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シリーズ「曜日」 - (2006/10/25 (水) 10:11:40) のソース

・今日はフラれた月曜日
不幸書く前の肩慣らし 何故か脇谷君 てか女性人いない

 女「脇谷くん…」
脇谷「ううん」(はっきり言えよサヨナラだろ!)
 女「ごめんね…」
脇谷「ありがとう」(金返せ!!)

彼女に背を向け歩き出す、もう彼女じゃないか…くたばれ!最悪だ、
内緒でバイトまで始めて彼女に尽くそうとしていた自分が恥ずかしい

「おっ!脇谷じゃん、何やってんだ」駅に向かって途中に暇な奴が居る

脇谷「お前こそ何やってんだよ」
ガードレールに腰かけて友は笑う
 友「散歩だよ散歩。」
脇谷「らしくねぇ」
 友「あれ、デートじゃなかったっけかお前?」
脇谷「あーっ痛いトコ付くな…」
 友「もしかして…振られた?」
脇谷「あぁ」
 友「そっか、がんばれよ負けんなよ」
脇谷「お前には言われたくない」
 友「あ~雨降るぞ雨!女にも雨にも振られて最悪だな」
脇谷「まったくだw」

こいつのダジャレは寒すぎて青春もぶち壊しだww
あ~こいつの顔見ると急に全部バカバカしくなる
しょうがねえよな~なるようになるさなるしかないか

とりあえず…「飯でも行くか」


・君が生まれた火の曜日
学生街の奥にある名店、本当の看板娘が居る店に足を向ける
「おはよう、今日のお勧めは何?」
いつものように彼女は笑顔で看板をかかげる。
「じっくり煮込んだカレー定食か…うん、これにしよう」
店に入ろうとしたら彼女がすそを引っ張ってくる…
看板の端に書かれた「頑張って」の文字
心配そうな笑顔に僕はグッと手を握る「大丈夫だから」

「ねぇ、おじさんお願いがあるんだ…」

北風がなびく歩道が凍えてる、そこに僕は1人君の待つ場所に
自転車が熱を持ってるかのように風を動かしていく僕を運んでいく
合図は3回ノックをすること玄関で息を整え君を呼ぶために。

玄関から出てきた君はいつもと違う服でかわいくて
いつも持ってる看板をスケッチブックに変えて
「似合うかな」っと自信なく書かれた文字も君自身で
恥ずかしい「後ろに乗って」僕はすぐに背を向けてしまう。
君が近くに居るといつも自分はかっこ悪くなる、でもうれしい…

自転車にまたがると後ろからギュッと手が回ってくる。


・君と見に行く水曜日
スケブに朝日を書きに行く!君が生まれた日を絵描く
そういう約束、僕のへたくそな絵も今日は芸術になる

「海まであと20分ぐらいかな?…わぁっちょ!」
服に手が入って背中文字で「がんばって」
彼女の左手はさらに強く僕を抱きしめる

海までの一本道の空は一面が星でうまっていて
朝日を背おって居る僕には明るくてしょうがない

風の音も波の音も全部君の声に聞こえる


・今日も難儀な水曜日
今日もまた代わりに長くクラクションを押す
通リに出るまで音を響かせお別れを代弁する。

向かう先は煙突の無い白い箱、、、ココはイヤ
昔はこんなのじゃなっかたのに火葬場の煙突から
白い煙が立ちのぼって行くのを見て私は心の中で
高くっ高く、行けぇ行けといつも叫んでいた。

人はいつか死ぬ、それでも私が…私は…
名前も知らない相手でも涙も拭かず手を合わせよう


・羊も働く木曜日
今日も青い空でした、教室の置くの窓側特等席で
雲をながめながら数えるのは羊じゃなくて思い出で…

いつもさしのべる手を恥ずかしげも無くギュッと握って2人歩いた帰り道…
まぎれも無い初恋で体が今でもあったかくなるのは太陽のせいかな?

男「お~い低血圧こんなトコで寝てると風邪引くぞ」
低血圧「う~ん、、あー、おはよ~」

ゆりおこしてくれる優しい声はいつも君で私は今日も手をさしのべる
君はギュッと握って引き起こしてくれるんだよね!私の初恋はまだまだ続く…


・そろばんが鳴く金曜日
男「まっ負けました」
プロセス「計算通り♪」
Vっと掲げたピースサインは私の決まった勝利のポーズ
プロセス「男君はね~ココをこうすると勝てたかもしれないんだよ」
男「えっ…あ~そうか」
プロセス「ねっ♪」
男「おもしろかったよ!プロセス明日も勝負な!」
プロセス「いつでも良いよ♪」

今日も昨日も私の回路は回り回って空回りっで遠回り
…いつもグルグル世界と回る
生活じたいはシンプルで巡り巡って君の前…いつもドキドキ君の前
壁にあたって行ったり来たり、行き詰まっては考えこんで凹んだり
笑顔の裏で泣いてみたり
涙の裏で笑ってみたり

計算通りにいかないけれど答えはしっかり持っているから


巡り巡って君の前///


・失敗したのは土の曜日?
私は自信をなくさない!それだけ自分が好きだから!

私の行動一直線で真っ向勝負!「私の伴侶になりなさい」っと強気で啖呵!
断られたって何だって当たって砕けろ私の心!失敗したってきにしない

私の心は砕けない!

