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9スレ目 - (2006/08/25 (金) 14:49:34) の1つ前との変更点

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男「すっかり遅くなっちまったな」 ヴ「そうだな…」 男「あっ!見ろよヴァルキリー!天の川だ!」 ヴァ「む…奇麗だ…地上からはああ見えるのだな…」 男「見たこと無かったのか?」 ヴァ「わたしたちヴァルキリー(戦乙女)は、地上で争いが起こる旅に、   あの道を通って神の国から地上に降りる。」 男「へぇ…道、なのか?河じゃなくて…それになんで地上に?」 ヴァ「地上で一番強い魂を持って帰る為だ。…オーディン様の命でな。」 男「強い…魂…って、それだとお前も戦場で戦って、神の国に帰らないといけないんじゃないのか?」 ヴァ「…わたしたちヴァルキリーは…恋をしてはいけないんだ…」 男「?」 ヴァ「恋をしたヴァルキリーは、その身分を剥奪され、神の国へは帰れない。   私も、その落ちこぼれのひとりなんだ。」 男「…じゃぁ故郷に戻れないのか?」 ヴァ「永遠に…な。」 男「そんな…なんだか、悲しいな。寂しくないか?」 ヴァ「まぁな。でも、今更未練なんて…」 男「じゃぁさ、俺がずっと一緒にいるよ。」 ヴァ「…え?」 男「少しは寂しさもまぎれるだろ?」 ヴァ「…。じゃぁお願いしようか。」 男「おう、この俺様に、ぁ、任しておきーやーがーれーぃ!」 ヴァ「ぷっ…あはははは、何だそれは!」 男「ん?知らんのか。歌舞伎っつーんだよ。日本の伝統芸能でな…」 ヴァ(…この男の側に居れるなら、戻れないのも悪くないな…。) 男「で、誰に恋をしたんだ?」 ヴァ「自分で考えろ。馬鹿者。」 ---- -体育、テニスの時間 貧嬢(まさか荘厳さんと当たるなんて・・・あまり当たりたくない相手でしたのに・・・) 荘厳「準備はよろしくて?行きますわよっ」 ゴゴゴゴゴ 観客「おぉ!荘厳さんの背後に龍が見える!!」 パコーン!! 貧嬢「くっ!」ビシュッ! 審判「15-0!」 荘厳「まだまだ行きますわよ!」 貧嬢(出来れば使いたくなかったのですけれど、荘厳さん相手では仕方ないですわね・・・) 貧嬢「私とて(元)上流階級の人間、その程度のオーラ出せないものですか!」 ドドドドド 観客「おぉ!貧嬢様の背後に虎が見える!!」 和嬢(令嬢時代の威厳と、貧乏としての再利用能力で荘厳さんの世界をコピーしたのね) 貧嬢「これで状況は五分五分ですわ、あとは実力の勝負・・・はっ!」パコーン!! 荘厳「さっきより球が切れますわね、でもそれだけでは私には勝てませんわ」パコーン!! 観客「さっきから荘厳さんが一歩も動いていない?」 貧嬢「か、完全に打たされていますの!?」パコーン!! 観客「こ、これは・・・荘厳ゾーン!!これで貧嬢様に出来る事は・・・寒っ」 荘厳「こ・・・これは氷ですの!?」パコーン!! 貧嬢「その氷柱、一つ一つが貴女の弱点ですわ・・・(財布の中身が)氷の世界!」ビシュッ!! 審判「15-15!」 続かない ---- 友「欲求不満だ。性的な意味で」 俺「そうか」 友「そろそろお前のいもry」 俺「氏ねロリコン」 友「まだ『いも』までしか言ってないぞ」 俺「お前のような童貞の考えている事など手に取るように分かる」 友「お前も童貞だからか」 俺「まぁ…そんなところだ」 友「そうか残念だな」 俺「…」 友「…」 友「よし、じゃあもうお前でいいや」 俺「ちょwwwwww」 友「バッチコーイ!!」 俺「しかも受けかよ!」 ---- 俺:「…………」 俺:「…………」 俺:「…………」 俺:「…………」 俺:「…………」 ---- 俺:「…………」 俺:「…………」 俺:「…………」 俺:「…………」 俺:「………クラスに友達ができねえよ…」 ---- (カタカタ) ゆうや「ん?確かこれは…」 日和「なに」(ヒョコ) ゆうや「あ、いや何でもない」 日和「なに」 ゆうや「仕方ないな…ここに赤い四角があるだろ。『赤い部屋』っていって、 絶対クリックしちゃいけないとかよく覚えてないけど確かそんな感じの 日和(カチカチカチカチカチカチカチカチ) ゆうや「ちょwwwクリックすんなって言ったばっかww」 『あなたは』『あなたはあ』『あなたは赤』『あなたは赤い』『あなたは赤い部』 ゆうや「ヒィイイイイイイイイ」 日和(カチカチカチカチカチカチカチカチ) ---- 変:「ぶひひひひひ!!!!1!」 武:「サドルを外した自転車に尻を突っ込んで投稿か。おぬしは今日も紛うことなく変態だな」 武:「……と? む、拙者の刀が……」 優:「銃刀法違反だから預かったんだよー」 泥:「預かっただけなんだからねっ」 男:「あれ? 俺の鉛筆ってこんなに綺麗に削れてたっけ?」 俺:「…………」 俺:「……いいなぁ…」 俺:「…………」 俺:「…………」 俺:「…………」 ---- この話は、とある男の一言から始まった 男「そういえば今更だけどあのダンボールの中身気になるよな・・・」 俺「ああ、そうだな」 その一言は、一瞬のうちに広がりほとんどの人間が確かに気になるなと思った 軍師「というわけでどうすればダンボールのダンボールを剥がせるかを考えようと思います」 プロセス「とりあえずこの部屋にダンボールを追い込みました、どうやったかは、聞かない方向で」 俺「とりあえず全員各々でアタックすればいいんじゃね?」 VSツン ツン「ベ、別にダンボールの中身が見たいなんて思ってないんだからね!!」 ツン「はぁ、私って何で素直になれないのかしら・・・」 全員「・・・・・」 VSクー クー「ダンボールを脱いで」 ダンボール「・・・・いや・・・・です」 クー「本人が嫌がってるからやめにする」 全員「・・・・・」 VSヒート ヒート「うおおぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!脱げぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!」 ダンボール「あの・・・・うるさい・・・です・・・静かにしてください・・・それにあの・・・暑苦しい・・・です・・・」 ヒート「・・・・・・(ブツブツブツブツ)・・・・・・」 「うぉ!?ヒートが再起不能になってる!?」 「意外と繊細なんだな・・・」 VSドロ 「すごいスピードでダンボールを盗りまくってる・・・」 「あ、倒れた・・・体力が限界を超えたか・・・」 長くなるので中略(?) 「なにぃ!?荘厳空間に影響されないだと!?」 「次は、変態達か」 変ヒ「おらぁ!!脱げぇぇぇぇぇ!!!!」 変ク「早く脱いだ方が身のためよ」 変古「木馬攻めか縛りかどちらがよろしいでしょうか?」 ダンボール「!!!!!」 変態達「うわぁっ!?高速回転しながら飛んだ!?ってこっち来たー!?いやぁぁぁぁこっち来るなぁぁぁ!?うふふ・・・この痛みがいつか快感にかわr」スパッザクッグシャッメチャッ 「・・・うっわ・・・これはさすがに・・・誰かモザイクもってこい・・・」 理ンデレ「今度は、私が・・・酸素と水素とメリケン粉・・・」(プシューーーッ) 全員「な、なにをするだぁぁぁぁぁぁぁあ!!!」 理ンデレ「後は、マッチを・・・」(ポイッ) ドカァン!! 「・・・・・(チラッ)・・・う、嘘だろあれでも大丈夫なのかよ・・・吹き飛ぶどころかこげてすらいねぇ」 軍師「ここまでやっても無理ってことは、・・・アレを脱がすのは、無理と見たほうがよろしいかと」 ---- 男「ふぁ~。ようやく昼休みか。さて、昼飯どうしよっかな~…」 ㍉「なにをぼーっとしているんだ男!」 男「うわぅ!?み、㍉子?」 ㍉「こうしているあいだも刻一刻と戦況は変化するんだぞ!食糧確保とは迅速さが問われる戦いだ!」 男「ようするに購買に行くから付き合えと。って、ちょっ、ひっぱるな!」 購買にて 男「うわぁ…凄まじい餓鬼の群れナリィ…」 ㍉「だからいっただろう。しかし談義している時間はない。戦況は苛烈。総員心して突撃!」 男「俺しかいないっての」 男「ふぅ、なんとかエネルギー源争奪~」 ㍉「ううぅ…」 男「㍉子突撃した瞬間にもみくちゃにされて押し出されてたもんな。体格差あり過ぎ。昼飯三色パンだけか?」 ㍉「うるさい!私は必要最低限の栄養補給でいいんだ!そういうおまえはどうなんだ!」 男「ミックスサンドと限定20個の海鮮焼きそばぱん」 ㍉「っ!?」 男「いやー、運がよかったというか運も実力の内というか」 ㍉「………さ」 男「まぁ、どっちにしろラッキーは俺のモノ、ってどうした?」 ㍉「サイトー!そいつを寄越せぇ!!」 男「だれがサイトーだ!」 男「ほれ、最初からわけるつもりだったよ」 ㍉「そっ、それならいいんだ。上官への食糧譲渡とは部下の鑑だな」 男「はいはい判りましたよ少佐殿」 ㍉「♪~~」 ---- 男「何をしている。」 ア「男。風見鶏を知ってるか?」 男「ああ、知ってるけど・・・。」 ア「風見鶏・・・やつは常に一本足で立っているんだ。」 男「そうだな。」 ア「私もやつと同じように風と一体となって、風向きによってくるくる回りたい。」 男「だから一本足か。」 #ref() ---- ツンバカ「ねえ、鮫子」 鮫「何?」 