Twitterであげた、『スマブラSP』の参戦ファイターのアートワークを「初登場作品風」に仕立て上げたイラスト。ドットだったり絵だったりコラ画像だったり。3DCGを用意はできてもリッピングができないので、立体風のイラストでまとめ上げています。ドットはphotoshopで、それ以外はSAIで描きました。

各絵につぎ込んだこだわりをついでに解説していきます。徹底しています。






名前 語り 出典発売日
マリオ 『ドンキーコング』より。16×16のサイズに落とし込むことに地味に苦戦しました。目は1ドット。 19810709
マリオ(ウェディング) 変わりがない…と思いきや、拡大してよく見てみると、ヒゲや髪の毛がフサフサしている『スーパーマリオオデッセイ』仕様。全体的な色味も本家『マリオ』シリーズのように赤系の陰影をつけて「らしさ」を演出。比べると一目瞭然なのだがわかりづらい…? 20171027
旧ドンキーコング 『ドンキーコング』より。腹から下の網目エリアがポイントだと思っています。正面顔と横顔のあいのこになっている角度の顔にも注目。 19810709
ドンキーコング 『スーパードンキーコング』より。ディディーやクルールと同じ戦法で、スマブラ公式アートワークをいじくりまわして作成。初期ドンキー特有の"毛っぽさのなさ"や"変な細さ"のために肉をそいだり、初代スパドンのイラストを見回すとどれも歯を出しているものがないので歯を削って開口させたり。 19941126
リンク 『ゼルダの伝説』より。スペースが小さいわりに無茶なポーズをしているので、剣や盾が特に苦戦しました。剣は柄の部分がないし、盾は一回り小さくなっている。 19860221
サムス 『メトロイド』より。サイズが大きいと、比較的描きやすいです。16×32は大きいドット絵。 19860806
ダークサムス 思案中。 20050526
ヨッシー 『スーパーマリオワールド』より。GBAやメーカー世代の人は知らない人が多いのかな?この作品のゲーム内のヨッシーは、腕がオレンジ色だったんです。 19901121
カービィ 手も足も伸ばされると手も足も出ないので、16×16より少し大きくなってしまいました。無念。笑わないし頬のアレもないのが、初代の無垢でnillなカービィの魅力ですね。 19920427
フォックス SFC版『スターフォックス』より。会話ウィンドウだけじゃん!…と思われがち?実は、コンティニュー画面で全身が映ってくれるんです。あたまでっかちなのが印象に残りました。銃はシンプルのカクカクのオリジナルデザイン。光線射出口がオレンジ色なのがSFCスターフォックスっぽいでしょ? 19930221
ピカチュウ 『赤・緑』より。デブチュウなのは当然のこと、おなかの色が違うのが赤緑時代のピカチュウの一番特徴的なところ。アニメでも色が変わっていたら、ここまでの人気は出ていなかったかも…ね。 19960227
ルイージ ゲーム&ウオッチ版『マリオブラザーズ』より。つながった目とクチビルが目立つ口元、体から離れた腕がG&W版っぽさを演出。実はマリオブラザーズの中でも、G&W版が一番早いんです。 19830314
ルイージ(AC) 『スマブラfor』のフィギュアではアーケード版が代表作として紹介されていました。マリオの緑カラーの元ネタ、アーケード版ルイージ。使える色数が多いと、いろいろできて楽しいです。 19830714
ルイージ(FC) おそらく一番有名?ファミコン版『マリオブラザーズ』のルイージ。『スマブラDX』までは顔の色や手袋の色までもがレトロになっていましたね。白目がないので、目のスペースを大きくして驚いてる風に見せる。 19830909
ネス 『MOTHER2 ギーグの逆襲』より。無茶なポーズをしていないので気楽に描けました。バットのデザインは、原作にバットのスプライトが存在しないのでネスにも使用してある色で適当に繕ってしまいました。 19940827
キャプテン・ファルコン 『FZERO』の説明書のコミックより!正直一番描きたかった奴です。アメコミチックな画風もあまり挑戦したことがなかったので、新しい体験でした。体格は大きな変化がないので、ポーズはほぼトレスで済みましたが各パーツは大きく違うので、是非とも今のデザインと見比べてみてほしいですね! 19901121
プリン 『赤・緑』より。元ドット絵を回転させて、一部修正したくらい。特筆事項はあまりないです… 19960227
