◆Ending Phase01◆
シーンプレイヤー:リズ(登場自由)

GM:一応ここの責任者であるアルファル伯爵に、事件の顛末を報告しているところ。
   「……ふむ、子細承知した。
    結局の所、ジョッシュのヤツが裏切り者であったということだな」
リズ:「全部あいつの仕業だったのさ。 これまでの負けもね。
    ま、これで色々片付くんじゃねーの」
GM/アルファル:「裏切り者がいなくなった途端、妖魔どもの連携も崩れてきてな。 だいぶ楽をしている。
          君らのギルドの活躍については、神殿に報告しておこう」
リズ:「報酬に色でもついたら有り難いね」
GM/アルファル:「で、だ……お前、うちの部隊に来ないか?
          腕のいい奴はいつでも歓迎するぞ。 身分は問わん」
リズ:「悪いけど、今はこのギルドが性に合ってるみたいでね。
    縛られるのも好きじゃないのさ」
   契約金に色付けられたら転びそうだが!
GM/アルファル:「くっ……くくく。 
          暫くはこの辺りで妖魔の残党狩りをしている予定だが……気が変わったら連絡を寄越せ。
          戦場を用意してやる」
リズ:「バイトの口ってことならよろしく」ってところで。
GM:「くはは、あてにできる手札が増えるのはいいものだな」
   アルファル伯爵は上機嫌で帰って行く。


 ◆Ending Phase02◆
シーンプレイヤー:[[フィッシャー]]

GM:フィッシャーはオメガン子爵のところに報告に。 くじびきで決めたのだろう。
   「そうか、魔族は滅びたか」
フィッシャー:「まあ、1匹だけですがね。 時に子爵閣下」
GM/オメガン:「なんだ」
フィッシャー:「あの魔族野郎の私物を調査させてもらって構いませんかね?」
GM/オメガン:「ワラークのやつが既に漁っていたが……おまえ、これを知っているか」
フィッシャー:「拝見しましょう」
GM/オメガン:ピラリと1枚の封書を取り出す。 そこにはあの紋章が。
フィッシャー:「少々そいつに用がありましてなあ。 多少の借りがありまして」
GM/オメガン:「お前もか。 お前も連中に家族を貶められたのか(目玉グルグル)」
フィッシャー:「まあ、ご想像にお任せしますよ」
GM/オメガン:「(にたあ)そうか。 ではお前にはコレをやろう」と封書ごと差し出す。
        「妖魔連中はただ“教団”を名乗っている。 信奉する神も、あるいは神以外の何かについてもまだ不明だ」
フィッシャー:「頂戴します。 お礼に……ケリがついたらお知らせしますよ。 くっくっくっく」
GM/オメガン:「目を見ればわかる。 同類だとな。
         まあ、貴様のように身ひとつで動くなどできないがな(目玉グルグル)」
フィッシャー:「なあに、長生きする種族ですから時間をかけられるってだけですとも」
GM/オメガン:「復讐など何もうまん。 だから何だ。
                 死んだ人間は何も思わん。 だから何だ。
         明日がある?前を見ろ? ……だから何だ。
         俺は妖魔が憎い。 魔族がにくい。
         妖魔を磨り潰すのに困ったことがあるなら言ってこい。 磨り潰してやる」
フィッシャー:「ま、わしはそこまでは行きませんかな。
        仇以外もまあ、飯の種としてなら狩りますが。
        それでは、これにて。 まあなんですな、御武運を」
GM:「ああ……」
   と、ネガティブイメージ背負ってる子爵の所から辞去してシーンエンド。