ツンバカ「さめこって名前は駄目だと思うんだ」 鮫「・・・何気に失礼ね」 ツンバカ「ち・・違うよ~鮫子ってなんだか話しかけづらい雰囲気あるし・・・ここはニックネームなんていいと思ったの」 鮫「・・・不安」 アホ「まずは『シャーク』」 鮫「却下」 アホ「かっこよくない!?なんかこう・・・サンバルカンみたいで!!!」 鮫「・・・悪口?」 アホ「むぅ~!!!じゃあ・・・フカヒ」 鮫「#」 がす アホ「い・・・痛いよ・・・」 鮫「あんなのと一緒にしないでよ!!」 ---- 男「沖縄戦か……日本でこんなことがあったとはなぁ」 ㍉子「………」 男「㍉子さん?」 ㍉子「私の祖母も沖縄にいたのだ」 男「……そ、そうか」 ㍉子「何、今も元気だぞ?」 男「……やっぱり戦争ってのは悲惨」 ㍉子「森に篭ってゲリラ戦を終戦までしかけたらしい。     竹槍で米兵を3人…火炎放射器への狙撃も」 男「あぁ!戦争って嫌だな!そうだよな!」 ㍉子「ちなみに、祖父は一日で10両の戦車をしとめ 男「……」 ㍉子「聞いているか男?そのあと祖父は某亜国で独立の手助けをしてな 男「……」 ㍉子「今もアフリカで元気に対反政府戦争をしている」 男「㍉子の家族って……」 ---- 男「ふぅ~。やっとついたか。」 ア「やたら遠かったなこの遊園地。」 男「いや~。おまえの喜ぶ顔が見たくてな。」 ア「男………」 男「それにしても最近ガソリン高いからな。かなりお金かかっちゃったよ。」 ア「そんな金があるならピノ買えy」 男「そぉい!」 ----  雨の中、一人で帰り道を歩いていると一匹の猫が、濡れたダンボール箱にぴつたりとはいつていた。 「あなた捨て猫? 夏とはいえ雨に濡れてちゃ寒いだろうに。そうだ、これあげる」  偽は自分が濡れるのも構わずにその手にある傘を箱に被せた。そして鞄の中に入っている男の為の弁当を取り出して、猫にやれそうな物だけ置いた。 「男にあげようと思ってたけど、あの面子を突破するのは無理だったから、良かったら食べて」  猫はみゃー、と鳴いて優しい人のくれた食べ物を食べる。一口目はおそるおそる、それからはがつがつと口に入れる。  そんな猫を見て偽は微笑み、そしてすぐに表情を曇らせる。暗い顔で自嘲するように呟く。 「こうやって餌をあげる事はできても、飼ってやることは出来ない。酷い話だよね、希望を見せちゃう分だけずっと性質が悪い」 「本当にそうだねー。そうやって餌をあげた後、その猫は人は助けてくれるものと誤解して、結局は悲しい目にあってしまうんだねー」  不意に後ろからかけられた声に偽は振り向く。目の前には冷めた顔で偽を見る、最近転校してきたクラスメイトの優が立っていた。優はしゃがみこんだ偽を自分の傘の中に入れている。顔に滴る雨で、泣いているようにも見える。  「…そうね。私が余計な事をしたばっかりに」 「余計な事って思うのに、なんでそうするの?」  優の問いかけに偽は答える。 「偽善か、自己満足よ。きっと」  優は偽を値踏みするような目でじろじろ見て、言う。 「そう。偽善か、自己満足ねー。でも誰かはこう言ったりするのよねー、偽善とは、人の為の善だとかー」 「そんな上等な物じゃないわよ」  偽は優の言いたい事が掴めず、そんな言葉しか返せない。  優は悲しそうにうつむいて呟く。 「…つまらないね、あなた」 「え?」  優の目に熱がこもり、偽を睨みつけながら言う。 「偽善偽善って、意味わかって言ってるの? 行いや人格を正しくみせかける事が偽善だけど、あなたはそれすら出来てないじゃない。正しくないと思っている事をして、自分は間違っていると嘯いて、馬鹿みたい。自己満足? じゃあその濁った眼は何よ。やめてよ、猫よりあなたの目のほうがよっぽど言ってるわ、助けてくださいって。満足どころか不満が溜まる一方、澱んだ気持ちのまま何かして、相手が喜ぶとでも? あなたのしていることはただの自慰だよ。それも絶対にイケない、寸止めオナニー。くだらない」  優の顔を流れているのはもう雨だけではない。偽の胸倉を引っつかみ、無理矢理立ち上がらせる。立ち上がれば偽の方がよほど優よりも背が高いが、威圧されているのは偽だ。 「そんな顔で行う行為が、誰かの為になると思わないで!」  雨に濡れることなど構わずに、涙と鼻水でぐしゃぐしゃになった顔で吼えた。 「…誰かの為になる善なんて私にはわからない。結局駄目になってしまうだろうって、不安で、怖くて、でも何かできないかっていつも思ってる」 「わからないなりに、ってやつ? じゃああなたはいつかはわかるつもりでいるの?」 「多分わからない。私にできることなんて、ごく限られている」 「…呆れた。本当にあなたは「それでも!        ワタシ  私は、せめて人の為せる善を成すっ!」  優を壁に叩きつけ、偽善者は、叫んだ。 「…あはっ。やっと可愛い顔になったねー」  突然おかしなことを言い出す優に偽は戸惑う。優は背伸びをして、自分よりもずっと上背のある偽の頭を撫でた。 「いっつも悲しそうな目をしながら誰かの為に誰かの為にって走りまわって、正直見ていられなかったんだよー? それでちょっと気になったから。熱くなって酷い事言ってごめんねー」 「…謝ることなんかないよ、私こそごめんね。あと、ありがとう」 「友達だものー。迷った時にはお互い様だよー」  二人はくしゃくしゃの顔で笑いあった。そしてハッと我に返る。  足元の猫が箱の中で縮まっていた。そりゃそうである、叫び声が聞えりゃ人間だってびっくりするのである。 「さて、どうしようかー。私も飼ってあげられないよー」 「せめて、雨が当たらなくて人目につくところにおいてあげようか」  偽が猫の箱を持ち上げて、二人が歩きだそうとしたとき、後ろから声がかけられた。 「おーい、お前ら何してんのびしょぬれで。ん? その箱なんだ? 猫か、捨てに行くのか?」  振り向きざまに優の右フックが空気読めない男の頬に突き刺さる。  拳は口程にものを言う。 「いてて…、ちょっとその猫見せてくれよ。ふーん、目やに無し、鼻水無し、ってことで見た感じ病気は無し、怪我も無し、そしてオス。なあ、ちょっとそいつ連れてってみたいとこがあるんだけどいいか?」 「いいけど、どこ?」 「俺ん家の隣。傘持ってくれる?」 「キャー! なんてプリチーな猫なんでしょう! 捨て猫ですって? 可哀想に、大丈夫。私が責任持って面倒見るわ!」  そういって猫を抱き締める男の隣人。ちなみに胸毛が素敵なおかまさまである。 「…心配だよー」 「心配っていうか、この場に居たくなくなるわ」  ドン引きする二人。目の前で振りまかれる嫌なフェロモン。 「ああ見えて凄くいい人だから大丈夫だ。…本当だぞ?」 「任せてね男君! それとそこのお嬢さん達びしょぬれじゃない、タオル貸してあげるからちょっと上がっていきなさいな」 「え、あの…」 「遠慮しないでいいの、ほらほら」 「じゃあな、また明日学校で」  そういって歩き去る男。 「いや、ちょ、待って、何この展開、ついていけない」 「タオル借りますねー」 「順応早っ!? そんなあなたがうらやましい!」  騒ぐ偽の足元に、件の猫が擦り寄る。小さな声で鳴いて、また顔をこすりつける。  偽は薄く微笑んで、言う。 「じゃあ、タオル借りますね」 ---- 男「白上げて」 渡辺「ふぇ!(ぴょこ」 男「赤上げて」 渡辺「ふ、ふぇ!(ぴょこ」 男「白さげて」 渡辺「ふぇ!(ぱさ」 男「白あげないで赤さげないでやっぱ白上げて」 渡辺「ふ、ふぇぇ?!(ぴょこ」 男「赤さげて」 渡辺「ふぇ!(ぱさ」 男「赤あげないで白さげないで赤さがってるから白もっと上げて」 渡辺「ふぇぇぇぇ?!ん~!(ぐぐぐ)・・・これ以上上がらないよぅ・・・」 男「よくできました」 渡辺「ふぇ?終わり? ---- 男「なぁ」 女「なに」 男「ジュースいる?」 女「じゅーす」 男「ああ、ジュースだ」 女「いる」 男「はい」 女「べつに、かんしゃしてない」 男「わかったわかった早く飲め」 新ジャンル「ツン日和」 ---- 囚「このスレは、落としたくないなぁ」 看守「ほぉ、保守か、偉いな」なでなで 囚「えへへー、看守さんに頭なでてもらえたうれしいなぁ」 看守「まぁ、お前は、落ちるけどな」 囚「って何でいきなり絞首刑台の上にいるの!?」 看守「細かいことは、気にするな」 ガコン 囚「アッー!!」 ブチッ 囚「ゴホゴホ・・・ロ、ロープが切れて助かった・・・」 ---- 男「俺のPC使って何やってるんだろう……?」 日和「…………保守……」 男「ん?……今何か言ったか?」 日和「いいや、なんでもない」 男「ってか、勝手に俺のPC使うな」 日和「なんで?」 男「お前のPCじゃない、ほらカレー食うぞ」 日和「わかった」 男「……何故に2chに繋がってる?」 日和「だめ?」             カチ (クリック音) PC「ガタガタガタ」 男「ブラクラ踏むな!!!!11」 ---- 渡辺さん「あれれ~? 私のお弁当がないよ~?」 優「私のをあげるよー」 ツンバカ「あれ……? 家までの道が分からないわ」 優「私が案内するよー」 荒鷹「荒ぶる鷹の保守!! 寂しいな……」 優「私もつきあうよー」 狂う「あはははは! (ざぐ! ざぐ! ざぐ! ボキッ!) あ……刃が折れちゃった……」 優「私の出刃包丁があるよー」 武士デレ「参ったな……矢折れ、刀尽き……か……」 優「私の仙台国包をつかえばいいよー」 変クー「おや? なんて事だ……極太拡張バイブ”フィスト君”を男の家に忘れてしまったようだな……」 優「私の握り拳をつかいなよー」 俺「奴は……一体何者なんだ……?」 