■オープニングフェイズ1:それぞれの思い
シーンプレイヤー:カーク・シュタゥク 登場難度:全員登場
ホワイトスネイクの会議室にPC一同は集められてた。
ハンス・ウィルマーから次の作戦について説明があるらしい。
イヴ:まだ海上か。
GM:一応、またどこかの港に停泊中と思ってください。
カーク:堅くなってます。
ルシャ:「すぅ……ピィ……」
カーク:「(小声で)ルシャちゃーん、起きてー(汗)」
ルシャ:「すやすや」
カーレイ:「………」横目に胃薬を飲んでます。
イヴ:そこに私が入ってくる。 「近海の敵船は発見できませんでした」
カーク:「そう、お疲れ様、イヴ。 そしてルシャちゃん、早く起きないとハンスさんが来ちゃうよ(汗)」
ちびイヴ:「(てくてく すちゃ)」←ルシャの頭の上に乗る
GM:で、全員が席に着くと、会議机のど真ん中に置かれた機械が動き出す。
ハンスの声で『おはよう、フェルプス君。 さて、今回の作戦について説明に入ろう』
カーク:(素になって)……誰ですかフェルプス君って。
イヴ:あー、カークの中の人はわからんと思うー。
カーク:わからないでござる(汗)
カーレイ:自動的に消去されるんだな。
ウィル:いえ、自動的にビックリですよ?(笑)
でれんでんでんでん♪でれんでんでんでんちゃららーちゃららー♪(ス○イ大作戦のテーマ)
カーク:ミッ○ョン○ンポッシ○ルの中の人でしょうか?
ルシャ:「ス○イが大作戦ですぅ~すぅぴい」
カーレイ:「……MIPかよ」
イヴ:ずがしゃーん、と機械を叩きつぶす。
ルシャ:「ふに……」
GM:イヴが機械を壊したとたん、廊下からバタバタと足音が聞こえてきた。
で、会議室の扉をばーんと開けてハンスが入ってくる。 「せっかく高い金払って用意したのに壊すとは何事っ!?」
カーク:「こんなのに大金を用意するぐらいなら、もっと別の所へ使って下さいよっ!?」
イヴ:ちびイヴ達がすちゃすちゃすちゃと、次々にミニレールガンを構えます。
「……真面目にやって下さい、ね(にっこり)」
GM:ハンスが両手を上げる。 「わ、わかったからその物騒なモノは降ろそうね?ね?」
カーク:「イヴ、とりあえず下ろして」溜め息。
ウィル:「……なじんでるなあ」
ルシャ:「くぅ……」
イヴ:ちびイヴたちに合図して下ろさせる。
カーレイ:「さて、説明をどうぞ」
GM/ハンス:「で、では改めて……まず、プリムローズは近々、帝国軍に対して大規模な作戦を行う。
それに先立ち、戦力増強のため諸君らにはウェストリ廃王国に入り、王国に眠る遺産を手に入れてもらう」
カーク:「遺産?」
ウィル:「廃王国はいいとしても、どこまで入り込むかが問題だな」
カーク:「え、何でですか?」
ウィル:「かつての王都、ハイ・ウェストリは帝国軍ですら未だに制圧できない魔境なのさ。 カーク」
カーク:「あ……!」バーサーカーの事を思い出す。
イヴ:「戦力増強とおっしゃられましたが、遺産の正体については強力なレリクス兵器から隠し財宝まで、諸説あったはず」
GM/ハンス:「うむ。 王家の文献には『神の遺した白き翼』というものが眠っているという伝説があってな」
カーク:「白き翼……」
カーレイ:「ふむ」
GM/ハンス:「現在、王国を闊歩しているバーサーカーを統括・制御するものであると予測されているのだなコレは」
カーク:「バーサーカーを制御?」