ピーチ 『スーパーマリオブラザーズ』より。某動画のせいで巨大化して襲ってきそうな印象がありますね…?パカー開いた口がポイント。傘はどうしようもないので、ファイアピーチカラーの傘と同じ配色で。傘だけサンシャインなのも変ですし。 19850913
デイジー 『スーパーマリオランド』より。見せる人見せる人みんな笑うんだけど、しょうがないじゃん原作がこれなんだもの!王冠なければドレスの柄もなし!ワンピースではしゃぐ黒髪ロングの昭和女子の白黒写真。 19890421
クッパ 『スーパーマリオブラザーズ』より。こうして今の作品と同じポーズをさせると、やっぱり違いますね。まず第一に、太ももが描かれてないからキノピオみたいな生え方にせざるを得ないんですね。 19850913
アイスクライマー ファミコン版。『スマブラDX』ではフィギュア1が原作のドット絵そのままでしたね。正面顔はゴール時のポーズから拝借。前髪はどこに行ったんでしょう? 19850130
シーク 『時のオカリナ』のものを描きます。 19981121
ゼルダ 『ゼルダの伝説』より。こちらも服に装飾がほとんどないので、独自の解釈でマントを生やしたり靴を描いたり。仕方がないです。 19860221
ドクターマリオ ファミコン版。ゲームボーイとは同時発売だから、そちらも描けばよかったかな? 19900727
ピチュー 『金・銀』より。金銀風ドット絵は2015年頃からの付き合いです。「ポケモン風ドット絵」を見ていただけると、幸せになっていただけるかも。 19991121
ファルコ SFC版『スターフォックス』より。こちらは全身がゲーム内に登場してくれないので、タイトル画面に映った姿を基に、フォックスの要素と公式アートワークの要素を添えてアレンジ。外人兄貴たちからの大量の「手がキモイ」リプライ、ありがとうございます。公式アートワークの時点で手がでかいんですもんそう描くしかないってものです。 19930221
マルス 『暗黒竜と光の剣』より。元のドットがとてもきれいなので、苦労は少なかったです。色が少ないと、生足マルス様もあまり違和感が生まれないですね。少し寂しい… 19900420
ルキナ 思案中。 20120429
こどもリンク 『時のオカリナ』より。リッピング技術を持ち合わせていないので、3DCG風の2Dイラスト。3D風はおそらく彼が第一弾。解像度の低いテクスチャっぽく見せるためにテクスチャ周りはエアブラシで表現。立体っぽくは見えないけれどもそれらしさは出てるかな… 19981121
ガノンドロフ 『時のオカリナ』より。パーツ数が多いので、手間は多分にかかりました。片手はグーのまま、片手は軽く開いているのが時オカガノンの特徴かなと思って。 19981121
ミュウツー 『赤・緑』より。もとからデザインが完成されているのでそこまで苦労はなかったです。しいていうなれば、今とは違う頭と手足が大きめの体のバランスに気を付けてたところ? 19960227
ロイ 『封印の剣』より。ただ、ロイというキャラクターの厳密な初登場は『スマブラDX』なので、こちらもまた考えています。 20020329
クロム 思案中。 20120429
Mr.ゲーム&ウォッチ ゲーム&ウオッチ第一弾『ボール』より。フラッグマン出典ではないので旗は消え去りました。 19800428
メタナイト 『夢の泉の物語』より。カービィ勢は体の攻勢がわかりやすいので比較的作りやすいです。なびいているマントは、原作のマントをそのままひっくりかえしたらいい形になったのでそのまま利用してしまいました。 19930323
ピット 『光神話 パルテナの鏡』より。真横向きでないので大きな鼻が表現できなかったのが唯一の心残りポイント。 19861219
ブラックピット 思案中。 20120322
ゼロスーツサムス 『メトロイド ゼロミッション』より。 20040527
ワリオ 『スーパーマリオランド2 6つの金貨』より。顔の角度も腕の角度も体のバランスもだいぶ原作のポーズと違うので、体に関してはほとんど新規。 19921021
スネーク MSX2版『メタルギア』より。 19870713
ディディーコング 『スーパードンキーコング』より。3DCGをドットに落とし込むという原作の描画法にのっとり、3DCGで描画されているスマブラの本家アートワークの色味を変えて、ディディーに使用されている色数に減色、ちょっと手を加えたものがこれです。形式としてはコラ画像に近いものがありますね。 19941126