男「俺に聞くな」 優「女の子はミステリアスなくらいがいいんだよー!」 ---- ヒート「男おおおお!!!!!弁当作ってきたぞおおおおお!!!」 クー「男、パンを買ってきた。食べよう」 男「お、ヤキソバパン! でもいいのか?」 クー「ノートを見せてくれたお礼だ。だが、ヤキソバパンは私のだ」 ヒート「食べよおおぉぉ、ぉ………」 優「ヒートさん、お弁当いっしょに食べよー」 ---- 変態古風 男「・・・なぁ・・・俺の事縛りたいのか?」 古「・・・縛らせてくれるのですか!?橘!!すぐにカメラの用」 橘 しゅた!「こちら既に」 男「帰れ!」 男「ったく・・・手ぇ、繋ぐぞ」 古「あ・・・少し恥ずかしいです・・・でも、いいものですね」 男「な・・・なんでここで照れるかなぁ」 男「じゃあ縛られた俺の背中に蝋燭なんかは」 古「あ、私逆もイケますので。しかし公園は気持ちがいいですね・・・ふふ」 男「#」 ごす 古「り・・・理不尽です!!」 男「顎貸せ、キスしてやっから」 古「あ・・・あの・・・少し明るいです、ここは・・・」 男「・・・#」 男「縛られた俺に蝋燭垂らしつつ、鞭なんてあった日には・・・」 古「・・・ふふ、今日は素直ね・・・ポチ」 男「###」 男「おい・・・俺と一緒に人生を歩んでもらえないか・・・?」 古「あ・・・よ・・・よろしいのですか・・・ふふ・・・不思議ですね・・・嬉しいのに涙が」 男「や・・・やっぱ歪んでるよなぁ・・・」 古「さあ!早く!早く!!」 ---- 葬儀屋女「うそ・・・お葬式のお花が足りない・・・!」 葬儀屋男「!?」 葬儀屋女「……」 葬儀屋男「……」 荘「な、何をするのですかあなた達!離してくださいっ!」 葬儀屋男「ごめん荘厳さん!あとでちゃんとバイト代払うから!」 こうして荘厳さんのバイトが一つ増えた。 ---- 魔少「新ビジネスを考えたいんだ」 男「お前、最近☆使わないな」 魔少「真面目に☆聞いてく☆れないか?☆」 男「無理して使わなくていいから続きを言え」 魔少「うむ、メイド喫茶が成功している今、先手をとりたい」 男「……ツンデレ喫茶?」 魔少「残念ながら既出だ、意外と好評らしい」 男「世も末だな」 魔少「しかし、目の付け所はいい。ここの学校には     個性あふれる乙女たちがいる。あとはわかるな?」 男「素直クール喫茶とか作るつもりなのか!!??」 魔少「フフ、それを今から試してみるのだ。」 男「あ、客は友にしてくれ。あいつなら喜んで手伝ってくれる。」 魔少「承知した。」 友「え、俺かよ」 男「しっかり盗み聞きしてるからな」 友「やけに魔少がシリアスなんだが」 男「何やら、人生かかってるらしい。」 友「嫌な人生だな」 男「まぁ、がんばってみてくれ。」 魔少「では、素直クール喫茶だ。」 クー「いらっしゃい」 友「アイスコーヒーを一つ、」 クー「以上で?」 友「はい」 クー「では、少し待っててくれ」 クー「アイスコーヒーだ。」 友「あ、どうも」 クー「注文は以上か?」 友「あぁ」 クー「では、ごゆっくり」 友「………」 男「めっさ普通だな」 魔少「……やっぱダメかもわからんね」 ---- 男「学校だりーな」 友「でも行くしかないんじゃね?」 男「でも、めんどくさいって言うか……友達に会えるのはいいんだが、勉強が……だりー」 俺「行かないでどうするの?サボるか?」 男「いやーそれは駄目でしょ~」 友「どっちだよ」 ヒート「おはよぉぉぉぉぉぉぉおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!」 クール「おはよう」 俺「お、ヒートにクールじゃん」 男「おはよう」 ヒート「昨日よりカッコよくなってないか!?男よ!!!!!!!!!!!!!!」 男「変わってないって……」 友「お!大統領とその護衛が来たぞ!」 佐藤「……………………」 渡辺「……zzzzz…………」 男「その大統領が寝ててどうするんだ」 俺「佐藤さん……渡辺さん担いで学校まで行くのか?」 佐藤「うん」 ヒート「相変わらず寝顔が可愛いなぁぁぁぁぁぁあああああああ!!!!!渡辺は!!!!!!!!!!」        カチン 佐藤(…………渡辺さんは私だけのものよ……) 佐藤「五月蝿い…少しは静かに出来ないの?渡辺さんが起きるじゃない」 ヒート「ぉぉぅ!?す、すまない……」 俺。oO(……なんか凄い憎悪を感じたんだが気のせいか?) 友。oO(あれだろ、また渡辺さんハァハァ病だろ?) 佐藤「何か言った?」 友「ごめんなさい」 友。oO(あれ?俺口に出して言ったか?) 俺。oO(言ってないよ……) 佐藤「何か言った?」 友&俺「ごめんなさい」 男「……このオーラは……」 友「うぉぉ!周りに花が咲いていくぞ!!!」 荘厳「ご機嫌、麗しゅう」 ダンボール「……………………」 俺「荘厳さんにダンボールか」 男「相変わらず派手だな……」 友「ようやく学校が見えてきたわけだが」 男「やっぱり学校嫌だなー」 クール「なんだ?私と学校に行くのがいやなのか?」 男「いや、そんな事言ってないけどさ」 友「おおぅ!!門が勝手に開いてゆく!!」 俺「これが荘厳さんパワーか……」 友「ところでさ……あそこの校長の銅像にしがみついて寝てるのって」 俺「どう見てもがしっ子です ほんt(ry 」 友「毎朝タケルもかわいそうだな……」 俺「大変だろうね、銅像にしがみついたがしっ子を引き剥がすのは」 ゆうや「そこはお前の席じゃない」 日和「うん」 ゆうや「座るな」 日和「なんで?」 友「毎朝好例の行事がいつもコレだからな」 男「ゆうやもかわいそうだけどね」 俺「1時限目ってなんだったっけ?」 内藤「PC授業だお」 俺「いつからそこにいた?」 内藤「おまいらと一緒に登校してたお」 俺「悪いが記憶にないんだが」 内藤「ドロが記憶を盗んだんじゃないかお?」 俺「…………」 男「PCかー……だりーな……またあのウルサイ教師だろ?」 友「一番うぜー教師のあれか」 男「これなら太田の方がマシだよ」 友「俺はあいつの方がいやだよ!!何考えてるか、わからねーから怖ぇーよ」 渡辺「うぅ~ん、ご飯もう食べられないよ~……むにゃむにゃ……」 佐藤。oO(…………うふふ……カワイイ寝顔・・・・・・) 友。oO(やっぱり佐藤さんって怖いよな……いつも渡辺さん見て笑ってるし) 俺。oO(またこんな事してたら怒られるよ?) 友。oO(大丈夫だって距離はとってるから聞かれはしないさ) 俺。oO(そう?ならいいけど……) 友。oO(でも佐藤さんって結構美人なんだよな) 俺。oO(そうだよな……あの渡辺さんハァハァさえ無ければ結構……) 佐藤「何か言った?」 俺&友「ごめんなさい」 渡辺「おはよう~佐藤さ~ん~」 佐藤「おはよう」 渡辺「1時限目って何?」 佐藤「さぁ……友くん?1時限目って授業何?」 友「ごめんなさい」 男「……ダンボールのやつ、やっぱりよくわからん奴だな」 ダンボール「………………」  カタカタカタカタ 男「なんか物凄く速いタイピングみたいな音がしてるんだが……」 友「気にしちゃ負けじゃない?」 男「……いつの間にそこにいた」 友「佐藤さんから逃げてたんだよ」 佐藤「何か言った?」 男&友「ごめんなさい」 ~一方学校側、PCルームは~ 教師「な、なんだ、PCが一気に壊れだしたぞ!!」 教師2「ハ…ハッキングだって!?」 ---- 男「寒いんだが・・・いや、この部屋のクーラーは異常だ」 鮫「・・・16度。大した事無いわ」 男「布団に入れてくれ」 鮫「嫌よ」 男「・・・寒い」 鮫「しょうがないわね、ホラ」 男「おおぅ!・・・助かるぅ!!」 鮫「思い切り冷えた部屋の中で」 男「うん」 鮫「足をちょこっとだけ出すの」 男「ふむ」 鮫「それが好き」 男「あー・・・なんかいい感じ」 鮫「あまりくっつかないでね、微妙なバランスが崩れちゃうから」 男「それも切ないなぁ・・・」 鮫「ふふ」 男「じゃあ手くらいなら」 鮫「・・・」 男「そこまでシビアなバランスなのかっ!?」 鮫「布団から出して、手」 男「おう?」 鮫 そっ 男「あ・・・」 鮫「ま、これならOKね」 男「随分冷たい手なんだな」 鮫「昔から言うじゃない」 男「ん?」 鮫「手の冷たい人は心が温かいって」 男「はは、だな」 鮫「・・・悪くないわね」 男「何がだ?」 鮫「・・・なんでもないわ」 男「ふうむ、デレればいいのに」 鮫「・・・苦手ね」 男「しかも似合わない」 鮫「ふふ、かもね」 男「ずっと・・・」 鮫「ん?」 男「こんな風に過ごせればなって、ちと思った」 鮫「・・・」 男「何かリアクションくれよ、寒いじゃねえか」 鮫「寒いの?」 ずりずり ばふっ ぎゅ 男「ちょ!お前・・・くっついて暑くないのか?」 鮫「これもいいバランスかと思ったのよ」 鮫「・・・一生、一緒」 男「んあ?洒落か?」 鮫「ふふ、やっぱ無理よ。惚気るのは・・・ま、期待しないでおくわ」 男「充分致命傷だがな・・・でも、ずっと一緒だ・・・間違いない」 鮫「馬鹿」 ––––––––––––––––––––––––– びゅううう ざわざわざわ 鮫(ん・・・?夢・・・?) ざわざわざわ 鮫(気持ちいい風・・・) びゅううう 鮫(起こしてくれてありがと・・・) バカ「鮫子ーーーー!!授業始まるよーーーー!!」 鮫「んっ・・・あー今行くわよ」 バカ「鮫子ってここ好きだね・・・丘の上の木の下」 鮫「そうね、バランスの取れたいい場所よ、ここは」 バカ「?」 