■ミドルフェイズ6:チェイス!
シーンプレイヤー:カーク・シュタゥク 登場難度:全員登場
バーサーカーに追われ、一同はミーティア内部を逃げ回る。
そうして、1つの扉にたどり着いた……。
カーク:「ちっ、振り切れない……と、ここは?」
GM:「迷ってる暇は無い! 開けろ!」ということで、誰かひとり代表者を出して【幸運】対決。
負けるとバーサーカーに囲まれます(笑)
カーク:……皆ボーナスは+4でしたっけ?
カーレイ:ここは主人公の出番じゃないかな(笑)
ウィル:ん、ではここでクエストもらっとるし振りたいな。
カーク:ではウィルにお任せ(笑)
ウィル:他に振りたい方います、いませんね。 では振る(笑)
ウィル:# 2D6(3,2) + 4 = 9
GM/バーサーカー:# 2D6 (3,2) + 4 = 9
カーレイ:出目が一緒だ……。
GM:引き分けは双方振りなおしということで。
ウィル:待て。 特徴「幸運の遺伝子」(※)の効果で振りなおしたい。
(※【幸運】判定のみ、一度だけ振りなおせるという特徴)
GM:そういうのもあったか、OK。
カーク:幸運の遺伝子キター!
ウィル:# 2D6(3,5) + 4 = 12
GM:負けた。 扉を開けると、視界が広がります。
ウィル:「ふう、なんとか撒いたか……随分危なかったが」
イヴ:「なんとかなりましたね」
ルシャ:「ウィルさんありがとうですぅ」
カーク:「ですね。 で、ここは……」
GM:室内なのに昼間のように明るいが、明り取りの窓も、たいまつやランタンもない。
光源はPCの知識では計り知ることはできない物のようだ。
カーレイ:「……明るい。 ここは何の部屋だろう」
そこはかなり広大な空間を持つ広間だった。
部屋の中央はさらに透明な壁で区分けされており、中に巨大な1隻の船――おそらく飛行船――が鎮座しているのが見えた。
まさに“遺産”と呼ぶにふさわしい、帝国の無骨な航空戦艦とは違う、流線型の美しい白の船体だった。
ルシャ:「これは……」
カーク:「……これが“白い翼”?」
ウィル:「ほう」
カーレイ:「どうもそのようだが……大した物だ」
ルシャ:「お船でしたの」
ウィル:「……しかし、どうやって持ち帰ったものかね?」
ルシャ:指輪に反応は?
GM:んー。 指輪を船の方向に向けると、指輪が淡く光を放ちます。
ルシャ:「これは……」
カーク:「ルシャちゃんの指輪が反応している?」
GM:船に近づいていくと、反応も強くなるようです。
イヴ:「この……船体は……あああ、頭がわれるように痛い(棒読)」
カーク:「……イヴ?」
ルシャ:少しづつ近づきます。
GM:一同がイヴの頭痛やら船やらに気を取られていると「動くな。 ……悪く思わないでくれ」とルシャの背中に銃が突きつけられる。
カーク:「なっ!?」
ルシャ:「はう」
GM:銃を突きつけているのはジール・ベルクです。
イヴ:うわ、そっち系か……。
カーレイ:「一体どういう事だ? ジール」
カーク:「ジールさん、アンタいったい何をっ!!」
イヴ:頭痛をこらえながら。 「裏切った、という事でしょうか」
GM:ジールが「すまないな。 おとなしくしてくれれば誰も傷つけはしない」と言って……シーンをきっちゃうんだな(笑)
カーク:えー!?(笑)
カーレイ:美味しいところで(笑)
ウィル:ええと。 「以 下 次 号 !」(一同爆笑)
■ミドルフェイズ7:裏切り
シーンプレイヤー:カーレィ・グラフヴェルズ 登場難度:全員登場
ルシャ:「はぅ~」
カーク:「ルシャちゃんっ!」
GM:ジールは銃を突きつけたルシャとともに、ゆっくりと部屋の入り口――入ってきた扉の方へ移動していきます。
イヴ:「……撃ちますか(ぽつり)」
カーク:「駄目だ、イヴ! ルシャちゃんに当たるかもしれない」
ルシャ:一応、抵抗しますけど。
GM:下手に動くと撃たれますよ。 後ろのジールも本気だと感じてください。
ルシャ:「ジールさん放してですぅ」
カーレイ:「聞いておくが、冗談ではないんだな?」
GM/ジール:「冗談なら、趣味が悪すぎる」
カーレイ:「そうだな……私としては、冗談のほうが嬉しかったが」
イヴ:「偽者というわけでもなさそうですね。 裏切りと言うやつですか」
ウィル:「おいおい、ちょっと待てよ。 アンタどうやって無事に帰る気だ?」
GM/ジール:「このお穣さんの持つ指輪がこの遺跡の重要アイテム……おそらく、遺産の鍵であることくらいは察しが付いてる。
プリムローズにこれを渡しても、しょせん帝国には敵わない。
だったら俺がヨルムンガルド社に行くための手土産にさせてもらう」
