StarsStrike(後編) ◆CMd1jz6iP2





レナとこなたが出て行って、すぐに萃香は立ち上がった。
「なんてパンチだ、鬼の私が見切れないなんてなぁ」
衝撃で動けはしなかったが、放たれた拳が、怪我をしている右だったためなのか。
萃香の意識を断ち切るまでは行かなかった。
だが、立ち上がるより前に爆発音を聞いた二人は飛び出していってしまった。

「大変だ、他のつるぺたが危ない!」
後を追うことにした。
誰かがつるぺたを襲っているというのなら、そいつを倒せるし、あの集団の中にもっと強い奴がいるかもしれない。
そして、音を聞き取って問題の家を見つけた。
中に入った瞬間、血の匂いと私への警戒心が感じられた。
状況は掴めないがどうでもいい、誰でもかかって来い。

「な のは、さ ん?」

心臓が、止まったように感じられた。
殺した巨乳、殺した強い奴の名を呼ばれたからじゃない。
何か得体の知れない感覚が、体の中の何かが強く反応した。
部屋中の敵意が、薄れていく。
「ティアナ、ちゃん……」
その言葉を発した血まみれの巨乳女の手を握り、名を呼ぶ幼女。
この女が守ったのかと、私は歩み寄った。
誰も止めない。レナとこなただけは警戒の様子を見せたが、それでも止めなかった。
どうすればいいのか……ともかく、誤解を解かないとと、正面に座り、手を握った。
これで別人だとわかるだろうと。

「いきていて、くれたんですね」
更なる勘違いを、この女はした。
どんどん冷たくなる手と、焦点のあっていない目を見て気づいた。
魔力。それだけを感じ取って、私をなのはだと勘違いしているのだ。
「わた、わたしのなかまを、おねがいしま、す。そ、それから……こ、こーじをいきかえらせてください」
言葉が出ない。勘違いだと一言言えばいいのに、その言葉が出ない。

「ゲームに、乗れってことなの?」
何をくだらないことを聞いているのか、自分でも分からない。
なぜ、こんな巨乳に優しい言葉をかけているのか理解できない。

「ちが、います。あ、あいつらをたおしたら、きっといきかえらせるちからも、みつか、る。
だ、だから、そのときに わたしはいいから、こーじのこと、を……いもうとちゃんのお兄さんも、みんな、を」
言わないと。人違いだと。そのなのはを殺したのは私だと。
「うん、任せて」
どうして、こんな嘘を吐き続けているのか。

「すみませ、ん、なのはさん。あとは、おまかせします。
ほんの少しですけど、わたし、のまりょく……うけとって、ください。
―――機動六課の意地……主催者どもに、見せてやってください、ね?」
流れてくる魔力は、私の小さなエゴなど溶かしてしまうのではと思うほど暖かかった。

「―――わかってる。ティアナは良く頑張ったね。少し、休憩するといいよ」
結局、最後の最期まで。
「はい……おやすみ、なさい」
私は、嘘を吐き続けた。

ティアナは、本当に眠ったように安らかに逝った。
それだけが、せめてもの救いだった。
「……ありがとう、角のお姉ちゃん。最後まで、嘘をついてくれて」
目の前の少女が誰かはわからないけど、おかげでティアナは安心して死んでいった。
だから、妹は目の前の少女にお礼を言った。

「違う」
それを、萃香は否定した。

「……どういう、ことかな?」
「私は、嘘なんかついてない。この女が、私の中の高町なのはの魔力に勘違いしただけだ」
私の中の高町なのはの魔力。その意味を完全に理解できた者はいなかったが
高町なのはを殺したのは、目の前にいる少女なのではと、感じ取った。

「私は、なのはだと名乗ってもいないし、そうだとも肯定していない。
―――だから、嘘なんかついていない。鬼は嘘なんかつかない」
その言葉の意味を、誰が始めに理解したのか。
つまりは、先ほど吐いた他の全ては本当だと。
「―――私達に、協力してくれる、の?」
そう口にしたのは、こなただった。