鮫「行きましょ」 (じゃあ・・・また・・・ね)   ---- 看板「カキカキ…『離聴さん、少し作業を手伝ってくれるかしら?』」 離聴「わかりましたー」 一同「「「「「「キャラ殺しだ!」」」」」」 ---- 狂「うふふ…カワイイのね…腕から切り落としてあげ…」 ゾ「ふえぇぇ”えぇん!腕どれたぁあー!」 狂「…いいわ、なら足を」 ゾ「足もとれだぁー!」 一同「「「「「キャラ殺しだ!!」」」」 ---- 優「はい。消しゴム落としたよー」 男「悪いな。ありがと」 偽善「貴方は優しいのね」 優「そうかなー。それに偽善ちゃんだってやさしいよー?」 偽善「いいえ……私のはただの偽善。比べるまでも無いわ」 優「うーん。じゃあさー、本当の善ってなにかなー?」 偽善「本当の……? それは……無償の、愛……?」 優「無償の行為は、それをする事自体がほうしゅーだよー?」 偽善「……」 優「もし無意識でやったのなら、それは偶然っていうんだよー?」 偽善「…………」 優「だったら、偽善も善も関係ないよー。みんなが喜んでくれると、嬉しいからするんだよー」 偽善「……ふふっ。私の負けね……。貴方は、本当に優しいわ」 優「えへへー! 偽善ちゃんもねー!」 偽善「消しゴム、落としたわよ?」 男「サンキュー」 ---- 優「あー!!ダメだよー!なんでそんなことするのー」 囚「いいんだよ大丈夫だから」 優「で、でもー」 看守「・・・・・・」 ガコン 「アッー」 優「あぁ!!ひ、ひどいよー・・・ひっく・・・ひっく」 つんつん 優「ひっく・・・え?・・・えぇ!?」 囚「ね?大丈夫だったでしょ?」 看守「・・・いつの間にお前手品師になったんだ・・・?」 囚「えへへー、空蝉の術だよー、スイッチ入れた瞬間にダミー人形と入れ替わったんだ」 男「・・・なぁ、そのダミー人形とやらがここにあるんだが」 囚「ふぇっ!?」 俺「しかも誰か足りなくないか?」 囚「Σまさかっ!!」 男「今居ないのは・・・不幸だな・・・」 全員「!!!!」(バッと電気椅子の方を見る) 不幸「あ、あぅぅ・・・・」(ガクッ) 囚「いやぁぁぁぁ!!!不幸ちゃぁぁぁん!!!死なないでぇぇぇぇ!!!」 ---- 美容師「ちょwww俺のハサミが無いっすwww」 友「ああ、それなら渡辺さんがもってったぞ」 美容師「まーたあの人っすかwwwボーッとしてるのはいいけど迷惑かけてほしくないっすwww」 友「おい、佐藤さんがお前のこと睨んでるぞ」 美容師「ちょっとw渡辺さんw俺のハサミは?www」 渡辺さん「え、あれ美容師君のハサミだったの~?ごめんね~。       今すぐ返して・・・あれれ~?ハサミがないよ~?」 美容師「空気的にあの人っすねwwwww」 ドロ「わ・・・私が何したって言うのよ!」 美容師「まだ何も言ってないっすよwww自爆っすねwww俺のハサミどこっすか?www」 ドロ「く・・・狂うちゃんが使うって言ってたから貸してあげただけよっ!」 美容師「貴様なんてことを」 狂う「ハサミ?ああ、さっきゆうやくんが使うって言ってたから貸したわよ」 美容師「あの・・・変な事には使ってないっすよね?w」 狂う「え?なんの事ぉ?」 美容師「・・・なんでもないっすw・・・」 ゆうや「ハサミ?ああ、ここに・・・ってアレ?無い・・・」 美容師「そういや日和ちゃんいないけどどうしたんすか?www」 ゆうや「・・・まさか」 美容師「日和ちゃん、ハサミしらないっすか?w」 日和「かした」 美容師「また又貸しっすかwwwwwwwwwで、誰にっすか?www」 日和「となりのくらすのへんt」 美容師「なんてことをしてくれるっすかぁッーーーーー!何に使うって言ってたっすかーーーーッ!?」 友「大変だーッ!美容師が壊れたーッ!」 俺「ところで、あいつなんで学校くるんだ?美容師だろ?」 男「さぁ?」 ---- 優「ねーねー」 ツン死ね「なんだ話しかけるな、死ね」 優「どうして君はすぐに『死ね』って言うのー?」 死「口癖だから。分かったなら死ね」 優「どうしてそんな酷い言葉が口癖になったのー?」 死「……」 優「『死ね』って言葉の意味分かってるよねー?」 死「当たり前だ、理解して使ってる」 優「じゃあ、どれだけ酷い言葉かもわかって使ってるの?」 死「そ、れは……わかってる、つもり」 優「それでもその口癖は治らないのかな?」 死「……死ね、って言うと喜ぶ変態がいるんだ」 優「……好きなの? その人のこと」 死「ばっ……はぁ……うん、好き、だな」 優「だから使うのかな?」 死「……死ね、って言うと『いつものお前だ』って言って頭を撫でてくれるんだ」 優「……」 死「私はそれが心地よくて、嬉しくてたまらなくて……」 優「じゃあ、その『死ね』っていう言葉はその人だけに使うと良いよー」 優「他の人には言わない、その人のための特別な言葉にしたら良いんじゃないかなー?」 死「……もう癖になってるんだがな……頑張ってみる」 優「きっと、その変態さんも喜ぶよー」 死「……ばかっ、死ね」 優「ほら、使ったー」 死「あっ……」 優「でも、今のは可愛かったよー」 死「うるさい、死ね!」 優「あははっ……頑張ってね」 ---- キーンコーンカーンコーン 男「あー終わった終わった。友、帰ろうー」 友「おう、先に行って待っててくれ」 男「分かった、早く来いよ」(バサッ) クー「あ」 ヒート「あ!」 クー「男。教科書を(スッ)」 ヒート「忘れていったぞーッ!!(グワシッ)」 クー「………」 ヒート「!!!」 クー「これは私が持っていこう(グッ)」 ヒート「いいや!私が男に届ける!!(グイイッ!)」 渡辺「あ、二人とも…階段の近くでケンカしたら危ないよ~」 ズルッ クー「あ」 ヒート「あ!」 ズダダダダダダダン!! 渡辺「ふぇぇっ! たいへん! だ、だれかーーっ!」 友「と、言うわけらしい」 男「おい、大丈夫か? クー、ヒート」 ヒート「ああ、なんとか大丈夫だ…」 クー「平気だ!!これぇしきいいのことおおお!!」 男「?」 友「何だか嫌な予感がする…」 ヒート「そもそも君が引っ張るから…ん?」 クー「私のせいだと言うのかー!…!!」 友「入れ替わり、だな」 男「頭痛い」 ヒート「困った」 クー「どうすればいいんだあー!!」 男「不思議な光景だな。物静かなヒートと激しいクー」 友「カメラを持ってないのが悔やまれるな」 ヒート「現実逃避はやめてくれないか」 クー「そうだそうだ!!」 狂う「ふふ、私にいい考えがあるわよぉ」 男「聞きたくないが言ってみろ」 狂う「二人を同時に斬るの。上手くいけば抜けた魂が元の体に戻って 男「却下。なあ、友、こういう時は同じショックを与えると戻るって言うよな」 友「試してみるか?しかし…」 男「なんだ?」 友「ベタだな」 男「言うな」 男「と言うわけで、二人には前と同じ条件で転がり落ちてもらう。質問は?」 ヒート「そんな方法で本当に元に戻れるのか?」 男「戻る、と言われている。そんな顔をするな。それしか知らないんだ」 クー「痛かったぞ!また落ちるのか!?」 男「大丈夫。魔幼ちゃんを連れてきた。回復してもらえば何度落ちても平気だろ」 ヒート・クー「…………」 男「じゃあ行くぞ」 渡辺「(ハラハラ…)」 男「一応教科書も持たせておくか」 ヒート「お、男、本当にやるのか??」 クー「男おおお!!!」 ズダダダダダダン! ズダダダダダダン! ズダダダダダダン! 男「戻らないな。もしかしてデマだったのか?」 優「男くん!」 男「優…あ、これはな」 優「入れ替わってるんでしょ?渡辺さんから聞いたよ。   でもこんなの駄目だよ。他の方法を探そうよ」 男「……だよな。ごめん、ヒート、クー」 ヒート「痛かったぞおおおお男おおおおお!!!」 男「え!?」 優「戻ったんだ…良かった」 男「じゃあクーも…」 クー「ウウ…グス」 男「ごめん、クー。自分で何やってるか分かってなかった」 不幸「分かったなら私の体をどかしてくれないか?」 男「……クーの下から声が聞こえたのは気のせいかな」 友「今度は不幸か……」 不幸「やれやれ」 ---- 八月   本格的な夏 大きな声で泣き出す蝉達 夏の訪れを感じさせる大きな入道雲 そして-------------------------キャッキャ-----------水着 ゆうや「あ~夏だ・・・」 日和「なつだー」 ミーンミンミンミンミン 脇「おい、学食早く行かないと大変だぞ」   たったった 脇2「わかってるって」  ぱたぱたぱた ミーンミンミンミン ゆうや「・・・」 日和「なつー」 ゆうや「・・・」ぽむぽむ 日和「あたま・・・ふふっ♪」 ---- 不幸「ただいま―――あれ?なんだろう……手紙?」 『どうも、お母さんデスw突然で済まないんだけど、実はお母さん達、パチスロですって借金が 二億五千万ほど出来ちゃったの(テヘw』 不幸「え?二億――?」 『でも、普通に働いて返すのは面倒で嫌なので、貴女を売って返すことにしましたw もうすぐ向かえの黒服な人が来ると思うから、その人達に着いていってね?(ブイw 母より』 不幸「……………こーいうことって、漫画の中だけじゃないんだぁ」 ---- 1000 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/25(金) 10:02:13.55 ID:SBPw/2gTO 1000ならこのスレは次スレで終わり
