■オープニングフェイズ1:麗しき同僚
シーンプレイヤー:カーレイ・グラフヴェルズ 登場難度:不可
GM:ではブライト・ナイト第2回、はじまりはじまりー。
一同:ぱちぱちぱちー。
ジョシュア島での出来事から一週間が過ぎていた。
情報収集等でしばらく船を離れていたカーレイだが、特に危険もなく港に停泊中のホワイトスネイクへ合流できた。
そこには、久しぶりに一緒の任務に就く事になったクラリスが居た。
カーレイ:むぅ、どんな人?
GM:彼女は医療担当者でカーレイとも面識があり、何度か世話になっている。
女神のような人でG=M社内でも非常に人気が高く、わざとケガをしたり病気のふりをして彼女の看護を受ける人もいるくらい。
カーレイ:G=M社のアイドルみたいな人か。
GM:で、そんな事を思い出してると船内でばったり出くわした。 「(満面の笑みで)あ、お久しぶりですねー、カーレイさん」
カーレイ:「久しぶりですね、クラリスさん」
GM/クラリス:「私もG=M社の人間ですから、何かお手伝いできることがあったらとこの任務に就かせていただきました。
任務が終わるまではご同行させていただきます」
彼女は非戦闘員ですが、新兵器であるAGの搭乗者に対する心身の負荷等、運用のためのデータ収集を任務として乗船したそうです。
カーレイ:「わかりました。 とりあえず任務がスムーズに運べば何も危険はないと思いますよ」
ウィル:おたずねものと知り合いの“クラリス”とな……攫われるな(笑)
カーク:攫われますねー。
イヴ:8割方。
カーレイ:地下室の亡者を代表して奪い返しにいくのか(笑)
GM/クラリス:「で、これはウォン部長から預かった書類です。 あとで目を通して置いてください」と、封筒を渡す。
カーレイ:「わかりました」と受け取ろう。
GM/クラリス:「では、私は船長に挨拶があるので……カーレイさん、頑張りましょうね~」と笑顔で手をぶんぶん振りながら去っていく。
カーレイ:こちらも軽く笑顔で手を振り返して……封筒の中身でも確認するか。
GM:書類の中身を要約すると「今回の任務はゲイルという海賊に補給物資を渡す事。 帝国海軍の動きが活発なので要注意」といった具合。
カーレイ:無言で溜め息をつく。 「ああは言ったものの、間違いなく問題が起きそうですね、これは」
GM:で、溜息をついたカーレイの後ろから何か声が聞こえる。 「あいつ誰?」「クラリスちゃんの何なんだ!? 親しそうにしていたぞ」「どこの奴だ、調べ上げろ!」
ウィル:早速問題が!(笑)
カーレイ:……再度、無言で溜め息をつく。
GM:で、「クエスト:クラリスを助ける」を渡してシーンエンド。
カーレイ:なんかクエストからしてもうアレだっ!?(一同爆笑)
イヴ:ピンチになるって宣言されてるし。
■オープニングフェイズ2:共同戦線
シーンプレイヤー:ウィル・ケアリー 登場難度:全員登場
一同は次の作戦に向けての、ミーティングに参加している。
集まった面々を前に、ハンスが今回の作戦に付いての説明を始めた。
カーレイ: ……ハンスって誰ですっけか。
GM:初登場なんですが、ハンスはプリムローズの指導者というかいちばんえらいひと。
イヴ:「次の作戦?」
カーク:「って、何ですか? この海のど真ん中で……」というか、乗ってたのかよハンス!!