「私は嘘が大嫌いだ。だから、私は嘘なんか吐かない。それだけだ」
正直、信用できるかといえば否だった。
博之は、あからさまに胡散臭そうな顔をしている。
「彼女は、嘘なんかついてないよ」
レナが、口を開く。
「なんか根拠でもあるんか、レナ」
「拳を合わせて分かり合った……じゃ駄目かな、かな。
ティアちゃんに、最後までなのはさんだって信じさせた、この子を私は信じるよ」
拳を合わせた、の時点で頭に疑問符を浮かばせているものがほとんどだ。

「……塔に、三人ほど仲間がいる。塔に行けば仲間が集まってるって聞いたんだが、あんたらがそうなのか」
その言葉に、こなたはやっぱり他にもいたんだと喜んだ。
「私の知っていることは話す。お前らの話も聞かせてくれ」

全ての情報を交換し終えたとき……萃香へ向けられる感情には、殺意があった。
阿部の話をしたときの、キョンの妹から向けられる殺意は激しいものだった。
たとえ、その原因が阿部という男にあるとしても。
そんな男と行動をしていた萃香も、止めなかった時点で同罪ではないかと。

かがみが殺された時の話をしたとき、こなたは血が出るまで拳を握り締めていた。
ゴマモンが殺したということが信じられなかった。
それも、阿部という男が原因であることを聞いて、怒りが抑えられなかった。

水銀燈は、その話を淡々と聞いていた。
萃香に向けられている感情は、いつか園崎魅音に向けられるものなのだから。
ティアナを殺した男は、その特徴から、富竹だと分かった。
萃香の話だと、雛見沢症候群を発症しているのだという。
連れ去られたハルヒがいなかったということは、おそらく殺されたか、逃げたかのどちらかだろう。

「探して、注射を打つ? 早くしないと首を掻き毟って死ぬんでしょう?」
「そうしたいのは、山々だけど……どこに行ったかもわからない。
今の私達に、そんな余力はないよ。私達は、なんでもできる神様じゃないんだから」

冷静に勤めているが、レナ本人が一番辛いのだろう。
富竹は、自分が罪を犯していることも気がついていない。
そのまま死ねば、誰も救われないし報われない……それを、最も知っているのだから。

「わたしは……富竹さんは、レナちゃんと同じで病気なんだから、許せないけど恨めない。
でも、阿部って男は殺してやる! それを見ていて止めなかったあなたも!」
目の前の、自分をひねり殺せる相手に、殺意を微塵も隠さない妹。
水銀燈とキバは、最悪の場合を考え萃香の挙動に注意を払う。

「……ああ、許してもらう気もない。私は、人殺しを罪だなんて思ってない。
私は鬼だ。人の敵だからな。殺したことだって数え切れないくらいある
……だから、私たち鬼を許せないなら、退治する以外に道はない」
「してやる、阿部って人も、お前も……でも、お前は今じゃない」

ティアナの亡骸を見つめ……再び萃香を凝視する。

「鬼より、許せないピエロがいる。―――だから、その後で退治してやる!」
「―――その挑戦、預かっておく。死ぬなよ、つるぺた小娘」

萃香が妹の頭をガシガシ撫で、それを妹が払う。
水銀燈とキバが、妹を萃香から離した。

「ッ! 触らな、いで……え?」
妹は、信じられないという表情をする。
「頭が痛いのが……軽くなってる?」
「治ったわけじゃない。頭の悪くなった部分を少し散らしただけだ。次に殴られたら、どうなるかは知らないぞ」
萃香の疎と密を操る能力は物質だけの話ではない。
密の最大ともいえるブラックホールすら作り上げられる萃香には、痛みを散らすことだって不可能ではない。

「それ、博之の眼も治せない?」
「制限がなくても難しいな。元々治療用の能力じゃない。この先にいるらしい月の頭脳に頼ったほうがまだマシだぞ」
「無理だよ、あの人はゲームに乗ってるし……役に立たない人を生かすタイプとは思えない」
「ニートは、必要だから生かされてたってことなのか……」

永琳は、塔にいるニートという男の部下ではないか、という推論が浮かんだ。
その世界では、雛見沢のみんなもニートの部下だったらしい。
それならば、レナを知っていた理由、雛見沢症候群を知っていた理由も解決する。

