初登場の巻数を括弧内に表記。
名前だけ登場するなど事前に存在に触れられて、その後本編登場となった場合その両方を表記する。
主要人物
プレイヤー
アリッサ・藤(ありっさ ふじ)(1巻)
プレイヤー1。白色を含む鮮やかな金髪は母親譲りの天然。
怪獣に踏み潰された記憶を持ち越し、この世界が『ゲーム』だと知った一人。
ややぶっきらぼうながら情に厚く、ゲームをクリアするために犠牲が出ることを嫌う。良くも悪くも常識人であり、自分の価値観からなかなか抜け出せない。ゲームのパートナーである敷島に対しては、その頭の回転の速さや決断力に関して劣等感にも似た尊敬の念を抱いているが、当の敷島からは「聖戦士」などと呼ばれ謎の期待をかけられている。クラスメイトの山崎麻希に絶賛片思い中。
敷島弓子(しきしま ゆみこ)(1巻)
プレイヤー2。保健委員長。青みかかった黒髪を真っ直ぐ伸ばした美人。頭は良いが、その整った容姿と刺のある物言いが相まって女子ウケは悪い。藤と同じく世界がゲームであることに気づいた一人。非常に頭の回転が早く、状況を分析し順応する能力に長けているが、その考えは効率重視で倫理を排除し、必要なら犠牲を出すことにも躊躇しないある種の冷酷さを合わせ持つ。パートナーである藤を自分の非情さとの好対照と捉えている節があり、自分に対する皮肉も込めて度々自分を「悪い子」、藤を「良い子」と称する。自分のやり方で犠牲を出すよりも藤の倫理に沿った方策を取りたがるため、自分の解決策をあまり話したがらない。藤に対してゲームをクリアするうえで自身の支えとなるパートナーとして時に不可思議なほどの執着を見せる。
クラスメイト
山崎麻希(やまざき まき)(1巻)
藤のクラスメイト。片想いの相手。彼のことを「フージー」と呼ぶ。天然で、やや言動が独特。天真爛漫ということにしておきたい。
左右の手を同時に、別々に動かし絵を描くという器用なことができる。
その他
学校関係者
数学教師(1巻)
リスポーン時には
アリッサ・藤のクラスで授業をしている教師。男性。
背がかなり高く相応に威圧感がある。奇抜な行動に出られると対応に戸惑う常識人。
定規を使わなくても真っ直ぐな線を書くことに定評がある。
現国教師(1巻)
リスポーン時には
敷島弓子のクラスで授業をしている教師。女性。
教頭(1巻)
リスポーン後、三階の廊下へ行くと遭遇することができる。男性。
白のベンツを持っている。藤と敷島が怪獣から逃げるために使用したこともあったが役に立たなかった。
特徴的なひび割れた声で、それが放射状に広がって届く独特の声質。体格はひょろ長く、なで肩。顔は細長く鼻の黒ずみが目立つ。
主要人物関係者
敷島兄(1巻→2巻)
敷島弓子の兄。ロボット好き。不器用なためプラモデルを買うと妹に作らせる。
その他
デザイナー(1巻)
敷島弓子の家のご近所さん。ボディビルで優勝の経験がある。
本編未登場。
最終更新:2013年10月18日 09:33