組織形態:冒険者の店
拠点:ザルツ地方南部、自由都市同盟、都市国家フットランド
代表者:ボガルト
フットランドにある冒険者の店。
元々軍が優秀で、治安維持に冒険者を大量に擁する必要がなかった(というよりも、個別に動く冒険者では対応できない事態が多く、有志は冒険者ではなく、軍属を選ぶ)フットランドの風土もあって、規模としては決して大きくない。
冒険者向けの口利きや宿泊、情報などのサービスを営む傍ら、酒場を大衆向けのパブとして開放しており、その収入の方が下手をすると多いくらいかもしれない。
店主のボガルトは元傭兵で、蛮族達の動きが小規模で散発的なものに推移しつつある事に気づき、引退と同時に為政者の支援を受けてこの店を開いた。
軍隊では小回りが利かず、蛮族達の暗躍に対応しきれないと考えたからだ。
そういった意味では店主のボガルトには先見の明があったと言えよう。
彼は下品ではあるが、意外と教養ある人物と知られ、豪商や貴族の三男坊あたりではないかと言われている。
男親だけで育てた娘は現在難しい年頃で、それが彼の今一番の悩みであるらしい。
最終更新:2008年07月07日 22:07