「ニートって人が説得できるかどうか、だね」
「無理じゃない? 話だと、その古代中国?から抜け出すために必要だったから生かされてただけでしょ?
元の世界に戻れても、古代中国。優勝して、一気に幻想郷って場所に戻ろうってことなのよ、きっと」
たしかに、この殺し合いを終えても殺し合いの世界に戻るだけというならば、ゲームに乗りたくなる気持ちも分かる。
その時だった。
爆発のような音が再び、今度は遠くで聞こえた。

「……薬局のほう、だね」
八意永琳だと決まったわけではないが、可能性がないわけではない。
どちらにしろ、町が危険ということは変わりない。
「これは、逆にチャンスだよ。危険な場所がわかった……このまま町を出て、D-2の橋から城へ向かおう」
城に向かう。これは萃香の話を聞いて更に意味を増した。

こなたを襲ったエアーマンと、その仲間のムスカ。
遊戯とロックマンが向かった山も、危険な場所だと推測できた。

塔の隠し部屋からKASという男が現れたそうだ。
おそらく、塔以外の場所から潜入したのだろう。
彼の仲間だという海馬について、こなたは知っているらしい。
「かっこいい正義の味方だよ。信用しても平気だと思う」
こなたが出会った時間、歩いていった方角を考えると、町、城、山に居る可能性が高い。
だとすれば、危険かどうかの判断がつかない場所……城に行くのは間違いではないだろう。

KASという男が信用できるのか、という問題はキバが解決した。
「TASのライバルを自称する、俺のtktk仲間みたいなもんだな」
tktk仲間の意味をレナはわからなかったが、圭一も日頃から電波を受信していたし、その類だろうと放っておいた。

「TASと敵対してるんだったら、話してることは信用してもいいのかな」
「たぶんな。ある意味圭一よりも奇跡を起こせる男だ。……悪く言えば、安定性は無い」
「ニートと変わらないな。風が吹くだけで飛んできそうなのに、やるときだけはやるっていうか」
レナは、圭一も対して変わらないと思ったが……彼らと同列に置くのは失礼なことだと、口には出さなかった。

「どれだけ安定性がないかというと、マリオブラザーズを最初のクリボーにやられるか、ノーミスでクリアするかの二択ってくらい」
「なるほど、ギルガメッシュが慢心王かネイキッドかってくらい違うんだね」
「SIRENで最初の警官に殺されるか、一度も死なんでクリアするかくらいにバランス悪い奴なんやな」
何一つ理解できない。
日ごろ圭一の固有結界の発動に慣れているレナ以外の一般人は、理解できずに混乱している。
しばらくして、空気も真面目なものに戻っていった。
ティアナを失った悲しみを紛らわす、カラ元気でもあったのだろう。

「……あなたはどうするの?」
レナが萃香に話しかける。全員の中で最も萃香に敵意がないのは、戦ったレナだった。
「塔に戻る。私を待っている奴らがいるからな。あいつら次第だが、城には向かうようにするよ」
ティアナの遺言を果たすことも大事だが、塔の仲間に永琳やハルヒのことを伝える必要がある。

「それなら、ティアナちゃんのことを頼めないかな?」
ティアナを、仲間達を埋めた場所に眠らせて欲しいという。
「わかった、ちゃんと埋めてやるよ」
ティアナを担ぐ。それを、妹が見ている。
「ちゃんと埋めなかったら、許さない。私に殺されるまで、死ぬのも」
「だから、許される気なんてないって。お前も死んだら許さないよ」
妹は、出発の準備の為に離れた。

「……ね、萃香ちゃん」
レナが、小声で話しかけてくる。
「どうして、嘘なんてついたのかな、かな?」

「……どこの話だよ」
「妹ちゃんのお兄さんの話。殺されたとき、あなたはそこにいなかったんじゃないのかな?」
萃香の話の中で、キョンの内容のみはあっさりとしていた。
その淡白な話し方に、妹は怒りを覚えたが、レナは「詳しくは知らない」ということに気がついたのだ。
「……なんのことだか。私は鬼だ、嘘なんかつかない……いや、たまにはつく、か」
レナは、別れ際に自分達が推理した内容メモにして萃香に渡した。
萃香は、飲みかけの日本酒をレナに渡した。消毒などに使えということらしい。
―――それは、萃香を知るものなら萃香の正気を疑う行動だったが、レナにはわからなかった。
萃香はティアナを担ぎ、塔へと戻っていった。