 ◆Ending Phase03◆
シーンプレイヤー:メル

GM:メルはワラーク博士のところなわけだが……。
   1つ確認すると、メルって「エリデ=リズの迷宮フラスコ」を手に入れようとか考えてる?
メル:まだ、修業時代と考えてるんで、くれるならもらうが無理にとは思ってない。
GM:ではあらためて。
   「くかかかかか」「あははははは」とワラーク博士と、妖魔の森で会った黒髪の少女が笑っている。
メル:「わははははは」
リズ:どういうことだキバヤシ。
GM/ワラーク:「おお、少年。 今回はよくやってくれたな。
         まさかジョッシュが魔族とは思ってなかったが……おかげで両軍ともに膠着していた戦況が一気に我々に傾いた」
メル:「報酬分の仕事をこなしただけですよって、何事もなくスル―してるけど、こっちの子誰ですか?」
GM:ワラークが「ああ……」と言いかけたところで少女が「あ、それはヒミツで」と止める。
メル:「そーですか……」
GM/少女:「やー、どうもライバルになりそうなんで」
メル:「今はまだそこまでがっつくつもりはないんだけどなあ」
GM/少女:「“不敗の黒髪”の持っていた、『見ると不安をかき立てる名状しがたき美しさの絵画』はそっちに譲るよ」
メル:「ああ、そういう名前なの? というかどういうもんなの、その名前?」
GM/少女:「ヴァルヴァラの関係者なんでしょう? あの人の美的センスがアレなことぐらい知ってるでしょうに」
メル:「いやまあちょっとばっかり現世と没交渉なところはあったけどさあ……」
GM/少女:「散逸したヴァルヴァラコレクション、私も集めているの」
メル:「なんでまた?」
GM/少女:「知りたい? じゃ、勝負しましょう」
メル:「ん、いいよ。 なんで勝負?」
GM/少女:「いま私、2つほどヴァルヴァラコレクションの在処を把握してるわ。
       その2つを私より早く手に入れられたら色々と教えてあげる」
メル:「君がどれの在り処を知ってるのか、がわからないと勝負にならないから、そこは教えてくれるのかな」
GM/少女:「ふふ、神殿に手紙を預けてあるから。 教団の連中に渡すよりはよほど……」
メル:「教団? なんかいろいろとややこしいことになってるのね」
GM:「あの人の尊厳が汚されるのは我慢なりませんからね」とそこだけすっと無表情で。
   「あ、そうだ……まだお名前聞いていなかったですね。 あなたのお名前は?」
メル:「[[メルヒオール]]。メルでいいよ」
GM/少女:「そうですか……私の名前は」

「ヴァルヴァラ。 ヴァルと呼んでください。 男の子みたいですかね?」

メル:もう名乗ってるのかよ!
GM:次回はお人形と宝石をゲットしにいってもらいます(目をそらしながら)
[[エリス]]:宝石でできた乙女を回収するのか、胸が熱くなりますね★
リズ:要するにクリスタルレディーか。


 ◆Ending Phase04◆
シーンプレイヤー:エリス

GM:さて、街に戻り神殿で上司に報告報告。
   「いやあ、大変だったようだがよくやってくれた」
エリス:「ええ、二日酔いと筋肉痛に苛まれながらもなんとか帰ってきました」
GM/上司:「年かね……いやいやいや、君たちキルクスの活躍もあいまって、君の知名度も急上昇だよ!
       で、アイドルっぽいお仕事がまたあるんだが……」
エリス:「ほほう?」
GM/上司:「うむ、病弱な娘さんの慰問なんだがね? プライベートコンサートを開いて貰いたいらしい」
エリス:「いいですねー。 私が『貴方のためにホームランを打つから手術を受けてくれるかい?』とか言えばいいんですね」
GM/上司:「発言には責任を求められるから気をつけた方がいいが……まあ安心したまえ。 命まではとられないだろう。
       そうだ、ボディガードにキルクスの他のメンバーもいた方がいいな」
エリス:「ボディガードっておおげさな……また遠出になるんですか?」
GM/上司:「ではこれが今回分の報酬」と革袋をどさり。 
      「案件の詳細についてはキルクスの面々がそろってから話そう。 正直、引き受けてくれて助かる」
      笑顔のまま、汗が一筋流れる。
エリス:「ジョーシ様、私まだ一言も引き受けるとは言ってないんですが」
GM/上司:「正直引き受けてくれて助かる」笑顔のまま、汗が二筋流れる。
エリス:「無理を通したいなら、こちらもそれなりに呑んで欲しい要求があるんですが」
    で、フィッシャーさんがよければ、例の紋章について神殿のほうで調べて貰いたいんどすがどうどすえ。
フィッシャー:OKOK、それは大変に助かる。
エリス:では伯爵から貰った資料の写しでも見せて「この紋章にかかわる情報、できるだけうちの方に流して貰えますか」と。
GM/上司:「ふむ……わかった。 では調べておこう」


猫湯アリアンロッド2E』
第2話「妖魔の森の邂逅」
~Fin~

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最終更新:2013年06月13日 14:43