GM:まだ船は港に停泊中と思ってくれ。 ハンスは任務を伝えたらすぐ船を降りて別の作戦を指揮する予定だ。
ウィル:「……」椅子に座って大人しくしてよう。
GM:ハンスは海図を指しつつ
「今回の作戦はプリムローズの協力者である海賊ゲイルの元に、G=M社から供給された補給物資を運ぶことだ」と。
イヴ:「補給物資の量は?」
カーク:「というか、中身は一体何なんですか?」
GM/ハンス:「相手が、物資の受け渡しを海上で行なう事を要求しているのでな、そんなに多くはない。
荷は主に食料……肉をリクエストしてるな。 後は雑貨品か。
今回は先方が『陸で受け渡しをしたら海賊でなくなる』というわけのわからん言い分をしているので、このような形になった」
カーレイ:「………」
ウィル:「……ゲイルらしい。 名前の通り落ち着きの無い奴だ」
カーク:「知ってるんですか、ウィルさん?」
ウィル:「まあ、古い知り合いだ」と言ってるが、ゲイルとの互いの立ち位置どんなんかわかってない(笑)
カーク:「そうなんですか……」どんな人だろうと色々と想像してたり。
GM/ハンス:「敵と遭遇戦に入った場合、戦火は甚大になるだろう。 それでも皆の力を合わせればきっと乗り越えられるはずだ。 ぜひとも頑張って欲しい」
カーレイ:「帝国海軍に注意が必要ですね」
カーク:「遭遇戦前提なんですか!?(汗)」
ウィル:「落ち着け、カーク。 運ぶのが食料に雑貨なら誤魔化しようもあるさ」
カーク:「は、はい」
イヴ:「……予想される敵戦力は?」
ルシャ:「すやすや」
GM/ハンス:「戦艦一隻程度なら足で撒く事も不可能ではないんだが……」ちらり、とルシャを見る。
カーク:「(小声で)ル、ルシャちゃん、起きてっ。 ハンスさんが冷たい目で見てるっ(汗)」
ルシャ:「むにゃ……あさごはんですかぁ」
イヴ:すちゃ、と“はたき”を構えます。
はたき、と言ってもメイス相当品である。
カーク:「わぁっ、ルシャちゃん、早く起きてーっ(汗)」
GM/ハンス:そちらは無視して。 「数で包囲された場合は、どれだけの戦力を相手にする事になるか解らん」
イヴ:……考え直して“はたき”をしまいます。 そして、海図をざっと眺める。
カーレイ:「どちらにしろ見つからない事を祈るばかりですか」
GM/ハンス:「従って、今回の任務は夜間にこっそり行なう予定だ。 帝国戦艦の哨戒スケジュールはカーレイ君がおさえて来てくれたから安心してくれ」
イヴ:「つまり、不意の遭遇戦があった場合はなんらかのトラブルがあったとみなしたほうがよい、と?」
GM/ハンス:「そう言うことだ。 その時は君たちに頑張ってもらうほかない」
ウィル:「ま、海の上の事は本職に任せるしか無いしな。 俺達は保険か」
イヴ:「海戦ではあまりお役に立つこともないでしょうが」と言いつつ毎晩、怪光を発しつつ鮫退治とかしてそうだな、私。
ルシャ:「くぅ」とカークにもたれかかる。
カーク:「わわわわっ」……もう、会議に集中してないや、年下2人は(笑)
GM/ハンス:「……そこ、人がマジメに話してる隙にラブコメしないように」(笑)
カーク:「ら、らぶこめって何ですかぁーっ!? ほら、ルシャちゃん起きてっ」
カーレイ:「まぁまぁ。 若いうちにラブコメするのは悪い事では無いでしょう」(笑)
イヴ:「おぼっちゃま、エロスもほどほどに。 過ぎるとバカになります」
ウィル:「クックックック……カーク、お前さん大物になるぜ」
カーク:「だーかーらーっ(汗)」
ルシャ:「すぅ」
ゲイルには昔、色々と世話になった。 無事補給物資を届け、少しでも彼を助けてやろう。
ウィルはそう思いつつも、彼とまた酒を飲み交わすことを考えていた。
GM:と、ウィルに「クエスト:補給物資をゲイルに届ける」を渡してシーンエンド。
ウィル:らじゃ。
カーク:……なんかシーンプレイヤー略奪してしまったような気がします(汗)
GM:まったくだ(笑)
ルシャ:うぬ、ですなぁ。
カーク:あうあう(汗)