「妹ちゃん、あの萃香って鬼、行かせてよかったのかな。……お兄さんの、仇には違いなかったのに」
「……ティアナちゃん、言ってたよ。どっちも悪かったなら、両成敗だって
だから、人を殺したわたしには恨めないよ」
は?と呆然とするキバ。
「だ、だってあんなに怒って……」
「怒ってたのは本当。だってキョン君を殺した人が分かったんだもん」
「じゃあ、さっきの殺してやるとか、殺すまで死ぬなとかは?」
すると、ペロッと舌を出して
「だって、ああ言ったらピエロを倒すまで、生きて協力してくれるでしょ?」
そう口にした。

キバの頭の中に「鬼は嘘なんかつかない」というくだりが再生された。
(ああ、人間は嘘つきだ。というか、妹ちゃん恐ろしい……)
「それでも……阿部って人は別だよ。遭ったら、絶対に許さない」
「ああ、俺も危ないし。生きてたら、いつか戦うことになるだろうな」
決意を新たにする二人。

こなたは、真もかがみも、どんな思いで死んでいったのか考えていた。
「阿部、かぁ……遭ったら、私はどうすればいいんだろ?」
「こなたが思うようにすればいいわぁ。殺さなくても、死より辛い責め苦なんていくらでもあるのよ?」
「うん、フタエノキワミでアーッしてやんよ!」
少しは効果があったらしい本の力で、逆にアーッしてやると誓うが、また悩む。

「……ゴマモンは、どうしちゃったんだろうなあ」
「原因は阿部としても……こう言うのも酷やが、お互いを信じきれなかったんやろ」
こなた自身、身に覚えがあった。圭一に、仲間じゃないと言ったこと……
「……だったら、ゴマモンも分かってくれるはずだよ。私が仲間を信じられたように」
「辛い道のりを選ぶわねえ、圭一と一緒でM?」
「きゃー、女王さまー、哀れな牝犬にお慈悲をー」
そんな様子を聞く博之の心には、少し後悔があった。
(ティアナのこと、最後に目に焼き付けときたかった。……思えば、水銀燈以外の仲間の顔を俺は知らん)
なんとか、この目が治らないものかと、それだけが博之の悩みだった。

『な、ピッピ。あまり落ち込むなよ』
ヲタチが、ピッピを慰めていた、
ゆびをふるで出た技は、こらえる。まったく意味がなかった。

『でも、ティアナの仇を取りたかったよ』
自分の不確実性が、最悪の場面で出てしまったのだ。
『しかたないでゲスよ。だいばくはつが出なかっただけマシでゲス』
たしかにその通りなのだが、ピッピの心は晴れない。
『俺たちと違って、自分の意志で完璧に行動できるポケモンはお前だけだ。
そういう意味じゃ、ポケモン最後の希望なんだ。しっかりしろよ』

希望……そうだ、自分はピカチュウのように勇気を持つと決めたんじゃないか。
『ごめんよ、ヲタチ。自信はないけど……頑張ってみるよ』

「こなちゃん、リアルメガバスターだけど……こなちゃん?」
「あ、うん。それは、レナちゃんが持ってていいんじゃない?」
「そうするね。……どうか、した?」
「私のこと……こなちゃんって呼ぶようになったね」
言われて、そのことにレナは初めて気づいた。
「ごめん、気に入らないかな、かな?」
「逆だよ、嬉しい。つかさもね、そう呼ぶから……友達になれたかなってね」
「―――ともだち、で……私、なんかがいいのかな?か、な?」
「もっちろん。つかさにも、早く会わせたいよ。きっと仲良くなれるよ」。
二人は知らない。そのつかさが、心を闇へと染め上げていることを。

