◆Ending Phase01◆
シーンプレイヤー:[[メルヒオール]]
GM:妖魔スオルを倒し、全員で魔剣を回収作業中のこと。
メル:「多っ。 分かってたけど多っ」
GM:君はふと、1本の短剣を模した装飾品に目が止まる。
メル:「うん? 剣っぽければ魔剣なんかね?」
GM/ライモン:「おや、お目が高い。 それはかの大盗賊ヴァルヴァラが身につけていたという言い伝えのあるものです!
……なんて、十把一絡げに店の軒先に並べられていたのを買ったんですが、まあ本当なのかはわかりません」
メル:「へー。 眉唾っぽいけど、験がいいね」
GM/ライモン:「ヴァルヴァラうんぬんはともかく、マジックアイテムであることは確かです」
メル:「ライモンさん、報酬これにしてくれないかな」
GM/ライモン:「む、これがよろしいですか。 かまいませんよ。 ただ、剣としては使えませんのでご注意ください」
メル:「ああ、いいのいいの。 どうせ得物の扱いは苦手だから。
手ぇふたつと幸運があればなんとでもやっていくさ」
GM/ライモン:「……ふむ、何か大盗賊ヴァルヴァラにご興味が?」
メル:「興味というかなんというか、大怪盗って言葉の響きは浪漫だよね! 男の子的に憧れるよね!」
GM:「そうですか……商人としては勘弁して欲しいですがね。 と、これも無事だったか」とライモンは回収作業に戻る。
メル:まあ、とはいえ、この歳で「大怪盗に俺はなる!」って言い切るのも恥ずかしいからね、と内心思いつつ。
GM:きらりと薄く光る短剣型の護符(アミュレット)。
それがメルに「まだまだひよっこだが、スジはいいね」と語りかけてくるように感じた。
メル:苦笑をかみつぶして、盗賊修行に戻るかね。
GM:というところで、シーンエンドかな。
手に入れたアイテムは具体的に言うと……
名称:スティールの護符
重量:1
解説・効果:大盗賊ヴァルヴァラが身につけていたという短剣型の護符。
≪スティール≫を行って発生したドロップアイテム判定の達成値+1。
[[リンクアイテム:ヴァルヴァラ]]。
メル:リンクアイテムってなんだっけ?
GM:シリーズでそろえると特殊効果のあるアイテム。
メル:炎の剣、霞の鎧、力の盾ですね。 分かります。
◆Ending Phase02◆
シーンプレイヤー:[[フィッシャー]]
GM:キミは結成したばかりのギルド、キルクスの一員として……。
ぶっちゃけ、荷物運び要員(ゴーレム)がいなくなったもんだからギルドメンバー全員で剣を担いで街へ帰ってきた。
ミッションを終えてさあこれからどうするかと酒場で1人飲み。
フィッシャー:「なす田楽とだし巻きと芋の煮物くれ、大将」
GM/大将:「よろこんでー」
フィッシャー:「あと、こないだ貰ったネタは当たりだった」
GM/大将:「なるほど、さいきん妖魔の動きが活発になってるって話がありましてね」
フィッシャー:「ほーう……その話もとっくり聞かせてもらえるんだろうな?」
GM/大将:「どうも近隣の領主と神殿が協力して、討伐隊を出すという話があるようです」
フィッシャー:「そうかそうか。ま、わしはじっくりやるさ」
GM/大将:「何かあればまた情報まわしますが、どうもその討伐隊できなくさい話が……」 と次回へのヒキを交えつつ。
フィッシャー:「神殿の依頼があやしいとか、きなくせえなあオイ」
[[エリス]]:当神殿は誰でもウェルカム(顎を尖らせながら)
GM/大将:「まあ、軍と神殿の力関係もありますしね。
だんなも依頼を受ける時は気をつけておくんなせえ」
フィッシャー:「なあに、やばくなったら逃げるさ」
GM:大将はにやりと笑い「この煮浸しはサービスでさ」
フィッシャー:「いただこう。 うまいな、じゃあ追加で……」
では、わしはもう特に言いたいことはもう無い。
GM:了解、ではシーンエンドで。
◆Ending Phase03◆
シーンプレイヤー:リズ
GM:君は街に戻ったあと、ライモンと店で話をしている。
「まあ、貴女のような将来有望な戦士の方が顧客になってくださると、うれしいですね」
リズ:「だろう? 今のうちから高く買っといて、損はさせないよ」
飯くらいたかってる感じかな、まあ。
GM:ですかね。
リズ:何にせよ物資調達のツテが出来るのは悪くない。 びんぼーだけどな!
GM/ライモン:「ところで、妖魔討伐のために隣街の領主が冒険者や傭兵を雇ってるって話がありまして。
必要があればご紹介しますよ」
リズ:「ああ、悪くないね。 じゃあ今から行こうか」
GM/ライモン:「ギルドの方はいいんですか?」
リズ:「そーいや身軽にってわけにもいかないか……どうせ、おっつけ合流出来るとは思うがね」
GM/ライモン:「では、依頼をまわすなら神殿経由でキルクスへお願いするとします」
リズ:「ま、稼ぎ時に稼ぐのがいい筋ってもんだね。 その方がお互いにいいことあるだろうよ。
てなわけでよろしくねー」
GM/ライモン:「今後ともごひいきにー」
◆Ending Phase03◆
シーンプレイヤー:エリス
GM:エリスは神殿の上司に呼び出された。
「ギルドを組んだそうだな」
エリス:「その場の成り行きもありましたが、急を要する事態でしたので。 まさか妖魔まで居るとは思いませんでした……」
GM/上司:「ふむふむ、都合がいい。
……実はだねえエリスくん! 君を超新星アイドルとしてデビューさせようという依頼があってだね!」
エリス:「……えっ、ええっ!? マジですかっ!」
GM/上司:「うむ、君のギルドにはダンサーなんかもいるというじゃないか」
エリス:「いやあ、見てる人は見てるんですねえ! 今まで地味にドサ回りしてきた甲斐がありました☆」
GM/上司:「うむ、危険な任務だがやりがいはあるはずだ」
エリス:「サインの練習とかしておかないと……キケン?」
GM/上司:「引き受けてもらって助かるよ。 神殿のスキャンダルにもなりかねん話だからな」
エリス:「あの、上司サマ、私にはなにがなんだかさっぱりなのですが」
GM/上司:「うむ、では他のギルドメンバーも集めてもらってそこで話そう。
まあ安心しろ、アイドルデビューの話は本当だ」
エリス:「は、はあ……それならいいんですけど☆」
GM:「(いいのか……)」
ということでシーンエンド。 次回に続く!
最終更新:2013年04月07日 16:24