男「すっかり遅くなっちまったな」 ヴ「そうだな…」 男「あっ!見ろよヴァルキリー!天の川だ!」 ヴァ「む…奇麗だ…地上からはああ見えるのだな…」 男「見たこと無かったのか?」 ヴァ「わたしたちヴァルキリー(戦乙女)は、地上で争いが起こる旅に、   あの道を通って神の国から地上に降りる。」 男「へぇ…道、なのか?河じゃなくて…それになんで地上に?」 ヴァ「地上で一番強い魂を持って帰る為だ。…オーディン様の命でな。」 男「強い…魂…って、それだとお前も戦場で戦って、神の国に帰らないといけないんじゃないのか?」 ヴァ「…わたしたちヴァルキリーは…恋をしてはいけないんだ…」 男「?」 ヴァ「恋をしたヴァルキリーは、その身分を剥奪され、神の国へは帰れない。   私も、その落ちこぼれのひとりなんだ。」 男「…じゃぁ故郷に戻れないのか?」 ヴァ「永遠に…な。」 男「そんな…なんだか、悲しいな。寂しくないか?」 ヴァ「まぁな。でも、今更未練なんて…」 男「じゃぁさ、俺がずっと一緒にいるよ。」 ヴァ「…え?」 男「少しは寂しさもまぎれるだろ?」 ヴァ「…。じゃぁお願いしようか。」 男「おう、この俺様に、ぁ、任しておきーやーがーれーぃ!」 ヴァ「ぷっ…あはははは、何だそれは!」 男「ん?知らんのか。歌舞伎っつーんだよ。日本の伝統芸能でな…」 ヴァ(…この男の側に居れるなら、戻れないのも悪くないな…。) 男「で、誰に恋をしたんだ?」 ヴァ「自分で考えろ。馬鹿者。」 ---- -体育、テニスの時間 貧嬢(まさか荘厳さんと当たるなんて・・・あまり当たりたくない相手でしたのに・・・) 荘厳「準備はよろしくて?行きますわよっ」 ゴゴゴゴゴ 観客「おぉ!荘厳さんの背後に龍が見える!!」 パコーン!! 貧嬢「くっ!」ビシュッ! 審判「15-0!」 荘厳「まだまだ行きますわよ!」 貧嬢(出来れば使いたくなかったのですけれど、荘厳さん相手では仕方ないですわね・・・) 貧嬢「私とて(元)上流階級の人間、その程度のオーラ出せないものですか!」 ドドドドド 観客「おぉ!貧嬢様の背後に虎が見える!!」 和嬢(令嬢時代の威厳と、貧乏としての再利用能力で荘厳さんの世界をコピーしたのね) 貧嬢「これで状況は五分五分ですわ、あとは実力の勝負・・・はっ!」パコーン!! 荘厳「さっきより球が切れますわね、でもそれだけでは私には勝てませんわ」パコーン!! 観客「さっきから荘厳さんが一歩も動いていない?」 貧嬢「か、完全に打たされていますの!?」パコーン!! 観客「こ、これは・・・荘厳ゾーン!!これで貧嬢様に出来る事は・・・寒っ」 荘厳「こ・・・これは氷ですの!?」パコーン!! 貧嬢「その氷柱、一つ一つが貴女の弱点ですわ・・・(財布の中身が)氷の世界!」ビシュッ!! 審判「15-15!」 続かない ---- 友「欲求不満だ。性的な意味で」 俺「そうか」 友「そろそろお前のいもry」 俺「氏ねロリコン」 友「まだ『いも』までしか言ってないぞ」 俺「お前のような童貞の考えている事など手に取るように分かる」 友「お前も童貞だからか」 俺「まぁ…そんなところだ」 友「そうか残念だな」 俺「…」 友「…」 友「よし、じゃあもうお前でいいや」 俺「ちょwwwwww」 友「バッチコーイ!!」 俺「しかも受けかよ!」 ---- 俺:「…………」 俺:「…………」 俺:「…………」 俺:「…………」 俺:「…………」 ---- 俺:「…………」 俺:「…………」 俺:「…………」 俺:「…………」 俺:「………クラスに友達ができねえよ…」 ---- (カタカタ) ゆうや「ん?確かこれは…」 日和「なに」(ヒョコ) ゆうや「あ、いや何でもない」 日和「なに」 ゆうや「仕方ないな…ここに赤い四角があるだろ。『赤い部屋』っていって、 絶対クリックしちゃいけないとかよく覚えてないけど確かそんな感じの 日和(カチカチカチカチカチカチカチカチ) ゆうや「ちょwwwクリックすんなって言ったばっかww」 『あなたは』『あなたはあ』『あなたは赤』『あなたは赤い』『あなたは赤い部』 ゆうや「ヒィイイイイイイイイ」 日和(カチカチカチカチカチカチカチカチ) ---- 変:「ぶひひひひひ!!!!1!」 武:「サドルを外した自転車に尻を突っ込んで投稿か。おぬしは今日も紛うことなく変態だな」 武:「……と? む、拙者の刀が……」 優:「銃刀法違反だから預かったんだよー」 泥:「預かっただけなんだからねっ」 男:「あれ? 俺の鉛筆ってこんなに綺麗に削れてたっけ?」 俺:「…………」 俺:「……いいなぁ…」 俺:「…………」 俺:「…………」 俺:「…………」 ---- この話は、とある男の一言から始まった 男「そういえば今更だけどあのダンボールの中身気になるよな・・・」 俺「ああ、そうだな」 その一言は、一瞬のうちに広がりほとんどの人間が確かに気になるなと思った 軍師「というわけでどうすればダンボールのダンボールを剥がせるかを考えようと思います」 プロセス「とりあえずこの部屋にダンボールを追い込みました、どうやったかは、聞かない方向で」 俺「とりあえず全員各々でアタックすればいいんじゃね?」 VSツン ツン「ベ、別にダンボールの中身が見たいなんて思ってないんだからね!!」 ツン「はぁ、私って何で素直になれないのかしら・・・」 全員「・・・・・」 VSクー クー「ダンボールを脱いで」 ダンボール「・・・・いや・・・・です」 クー「本人が嫌がってるからやめにする」 全員「・・・・・」 VSヒート ヒート「うおおぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!脱げぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!」 ダンボール「あの・・・・うるさい・・・です・・・静かにしてください・・・それにあの・・・暑苦しい・・・です・・・」 ヒート「・・・・・・(ブツブツブツブツ)・・・・・・」 「うぉ!?ヒートが再起不能になってる!?」 「意外と繊細なんだな・・・」 VSドロ 「すごいスピードでダンボールを盗りまくってる・・・」 「あ、倒れた・・・体力が限界を超えたか・・・」 長くなるので中略(?) 「なにぃ!?荘厳空間に影響されないだと!?」 「次は、変態達か」 変ヒ「おらぁ!!脱げぇぇぇぇぇ!!!!」 変ク「早く脱いだ方が身のためよ」 変古「木馬攻めか縛りかどちらがよろしいでしょうか?」 ダンボール「!!!!!」 変態達「うわぁっ!?高速回転しながら飛んだ!?ってこっち来たー!?いやぁぁぁぁこっち来るなぁぁぁ!?うふふ・・・この痛みがいつか快感にかわr」スパッザクッグシャッメチャッ 「・・・うっわ・・・これはさすがに・・・誰かモザイクもってこい・・・」 理ンデレ「今度は、私が・・・酸素と水素とメリケン粉・・・」(プシューーーッ) 全員「な、なにをするだぁぁぁぁぁぁぁあ!!!」 理ンデレ「後は、マッチを・・・」(ポイッ) ドカァン!! 「・・・・・(チラッ)・・・う、嘘だろあれでも大丈夫なのかよ・・・吹き飛ぶどころかこげてすらいねぇ」 軍師「ここまでやっても無理ってことは、・・・アレを脱がすのは、無理と見たほうがよろしいかと」 ---- 男「ふぁ~。ようやく昼休みか。さて、昼飯どうしよっかな~…」 ㍉「なにをぼーっとしているんだ男!」 男「うわぅ!?み、㍉子?」 ㍉「こうしているあいだも刻一刻と戦況は変化するんだぞ!食糧確保とは迅速さが問われる戦いだ!」 男「ようするに購買に行くから付き合えと。って、ちょっ、ひっぱるな!」 購買にて 男「うわぁ…凄まじい餓鬼の群れナリィ…」 ㍉「だからいっただろう。しかし談義している時間はない。戦況は苛烈。総員心して突撃!」 男「俺しかいないっての」 男「ふぅ、なんとかエネルギー源争奪~」 ㍉「ううぅ…」 男「㍉子突撃した瞬間にもみくちゃにされて押し出されてたもんな。体格差あり過ぎ。昼飯三色パンだけか?」 ㍉「うるさい!私は必要最低限の栄養補給でいいんだ!そういうおまえはどうなんだ!」 男「ミックスサンドと限定20個の海鮮焼きそばぱん」 ㍉「っ!?」 男「いやー、運がよかったというか運も実力の内というか」 ㍉「………さ」 男「まぁ、どっちにしろラッキーは俺のモノ、ってどうした?」 ㍉「サイトー!そいつを寄越せぇ!!」 男「だれがサイトーだ!」 男「ほれ、最初からわけるつもりだったよ」 ㍉「そっ、それならいいんだ。上官への食糧譲渡とは部下の鑑だな」 男「はいはい判りましたよ少佐殿」 ㍉「♪~~」 ---- 男「何をしている。」 ア「男。風見鶏を知ってるか?」 男「ああ、知ってるけど・・・。」 ア「風見鶏・・・やつは常に一本足で立っているんだ。」 男「そうだな。」 ア「私もやつと同じように風と一体となって、風向きによってくるくる回りたい。」 男「だから一本足か。」 #ref(http://www4.atwiki.jp/newgenreschool?cmd=upload&act=open&pageid=207&file=%E4%B8%80%E4%BD%93%E8%AA%B0%E3%81%8C327.jpg) ---- ツンバカ「ねえ、鮫子」 鮫「何?」 ツンバカ「さめこって名前は駄目だと思うんだ」 鮫「・・・何気に失礼ね」 ツンバカ「ち・・違うよ~鮫子ってなんだか話しかけづらい雰囲気あるし・・・ここはニックネームなんていいと思ったの」 鮫「・・・不安」 アホ「まずは『シャーク』」 鮫「却下」 アホ「かっこよくない!?