準備が終わり、出発した。
ティアナの荷物を整理していると、気がつかなかったチップが出てきた。
アイテム2号。キバの話によると、移動用の装備らしい。
ためしに使ってみると、中々の速度の空飛ぶ機械が発生した。
しかし、どんどん弾の残量が減っていくため急いで解除した。
燃費の悪さが酷い。緊急時にしか使えないだろうが、役立つには違いない。
町を出た一行は、城に続く橋を目指すのだった。


【ティアナ=ランスター@魔法少女リリカルなのはStrikers 死亡】
【残り35人】


【D-3 草原/一日目・夜中】
【永井博之@永井先生】
[状態]:悲しみ、全身打撲、失明、顔面怪我、鼻骨折、肩部・太腿・脇腹銃傷、腹部強打(痛みは引きました)
[装備]:薬草(4/99)@勇者の代わりにry 、包丁@フタエノキワミ アッー!(るろうに剣心 英語版)
[道具]:支給品一式*3(食料三食分・水一食分消費)、座薬@東方project、ヲタチ(残りHP80%)@ポケットモンスター
ゴム@思い出はおくせんまん、自動ぶんなぐりガス(残り1/5)@ドラえもん、ヴェルタースオリジナル*2@ヴェル☆オリ
[思考・状況]
1.少数派による運命の打開
2.城まで行き、首輪を解体出来る者を探す。
3.目が見えないから状況がいまいちつかめない
4.愛媛のカリスマで目が見えなくてもなんとか頑張る

【竜宮レナ@ひぐらしのなく頃に】
[状態]:悲しみ、右手に切り傷、右腕銃傷
[装備]:リアルメガバスター(240/300)@デッドライジング、サイレンサー付き拳銃(1/6)@サイレンサーを付けた時とry、鉈@ひぐらしのなく頃に
[道具]:支給品一式*2(食料一食分・水一食分消費)、雛見沢症候群治療セット1日分(C-120、注射器、注射針)@ひぐらしのなく頃に、日本酒(残り半分)
テニスボール、オミトロン@現実? モモンの実@ポケットモンスター、鉄パイプ、本『弾幕講座』、アイテム2号のチップ@ロックマン2
[思考・状況]
1.少数派による運命の打開
2.城まで行き、首輪を解体出来る者を探す。
3.圭一、ティアナの思いを継いで、対主催思考の仲間を探す。
4.富竹を発見できたら、薬を打ってあげたい。
5.罪滅しをする
※八意永琳が何か知っているのだと思っています。
※時期は大体罪滅し編後半、学校占領直前です。
※雛見沢症候群は完治しました。
※身体能力が向上しています。それによってレナパンが使えるようになりました。

【友人@自作の改造マリオを友人にプレイさせるシリーズ】
[状態]:全身に軽い切り傷、左肩切り傷、あごに切り傷、背中打撲、悲しみ
[装備]:ゼットソーハードインパルス@現実、ロールバスター@ロックマンシリーズ、メタルブレードのチップ(装着済み)
[道具]:支給品一式*5(食料五食分・水四食分消費)、桃太郎印のきびだんご(24/25)
[思考・状況]
1.少数派による運命の打開
2.城まで行き、首輪を解体出来る者を探す。
3.キョンの妹を守って見せる!
4.この世界から脱出したい。
5. 鬼とか出てきたら、宇宙人もありだろうな。
6.作者に会ったら説明を求めた後ぶん殴る(いないし、関係ないかもと思ってきてます)
※奇妙なデジャヴがニコニコ動画によるものだと気付きました。
※「ひぐらしのなく頃に」についての知識が徐々に戻りつつあります。また、他の事柄についても思い出すかもしれません。
※KASのことを、tktk仲間だと思っています。