■オープニングフェイズ3:新しい絆
シーンプレイヤー:カーク・シュタゥク 登場難度:不可
ホワイトスネイクに乗って一週間。
カークはウィルに操縦技術を教わったりイヴに勉学を教わったりカーレイに酒や煙草を教わったりと忙しい日々を送っていた。
カーレイ:なんか私だけ違うんだが(笑)
カーク:「酒と煙草は僕には無理だなぁ……」一口で倒れ、一口でむせて無理だった(笑)
GM:いや、なんとなくカーレイが飲んでるのを見てるカークに「……飲みます?」とか言い出しそうな、勝手なイメージが(笑)
カーレイ:言うかもしれん。
ウィル:わしでも言うな(笑)
GM:まあ、ともかく。
今はホワイトスネイクの格納庫で、新たに乗り込んできたプリムローズの整備員やらとアームドギアのメンテナンス兼調査を行なっている。
製作者のマーカスはもういないし、資料なんかも前回の戦闘のどたばたで大半が行方知れず。
そんな理由で、あれから一週間経ってるのに作業は遅々として進んでない。
カーク:「海戦があるとすると、排熱口も一部閉めないといけないんだろうか……」
GM:「水中戦闘自体に対応してないみたいですねー。
コクピットの気密や耐圧を考えると、改装より1から再設計した方が早いかもしれない」と横で整備員が返事する。
カーク:「となると、現状できるのは甲板から援護射撃くらいが精一杯ですかね」
GM:「あちこち増設用のコネクタがあるんで、将来的には飛行ユニットの追加なんか考えてたのでは――」
とか話してると、コクピットハッチの横から少女の顔が覗き込んできます。
「こんにちは、熱心ですね」
カーク:「飛行能力ですか……あ、こんにちは。 どうしたんですか、一体?」
GM:「あなたがカーク・シュタゥクさんですか? 話は兄から聞いてます」
カーク:「えーと、兄って……?」
GM/ソフィー:「あ、自己紹介がまだでしたね。 私はソフィー・ウィルマー。 ハンス・ウィルマーが私の兄です」
カーク:「ハンスさんの妹さんですか……」似てないな、と思う(笑)
GM/ソフィー:「あなたのお父様についても……ごめんなさい、私たちが関わったばかりに」と、その瞳が潤んでいる。
カーク:まぁ、相手が相手だから敬語が抜けない。 「あ、いや、そんな事ないです」
GM:ソフィーはアームドギアの装甲を撫でながら、「このアームドギアに宿ったシャードに、貴方は選ばれたのですね……」と。
カーク:「シャード……って、もしかして君も?」
GM:「ええ、ほら」と、胸元からペンダントを取り出す。 それには勿論シャードが。
カーク:「クエスター、なんですか」クエスターについてもイマイチ実感が沸いてない……はず。
GM:あ、カーク、【理知】判定してくれ。 難易度12。
カーク:うぃ。 期待値より少し高めだが……やれるか。
カーク:# 2D6(2,5) + 4 = 11
GM:惜しいな。
カーク:無理でしたね……。
ウィル:ああっ、理性の飛んだカークがとんでもないことを!(笑)
ルシャ:なるほど。
GM:では、カークの眼は前かがみになってペンダントを見せるソフィーの胸元に夢中に(笑)
カーク:えぇーっ!?(笑)
GM/ソフィー:「ど、どこ見てるんですかカークさんっ!?」と慌てて胸元を隠す。
ルシャ:どこか遠くで「ぴくっ」と。
GM:だが登場判定不可だ(笑)
カーク:「ごくり……あ、ご、ごめんっ!!」咄嗟に目をそらす。
ウィル:……冗談が微妙にかすった(笑)
GM/ソフィー:「もう……と、とにかく、貴方がなぜシャードに選ばれたのか、考えてみてください」と顔を赤らめながら話す。
カーク:「僕が選ばれた理由? ザインにあるのは母さんのシャード……僕が選ばれた訳じゃないと思うんだけど」
GM:ソフィーは「そ、それじゃあ私はこれでっ」と早足で立ち去る。
カーク:「あ……。 何故、僕に母さんのシャードの声が聞こえるか、か」とりあえず自分流に解釈。
GM:シャードに選ばれた、それにはどんな意味があるのだろう?
