた。  半折れの耳に、毛質の柔らかくも豊かな長毛、  にも関わらずキッチリと着込んだ背広が、暑苦しくも折り目正しい印象を周囲に与える。  細く突き出た顎に優しげな瞳は、どこか女性的な優美さと気品を感じさせ、  なれどその中身もまた決してそのような外見を裏切るものではない。  ……事実イヌの耳には黒...
  • こっちをむいてよ!! ご主人様09
    こっちをむいてよ!! ご主人様 第9話     夜になっても雨はまだ降っていた。雪にならないのが不思議なほどの年末の冷たい 雨は、銀の刃のような煌きをこのダウンタウンの裏通りにも平等に振りまいている。 閉店時間のない裏通りの怪しげな店も今日はどこもが早仕舞いしてしまったらしく ネコの子一人いない。いや、よく見れば路地裏や、物陰の奥いたるところからピカリと 光る一対の目が見えるであろう。そんな物騒な通りに誰か歩いてきた・・・   「ルルー・・・ララララ・・・」 乱雑、そして薄汚れた通りに、場違いなほどの華やかなハミングが流れる。歩いて きたのは女。高級そうなドレスに大きな白い雨傘。表情はその雨傘で遮られて見え ないが、ハミングに合わせてくるくるとゆっくり傘が回る。暗がりの中白い傘が ふっと浮き上がって見えた。 「ララ・・・ラララララララ・・・」 ことさらゆっくり歩く女。このようなスラムに最も...
  • ウサギと仮装道具でないほうの鼻眼鏡
    ウサギと仮装道具でないほうの鼻眼鏡 どうも、由里です。 今現在私はウサギに立ちバックされています。 どうしてこのような状況になっているのはご説明したいのですが、この淫乱ウサギが絶妙に焦らしてきてそれどころではないので、しばらくお待ちください。 ……あーすいません。気絶してました。 あらためまして、由里です。 こっちでは伸ばしてユーリと呼ばれることが多いです。このほうが発音しやすいらしいです。 それでどうしてこんなウサギの家にいるかというと、長い話になるのですが……。 私がネコの国に落下したのは六ヶ月前です。あのときのことはまあ、言うまでもありませんね。 落ちてしばらくは一般的なヒトのたどる道をたどりました。 ただ、その中で私がほかのヒトと違ったことがひとつだけあります。 そう、すごい近視なんですよ。私。 落っこちたときに眼鏡を壊したので、状況を把握できずに困りました。 それが私を拾ったク...
  • ある研究者のエッセイ
    猫井技研第3研究部部長 シアン・アビシニア それが私の肩書き。 うちの第3研究部は、生体、生命などのことを扱うので3研の他に生研、またはバイオ研とも呼ばれているが、その筆頭を任されているのだ。 ちなみに私の補佐(副部長)についているのは私の恋人兼召使でもあるカワカミ ハヤトだ。 ハヤトは普通いいように扱われないヒトなのに、なぜこの役職に就いているか疑問に思う人がいるかもしれない。不思議だと思ったが、この提案を会社のトップはOKしてくれた。 ハヤトが“向こう”で研究者だった(らしい)というのと、実際にハヤトの持ってきてくれた知識やアイデアなどが研究の役に立ったのが大きかった、ということになっている。 今やっているのは、ヒトと獣人の子供を作れないか?ということ。 世界中探しても少ししかいないヒトは、その多くの場合、奴隷に等しい扱いを受けるけれど、その中にはヒトと獣人のカップルも存在...
  • こちむい外伝 出会い編01
    こっちをむいてよ!! ご主人様 0 第1話      早春の野原。まだ盛りではないが、ちらほらとスミレに似た花が顔を出している。 しかし、まだまだ原っぱは圧倒的に緑の部分が多い。この時期に似合わないほどの 陽気はぽかぽかと草原を暖めて、風がサラサラと吹けば緑の波がうねり、甘い春の 匂いが野原に満ちた。  そんな野原を『きゃっきゃっ』と黄色い声をあげて駆け回っているのは20名程の 幼年学校のチビ猫たち。遠足なのか側には大きな馬車。担任の先生を引っ張り出して 遊ぶのは鬼ごっこなのだろうか。今日の課題の写生を終えたチビッコの遊びに対する パワーは先生を仲間にするだけでは飽きたらず、王室奉仕活動の一環として駆り 出されている護衛役のネコ姫さまも仲間に加えようとしている。  恐縮している若い女教師をよそにチビッコ達は御車台のネコ姫様の手を引張る。 どうやら幼い自分達と姿形が似ているこのネコ姫様に親近...
  • 虹絹の乙女達外伝01
    虹絹の乙女達 外伝1 ~ジャカジャカ~      日が昇り、寒く暗い夜も陽気な朝へと変わりつつある。 俺は麻布のシャツの上に岩竜のなめし皮のコートを着込んで、 よくわからない生物が吐いた糸らしいジーンズで寒気を防ぐ。 朝食の準備をしている。    全く、ご主人達はいつもサカナだ。 いや、ネコだからそれが普通なのだが… 野菜食いてぇ。雑草じゃなくって!!    飯盒の中身が出来上がったことを確認して、 一つずつ降ろしていく。6人分作ってるんだよな?俺、六人分作ってるんだよな? だけどなぁーんで飯盒が20個無いと間に合わないかって? ご主人達は戦闘能力だけじゃなくって食欲も規格外なんだよ。 キメラだから組織が崩れやすいため多く食って新陳代謝に間に合わせるとか何とか、 小難しいこと言うが要は俺の仕事が増えることに代わりは無い。   「うにゅー…はぅ。おにーちゃん、おはよー…」  おお、我が心のオ...
  • 黄金の風02
    黄金の風 第2話   「タケル~、石けんとって~」 「はい、どうぞ」 だいぶ磨り減った石けんを渡すと、ミレイユ様はタオルにゴシゴシと押し付けた。 この世界に洗濯機などは、ない。そのため、洗濯はタライと洗濯板を使った昔ながらの方法で。 これが俺に与えられた2番目の仕事、城内全ての者の汚れ物の洗濯だ。 1番目の仕事は・・・・・・ 『ま、後1ヶ月くらい調教すれば、私を満足させられるな』 ・・・・・・一ヵ月後には俺、クレア様を満足できる体に調教されてしまうのだろうか? それより、今は今に目を向けなければ・・・ 後ろを振り返り、洗濯物の山を見てみる。まだ俺の身長より高い・・・ 「ミレイユ様・・・やっぱり二人だけでは無理が・・・」 「はい、口より手を動かしなさ~い」 「は、はい・・・でも」 「手~~」 血走った目で睨みつける。やばい、マジだ。しかも良く見ると爪が石けんに突き刺さってる。 別の石けんを手...
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