なんかこう・・・サンバルカンみたいで!!!」 鮫「・・・悪口?」 アホ「むぅ~!!!じゃあ・・・フカヒ」 鮫「#」 がす アホ「い・・・痛いよ・・・」 鮫「あんなのと一緒にしないでよ!!」 ---- 男「沖縄戦か……日本でこんなことがあったとはなぁ」 ㍉子「………」 男「㍉子さん?」 ㍉子「私の祖母も沖縄にいたのだ」 男「……そ、そうか」 ㍉子「何、今も元気だぞ?」 男「……やっぱり戦争ってのは悲惨」 ㍉子「森に篭ってゲリラ戦を終戦までしかけたらしい。     竹槍で米兵を3人…火炎放射器への狙撃も」 男「あぁ!戦争って嫌だな!そうだよな!」 ㍉子「ちなみに、祖父は一日で10両の戦車をしとめ 男「……」 ㍉子「聞いているか男?そのあと祖父は某亜国で独立の手助けをしてな 男「……」 ㍉子「今もアフリカで元気に対反政府戦争をしている」 男「㍉子の家族って……」 ---- 男「ふぅ~。やっとついたか。」 ア「やたら遠かったなこの遊園地。」 男「いや~。おまえの喜ぶ顔が見たくてな。」 ア「男………」 男「それにしても最近ガソリン高いからな。かなりお金かかっちゃったよ。」 ア「そんな金があるならピノ買えy」 男「そぉい!」 ----  雨の中、一人で帰り道を歩いていると一匹の猫が、濡れたダンボール箱にぴつたりとはいつていた。 「あなた捨て猫? 夏とはいえ雨に濡れてちゃ寒いだろうに。そうだ、これあげる」  偽は自分が濡れるのも構わずにその手にある傘を箱に被せた。そして鞄の中に入っている男の為の弁当を取り出して、猫にやれそうな物だけ置いた。 「男にあげようと思ってたけど、あの面子を突破するのは無理だったから、良かったら食べて」  猫はみゃー、と鳴いて優しい人のくれた食べ物を食べる。一口目はおそるおそる、それからはがつがつと口に入れる。  そんな猫を見て偽は微笑み、そしてすぐに表情を曇らせる。暗い顔で自嘲するように呟く。 「こうやって餌をあげる事はできても、飼ってやることは出来ない。酷い話だよね、希望を見せちゃう分だけずっと性質が悪い」 「本当にそうだねー。そうやって餌をあげた後、その猫は人は助けてくれるものと誤解して、結局は悲しい目にあってしまうんだねー」  不意に後ろからかけられた声に偽は振り向く。目の前には冷めた顔で偽を見る、最近転校してきたクラスメイトの優が立っていた。優はしゃがみこんだ偽を自分の傘の中に入れている。顔に滴る雨で、泣いているようにも見える。  「…そうね。私が余計な事をしたばっかりに」 「余計な事って思うのに、なんでそうするの?」  優の問いかけに偽は答える。 「偽善か、自己満足よ。きっと」  優は偽を値踏みするような目でじろじろ見て、言う。 「そう。偽善か、自己満足ねー。でも誰かはこう言ったりするのよねー、偽善とは、人の為の善だとかー」 「そんな上等な物じゃないわよ」  偽は優の言いたい事が掴めず、そんな言葉しか返せない。  優は悲しそうにうつむいて呟く。 「…つまらないね、あなた」 「え?」  優の目に熱がこもり、偽を睨みつけながら言う。 「偽善偽善って、意味わかって言ってるの? 行いや人格を正しくみせかける事が偽善だけど、あなたはそれすら出来てないじゃない。正しくないと思っている事をして、自分は間違っていると嘯いて、馬鹿みたい。自己満足? じゃあその濁った眼は何よ。やめてよ、猫よりあなたの目のほうがよっぽど言ってるわ、助けてくださいって。満足どころか不満が溜まる一方、澱んだ気持ちのまま何かして、相手が喜ぶとでも? あなたのしていることはただの自慰だよ。それも絶対にイケない、寸止めオナニー。くだらない」  優の顔を流れているのはもう雨だけではない。偽の胸倉を引っつかみ、無理矢理立ち上がらせる。立ち上がれば偽の方がよほど優よりも背が高いが、威圧されているのは偽だ。 「そんな顔で行う行為が、誰かの為になると思わないで!」  雨に濡れることなど構わずに、涙と鼻水でぐしゃぐしゃになった顔で吼えた。 「…誰かの為になる善なんて私にはわからない。結局駄目になってしまうだろうって、不安で、怖くて、でも何かできないかっていつも思ってる」 「わからないなりに、ってやつ? じゃああなたはいつかはわかるつもりでいるの?」 「多分わからない。私にできることなんて、ごく限られている」 「…呆れた。本当にあなたは「それでも!        ワタシ  私は、せめて人の為せる善を成すっ!」  優を壁に叩きつけ、偽善者は、叫んだ。 「…あはっ。やっと可愛い顔になったねー」  突然おかしなことを言い出す優に偽は戸惑う。優は背伸びをして、自分よりもずっと上背のある偽の頭を撫でた。 「いっつも悲しそうな目をしながら誰かの為に誰かの為にって走りまわって、正直見ていられなかったんだよー? それでちょっと気になったから。熱くなって酷い事言ってごめんねー」 「…謝ることなんかないよ、私こそごめんね。あと、ありがとう」 「友達だものー。迷った時にはお互い様だよー」  二人はくしゃくしゃの顔で笑いあった。そしてハッと我に返る。  足元の猫が箱の中で縮まっていた。そりゃそうである、叫び声が聞えりゃ人間だってびっくりするのである。 「さて、どうしようかー。私も飼ってあげられないよー」 「せめて、雨が当たらなくて人目につくところにおいてあげようか」  偽が猫の箱を持ち上げて、二人が歩きだそうとしたとき、後ろから声がかけられた。 「おーい、お前ら何してんのびしょぬれで。ん? その箱なんだ? 猫か、捨てに行くのか?」  振り向きざまに優の右フックが空気読めない男の頬に突き刺さる。  拳は口程にものを言う。 「いてて…、ちょっとその猫見せてくれよ。ふーん、目やに無し、鼻水無し、ってことで見た感じ病気は無し、怪我も無し、そしてオス。なあ、ちょっとそいつ連れてってみたいとこがあるんだけどいいか?」 「いいけど、どこ?」 「俺ん家の隣。傘持ってくれる?」 「キャー! なんてプリチーな猫なんでしょう! 捨て猫ですって? 可哀想に、大丈夫。私が責任持って面倒見るわ!」  そういって猫を抱き締める男の隣人。ちなみに胸毛が素敵なおかまさまである。 「…心配だよー」 「心配っていうか、この場に居たくなくなるわ」  ドン引きする二人。目の前で振りまかれる嫌なフェロモン。 「ああ見えて凄くいい人だから大丈夫だ。…本当だぞ?」 「任せてね男君! それとそこのお嬢さん達びしょぬれじゃない、タオル貸してあげるからちょっと上がっていきなさいな」 「え、あの…」 「遠慮しないでいいの、ほらほら」 「じゃあな、また明日学校で」  そういって歩き去る男。 「いや、ちょ、待って、何この展開、ついていけない」 「タオル借りますねー」 「順応早っ!? そんなあなたがうらやましい!」  騒ぐ偽の足元に、件の猫が擦り寄る。小さな声で鳴いて、また顔をこすりつける。  偽は薄く微笑んで、言う。 「じゃあ、タオル借りますね」 ---- 男「白上げて」 渡辺「ふぇ!(ぴょこ」 男「赤上げて」 渡辺「ふ、ふぇ!(ぴょこ」 男「白さげて」 渡辺「ふぇ!(ぱさ」 男「白あげないで赤さげないでやっぱ白上げて」 渡辺「ふ、ふぇぇ?!(ぴょこ」 男「赤さげて」 渡辺「ふぇ!(ぱさ」 男「赤あげないで白さげないで赤さがってるから白もっと上げて」 渡辺「ふぇぇぇぇ?!ん~!(ぐぐぐ)・・・これ以上上がらないよぅ・・・」 男「よくできました」 渡辺「ふぇ?終わり? ---- 男「なぁ」 女「なに」 男「ジュースいる?」 女「じゅーす」 男「ああ、ジュースだ」 女「いる」 男「はい」 女「べつに、かんしゃしてない」 男「わかったわかった早く飲め」 新ジャンル「ツン日和」 ---- 囚「このスレは、落としたくないなぁ」 看守「ほぉ、保守か、偉いな」なでなで 囚「えへへー、看守さんに頭なでてもらえたうれしいなぁ」 看守「まぁ、お前は、落ちるけどな」 囚「って何でいきなり絞首刑台の上にいるの!?」 看守「細かいことは、気にするな」 ガコン 囚「アッー!!」 ブチッ 囚「ゴホゴホ・・・ロ、ロープが切れて助かった・・・」 ---- 男「俺のPC使って何やってるんだろう……?」 日和「…………保守……」 男「ん?……今何か言ったか?」 日和「いいや、なんでもない」 男「ってか、勝手に俺のPC使うな」 日和「なんで?」 男「お前のPCじゃない、ほらカレー食うぞ」 日和「わかった」 男「……何故に2chに繋がってる?」 日和「だめ?」             カチ (クリック音) PC「ガタガタガタ」 男「ブラクラ踏むな!!!!11」 ---- 渡辺さん「あれれ~? 私のお弁当がないよ~?」 優「私のをあげるよー」 ツンバカ「あれ……? 家までの道が分からないわ」 優「私が案内するよー」 荒鷹「荒ぶる鷹の保守!! 寂しいな……」 優「私もつきあうよー」 狂う「あはははは! (ざぐ! ざぐ! ざぐ! ボキッ!) あ……刃が折れちゃった……」 優「私の出刃包丁があるよー」 武士デレ「参ったな……矢折れ、刀尽き……か……」 優「私の仙台国包をつかえばいいよー」 変クー「おや? なんて事だ……極太拡張バイブ”フィスト君”を男の家に忘れてしまったようだな……」 優「私の握り拳をつかいなよー」 俺「奴は……一体何者なんだ……?」 男「俺に聞くな」 優「女の子はミステリアスなくらいがいいんだよー!」 ---- ヒート「男おおおお!!!!!弁当作ってきたぞおおおおお!!!」 クー「男、パンを買ってきた。食べよう」 男「お、ヤキソバパン! でもいいのか?」 クー「ノートを見せてくれたお礼だ。だが、ヤキソバパンは私のだ」 ヒート「食べよおおぉぉ、ぉ………」 優「ヒートさん、お弁当いっしょに食べよー」 ---- 変態古風 男「・・・なぁ・・・俺の事縛りたいのか?」 古「・・・縛らせてくれるのですか!?橘!!すぐにカメラの用」 橘 しゅた!「こちら既に」 男「帰れ!」 男「ったく・・・手ぇ、繋ぐぞ」 古「あ・・・少し恥ずかしいです・・・でも、いいものですね」 男「な・・・なんでここで照れるかなぁ」 男「じゃあ縛られた俺の背中に蝋燭なんかは」 古「あ、私逆もイケますので。しかし公園は気持ちがいいですね・・・ふふ」 男「#」 ごす 古「り・・・理不尽です!!」 男「顎貸せ、キスしてやっから」 古「あ・・・あの・・・少し明るいです、ここは・・・」 男「・・・#」 男「縛られた俺に蝋燭垂らしつつ、鞭なんてあった日には・・・」 古「・・・ふふ、今日は素直ね・・・ポチ」 男「###」 男「おい・・・俺と一緒に人生を歩んでもらえないか・・・?」 古「あ・・・よ・・・よろしいのですか・・・ふふ・・・不思議ですね・・・嬉しいのに涙が」 男「や・・・やっぱ歪んでるよなぁ・・・」 古「さあ!早く!早く!!」 ---- 葬儀屋女「うそ・・・お葬式のお花が足りない・・・!」 葬儀屋男「!?」 葬儀屋女「……」 葬儀屋男「……」 荘「な、何をするのですかあなた達!離してくださいっ!」 葬儀屋男「ごめん荘厳さん!あとでちゃんとバイト代払うから!」 こうして荘厳さんのバイトが一つ増えた。 ---- 魔少「新ビジネスを考えたいんだ」 男「お前、最近☆使わないな」 魔少「真面目に☆聞いてく☆れないか?☆」 男「無理して使わなくていいから続きを言え」 魔少「うむ、メイド喫茶が成功している今、先手をとりたい」 男「……ツンデレ喫茶?」 魔少「残念ながら既出だ、意外と好評らしい」 男「世も末だな」 魔少「しかし、目の付け所はいい。ここの学校には     個性あふれる乙女たちがいる。あとはわかるな?」 男「素直クール喫茶とか作るつもりなのか!!??」 魔少「フフ、それを今から試してみるのだ。」 男「あ、客は友にしてくれ。あいつなら喜んで手伝ってくれる。」 魔少「承知した。」 友「え、俺かよ」 男「しっかり盗み聞きしてるからな」 友「やけに魔少がシリアスなんだが」 男「何やら、人生かかってるらしい。」 友「嫌な人生だな」 男「まぁ、がんばってみてくれ。」 魔少「では、素直クール喫茶だ。」 クー「いらっしゃい」 友「アイスコーヒーを一つ、」 クー「以上で?」 友「はい」 クー「では、少し待っててくれ」 クー「アイスコーヒーだ。」 友「あ、どうも」 クー「注文は以上か?」 友「あぁ」 クー「では、ごゆっくり」 友「………」 男「めっさ普通だな」 魔少「……やっぱダメかもわからんね」 ---- 男「学校だりーな」 友「でも行くしかないんじゃね?」 男「でも、めんどくさいって言うか……友達に会えるのはいいんだが、勉強が……だりー」 俺「行かないでどうするの?サボるか?」 男「いやーそれは駄目でしょ~」 友「どっちだよ」 ヒート「おはよぉぉぉぉぉぉぉおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!」 クール「おはよう」 俺「お、ヒートにクールじゃん」 男「おはよう」 ヒート「昨日よりカッコよくなってないか!?男よ!!!!!!!!!!!!!!」 男「変わってないって……」 友「お!大統領とその護衛が来たぞ!」 佐藤「……………………」 渡辺「……zzzzz…………」 男「その大統領が寝ててどうするんだ」 俺「佐藤さん……渡辺さん担いで学校まで行くのか?」 佐藤「うん」 ヒート「相変わらず寝顔が可愛いなぁぁぁぁぁぁあああああああ!!!!!渡辺は!!!!!!!!!!」        カチン 佐藤(…………渡辺さんは私だけのものよ……) 佐藤「五月蝿い…少しは静かに出来ないの?渡辺さんが起きるじゃない」 ヒート「ぉぉぅ!?す、すまない……」 俺。oO(……なんか凄い憎悪を感じたんだが気のせいか?) 友。oO(あれだろ、また渡辺さんハァハァ病だろ?) 佐藤「何か言った?」 友「ごめんなさい」 友。oO(あれ?俺口に出して言ったか?) 俺。oO(言ってないよ……) 佐藤「何か言った?」 友&俺「ごめんなさい」 男「……このオーラは……」 友「うぉぉ!周りに花が咲いていくぞ!!!」 荘厳「ご機嫌、麗しゅう」 ダンボール「……………………」 俺「荘厳さんにダンボールか」 男「相変わらず派手だな……」 友「ようやく学校が見えてきたわけだが」 男「やっぱり学校嫌だなー」 クール「なんだ?私と学校に行くのがいやなのか?」 男「いや、そんな事言ってないけどさ」 友「おおぅ!!門が勝手に開いてゆく!!」 俺「これが荘厳さんパワーか……」 友「ところでさ……あそこの校長の銅像にしがみついて寝てるのって」 俺「どう見てもがしっ子です ほんt(ry 」 友「毎朝タケルもかわいそうだな……」 俺「大変だろうね、銅像にしがみついたがしっ子を引き剥がすのは」 ゆうや「そこはお前の席じゃない」 日和「うん」 ゆうや「座るな」 日和「なんで?」 友「毎朝好例の行事がいつもコレだからな」 男「ゆうやもかわいそうだけどね」 俺「1時限目ってなんだったっけ?」 内藤「PC授業だお」 俺「いつからそこにいた?」 内藤「おまいらと一緒に登校してたお」 俺「悪いが記憶にないんだが」 内藤「ドロが記憶を盗んだんじゃないかお?」 俺「…………」 男「PCかー……だりーな……またあのウルサイ教師だろ?」 友「一番うぜー教師のあれか」 男「これなら太田の方がマシだよ」 友「俺はあいつの方がいやだよ!!何考えてるか、わからねーから怖ぇーよ」 渡辺「うぅ~ん、ご飯もう食べられないよ~……むにゃむにゃ……」 佐藤。oO(…………うふふ……カワイイ寝顔・・・・・・) 友。oO(やっぱり佐藤さんって怖いよな……いつも渡辺さん見て笑ってるし) 俺。oO(またこんな事してたら怒られるよ?) 友。oO(大丈夫だって距離はとってるから聞かれはしないさ) 俺。oO(そう?ならいいけど……) 友。oO(でも佐藤さんって結構美人なんだよな) 俺。oO(そうだよな……あの渡辺さんハァハァさえ無ければ結構……) 佐藤「何か言った?」 俺&友「ごめんなさい」 渡辺「おはよう~佐藤さ~ん~」 佐藤「おはよう」 渡辺「1時限目って何?」 佐藤「さぁ……友くん?1時限目って授業何?」 友「ごめんなさい」 男「……ダンボールのやつ、やっぱりよくわからん奴だな」 ダンボール「………………」  カタカタカタカタ 男「なんか物凄く速いタイピングみたいな音がしてるんだが……」 友「気にしちゃ負けじゃない?」 男「……いつの間にそこにいた」 友「佐藤さんから逃げてたんだよ」 佐藤「何か言った?」 男&友「ごめんなさい」 ~一方学校側、PCルームは~ 教師「な、なんだ、PCが一気に壊れだしたぞ!!」 教師2「ハ…ハッキングだって!?」 ---- 男「寒いんだが・・・いや、この部屋のクーラーは異常だ」 鮫「・・・16度。大した事無いわ」 男「布団に入れてくれ」 鮫「嫌よ」 男「・・・寒い」 鮫「しょうがないわね、ホラ」 男「おおぅ!・・・助かるぅ!!」 鮫「思い切り冷えた部屋の中で」 男「うん」 鮫「足をちょこっとだけ出すの」 男「ふむ」 鮫「それが好き」 男「あー・・・なんかいい感じ」 鮫「あまりくっつかないでね、微妙なバランスが崩れちゃうから」 男「それも切ないなぁ・・・」 鮫「ふふ」 男「じゃあ手くらいなら」 鮫「・・・」 男「そこまでシビアなバランスなのかっ!?」 鮫「布団から出して、手」 男「おう?」 鮫 そっ 男「あ・・・」 鮫「ま、これならOKね」 男「随分冷たい手なんだな」 鮫「昔から言うじゃない」 男「ん?」 鮫「手の冷たい人は心が温かいって」 男「はは、だな」 鮫「・・・悪くないわね」 男「何がだ?」 鮫「・・・なんでもないわ」 男「ふうむ、デレればいいのに」 鮫「・・・苦手ね」 男「しかも似合わない」 鮫「ふふ、かもね」 男「ずっと・・・」 鮫「ん?」 男「こんな風に過ごせればなって、ちと思った」 鮫「・・・」 男「何かリアクションくれよ、寒いじゃねえか」 鮫「寒いの?」 ずりずり ばふっ ぎゅ 男「ちょ!お前・・・くっついて暑くないのか?」 鮫「これもいいバランスかと思ったのよ」 鮫「・・・一生、一緒」 男「んあ?洒落か?」 鮫「ふふ、やっぱ無理よ。惚気るのは・・・ま、期待しないでおくわ」 男「充分致命傷だがな・・・でも、ずっと一緒だ・・・間違いない」 鮫「馬鹿」 ––––––––––––––––––––––––– びゅううう ざわざわざわ 鮫(ん・・・?夢・・・?) ざわざわざわ 鮫(気持ちいい風・・・) びゅううう 鮫(起こしてくれてありがと・・・) バカ「鮫子ーーーー!!授業始まるよーーーー!!」 鮫「んっ・・・あー今行くわよ」 バカ「鮫子ってここ好きだね・・・丘の上の木の下」 鮫「そうね、バランスの取れたいい場所よ、ここは」 バカ「?」 