カーレイ:「……それは物騒なモノですね。 その予測が正しければですが」
イヴ:ことさらに無表情になります。 「バーサーカーを戦力として利用する、と?」
カーク:「ちょっとそれおかしくないですか。 制御ユニットが有るなら、バーサーカーなんて呼ばれないでしょう?」
GM/ハンス:「おそらく何らかの要因で、今でも攻撃指令を出したままなんだろう。
現在ウェストリ廃王国は、王都を中心とした半径約70kmの広い範囲に、国を滅ぼした元凶であるバーサーカーが闊歩している。
奴らは全ての生命体を殲滅している。 これを何とかしないと王国の遺産はおろか近寄ることさえかなわない」
カーク:「なら、手に入れるのは不可能なんじゃ?」
GM:「では我々はどうやって入るかというと……プリムローズがG=M社に大きな借りを作ってまで、アームドギアを買い取った理由はここにある」
とハンスは意味ありげにカークを見る。
カーク:「どういう事ですか?」嫌な予感を感じる……。
GM/ハンス:「実は、マーカスはアームドギアの原型にバーサーカーを使っている」
カーク:「……!」立ち上がろうとして、しかしルシャが寄りかかっているので動けない。
イヴ:(私は知っていましたよ、という顔)
ルシャ:「すぅ……」
GM/ハンス:「アームドギアはバーサーカーと同じ識別信号を出せるらしく、攻撃目標から除外するようだ。
つまり君たちがアームドギアと行動すれば、バーサーカーから攻撃を受けずに潜入できる……(超小声で)と思う」
カーク:「要するに、バーサーカーがこちらを友軍と認識する、と」
カーレイ:「そして、その確認はぶっつけ本番でやれと」
カーク:「……危険過ぎますよっ!?」
ウィル:「他に隠し事が有るなら、今のうちに教えて貰いたいね」
GM/ハンス:「まあ、それだけだ。
一応、マーカスも過去に鹵獲したバーサーカーでテストはしてみたらしいが、現在動いている奴らに通用するかは五分五分だ」
カーク:「自己進化・改良機能……」
カーレイ:「さらに分が悪いじゃないですか。 アームドギアは攻撃されなくとも、随行してる兵が攻撃されては意味がないですし」
GM/ハンス:「いや、今回の作戦は君たちだけで行なってもらう。
カーレイ君の言うとおり、アームドギアが識別信号をごまかせたとしても、大部隊を引き連れて行くのは流石に無理だろう」
イヴ:「皆さん、新事実にごまかされているようですが……そもそも、その遺産はどこに?」
GM/ハンス:「遺産の場所までは、G=M社のエージェントが案内人をしてくれる」
カーレイ:「私のお仲間ですか」
カーク:「……知らないんですか? もしかして詳しい場所聞いてないんですかっ、ハンスさん!?(汗)」
GM/ハンス:「遺産はミーティア遺跡にある、と言う情報は文献から得ている。
そこまでなるべくバーサーカーと会わずに済むルートを知っているのが、彼だと言う事だ」
カーク:「し、知ってるなら最初に言って下さいよー…(汗)」
ルシャ:「なるべく……ですの、くぅ」
カーク:ルシャちゃん、起きてるんだか、寝てるんだかわからないよ。
GM/ハンス:「危険な作戦だが、今は少しでも戦力の増強を行ないたい。 君たちに期待しているよ」
イヴ:「(誰にも聞こえないような声で)王国復興の大儀を掲げるものが、王国を滅ぼした一因であるバーサーカーを戦力に利用するというのは……」
ウィル:ん、ハンスさんは反帝国なだけだったかな?