ウィル:思い切りのいい奴だな。 “翼”が動くかどうかもわかったもんじゃねえのに。
カーレイ:「ふむ……それはお前の本心か?」
GM/ジール:「カーレイ、帝国軍がG=M社とプリムローズの関係に気づいてないと思っているのか?」
カーレイ:「まさか。 バレバレだと思ってるさ」
GM/ジール:「お前達は派手に動きすぎたんだ。
G=M社も長くは保たない……その時、奴らは君を切り捨てるのに躊躇う事はないだろう」
カーレイ:「それは覚悟の上、と言うか何時もの事だ」
GM/ジール:「お前はそうかもしれんがな、俺はもう嫌なんだ。
こんな泥水をすするような仕事で生きていくのは!」
ルシャ:「泥水すする仕事のなにがわるいのですか……」
カーク:「ルシャちゃん?」
カーレイ:「……エレンの為か?」
GM/ジール:「俺には金が必要なんだ。 あんな、陽も当たらないような下層都市で一生、こんな汚れ仕事をしていくのは御免だ」
カーレイ:「なるほど。 これが最後の汚れ仕事のつもりか」
ウィル:「OKOK、ミスターベルク。 言いたい事は良くわかった、この場はアンタの勝ちだ。
“翼”は持っていくがいいさ……だが、その嬢ちゃんは置いて行ってもらいたいんだがね?」
GM:ジールは「話のわかる大人が居て助かる。 お嬢さんは勿論置いていくさ、指輪さえもらえればな」とルシャの手を見ます。
ルシャ:「指輪は……渡すわけにいかないですぅ」
カーク:「けど、君の命がっ!」
ルシャ:「この指輪はゲイルさんの夢ですの、渡すわけにいかないですぅ」
カーレイ:「ふむ……さて、どうするか」と面子を見ます。
カーク:「ルシャちゃん……くぅ」
ウィル:「嬢ちゃん、そいつは本気だ、素直に渡した方がいい。
それに俺も、勿論ゲイルの奴だって、指輪なんざより嬢ちゃんが無事に帰ってくるほうが大事なんだぜ?」
イヴ:私はおぼっちゃまのよいように。 判断放棄ではないですよ?(笑)
カーレイ:うーむ、指輪だけじゃあ意味無いんだろうなぁ……。
カーク:ですよねぇ。
ルシャ:はったりをかける手はあるけど。
ウィル:はっはっは。 わしは子供面子を反乱騒動からできるだけ離したいので、こーなっちまうんだよな(苦笑)
GM/ジール:「俺は本気だ。 あまりレディにこういうマネはしたくないが……」
ちゃき、とルシャに銃が見えるよう額に向け直します。
ルシャ:「……」
カーク:「ルシャちゃん、君が死んだら……僕も、皆も悲しむ」
カーレイ:「確かに。 死んだらそこで終わりだが、生きてれば指輪を取り返す事だって可能かもしれない」
GM:では、そんなところで。
カーク&ルシャ:?
GM:その時、ジールの傍の壁に赤い線のようなものが走り、壁が内側へと倒された。
解かりやすく言うと壁の一部がレーザーで焼き切られて、こちら側に倒されます。
イヴ:とっさにそちらへレールキャノンをむけます。
カーク:「……これはっ!?」
ウィル:「バーサーカーか!」
GM:それに気を取られ、そちらへと銃を向けるジール。
“ソレ”は最も近かったジールへと襲いかかり、一撃を加える!
カーク:えーと≪ヘルモード≫でジール&ルシャとバーサーカーの間に割り込みます。
このままじゃルシャまで攻撃喰らう、と判断して。
ウィル:ルール的には、≪ヘルモード≫で同じエンゲージに移動して「かばう」かな。
GM:回避判定は不許可にするが、それでよければ。
カーク:うぃ、構いません。
GM:じゃあカークが間に飛び込んでかばったと言う事で。
ウィル:実はな。 今回のクエスト見てから、カークがヤヴァイ時にソレやろうと思ってたんだけどな(笑)
カーク:「……ルシャちゃんっ!!」
イヴ:一撃で倒せそうなら、≪フレイヤ≫で反撃できるようにする甲斐もあるが。
GM:一応、命中判定はするのでファンブルしたら運がよかったと思ってください(笑)
カーク:らじゃー(苦笑)
イヴ:ゆーがーめっ。
GM/バーサーカー:# 2D6 (5,1) + 10 = 16
GM/バーサーカー:# 1D6 (5) + 7 = 12
GM:12の光ダメージ。 レーザーです。
ルシャ:<マジックシールド>。
ルシャ;# 1D6(1) + 3 = 4
GM:一応、4軽減ね(苦笑)
ルシャ:……あまり気合はいってないらしい。 「カークちゃん!」
カーク:「ルシャちゃん……大丈夫?」
ルシャ:「それよりもカークちゃんが……」
GM:でも、展開の都合でジールにも攻撃が届いたことにさせて貰います。
致命傷ではないけど、戦闘には参加できないレベルの怪我だと思ってください。
カーク:「僕は大丈夫だよ」と、レーザーが貫通したのですな。
イヴ:あー。 攻撃は届かなかったんだけれど。
GM:?