【キョンの妹@涼宮ハルヒの憂鬱&愛しの兄が振り向かない】
[状態]:悲しみ、阿部への怒り、頬に軽い切り傷、頭部に打撲&出欠 、軽い頭痛(痛みは和らぎました)
[装備]:おたま@TOD、 カワサキのフライパン@星のカービィ
[道具]:支給品一式(食料一食分・水一食分消費)、DMカード(オレイカルコスの結界 (次の早朝まで使用不可) 三幻神(ラーのみ使用可だが遊戯、海馬などのみ、他は次の早朝まで使用不可)、
ブラック・マジシャン・ガール(次の深夜まで使用不可)、ホーリーエルフの祝福(次の深夜まで使用不可)、青眼の白龍*2(次の午前まで使用不可)、強制脱出装置(次の0時まで使用不可)、
死者蘇生(次の昼まで使用不可)、黒騎士の魔剣少女、セイバー(次の昼まで使用不可)
コカローチ・ナイト、進化の繭、ゴキボール@遊☆戯☆王デュエルモンスターズ、ダンボール@メタルギアシリーズ
ヴェルタースオリジナル@ヴェル☆オリ、携帯電話@現実
[思考・状況]
1.少数派による運命の打開
2.城まで行き、首輪を解体出来る者を探す。
3. ティアナの行動を無駄にしないためにも、生きる。
4. もう誰も殺さない、罪滅しをする。(阿部に関しては、どうするか分かりません)
5. キバくんには死んで欲しくない。
6.古泉くんの間違いを正す。
※萃香への憎しみは、萃香をこちら側に協力させるための嘘です。

【ピッピ@ポケットモンスター(ピッピのゆびをふるのみで殿堂入りを目指す)】
[状態]:強い決意 、悲しみ
[装備]:リーフシールド@ロックマン2(技マシン的な使い方でポケモンは使える)
[道具]:支給品一式(水一食分消費)、ほんやくコンニャク(1/4)(半分で八時間)@ドラえもん、
テレパしい@ドラえもん(残り3粒、五寸釘@現実、モモンの実@ポケットモンスター、
オボンの実@ポケットモンスター、ポケモンフーズ一日分(二食分消費)@ポケットモンスター
[思考・状況]
1.少数派による運命の打開
2.城まで行き、首輪を解体出来る者を探す。
3.ティアナのような犠牲は二度と出さない。
4.あの怪しいポケモンとトレーナーを倒し脱出
※首輪は頭の巻き髪についてます
※ピッピは、はたく、うたう、おうふくビンタを使えることを思い出しました。ただし、まったく使ってこなかったため、かなり信用に欠けます。

【泉こなた@らき☆すた】
[状態]:顔面強打、右腕打撲、腹部強打、(これらの痛みはひきました)、強い決意 悲しみ
[装備]:くうき砲@ドラえもん、団長腕章@涼宮ハルヒの憂鬱、フタエノ極意書@ニコニコRPG
[道具]:支給品一式*2(食料一食分・水一食分消費)、暗視ゴーグル@現実、デジヴァイス@デジモンアドベンチャー、コロネ(バタフリー)@キャタピーだけでクリアに挑戦(残り100%)、
テニスボール、初音ミク@現実、モモンの実*3@ポケットモンスター、オボンの実*3@ポケットモンスター、ポケモンフーズ一日分(二食分消費)@ポケットモンスター
[思考・状況]
1.つかさを助けたい。 ゴマモンを見つけて説得したい。
2.圭一、ティアナの思いを継いで、対主催思考の仲間を探す。
2.城まで行き、首輪を解体出来る者を探す。
4.バトルロワイアルから脱出する
※フタエノキワミを習得しました。攻撃力が二倍になり、急所に当たりやすくなります。
※他アニメについての知識が徐々に戻りつつあります。
 「ひぐらしのなく頃に」「魔法少女リリカルなのは」の他にも、何か思い出すかもしれません。