GM:プリムローズの掲げてるのは「打倒帝国」であって、「王国復興」はゲイルたちウェストリ騎士の悲願です。
イヴ:ああ、そうなのか。
ウィル:「やれやれ。 俺達は捨て駒か?(ぼそっと)」
カーレイ:「その伝説が本当なら良いんですが……そもそも、それが本当なら王国は滅びなかった気も。
ま、行くだけ行くしか無いですか」
カーク:「何が有っても、皆で帰って来ないと」
イヴ:素で「俺が帝国の担当官なら、この事実を流布して民衆とプリムローズの離間を狙うなー」とか考えた。
ウィル:はっはっは。 わしが既にちょっと離反したくなりましたよ?(笑)
イヴ:民衆にしてみりゃ、帝国軍も憎かろうがとどめをさしたバーサーカーも変わらず憎かろう。
GM:ハンスは「では、各自で出立の準備をしておいてくれ。 買い物はミドルフェイズ開始前なら自由に出来るぞ」と言って部屋を出て行きます。
カーク:「またメタ発言をー!?」
ルシャ:「……ですぅ……すぅ」
ウィル:「ま、いいだろう。 細かい命令なんぞできなくても、廃都から奴らを追い出すくらいできれば墓のひとつも立てられる」
カーレイ:買い物か……盾とか買っておくかー。
カーク:マン・ゴーシュとか如何でしょう。 装備している間、至近からの物理攻撃に対して【回避値】+1……あれ、至近からのみ?(汗)
カーレイ:なるほど。 残念ながら没ですかな(笑)
ウィル:カーレイには要らないな(笑)
カーク:素直にラウンドシールドをオススメするべきでした(汗)
ウィル:ぬる、そういや回避+2のアクセサリとかありませんですっけか?
カーク:おぉ、AVAにムーンストーンが。
GM:ちとお高いですが。
カーク:2500G……僕はイヴから借金して買いました(笑)
カーレイ:手持ちがだいたい2000G、頑張っても足りないな……うーむ、借金するしかないのかなぁ。
今回のセッション終われば買えるだろうけど。
イヴ:「お貸ししましょうか?(満面の笑み)」
カーク:「……(がくがく震える)」
カーレイ:と言うわけで500Gばかり、貸して頂けませんでしょうか(カクカク)
カーク:頑張って下さい(笑)
GM:カークは金ないからな(笑)
ウィル:こっちも無いー。
イヴ:では私からカーレイに500Gほど。
カーレイ:ありがとうございます。これですっからかんだ。
イヴ:大きな盾の後ろから銃を撃つ制服野郎……機動隊か(ぼそり)
カーレイ:!?
カーク:クグツじゃなくてイヌだったのですか。
ウィル:わしはポーション1本、追加で買っておきまする。
ルシャ:ホーリーアミュレット買いたいな。
■オープニングフェイズ2:再会、友よ
シーンプレイヤー:カーレイ・グラフヴェルズ 登場難度:不可
カーレイは作戦会議終了後、自室に戻る途中で同僚……ジール・ベルクにばったり出会った。
GM:ジールが「よう、カーレイ! 元気にしてたか?」と陽気に手を上げて、にこやかに近づいてきます。
ジールは金髪碧眼の好青年で、着崩したスーツも相まってとてもエージェントには見えません。
カーレイ:「おや、ジールじゃないですか。 久しぶりですね」
GM/ジール:「なんだ、相変わらず愛想がないな。 そんなんじゃ彼女も出来ないだろう?」
カーレイ:「(肩をすくめて)それは余計なお世話ですよ。 貴方のようにがっついてませんし」
GM/ジール:「そんなこと言うなよ。 お前は知らないだろうが、G=M社内ではお前は人気がある方なんだぜ?