アイク 『蒼炎の軌跡』より。ゲーム中モデルはもう少し荒っぽいのですが、原作は雰囲気が少し暗めで、遠方から俯瞰する形なのでモデルも視認しづらいし、なじみが薄いかなということでムービーのほうのモデルを参考にしました。ほとんどただのイラストですね。スマブラよりも各パーツはシンプルに、頭身は高く顔はイキイキ。雰囲気が出ていますかね…? 20050420
ポケモントレーナー 『赤・緑』より。そこはファイアレッドリーフグリーンじゃないのか!という指摘が、意外と来なくておどろきです。 19960227
ポケモントレーナー(女) 『ファイアレッド・リーフグリーン』より。帽子下、目元が少し怖いのがポイント。 20040129
リザードン 『赤・緑』より。 19960227
ゼニガメ 『赤・緑』より。 19960227
フシギソウ 『赤・緑』より。 19960227
リュカ 『MOTHER3』より。後半のリュカはネスより頭身が高いので、ポーズも無理なく再現できました。 20060420
ソニック メガドライブ版『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』より。『ラッドモービル』とか『ソニックアドベンチャー』とかの指摘もそのうちこなしていきます。 19910726
デデデ 『星のカービィ』より。 19920427
ピクミン&オリマー 『ピクミン』より。全体的に下半分に大きく黒い影がついているのがピクミンらしいかな、という感じで進めていきました。オリマーがなかなかうまくそれらしさを出せないでいるな… 20011026
ルカリオ 『ダイヤモンド・パール』より。サイズも色数も大きいので自由に描くことができました。 20060928
ルカリオ(映画) 真の初登場メディア?『ミュウと波導の勇者ルカリオ』風に。それほど「っぽさ」は出ないものですね… 20050716
ロボット 思案中。 19850716
トゥーンリンク 『風のタクト』より。トゥーン調の表現と、逆光で手前側が暗くなっている光加減の表現に力を入れました。武器防具はマスターソードではなく初期の剣… 描きやすそうだったからです。初登場だから、といいわけもできますし。 20021213
ウルフ 『スターフォックス64』をベースに、オリジナルのアクセントが加わりまくっています。原作では顔グラフィックしか登場しないので、体はまずオリジナル。とはいえ、『スターフォックス643D』『スターフォックス2』の設定画、『スマブラDX』のオープニングで登場した姿、『スマブラX』の『DX』風MOD『SMASH 2』、『スマブラ64』におけるフォックスの赤カラーなど、様々な資料を基に、64で登場しても違和感がないような工夫が盛り込まれています。 19970424
むらびと 『どうぶつの森』より。衣装、顔は、64版の公式サイトに頻出するおとこのこを参考にしました。 20010414
ロックマン ファミコン版『ロックマン』より。さほど苦労はなかったですね。なにせスマブラのロックマンはファミコンマンなので… 19871217
Wii Fitトレーナー 20071201
ロゼッタ&チコ 20071101
リトル・マック アーケード版『パンチアウト!!』より、全然リトルではない名前のない主人公ボクサー。勝利したときのこちらに振り返ったときの顔と、体のバランスはファミコン版と敵役ボクサーを参考にしました。 19831200
ゲッコウガ 20131012
Mii格闘タイプ Wiiのロンチタイトル『Wii Sports』より、ボクシング姿。シンプルなフォルムが美しい。 20061202
Mii剣術タイプ 20061202
Mii射撃タイプ 20061202
パルテナ 『光神話 パルテナの鏡』より。 19861219
パックマン アーケード版『パックマン』より…って、ゲーム中グラフィックで再現しようとしたらどうしようもないんです。人型がゲーム内で最初に出てくるのは『パックランド』ですし。 19800522
パックマン(パッケ) あまりに腑に落ちなかったので、当時のパッケージイラストを参考に表現。とぎれとぎれのナムコ線、今よりも巨大な鼻がポイント。 19800522
ルフレ 20120429
シュルク 20100610