【水銀燈@ローゼンメイデン】
[状態]:右腕欠損、腹部強打、強い決意、包帯人形、男物の上着、ジャンク、悲しみ
[装備]:真紅のローザミスティカ@ローゼンメイデン(真紅の技が使えます)
[道具]:ぬいぐるみ沢山 、ヴェルタースオリジナル@ヴェル☆オリ、くんくん人形@ローゼンメイデン、
ヤクルト(残り4本)@乳酸菌推進委員会 、庭師の鋏@ローゼンメイデン、銀コイン@スーパーマリオワールド 、薬草の軟膏(3/4)
[思考・状況]
永井博之と契約
1.城まで行き、首輪を解体出来る者を探す。
2.『アリス』の捜索。
3.ゲームに乗っていそうな人間達に警戒。
4.ピエモンを殺す。その仲間も殺す。
5. 殺した詩音の姉への償いをする。
6.ピエロの思惑に乗りたくないから、できるだけ人は殺さない。
7.襲ってきた奴とは戦う。殺すのも仕方ない。
8.くんくんと乳酸菌がいっしょにいて幸せ。でもティアナが死んで悲しい。
※ピエモンが自分の世界で何かしていたということがわかりました。
※マヒは完全に回復しました。
※人形の操作能力をテストしました。重いものはあまり持ち上げられず、20メートル以上飛ばせません。
※銀コインを数枚、人形に持たせています。
※自分の右腕は荷物と一緒にしまってあります。
※アニメ、マンガなどで自分達が描かれているのは、その原作者が夢などで見たものを無意識に書いているのではと予測しています。
レナとティアナの声が似ているのも、同様の理由だと予想していますが、どちらも事実とは限りません。

※搭組の共通事項
萃香と情報交換しました。
KASの情報は不十分であるため、レムーが誰か分かりませんでした。

※マネキン(腕が両方本取れています)、マネキンの腕が E-3北東部に落ちています。




「あーあ、どうしてこんなことになったんだ?」
萃香は呟きながら、ティアナを背負い塔を目指す。

始め、萃香はこの世界は存分に戦える世界だと思った。
しかし、実際は一般人が多く占め、卑怯な手を当然のように使う世界。
策略や油断で命を落とす実力者。

派手な殺し合いが見たいなら、好戦的な人間を呼べばいいのにと、主催者の趣向にケチをつける。
そんなことより、自分の心変わりにも驚いた。

「……やっぱり、拾い食いが悪かったのかな」
リンカーコア。あの時、ティアナと会った瞬間に胸の奥が熱くなった。
もしかしたら、取り込んだことが影響して、精神に異常をきたしたのかも知れない。
「バチが当たったと思って、諦めるか」
リンカーコアは、完全に萃香と同化して稼動を始めている。
制限化の今、萃香の能力でも分離することは難しいだろう。

「……あの時」
レナたちは、ティアナから聞いたという、なのはについて教えてくれた。
それは、あのサディスティックな女とはイメージが違う。
だとしたら、あのなのはは偽者……しかし、このリンカーコアはなのはの魔力を放っている。

―――あの黒い塊を思い出した。
「あれが、なのはって女を狂わせたのか……一体何のために?」
今の自分の心変わりも、同じ理由なのか。
もし、殺し合いを促進したいのなら、主催者は全員をおかしくすればいい。
あの黒い塊に、何の意味があるのか、推論の域を出ない。
違う世界の高町なのは、という線も考えられるが……

「は―――まあいいや。こんなのは私の仕事じゃない」
魔力を、その身に集める。
ボロボロだった服は、新調されたものへと変わる。
「なあ、ティアナ・ランスター。私には機動六課がどういう場所かは、どうにも理解できないが……
つまりは、魔理沙や霊夢の真似をして事件を解決しろってことだよな」

背中で、眠ったように事切れたティアナは語らない。
「ああ、本当に巨乳は嫌いだ。胸が背中に当たってるしな。
―――まあ、頼まれたことはするつもりだから心配するなよ」
服の再構成を終え、再び歩き出す。

事件を解決すること、そしてティアナが守った仲間達と合流することが先決。
「ロールたち、着いてきてくれるといいんだがな」
ティアナを埋める場所も、早く見つけないといけない。
大きな鉈が目印だと言っていたことを思い出す。
―――そこが、変わり果てていることを、まだ誰も知らないのだが。
そういって、萃香は塔の目前まで歩いていた。

