169 名前:愛のVIP戦士[] 投稿日:2007/02/27(火) 01:32:13.99 ID:lNuUfUg30
女「スナイパーとして、源義経だけは敵に回したくない」
友「なぜに九郎判官?」
女「あいつは絶対、観測手から排除しようとしてくる!」
友「船戦(ふないくさ)すりゃまず漕ぎ手から狙ってくるような奴だしね……」
マッタリやれや♪
177 名前:愛のVIP戦士[] 投稿日:2007/02/27(火) 01:47:17.70 ID:lNuUfUg30
女「もしのび太に『忍耐力』があったなら、ドラえもんは恐るべきスナイパー漫画になっていた可能性が」
友「ないない」
男「待ち伏せしてる間に寝ちゃうだろ、常識的に考えて」
181 名前:愛のVIP戦士[] 投稿日:2007/02/27(火) 01:55:57.84 ID:lNuUfUg30
女「もしもわたしがキューピッドだったら――」
友「きまぐれに恋の矢を撃つからキューピッドなんじゃん。スナイパーなキューピッドなんて」
男「標的は月下老だな」
友「またおまえか!」
男「冥府の名簿を元に恋人たちに赤い糸を結びつける、それが月下老。
人力では排除できないその『運命』、
打ち砕けるのはおなじく恋を司る力を持ったキューピッドの矢のみ!」
友「おかしな物語を作るな!」
女「問題は月下老を狙うか、赤い糸を狙うか、か……」
男「鏃を弾丸に仕込めば距離は稼げるな」
女「糸か……ふふ……スナイパー魂をくすぐられるターゲットだ」
男「よし、糸をも撃ち抜く究極の命中精度を求めてさっそく特訓だ!」
女「おー!」
友「乗せるなアホ乗るなバカそして――――」
友「――なにゆえわたしとこいつの足に赤い糸がついてるんでせうか?」
女「標的は動いてるしね」(がしゃこん)「大丈夫。このエアガン、法定の威力しかないから」
男「これは新しいサバゲー。いや、恋愛シューティング」
友「離せ! 離せやあああぁぁぁぁぁぁ!!!」
192 名前:愛のVIP戦士[] 投稿日:2007/02/27(火) 02:30:25.18 ID:lNuUfUg30
みんなで京都旅行に来たようです~
女「どうせなら隣の滋賀の国友鉄砲の里資料館のほうがよかったのに……」
友「たまにはスナイパーから離れろ」
男「というわけで、一休さんゆかりの大徳寺にやってきました」
女「大徳寺ッ!?」
友「どしたの?」
女「わたしをスナイパーと知っての狼藉かああああああぁぁぁぁぁ――――――」
友「……行っちゃった」
男「織田信長ゆかりの寺でもあるからか」
友「?」
男「信長は何度かスナイパーに狙われて、しかも生き延びてるからな。
あいつにとっちゃ縁起が悪いんだろ」
友「手・間・の・か・か・る・お・馬・鹿・さ・ん・がああああああああああああ!!!!」
男「大丈夫。ケネディの写真おいときゃ戻ってくるから」
友「どこまで面白いバカどもなんだあんたら?」
218 名前:愛のVIP戦士[] 投稿日:2007/02/27(火) 12:36:34.12 ID:lNuUfUg30
女「21世紀初の女性 大統領暗殺者として名を残すのもいいけど」
友「女性大統領目指すほうがお手軽だろ」
男「いや。移民一世はたしかアメリーカのプレジデントにはなれない。暗殺なら確実だ」
友「何が確実なんじゃい」
女「コンビニで幼い子供を人質にとった凶悪犯を狙撃し、みごと子供を救うというのも
スナイパーとしてありかなとも思う」
友「警察の狙撃班? 殺し屋になるよりゃ現実的じゃん」
女「そして引退後はスナイパー対策の専門家として、
その手の犯罪者にアドバイスする仕事もいいかなと」
友「あっはっはっはっ! きれいに落ちると思いきや、やっぱそうきたか! そうこなくっちゃ!」
男「自暴自棄はよくないぞ」
友「おまえらのせいだよ」
女「これはスキマ産業としてけっこういけるんじゃないだろうか?」
友「わかった。その隙間に挟まったまま二度と出てくるな」
335 名前:愛のVIP戦士[] 投稿日:2007/02/27(火) 22:48:44.58 ID:lNuUfUg30
女「フゥハハハーハァー! ほんとサバゲーは地獄だぜぇ!」
友「訊くのもいやだけど気になって仕方ないから訊くわ。一週間学校サボって何してた?」
女「過酷な籠城戦を少々たしなんでおりました」
友「訊いといてなんだけど、いまサバゲーっていってたよね?」
女「あの侍かぶれ、わたしが潜んでいそうな場所に当たりをつけて遠巻きに包囲してきやがった!」