ということで「クエスト:シャードに選ばれた意味を考える」を渡してシーンエンド。
カーク:うぃ。
■オープニングフェイズ4:託されたもの
シーンプレイヤー:ルシャ・アンブル 登場難度:不可
ルシャは作戦会議の後、部屋でいろいろと考え事をしていた。
今までの出来事、これから起こるだろう出来事、何故指輪を託されたのか。
GM:その中で、作戦会議の時に上がった名前……ゲイル・ヴァルザーと言う名前には。どこか聞き覚えがあった。
ルシャ:指輪を手の中で転がしながら。 「……ゲイルさん、聞き覚えのある名前」
GM:先刻は思い出す事ができなかった。 でもどこか気にかかる。
記憶をたどるルシャに、シャードの意思が流れ込んでくる。 『……巫女よ』
ルシャ:「……」
GM/シャード:『巫女よ、ゲイル・ヴァルザーに会うのだ。 新たなる運命が開けよう』
ルシャ:「それは……どのような運命なのでしょう」
GM/シャード:『……』
ルシャ:「……」
GM/シャード:『……た、多分いいことあるかもよ?』(一同大爆笑)
イヴ:おいっ!(笑)
カーク:いきなりうろんにーっ!?(笑)
ウィル:……うははは(笑)
ルシャ:「なーんやそれ!」(笑)
GM:いかん、随分とフランクな神様になってしまったっ!?
カーク;フレイだかイドゥンだかバルドルだかわからないが……誰だ中に居るのはーっ!?(笑)
ウィル:冗談好きな神様、北欧系だと誰だ……ロキか?(笑)
ルシャ:オーディンあたりかもしれん(笑)
GM:ええいっ、「クエスト:ゲイルと会う」を渡してシーンエンドにするっ!(一同笑)
ルシャ:「すべては古き神々の導きのままに……」やはりギャクキャラの宿命から逃れられんのか(笑)
カーレイ:今のは、シャードのせいな気もしますがな(笑)
カーク:ですねぇ。 噴いた……今のは(汗)
■オープニングフェイズ5:誰がために
シーンプレイヤー:イヴ=サーヴァ 登場難度:不可
カークに付き従い、イヴもまたプリムローズに参加することとなった。
イヴが何気なくマーカスの事を思い出していると、格納されたメモリを見つけた。
どうやらマーカスは遺言を予め残しておいたようだ。
イヴ: 物憂げに……いや、ヴァルキリーなんで無表情ではあるんですが、ともかくそんな雰囲気でちゃりちゃりと耳飾りをいじっています。
GM:まあ、内容は前回EDで思い出したものとあまり変わらないけど。
『イヴ、このメッセージが再生されている時、既に私はこの世にいないか……少なくとも、カークと君の近くにはいないだろう」
イヴ:「……」
GM/マーカス:『カークにはまだお前の助けが必要だ。 これからもあいつを助けてやってくれ、頼む。
……これから奴は、自分の思いとは関係なく大きな運命に動かされていくだろう。 その時の助けになってくれ』
イヴ:再生を終えます……終わり?
GM:『それと、カークにはナイショで私の部屋のベッドの下に隠してあるやらし本と、HDDの始末を……うわ!?なんだ、この小さいイヴの群れは』
……とノイズが走って映像は切れる。
カーク:親父ぃーっ!(汗)
イヴ:「あの時こんなものを吹き込んでいたんですか……ふー」
GM:カークを助ける、それは主人であるマーカスの願いだ。
イヴ:ちょっと思案気な顔をしつつ、デッキから船室に降りていこう……ってもう洋上でいいんですかね?
GM:うむ。 今回の作戦には、カークも参加する。 カークを助ける為、イヴもまたホワイトスネイクに乗り込んている。
イヴ:なるほど、では。 「とりあえず……」と真剣な顔になって何かを思案しはじめます。 「今夜の夕食はなにがよろしいですかね」
GM:やっぱりそこかい。
イヴ:繰り返しはやはりお約束ではないかと。
GM:ではまあ、「クエスト:カークを助ける」を渡してシーンエンド。
イヴ:らじゃー。
最終更新:2013年03月21日 16:46