イヴ:「ああっ、貫通したレーザーが天井を崩して落ちてきた瓦礫のしたじきになろうとした所をルシャをつきとばしてっ!?」
カーレイ:凄い説明的な台詞だ(笑)
GM:ていうか、貫通したレーザーからルシャをかばったことにした方が早い気がするんだが……(笑)
ウィル:それだと、カークが素晴らしく何の役にも立ってないんですがっ!(一同爆笑)
GM:瓦礫のしたじきにしよう(笑)
ジールが「ぐあっ……エ、エレンッ……!」と呻いたところでシーンエンドに。
ルシャ:「ジールさん!」
■ミドルフェイズ8:バーサーカーの追撃
シーンプレイヤー:カーク 登場判定:全員登場
ジールを襲ったバーサーカーは、そのままカークたちに対しジリジリと間合いを詰めてくる。
破られた壁から見える通路には、虫型のバーサーカーが続々とこちらに向かっているのが見えた……。
カーク:「ルシャちゃん、下がって!」と言いつつ銃剣と盾を構える。
ルシャ:ジールを庇いつつ。 「カークちゃんも逃げるですぅ」
カーレイ:「ひとまず、こいつらをなんとかしないとな……」
イヴ:えーと、何体くらいおりますか?
GM:戦闘に入ります。
イヴ:「いっぱい」とか言われたら逃げますが……おっと、戦闘ですか。
カーク:「大丈夫、この程度じゃ死なないっ!!」
ウィル:「人質を取られて無い分楽ってもんだ。 そうだろう、カーク?」
カーク:「そうですねっ!」
「配置はこんな感じね」
「むぉ、確かにいっぱいだ」
「しかし普通のバーサーカーまで来たか……」
「せっかくだから」
「僕はバーサーカーを攻撃(ころころ)ちぃ、低い……斬23」
「斬か。 流石にバグと違って装甲厚いから平気そう」
「うーむ、バグに行くかバーサーカー行くか……」
「一体一体減らさないときついです(汗)」
「メジャーで<エンチャントブレイド>をイヴに。 武器属性を雷に変更です」
「(びびびびびびびび)了解です」
「ああっ、イヴの髪型がアフロに!」
「雷様ー!?」
「あー、スーパーイヴ」
「逆立ったー!?」
「クリリ……カークおぼっちゃまのことかー!?」
「僕、殉職っ!?(笑)」
「あぶなっ! 1差で回避成功!」
「ちっ、盾とアクセサリがなければー!(笑)」
「借金して正解だった(笑)」
「よかったですね、買っておいて(にっこり)」
「……利子は安めでお願いします」
「よし、命中クリティカルで<死点撃ち>発動!」
「ジールが撃たれてから調子いいぞコイツ!(笑)」
「<死点撃ち>キター」
「やっぱりつおいな、修正されるだけのことはある(笑)」
「装甲の隙間を狙われたらばっちり死ぬわ(笑)」
基本ルールブック収録の中では最強クラスのバーサーカー2体に苦戦しつつも、なんとか撃破に成功する。
カーク:AGガンブレイド、射撃モード。 <騎士の一撃>で集中射撃!
カーク:# 2D6(3,3) + 11 = 17
GM/バーサーカーB:# 2D6 (2,3) + 9 = 14
カーク:# 3D6(3,1,5) + 11 = 20
カーク:「いい加減……落ちろぉぉぉぉぉっ!」
GM:それは落ちた。
カーク:零距離からビームを叩き込んで……撃破。
GM:最後の1機も倒れたが、穴の開いた壁からはわさわさと新たな敵が近づいてくる音が聞こえます。
カーク:「……このままじゃ、本当にジリ貧だな」
イヴ:「ちっ。 おぼっちゃま、ここは遺産をはやくゲットして戦略的転進を」
ルシャ:「あぅ~」
ウィル:「やれやれ、厄介だね全く。
ところで……まだ続きをやるかい? ミスタージール」
GM/ジール:「この傷じゃあ1人で脱出もムリだな……降参だ。 俺の処遇はあんたらに任せるよ」
カーレイ:「かと言って退路があるわけでも……いや、ものは試しで遺産を動かすか?」
カーク:「それが良さそうですね。 ルシャちゃん、行こう」
ルシャ:「はいですぅ」
カーク:ルシャをザインで抱え上げて、遺産の方へ走る。
カーレイ:ジールに肩を貸す。
ウィル:壁に空いた穴を警戒して、ギリギリまで待機。
GM:船のある部屋に続く扉は、ルシャが近づくと反応するかのように開いた。
指輪の光も強さを増しています。
カーク:……。
ルシャ:みゃ?
カーク:今、何気なく、ルシャをお姫様抱っこしてたと思うんですよ、僕(笑)
最終更新:2013年09月30日 11:19