2度目の勝負はお昼時!
男の机に向かっては無理やり顔みて食事する!
「どぉ♪私と食べるとその味気ないお弁当もおいしいでしょ?」

チャイムが鳴ったらまた明日…
帰り道は違っても!私は行動GO♪GO♪一直線で
「今日も遊びに行くからね!お茶菓子用意していてね♪」


断られたって気にしない私はアナタが好きだから


・会わなきゃ行けない土の曜日
突然の大雨で待っても待っても君は来ない
電話に着信あったとき公衆電話で驚いたんだよ。
(ソラで番号打ったのかな?)そう思ったら
スッゴく嬉しくって会えない今がセツナイよ。

雷が鳴りだしたからもう待っていられない君がいないと君がいないと
雨なんか気にしない君を見つけたらギュッと抱きしめて離れない
次の雷が鳴る前に君に会ってしまいたいよ…私には君が必要なんだ

タケル「由美!?走って来なくてもっ」
ガシっ子「だめかい?すぐに会いたかったんだ」


・美味しいおやつは土の曜日?
カカオ99%♪残り1つはどこにいる?多分ね君の近くにいるんだよ♪
理由なんかは知らないけれど♪君を見てるとわかるんだ~♪

見つめるだけで願いが叶うんなら私は何回叶ったのかな?

ねぇ振り向いて…

今日も君を見ながらおやつを食べよう(*゚д゚*)


・恋の暇ない日曜日
今日も牛乳一本飲んで
朝から新聞配達で終わった足でコンビニ行って9時になるまでバイトして
学校はいつも遅刻なんだけど何故か自習だから大丈夫…だよね?
鐘が鳴ったらすぐに着替えて学食でお昼ご飯のために皿洗い…
私はカレー担当で毎日君を待ってるよ、お肉を多めによそってあげる
放課後は君と一緒に居たいけど…
すぐに帰って野菜のお手入れもうすぐお芋の収穫嬉しいな
夕方になったらお惣菜屋でまたバイト…

1日終わって秘密の場所へ1人っきりで隠れんぼ…
誰にも見つけられない隠れんぼ今なら泣いても良いよね?

だってあなたがいるんだもの…
明日もカレーを食べに来て…
お肉を多めによそうからね


・ノリノリな朝は月曜日
好き♪すき♪スキ♪ズキズキ~♪胸がドキドキ♪ズキズキ~
お花が好きな君が好き~優しい君がだ~い好き♪えへへ♪
君の肩に掴まってずっとずーっと一緒についてくよ♪
私は眠れないからずっとずーっと抱きしめてあげる♪


友「吉岡お前…ツラそうな顔してるけど大丈夫か?」
吉岡「最近、肩こりが酷くてな~夜もあんまり寝れないんだよ…」


この後ぬ~べ~のおかげで幽霊は吉岡に認知されましたとさ


・生まれ変わった月曜日
今日も君のネクタイを結びなおして考える…
髪形変えてみようかなって長く伸ばしたこの髪を
好きと言ってくれたときから私の時間は止まったみたいで
化粧も上手になったけど昔と変わらない様にしてるの

私の横に居るのに他の女の子にも振り向くんだ
明日になったら変わっちゃうよ…私だって
鏡の前に立つと好きと言われた私が居るけど
暗い顔…私ってこんな顔だったかなぁ…

美容師「どんな髪型にしますか?」
きちょうめん「雑誌のこの髪型みたいに…」
美容師「本業久しぶりなんでwwww失敗したらサーセンwww」

男「なぁ変わったなおまえ」
き「まぁね」
男「なんかあったのか」
き「わりとね」
男「つらいのか?」
き「そうでもない」
男「ならなんで泣いてるんだ?」

別れようよ私たち、んべ!さようなら


・秋雨心の火の曜日
君は私にいろいろ聞いてくるけど何も求めてないんだよ
欲しいものも見たいものも聞きたいものもないんだよ
好きなものも嫌いなものも知りたいものもないんだよ

だから2人でいようよ気にしなくていいよ…
私は無愛想って言われるけど「………好きだよ」
顔を見ていえるからもう一度言うから「愛してるよ」
口下手だけど言いたいことは伝わってるよね


・教科書燃える火の曜日
最初はただの真似だった新聞を読む父の姿が好きで
いつからか私も新聞を読んでいた、父の背中を追って
小説やパソコン、音楽も父の趣味をこなしていた
「お父さんみたいだね」って言われるのが嬉しかった
口調も男の子みたいになっていてよく怒られたっけ。

君を好きになってから君と一緒にいてからいろいろと
学んできたけれど君は結局「自分らしくしてろ」って
本末転倒だよ…仕草や声色をなんとなく真似られても
君は振り向いてはくれないんだよね…わかってるよ。

笑い方も泣き方もみんな教わっちゃったから…
学習を放棄するわけじゃないんだよ。
自分を見つめなくちゃいけないんだ。


・離れで夢見た水曜日
夢をみる夜は切ない風に包まれて1人ということを実感するよ
君に抱えられ見た星も今は雨に隠れているね
君は眠る私を置いてどこに行ってしまったの?
君の突然な行動はいつも私を驚かせるけど
今はそばにいて欲しいのに

まるで物語の主人公みたいにドンドン私を引っ張ってくれる君が好き
初めて外に出た時は本の中に入ったみたいで一望した街はステージで
2人座った土手で私はヒロインになっていたんだと思うの

朝も昼も夜も君といたいよ…


いつの間に寝たんだろう…君の作る朝食の音がして安心するよ
「おはよう」
君は起きた私に気づいて振り返り
ユリ「今日から一緒に学校に行こう」
本当に君は突然で私を驚かせてくれるね
今日もユリは車椅子を押して学校に連れて行ってくれる
今は私の背中を押してくれる主人公
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