クッパJr. 『スーパーマリオサンシャイン』より。あのツヤ具合とニセマリオに変身するためのよだれかけが描きたかったところです。クラウンはどうしようかなと考え、最終ボス戦のお風呂をミニチュア化してみました。 20020719
ラリー 19881023
モートン 19881023
ウェンディ 19881023
イギー 19881023
レミー 19881023
ロイ 『スーパーマリオブラザーズ3』より。原作では横向きのスプライトしかないので、独自解釈が必要でした。クラウンは『スーパーマリオメーカー』のマリオ3スキンが参考元です。 19881023
ルドウィッグ 19881023
ダックハント ファミコン版。 19840421
リュウ アーケード版初代『ストリートファイター』より。『ファイティング・ストリート』という名前でも有名かな?赤髪で靴を履いています。 19870830
ケン アーケード版初代『ストリートファイター』より。こちらは今とそうデザインが大きく変わらないですね。 19870830
クラウド 『ファイナルファンタジーVII』より。肩やばない?ところで原作クラウドの服は紫寄りだけど、スマブラの色替えには紫ないですよね。なんでだろう… 19970131
カムイ 20150625
ベヨネッタ 20091029
インクリング 20150528
リドリー 『メトロイド』より。大きな太ももと小さな翼が特徴的。 19860806
シモン 『悪魔城ドラキュラ』より。 19860926
リヒター 『悪魔城ドラキュラX 血の輪廻』より。 19931029
キングクルール 『スーパードンキーコング』より。体のバランスをレア社時代風にするために、減色前に王冠のサイズや足の大きさなど手を加えた部分が多いです。 19941126
しずえ 『とびだせ どうぶつの森』より。飛んで3DSです。 20121108
ガオガエン 『サン・ムーン』より。ゲーム中のモデルの影をポイントにしたのですが、輪郭線が目立ちすぎて「アローラ図鑑風」といわれることが多くありました。参考の一つにしたのは事実なんですけども…。 20161118
パックンフラワー 『スーパーマリオブラザーズ』より。特筆事項無し!なぜ出れたし。 19850913
ジョーカー 20160915
勇者XI 20170729
勇者III 『ドラゴンクエストIII』より。ユウシャロト ココニネムル 19880210
勇者IV 『ドラゴンクエストIV』より。美肌。 19900211
勇者VIII 20041127
バンジョー&カズーイ 『ディディーコングレーシング』のバンジョーを描きます。カズーイはお留守番かな… 19971121
テリー AC版『餓狼伝説 宿命の闘い』より。ちゃんと袖があるのが一番大きなポイントですかね? 19911125
テリー2 悪ノリ枠。自称リーカーの謎の発言で界隈に論争の嵐を巻き起こしたことがもうずっと前のようです。というわけで、第一作目『東方靈異伝』より、素敵な巫女さん博麗靈夢です。公開は何と1996年11月。ピカチュウと同期なのです。下の人の登場で同人上がりが許容された中、パス第二弾として本当に来てしまったらどうしよう… ないわな 19961100
テリー3 ダイレクト後の映像で、Miiファイターコスチュームになっただけですべての話題をかっさらっていった、通称「世界一エロ画像がある骨」。おまけでついてくるBGM「MEGALOVANIA」は、MOTHER2のハックロムが初採用作品。任天堂ゲーのハックロムの曲が任天堂ゲーで聴ける日が来るなんて…。 20150915
ベレト 『風花雪月』のキャラの描画の仕方は独特な色遣いで非常に真似しがいがあるので、そのうちやります。 20190726
ベレス アルフやコクッパも名前を表示しろよ 20190726
ベレト2 サンズに続いて世間の注目をファイターから根こそぎ奪い取ったインディー枠第二弾。てんてーの剣の代わりはデビルのもつ三又の槍で。 20170929
ベレス2 今回の参戦前予想ハズレざまぁ枠。DiscStation版『魔導物語 - EPISODE II CARBUNCLE』より魔導の娘です。かわいい顔して人の首をはねる悪逆非道の女の子。この時代はまだ名前がなかったそうですよ。マリオやマックみたいですね。 19891210
誰かな?
誰かな?
誰かな?
誰かな?
最終更新:2020年05月19日 11:08