鮫「行きましょ」 (じゃあ・・・また・・・ね)   ---- 看板「カキカキ…『離聴さん、少し作業を手伝ってくれるかしら?』」 離聴「わかりましたー」 一同「「「「「「キャラ殺しだ!」」」」」」 ---- 狂「うふふ…カワイイのね…腕から切り落としてあげ…」 ゾ「ふえぇぇ”えぇん!腕どれたぁあー!」 狂「…いいわ、なら足を」 ゾ「足もとれだぁー!」 一同「「「「「キャラ殺しだ!!」」」」 ---- 優「はい。消しゴム落としたよー」 男「悪いな。ありがと」 偽善「貴方は優しいのね」 優「そうかなー。それに偽善ちゃんだってやさしいよー?」 偽善「いいえ……私のはただの偽善。比べるまでも無いわ」 優「うーん。じゃあさー、本当の善ってなにかなー?」 偽善「本当の……? それは……無償の、愛……?」 優「無償の行為は、それをする事自体がほうしゅーだよー?」 偽善「……」 優「もし無意識でやったのなら、それは偶然っていうんだよー?」 偽善「…………」 優「だったら、偽善も善も関係ないよー。みんなが喜んでくれると、嬉しいからするんだよー」 偽善「……ふふっ。私の負けね……。貴方は、本当に優しいわ」 優「えへへー! 偽善ちゃんもねー!」 偽善「消しゴム、落としたわよ?」 男「サンキュー」 ---- 優「あー!!ダメだよー!なんでそんなことするのー」 囚「いいんだよ大丈夫だから」 優「で、でもー」 看守「・・・・・・」 ガコン 「アッー」 優「あぁ!!ひ、ひどいよー・・・ひっく・・・ひっく」 つんつん 優「ひっく・・・え?・・・えぇ!?」 囚「ね?大丈夫だったでしょ?」 看守「・・・いつの間にお前手品師になったんだ・・・?」 囚「えへへー、空蝉の術だよー、スイッチ入れた瞬間にダミー人形と入れ替わったんだ」 男「・・・なぁ、そのダミー人形とやらがここにあるんだが」 囚「ふぇっ!?」 俺「しかも誰か足りなくないか?」 囚「Σまさかっ!!」 男「今居ないのは・・・不幸だな・・・」 全員「!!!!」(バッと電気椅子の方を見る) 不幸「あ、あぅぅ・・・・」(ガクッ) 囚「いやぁぁぁぁ!!!不幸ちゃぁぁぁん!!!死なないでぇぇぇぇ!!!」 ---- 美容師「ちょwww俺のハサミが無いっすwww」 友「ああ、それなら渡辺さんがもってったぞ」 美容師「まーたあの人っすかwwwボーッとしてるのはいいけど迷惑かけてほしくないっすwww」 友「おい、佐藤さんがお前のこと睨んでるぞ」 美容師「ちょっとw渡辺さんw俺のハサミは?www」 渡辺さん「え、あれ美容師君のハサミだったの~?ごめんね~。       今すぐ返して・・・あれれ~?ハサミがないよ~?」 美容師「空気的にあの人っすねwwwww」 ドロ「わ・・・私が何したって言うのよ!」 美容師「まだ何も言ってないっすよwww自爆っすねwww俺のハサミどこっすか?www」 ドロ「く・・・狂うちゃんが使うって言ってたから貸してあげただけよっ!」 美容師「貴様なんてことを」 狂う「ハサミ?ああ、さっきゆうやくんが使うって言ってたから貸したわよ」 美容師「あの・・・変な事には使ってないっすよね?w」 狂う「え?なんの事ぉ?」 美容師「・・・なんでもないっすw・・・」 ゆうや「ハサミ?ああ、ここに・・・ってアレ?無い・・・」 美容師「そういや日和ちゃんいないけどどうしたんすか?www」 ゆうや「・・・まさか」 美容師「日和ちゃん、ハサミしらないっすか?w」 日和「かした」 美容師「また又貸しっすかwwwwwwwwwで、誰にっすか?www」 日和「となりのくらすのへんt」 美容師「なんてことをしてくれるっすかぁッーーーーー!何に使うって言ってたっすかーーーーッ!?」 友「大変だーッ!美容師が壊れたーッ!」 俺「ところで、あいつなんで学校くるんだ?美容師だろ?」 男「さぁ?」 ---- 優「ねーねー」 ツン死ね「なんだ話しかけるな、死ね」 優「どうして君はすぐに『死ね』って言うのー?」 死「口癖だから。分かったなら死ね」 優「どうしてそんな酷い言葉が口癖になったのー?」 死「……」 優「『死ね』って言葉の意味分かってるよねー?」 死「当たり前だ、理解して使ってる」 優「じゃあ、どれだけ酷い言葉かもわかって使ってるの?」 死「そ、れは……わかってる、つもり」 優「それでもその口癖は治らないのかな?」 死「……死ね、って言うと喜ぶ変態がいるんだ」 優「……好きなの? その人のこと」 死「ばっ……はぁ……うん、好き、だな」 優「だから使うのかな?」 死「……死ね、って言うと『いつものお前だ』って言って頭を撫でてくれるんだ」 優「……」 死「私はそれが心地よくて、嬉しくてたまらなくて……」 優「じゃあ、その『死ね』っていう言葉はその人だけに使うと良いよー」 優「他の人には言わない、その人のための特別な言葉にしたら良いんじゃないかなー?」 死「……もう癖になってるんだがな……頑張ってみる」 優「きっと、その変態さんも喜ぶよー」 死「……ばかっ、死ね」 優「ほら、使ったー」 死「あっ……」 優「でも、今のは可愛かったよー」 死「うるさい、死ね!」 優「あははっ……頑張ってね」 ---- キーンコーンカーンコーン 男「あー終わった終わった。友、帰ろうー」 友「おう、先に行って待っててくれ」 男「分かった、早く来いよ」(バサッ) クー「あ」 ヒート「あ!」 クー「男。教科書を(スッ)」 ヒート「忘れていったぞーッ!!(グワシッ)」 クー「………」 ヒート「!!!」 クー「これは私が持っていこう(グッ)」 ヒート「いいや!私が男に届ける!!(グイイッ!)」 渡辺「あ、二人とも…階段の近くでケンカしたら危ないよ~」 ズルッ クー「あ」 ヒート「あ!」 ズダダダダダダダン!! 渡辺「ふぇぇっ! たいへん! だ、だれかーーっ!」 友「と、言うわけらしい」 男「おい、大丈夫か? クー、ヒート」 ヒート「ああ、なんとか大丈夫だ…」 クー「平気だ!!これぇしきいいのことおおお!!」 男「?」 友「何だか嫌な予感がする…」 ヒート「そもそも君が引っ張るから…ん?」 クー「私のせいだと言うのかー!…!!」 友「入れ替わり、だな」 男「頭痛い」 ヒート「困った」 クー「どうすればいいんだあー!!」 男「不思議な光景だな。物静かなヒートと激しいクー」 友「カメラを持ってないのが悔やまれるな」 ヒート「現実逃避はやめてくれないか」 クー「そうだそうだ!!」 狂う「ふふ、私にいい考えがあるわよぉ」 男「聞きたくないが言ってみろ」 狂う「二人を同時に斬るの。上手くいけば抜けた魂が元の体に戻って 男「却下。なあ、友、こういう時は同じショックを与えると戻るって言うよな」 友「試してみるか?しかし…」 男「なんだ?」 友「ベタだな」 男「言うな」 男「と言うわけで、二人には前と同じ条件で転がり落ちてもらう。質問は?」 ヒート「そんな方法で本当に元に戻れるのか?」 男「戻る、と言われている。そんな顔をするな。それしか知らないんだ」 クー「痛かったぞ!また落ちるのか!?」 男「大丈夫。魔幼ちゃんを連れてきた。回復してもらえば何度落ちても平気だろ」 ヒート・クー「…………」 男「じゃあ行くぞ」 渡辺「(ハラハラ…)」 男「一応教科書も持たせておくか」 ヒート「お、男、本当にやるのか??」 クー「男おおお!!!」 ズダダダダダダン! ズダダダダダダン! ズダダダダダダン! 男「戻らないな。もしかしてデマだったのか?」 優「男くん!」 男「優…あ、これはな」 優「入れ替わってるんでしょ?渡辺さんから聞いたよ。   でもこんなの駄目だよ。他の方法を探そうよ」 男「……だよな。ごめん、ヒート、クー」 ヒート「痛かったぞおおおお男おおおおお!!!」 男「え!?」 優「戻ったんだ…良かった」 男「じゃあクーも…」 クー「ウウ…グス」 男「ごめん、クー。自分で何やってるか分かってなかった」 不幸「分かったなら私の体をどかしてくれないか?」 男「……クーの下から声が聞こえたのは気のせいかな」 友「今度は不幸か……」 不幸「やれやれ」 ---- 八月   本格的な夏 大きな声で泣き出す蝉達 夏の訪れを感じさせる大きな入道雲 そして-------------------------キャッキャ-----------水着 ゆうや「あ~夏だ・・・」 日和「なつだー」 ミーンミンミンミンミン 脇「おい、学食早く行かないと大変だぞ」   たったった 脇2「わかってるって」  ぱたぱたぱた ミーンミンミンミン ゆうや「・・・」 日和「なつー」 ゆうや「・・・」ぽむぽむ 日和「あたま・・・ふふっ♪」 ---- 不幸「ただいま―――あれ?なんだろう……手紙?」 『どうも、お母さんデスw突然で済まないんだけど、実はお母さん達、パチスロですって借金が 二億五千万ほど出来ちゃったの(テヘw』 不幸「え?二億――?」 『でも、普通に働いて返すのは面倒で嫌なので、貴女を売って返すことにしましたw もうすぐ向かえの黒服な人が来ると思うから、その人達に着いていってね?(ブイw 母より』 不幸「……………こーいうことって、漫画の中だけじゃないんだぁ」 ---- 1000 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/08/25(金) 10:02:13.55 ID:SBPw/2gTO 1000ならこのスレは次スレで終わり

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