空中元彌チョップ

ミステリアスパートナーの坊主Cが使ってくる技の一つ。正式名称は「掟破りの空中元彌チョップ」。読みは「くうちゅう もとや ちょっぷ」。
敵単体へダメージを与える技。かなりの高威力であり、HPの低いキャラは一撃でオワタになる可能性がある。

元ネタは狂言師の和泉元彌氏が、2005年に「ハッスルマニア」でプロレスデビューした際に使用した技。
コーナートップより飛びつき、相手の肩にまたがった状態で、「くぅうちゅぅぅう もぉとぉやちよぉっぷぅ~」と大見得を切りつつ頭部に叩きつけるというチョップ。
どこからどう見ても弱そうな技なのだが4発で相手をK.Oした実績がある。
和泉氏曰く『「人間のつぼ」を刺激することでダメージを与えている』とか。
技を食らった当人は相当な威力だったと言っているが、それを信じるかどうかは人それぞれである。一度はその技を見てみるとよいだろう。

狂言と坊主(陰陽道)は本来関係ないものであるにもかかわらず坊主Cがこの技を使うのは、
和泉元彌氏がレッツゴー!陰陽師を踊る動画(MADでも何でもない)があるため。

また、「掟破りの」の部分の元ネタはプロレス用語から。
かつて新日本プロレスにおいてライバル関係にあり激しい抗争を繰り広げていた
長州力と藤波辰巳の試合において、
長州が得意としており彼の代名詞的な技であった「サソリ固め」を
藤波が逆に長州に対してかけるという行為に対し、
実況を担当していた古舘伊知郎が「掟破りの逆サソリ」と形容したのがはじまりとされる。
この言葉がプロレスの要素が非常に濃い「キン肉マン」に輸入されるのは自明の理であった。
RPGにおける元ネタはこちらの可能性が高い。
キン肉マンならキン肉バスター、ウォーズマンならパロスペシャル、ロビンマスクならロビンスペシャルなど、各超人には自分の代名詞とも言うべきオリジナルの必殺技を持っており、基本的に他人の技を使うのはご法度である。試合中とっさに自分の技でなく人の技を使う時、技の前に「掟破りの~」とつけるのは超人なりの礼儀なのだろう(例:掟破りの逆ロビンスペシャル)。

坊主Cも、和泉元彌という選手の技を借りた為
もしくは、和泉元彌≒ピコ麻呂の技をピコパーティ相手に仕掛けるという行為であるために
「掟破りの~」とつけていると思われる。



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最終更新:2008年05月16日 02:13