gdgdDX3変更・追加エフェクト

変更エフェクト


《ワーディング》 Ⅰ169p

 「1シナリオに(LV)回しか使用出来ない」とし、効果範囲も(毎度毎度厳密に決める必要はないが)使用者の周囲100~300m程の範囲で任意とする。効果範囲は使用者に付随して移動する。
 一つの空間に機能する《ワーディング》は1つだけである。複数の《ワーディング》が一つの空間で使用された場合、最も侵蝕率の高い使用者の《ワーディング》以外は解除される。
 《ワーディング》の効果中、非オーヴァードの脳を持つ生物は全て茫然自失状態に陥り、自発・反射的な一切の行動を取る事が出来ない(呼吸や瞬きぐらいは出来てもいいだろう)。
 効果中、例え目を開けていたとしても、見聞きした事を記憶に残す事が出来ない。臨床例から、効果時間の寸前辺りから記憶が失われている事が多いが、反面、効果中の事柄をうっすら覚えているケースもある。
 ※迷ったら1d10でも振って、奇数/偶数で分けても良いだろう。
 効果範囲とその外の境界は概ね明確だが、効果の発揮には個人差がある。効果範囲に入ると同時に倒れるような場合もあれば、入って数分してようやく意識が虚ろになるという個人もいる。
 効果が解けるタイミングも様々で、多くは効果が解けて数分~半時間ほどしてから正気に返るが、効果範囲から出ると同時に元に戻る場合もある。

《ディメンジョンゲート》 Ⅱ92p

 基本的に不可とする。
 応談で取得してもいいが、「シナリオに1回」とし、「侵蝕値:3d10」に変更する。

《ポケットディメンジョン》 Ⅱ93p

 効果を「決められた場所に隠れ家を作る」に変更する。
 可能なのはせいぜい、「階段や通路をショートカットして間にある物を隠す」程度とし、元から無い部屋を作り出す事は出来ないし、例えばビルのワンフロアを隠しても外から見れば分かってしまうだろう。
 隠れ家はプリプレイに指定する。作り出すには長い時間が掛かるが、解除にはただ「バロール能力者が居合わせてそう宣言する」だけでよい。作成者が死ぬ事でも解除される。

《生体侵入》 Ⅱ125p

 概ね変更無しとするが、維持できるのはせいぜい1時間ほどとする。
 それ以上維持する場合には、1時間毎に+1倍のコストが掛かる(使用時に4、1時間経過したら8、更に1時間経過したら12……という具合に)。

《折り畳み》 Ⅱ140p

 明記されていないが、「生物を折り畳む」事は出来ない物とする。ただし、細菌類などが付着していても「折り畳んで生命活動に不都合がない」場合にはこの効果を妨げない。

《壁抜け》 Ⅱ140p

 基本的に変更は無いが、「侵蝕値:1」に変更する。
 一度の使用で通り抜けられるのは「通常移動」で済む程度が上限とし、連続使用しても連続した地面を掘り進むような事は出来ないし、いくら薄くても複数枚の壁を一度に抜く事は出来ない。
 ※例えば重ね合わさるカーテンを押し退けるような行為はGMの任意で可能としてもいいし、
  よくあるトラップ「二重壁の内側に毒ガス」もプレイヤーがそう指定したなら密封状態を維持したまま「押し退ける」事も出来て良いだろう。

《テクスチャーチェンジ》 Ⅱ141p

 基本的に変更は無いが、「解除しない限り本来の機能を失う」物とする。
 ただし、元々の機能を維持したまま外見を変更し、その内容をプレイヤーが説明してGMが認めたなら、機能を残したまま外見を変更して構わない。

《不可視の領域》 Ⅱ157p

 基本的に変更は無いが、その場所がより多く人目につくような場合には、破られる確率が上がる。
 具体的には、余分な一人毎にエフェクト使用者側の<知覚>達成値が-1される。例えば駅前などを隠せば、たちまちの内に破られてしまうだろう。

追加エフェクト

《重力操作》 追加

最大LV タイミング 技能 難易度 対象 射程 侵蝕 制限
1 オート ── 自動 自身 至近 1  
 バロール専用のイージーエフェクト。
 《ディメンジョンゲート》が削除された際、代わりに追加する。
 R中、自身に掛かる重力を0倍より大きく、2倍以下までの範囲で自由に変更する。身軽に動き回ったり、強風の中で安定を保ったりと、地味ながら応用範囲は様々だろう。

疑似エフェクト

<ダメージコントロール>

最大LV タイミング 技能 難易度 対象 射程 侵蝕 制限
3 オート ── 自動 自身 至近 特殊 ドーザー
効果:
 戦闘不能になった時に宣言する。即座にhpを1d10回復し、戦闘不能を解除する。回復量と同値だけ侵蝕する。1シナリオに[LV]回まで使用出来る。
 ドーザーは人間だ。オーヴァードのように安っぽく生き返ったりする事は出来ないが、化け物相手にやられてばかりじゃない。
 肉を切られるところを皮で、骨を切られるところを肉で済ませる。そうそう何度もやっていては長生き出来ないが、そのぐらい出来なくては化物退治は務まらない。

<熟練:●●>

最大LV タイミング 技能 難易度 対象 射程 侵蝕 制限
3 任意 ●● 4 ドーザー
効果:
 ●●は任意の技能を指定する。技能はその一種類に限られてしまうが、あらゆるタイミングで組み合わせる事が出来る。
 組み合わせた判定のクリティカル値を-[LV]する(最低7)。
 複数取得でき、技能毎に別のエフェクトとして扱う。運転・芸術・知識・情報に関しては、小分類全てを1つの熟練で網羅できる。

<疑似:●●>

最大LV タイミング 技能 難易度 対象 射程 侵蝕 制限
特殊 特殊 特殊 特殊 特殊 特殊 特殊 ドーザー
効果:
 ●●には任意のエフェクトが入る。ただし、120%エフェクトとDロイス用エフェクトは指定出来ない。
 指定エフェクトと同等の効果を持つが、使用時に上昇する侵蝕率は+4される(タイミング:常時のエフェクトならば初期侵蝕率+10)。
 複数取得出来るが、最大で5つまでしか取得出来ない。
 人間の潜在能力は計り知れない。工夫と訓練、それに才能だけで、エフェクト同様の超能力じみた事をやってのける人間は間違いなくいるのだ。
 エフェクト? 超能力に頼らないと一人で歩けないなんて、オーヴァードってのは微笑ましい連中だな。

<絆>

最大LV タイミング 技能 難易度 対象 射程 侵蝕 制限
3 オート ── 自動 単体 任意 特殊 ドーザー
効果:
 この疑似エフェクトは死亡・戦闘不能・重圧時も使用出来、それどころか舞台裏からでも使用出来る。
 対象とは互いにロイスを結んでいなければならない。1シナリオに[LV]回まで使用出来るが、1人のキャラクターに対しては1回しか使用出来ない。
 対象のhpを即座に1d10回復し、侵蝕率を3d10下げる。回復量と低下侵蝕率の絶対値を合計した分だけ侵蝕する。

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最終更新:2010年10月07日 04:49