エレンもお前の事を気にしていたぞ」
カーレイ:「……」エレンって誰でしょう? 今までのNPCで居ましたっけ。
GM:ここでカーレイは恐ろしい事を思い出す。
エレンはジール・ベルクの現在の恋人で、近々ジールは彼女と結婚式を挙げるという噂を社内で聞いたことがある(一同爆笑)
カーレイ:うわー、嫌な予感がするぞ(笑)
ウィル:やばい、死に台詞担当キター?(笑)
カーレイ:「そうですか……ま、それは置いておいて、一体、何故あなたがここに?」
死に台詞を吐かせないようにしよう、難しそうだが。
GM/ジール:「ああ、俺はミーティア遺跡の調査担当だったからな。 今回はお前たちを案内するように言われて来たんだ」
カーレイ:「なるほど、案内人とは貴方の事でしたか」
GM/ジール:「お互い頑張ろう」と握手。 「ついでにお前の仲間に面通ししておきたいんだが、紹介してくれるか?」
ちびイヴ:「(しゅたっ)」
カーレイ:「構いませんよ……このちっこいのは気にしないでくれ」
GM:と言うところで、2人は仲間の所へ歩き出す。 シーンエンド。
カーレイ:うぃ。
GM:で、入手クエストは「クエスト:作戦終了後、エレンに会う」(一同大爆笑)
イヴ:クエストになってるー!?(笑)
カーレイ:おぉぉぃ!(笑)
ウィル:やばーぃ(笑)
カーク:死ぬ、絶対死ぬ(笑)
GM:なにか問題が?(笑)
カーレイ:問題しかない(笑)
■オープニングフェイズ3:命がけの作戦
シーンプレイヤー:ウィル・ケアリー 登場難度:不可
GM:最初のOP――作戦会議の直後、ウィルだけハンスに呼び止められ、会議室に残った。
ウィル:ハンスが用件を切り出すのを待つ。
GM/ハンス:「すまないな。 他の人間に聞かれるとちとアレな話でね」
ウィル:「俺が話さないという保証はできないぜ?」
GM/ハンス:「指導者と言う立場上、あんな無茶をカーク君にも頼んだわけだが……やはり、まだ幼い子供に任せるしかないのは私にも辛いんだ。
実はな、あんな機械を用意したのも、本当は正面切って彼に頼むのが怖かったんだ。 情けない話だ」
ウィル:「……だが、お前さんは来た。 自分自身で頼みに来てなかったら、あいつが受けても俺が止めてたところだぜ」
GM/ハンス:「ウィル……カーク君とルシャ君をできるだけ助けてやってくれ。 強いように見えて、まだ子供だ。 会議中に寝てるところとか」
カーク:僕は起きてますよー!?(笑)
GM/ハンス:「訂正。 会議中にラブコメしてるところとか」
カーク:悪化してるー!?
ルシャ:嫉妬ですね(笑)
ウィル:「頼まれなくてもそうするさ。 だが……あの2人はきっとすぐに俺なんぞよりも強くなるだろうな」
GM/ハンス:「お前がそう言うなら、きっとそうなるのだろうな」
ウィル:「今の頼みは聞けるが、あいつらがプリムローズに収まりきらなくなった時、俺は止めないぜ?」
イヴ:うわ、スイッチが入っているかのようにかっこいい台詞が次々と。
ウィル;GMからの振りが乗り易いんだもの(笑)
GM/ハンス:「その時は、私と彼の問題だからな。
ただ、ウチのソフィーに手を出しそうになったら後ろからバッサリ行っても構わない。 むしろ殺れ」後半だけ急に目つきが鋭く。
ウィル:「……すまん、恋愛沙汰には絡むなというのが爺さんの遺言なんだ」実は存命だがな(笑)
カーク:「は、は、はくしょんっ!」
GM/ハンス「そうか、それなら仕方ないな。 その時は、風雲拳の封印を解く時か……(遠い目)」
カーレイ:どこのブーメラン空手ですか。
カーク:ffでは<ダブルウェポン>でブーメランと素手の攻撃力を足して来るんだ、きっと(笑)
ウィル:「大体、だ……俺とソフィーなら、ソフィーの方が強いだろう!? 俺の手には負えん」(笑)