友「それなんて鳥取城の飢(かつ)え殺し!?」
女「あいつ、たとえ相手がホントのスナイパーでも、十分食料用意してても、
一月でも二月でも包囲してた」
友「もはやサバイバル『ゲーム』じゃねえ!」
女「スナイパーは……スナイパーは戦国武士に勝てないというのか?」
友「むしろスナイパーかぶれと戦国かぶれが何で同じフィールドでドンパチやってんのか教えてよ」
男「まあ、包囲戦をアドバイスしたのは俺だけどね」
友「Σ (;゚Д゚) 一番たち悪いのはあんただと気付いた!」
男「しかし一週間耐えるとは、さすがスナイパー。学校帰りにちょくちょく遠目から応援させてもらった」
友「わたしの人生に平穏を取り戻したければまずおまえから消せってことだなッ!?」
345 名前:愛のVIP戦士[] 投稿日:2007/02/27(火) 23:00:32.25 ID:lNuUfUg30
女「拳法ですら動物の持つ野生のパワーに学ぶというのに、スナイパーが安穏としていていいものか?」
友「わかってると思うけど、動物園の動物は撃つなよ?」
女「任せて!」
友「それは『撃つよ』ってこと? 『撃たないよ』ってこと? あんたの場合どっちかわからん!」
男「『相当なる理由がある場合』に該当すると知事が判断すれば大丈夫さ」
友「それは何の条例の第何条だッ!? 言ってみろ! え! 言ってみろってんだこん畜生ッ!」
友「で? 豹とかライオンとかでも見るの? 鷲とか?」
女「檻の中で飼われた動物にスナイパーの輝きなんかないよ」
友「ごめん、あんたら何しに来たの?」
男「動物園のスナイパーといえば、あいつしかいない」
女「あの獰猛な白熊からもさえ平気でえさを奪っていく上空のスナイパー・青鷺ッ!」
友「……」
女「あ、また奪ってった」
男「白熊、なすすべなしだな」
友「……サル山見てくらぁ」
366 名前:愛のVIP戦士[] 投稿日:2007/02/27(火) 23:32:03.87 ID:lNuUfUg30
女「弘法筆を選ばずといいますが、スナイパーにとって道具の選択は非常に重要」
友「金のかかるご趣味ですな」
女「わたしが少しでも命中精度を上げようと努力しているとき、
上空から手当たり次第焼夷弾落とそうかなんて考えてるような奴相手に
スナイパーはどう対処すればいい!?」
友「『同じ系統の能力』『同じ種目』同士で律儀に戦ってくれるのなんてしょせん漫画だしねぇ」
友「って、スナイパー相手にそこまでするバカいるの?」
男「豊臣秀吉がそういうバカなことを平気でやるタイプだった」
友「不落要塞小田原城の周りにさらに城作って包囲しちゃうレベルのあのバカか」
男「スナイパーはしょせん一つのコマ。どんな能力を持ったコマだろうと、
将棋盤をひっくり返す奴には勝てない。しかしスナイパーはそれでもあがくのさ。ふふふふふ」
友「せんせー! 黒幕でーす! 黒幕がいまーす!!」
男「少数の精鋭で戦局をひっくり返すのがスナイパーならば、
多勢の力で少数の精鋭とやらを踏み潰すのが秀吉流、いや、戦国武士本来の戦い方」
友「うわぁ……バカがアホをいたぶってるなりぃ……」
男「ケネディを撃ってもアメリカは潰れなかったしね。
『スナイパー』という『戦術レベル』は『戦略レベル』には勝てないんだよ。どうあがいても」
友(うっわぁ……始めてあのスナイパーバカが不憫に思えてきた)
381 名前:愛のVIP戦士[] 投稿日:2007/02/27(火) 23:59:39.51 ID:lNuUfUg30
女「……」
友「茶道部の茶室がどうかしたの?」
女「入り口、せまいね」
友「茶室だし」
女「どいつもこいつも油断尻見せてホイホイと入ってく……」
友(油断……尻……)
女「……」
友(いまはさすがにエアガン持ってないし、言うだけか)
男「弓道部から弓矢借りてきたよー」
女「㌧」
友「Σ (;゚Д゚) 待て! やめろ!」
女「離せ! あんな撃ちやすい的、わたしへの挑発だ! ケンカ売ってきたのは向こう!」
男「矢の先はゴム玉に替えといたから大丈夫」
女「弓矢投石、ダーツに手裏剣。超一流は武器を選ばないのさ」
友「余計なことすんなああああ!」
女「しっ! 騒ぐと気付かれる!」
先生「……」
友「……」
女「……」
先生「……」
女「ゆけ、観測手! 狙撃の邪魔をする敵を排除せよ!」
友「わたしは無関係だああああああ!!」
女「喧嘩両成敗の主張が聞き入れられず、非常に残念です」
友「あの男、逃げ足だけはライフルの初速以上だな……」
最終更新:2007年03月03日 19:28