安らかなる陽の光

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概要

弱者は虐げられ、強者のみが栄える世界を変える為に設立した組織「安らかなる陽の光(ともしび)」。
しかしその実態は、弱者に力を与えるという名目で拉致し、改造実験を行う非人道的な研究組織であった。
改造実験により作り出された者や、そのデータをベースに１から作られた者同士を戦わせたり、戦場に送るなどしてデータを収集していた。
また、被験体が反抗した場合、予め体内に埋め込んでおいた爆弾を起爆させて対処及び処分していた。
そうすることで他の被験体は「逆らえば殺される」ということを強制的に理解させられ、組織からの命令は聞かざるを得ない状態にさせられた。
このような事情から、組織は人目につかないよう大気圏外に宇宙ステーションを作り、そこを拠点とし活動を行っていた。

そんな状態が数十年続いたある日、1人の被験体により事態は急変する。
その被験体には様々な超常能力が与えられており、その力で自身や同じ被験体の身体に埋め込まれている爆弾を除去することに成功した。
これにより被験体たちは反乱を起こし、今まで自分たちを虐げてきた組織を壊滅させ、独立することに成功。「夜照らす星」という組織名で活動を始めた。
また、生き残った安らかなる陽の光のメンバー「黒崎宗慈」と数名の研究員、そして被験体の一人「シリウス」らは地上へ逃げ、「希望の担い手」として新たな活動を始めた。