GM:強いのかっ!(笑)
ルシャ:強いらしい。
ウィル:いや、ほら。 わしは年少者に甘いんだ(笑)
GM:ソフィーさんはホワイトメイジ2だから、誰でも勝てるんだけどね(笑)
カーク:いや、あの子ffになったらレベル3になってましたよ、それでも無理でしょうが(笑)
GM:では、「クエスト:カークを助ける」を渡してシーンエンド。
ウィル:らじゃー。 (かきかき)……なんか「ビジネス」って関係じゃないなあ(笑)
GM:コッチだってこんなシリアスな展開になるとは、やるまで予想しなかったよ(笑)
■オープニングフェイズ4:ウェストリ王国
シーンプレイヤー:ルシャ・アンブル 登場難度:不可
ルシャが今回の作戦――ウェストリ廃王国探索――に行くと聞いたゲイルは、ルシャを医務室まで呼び出した。
GM:ゲイルさんはまだ傷が癒えてないからベッドに横になりながら。 「王女様、ウェストリ王国に向かわれるそうですね」
ルシャ:「……王女様はやめてほしいですぅ」
GM/ゲイル:「ですが、私や部下達にとってやはり王女様は王女様なのですが……」
ルシャ:……むす。
GM/ゲイル:「で、ではプリンセスとか姫様とかでどうでしょう?(汗)」
ルシャ:「変わらないですの。 ルシャと呼んでくださいですぅ」
GM/ゲイル:「では、ルシャ様、と言うことで――」
ルシャ:「……行くですけど、なにかあるですの?」
GM/ゲイル:「いや、そう睨まれても困るのですが。 ウェストリについて思い出した事があるので伝えておこうと思ったのです」
ルシャ:「なんですの?」
GM/ゲイル:「昔マーカスに聞いた事があるのですが、王女がお持ちになっているその指輪が、どうも財宝の鍵らしいと」
ルシャ:指輪に目をやりつつ。 「これが……ですの?」
GM/ゲイル:「ウェストリの伝説の中に
『右手に獅子を、左手に鷲獅子を。 二つの鍵を星にささげし時、大いなる力目覚め、全ての闇を打ち払わん』
という物がありまして」
ウィル:ああっ、何故か脳内風景に時計塔が!(笑)
イヴ:ああっ、何故か脳内風景で指ミサイルが!(笑)
カーレイ:伯爵が時計の針に挟まれるんだな!(笑)
GM:皆、思うところは一緒かい!(一同爆笑)
ウィル:ふう、満足した……すまん、続けてくれ(笑)
GM:そうしよう(笑)
「この伝承の『鷲獅子』が、その指輪の事を指しているのではないかと思います」とルシャがはめている指輪を見ます。
ルシャ:「この……指輪が」
GM/ゲイル:「私も騎士としてウェストリの文献はいくつか目を通していますが、おそらく遺産に言及する伝説はこれ以外にないでしょう」
カーク:ふむ。
イヴ:というか、頼む、ルシャ、気づいてくれ。
ルシャ:?
イヴ:我々が、鍵が1つしかない状態で廃王国につっこもうとしてることをだっ!(一同爆笑)
ルシャ:おう。
GM:シーンに居ない人が発言しちゃだめー(笑)
イヴ:(じたばた)
ルシャ:電波が届いた。 「もうひとつの鍵はなんですの?」
GM/ゲイル:「獅子……おそらくはダーモット王子の持つ『獅子の指輪』かと。 その指輪と同じく王位継承権の証です」
ルシャ:「それが無いと、遺産を手に入れても……」
GM/ゲイル:「マーカスはその鷲獅子の指輪だけで遺跡の研究をしていました。
逆に言えば、それひとつのみでも何か出来るのではないでしょうか」
ルシャ:「そうですの」
GM:とりあえずシャードの意思も『巫女よ、過去と向き合うとき、ウェストリの地へ向かうべし』と言ってます。
イヴ:「向かうといいと思うよ?」じゃないのか(笑)
ルシャ:……定番なことやりたくなってきた。
カーク:ホントだ、疑問系じゃない……って?
GM:?