「しかし……酒は少し勿体無かったなぁ」
ワインだけじゃあ、物足りない。
ロールに何とか出してもらえないかな、とアル中鬼はやはり酒が第一なのだった。

【E-4 塔前/一日目・夜中】
【伊吹萃香@東方Project(つるぺったん)】
[状態]:ティアナを背負っている、軽い怪我、体力中回復、妖力小回復、魔力中回復、機動六課代行
[装備]:ミニ八卦炉@東方project
[道具]:支給品一式*2(食料、水1食分消費)、秘密の鍵@スーパーマリオワールド、ワイン
A.C.E.3@現実(少し詩音の血がついている)、DMカード(エネミーコントローラー、融合)、塔組の推理メモ
[思考・状況]
1.塔に戻って、ティアナを埋葬し、今後の方針を決める。(城へは必ず向かいたい)
2.機動六課の意地とやらを、自分なりに考えて主催者にぶつける。
3.負けたからには、ニートに従うとするか
4.つるぺた保護。ついでにニート保護。
5.阿部のことは・・・あいつなら無事だろうから保留。
6.巨乳死すべし?
7.せっかくなので腕試し。主催者と戦いたい
8.貧乳はステータスだ!希少価値だ!
※巨乳に対する絶対的悪意が薄れつつあります。
※自分の心境の変化は、なのはのリンカーコアを取り込んだ影響だと思っています。真偽はわかりません。
※リンカーコアの黒い部分によって、なのはの性格が変わっていたのではと推測しました。真偽はわかりません。
※塔組と情報交換しました。
KASの情報は、海馬の名前しか知りません。




「ひぃ、ひぃ……」
富竹は、ハルヒ(と名乗った永琳)に助けを求めるため、薬局へと急いでいた。
だが、その途中に爆発音が起きる。
(ま、まさかハルヒさんが襲われて!?)
だが、ろくな武器もなく、顔の火傷も、腕の傷も痛くて助ける気など起きない。
富竹は近くの民家に潜み、戦闘が終わるのを待った。
(ああ、首が痒い……でも、首輪が作動してしまったら……)
首が痒いのを我慢して、機関車は運行を休止した。

【E-3 民家/一日目・夜中】
【富竹ジロウ@ひぐらしのなく頃に】
[状態]:雛見沢症候群発症、鳩尾に痣、左肩、左腕に中程度の怪我、右腕に銃創、出血、首から出血、首に痒み、顔面に打撲傷、火傷
[装備]:富竹のカメラ@ひぐらしのなく頃に、ベレッタM92F(0/15)@現実、スタンガン@ひぐらしのなく頃に
[道具]:支給品一式*2、ピッキング用針金、フィルム
[思考・状況]
1.戦闘が終わるのを待つ。
2.仲間になってくれる人を探す。
3.主催者の手先(ハルヒ、遊戯、ニート、ロックマン、ロール、エアーマン、ムスカ、スパイダーマン、永琳、ゴマモン、海馬、萃香、阿部)を殺す。
4.水銀燈、博麗霊夢、アリス・マーガトロイド、霧雨魔理沙が敵かどうか調べる。
5.圭一、レナ、魅音の保護。
6.自分に打たれた薬の解毒剤を探したい。
7.ゲームから脱出し、主催者「紫」を倒す。
[備考]
※第三回定時放送をまったく聞いていません。
※本物の涼宮ハルヒの方が偽名だと勘違いしています。
※雛見沢症候群が発症しました。首が痒いです。
※富竹は、首が痒かったりするのは、ロールやニートに何か薬を打たれたためだと思い込んでいます。それは、首輪を誤作動させるためだと思っています。
※主催者を、紫という人物だと思っています。
※自分が襲撃した相手が誰か、理解していません。
※チューモンが潜んでいる家とは近いですが、違う家です。



sm156:Stars Strike(前編) 時系列順 sm157:エアーマンが倒せない?
sm156:Stars Strike(前編) 投下順 sm157:エアーマンが倒せない?
sm156:Stars Strike(前編) ティアナ=ランスター 死亡
sm156:Stars Strike(前編) 永井博之 sm158:さらなる結束へ(前編)
sm156:Stars Strike(前編) 竜宮レナ sm158:さらなる結束へ(前編)
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最終更新:2010年03月18日 11:53