ルシャ:「そこにはなにがあるですの?」
GM/シャード:『……』
ルシャ:「……」
GM/シャード:『……ス、ステキなものいっぱい?』(一同爆笑)
カーク:……ごほ、牛乳プリン噴き出す所でした(汗) 中に入っているフレイ神その他、お前ら一体何者だ!?(笑)
ルシャ:萌えシャードだなぁ。
GM:ていうか、アドリブで出したオモシロ回答を毎回期待されても困るっ!(笑)
カーク:しかしこうやってお約束は積み重なって行くのです。
GM:もう「クエスト:指輪の秘密を知る」を渡してシーンエンドにする(笑)
■オープニングフェイズ5:記憶の断片
シーンプレイヤー:イヴ=サーヴァ 登場難度:不可
GM:イヴは1人、亜空間内に格納された砲撃艦のブリッジで記録を検索しているところです。
イヴ:「(Pi)検索件数:0。(Pi)検索件数:0件。(Pi)検索件数:0件」
GM:前回、本体の砲撃艦を呼び出してから、記憶が少しだけ戻ったようだ。
「ウェストリ」という単語を聞くたび、イヴの電子頭脳はメモリから何かを検索しようとし、失敗を繰り返している。
イヴ:「うーん……」いろいろと検索をかけていますが、なかなかHITしません。
GM:そのうちHITする予定なんだけど……なにかキッカケについて考えが?
イヴ:モニターには、検索キーワードがつらつらと。
「ウェストリ 郷土料理 魚」「ウェストリ 3分 今夜のおかず」「ウェストリ クリーチャー 食べられる」
GM:待てーっ!?
カーク:食わせるつもりか(汗)
イヴ:「なかなかHITしませんね……もうちょっと単純にしてみましょうか」と、「ウェストリ バーサーカー」で検索。
GM:一件だけHITします。 ノイズまじりで背景等はわからないが、ヴァルキリーっぽい人影がイヴに話しかけてきている映像がモニタに浮かぶ。
イヴ:「これは……」
GM/ヴァルキリー?:「……ミーテ…ア…レリ…ス…ー……バーサーカー……………………かにかん」
何回か繰り返して再生すると、“ミーティア”“レリクス”“バーサーカー”という単語らしい。
イヴ:「ミーティア、レリクス、バーサーカー、蟹缶……」
GM:ウェストリ廃王国に何かがある事は間違いなかったが、この世界に「蟹缶」があるかは保障しない。
イヴ:「……やはり、行かざるを得ませんか。 まぁ、それはこうあとまわしでいいですが。
そうですね、今夜は蟹缶を使ったサラダをだしましょう(ぽむ) さて、準備準備」
といそいそと現実空間へ戻って行くところでシーンエンドか。
GM:「クエスト:謎のヴァルキリーを探し出す」を渡します。
イヴ:了解ー。
GM:ホントにこの世界に缶詰あるんだろかとか思ったが、帝国兵どもにレーション食わせたりしたいのである事にしよう。
ウィル:正確にはほら カニのようなもの缶でしょうな(笑)
ルシャ:ほぬほぬ。
カーク:まぁ、スシバーがある世界ですし。
イヴ:アルシャードで技術的なこと気にしちゃダメデスヨー。
カーク:しかしカニ缶って……まだ会ってもいないのに既にギャグキャラ確定してしまったよ(汗)
ウィル:カニ艦かもしれん!(笑)
GM:それだーっ!(一同爆笑)
ウィル:まじかっ!?(笑)
カーレイ:カニ艦かぁ……強そうだ。
イヴ:私の本体は完全版だと多数の砲塔が突き出ており、ぱっと見カニに見える、と。
GM:いや、イヴの砲撃艦に対抗して格闘仕様のクラブアーム付き揚陸艦とか。
イヴ:あー、そっちの方が美しいなぁ
カーク:突撃艦?
GM:スーパーストライク。
ウィル:クライマックスはウニ艦VSカニ艦のようだ(笑)
GM:これが本当の軍艦巻き、というオチにしたいところだな。
ウィル:巧い。
カーク:座布団一枚ロンさんにー。
■オープニングフェイズ6:アームドギアの秘密
シーンプレイヤー:カーク・シュタゥク 登場難度:不可
GM:ではミドルフェイズ。 一同が居るのは、バーサーカーの勢力圏(王都から66.6km)ぎりぎりで、これから踏み込もうという所です。
ウィル:「流石に王都は見えない、か」
カーク:「ザインシュナイデシステムチェック。 オールグリーン、起動」ぶぅん、とメインカメラが光る。
カーレイ:「……さて、上手く行くと良いんですが。 とりあえず安全なルートは任せますよジール」
GM:PC一同の他には、水先案内人のジール・ベルクも……て待て。
カーク:?
GM:カークの個別OPを抜かした気がするんだが。
PC一同:おぉ(笑)
カーク:……いや、個人クエストが無いのはわかってたんですが本当に抜けていたんですかっ!?(汗)
GM:主役忘れてどうするんだ自分(※本当はカーレイOPとウィルOPの間にやる予定でした)
カーク:きっと今回もカーレイが主役だというお告げかと(笑)
イヴ:ではそーいうことでカークOP、どうぞー。
ちびイヴ:「(ちゃんちゃんちゃんちゃんちゃん)」←拍子木
ウィル;ドリフ幕間曲かっ(笑)
・ ・ ・
GM:今回の作戦はアームドギアが勝利の鍵を握っている。 と言うわけでカークはアームドギアの点検を念入りに行なっていた。
カーク:かたかたかた、とコンソールをいじってます。
「よし、システムオールグリーン。 ふう」ザインの中で溜め息をつく。
GM:各部のチェックとかしていると、「今、大丈夫ですか?」とソフィーの声が聞こえます。
カーク:「はい、大丈夫ですけど?」とコックピットから出ます。
GM/ソフィー:「あまり根を詰めるのもよくないと思って……はい、差し入れです」とピッチャーから氷水をコップに注いで渡す。
カーク:「ありがとうございます」と受け取って一気に飲み干す。
GM:ソフィーは、申し訳なさそうな表情で「ごめんなさい。 シャードが紡いだ運命とはいえ、あなた達に迷惑をかけてばかりですね」と。
カーク:「……いえ、僕が自分で選んだ事ですから」
GM/ソフィー:「兄は、この機械に乗っていれば無事に進めると言いましたが、それでも遺跡は危険な物です。 気をつけてください」
カーク:「わかりました」
GM/ソフィー:「私も力になれればいいんですけど……」と言って口をつぐむ。
カーク:「大丈夫ですよ。 イヴやウィルさん、カーレイさんも居ますし。
何より護るべきモノがありますから」
GM/ソフィー:「私はここから離れることは出来ませんが、あなたの無事を祈っています」
カーク:「ありがとうございます。あ、後ひとつだけ……」
GM:ソフィーは「必ず帰ってきてください、カーク」と言い残し、光の速さで明日へダッシュします(訳:急いでその場から走り去る)
イヴ:イイ!イイ!
GM:あれ、正確には「ビーム!」なんですよね。
カーク:「って、あらら……」
ウィル:危なかったな、カーク。 返事してたら死亡フラグが立ってるぞ(笑)
カーク:……それは危なかった。
GM:そこなのか?なのか?
カーク:「ザインはただの機械じゃありません……僕の大切な相棒なんですよ」とザインを見上げつつ。
GM:まあ、ともかく「クエスト:作戦を成功させる」をシートに書いといてください。 他に台詞もなければシーンエンド。
カーク:うぃ。 シーンエンドで。
GM:ふう、危うくカークを主役の座から蹴落とすところだった(笑)
最終更新:2013年09月30日 11:24