gdgdゼノス

ゼノス


活動理念

  • レネゲイドビーイングによる相互支援。

 ゼノスは、世界最古のレネゲイドビーイングとも言われる都築京香「プランナー」によるワンマンの組織であると目されている。
 彼らの行動には一貫性がなく、単独で動く事もあれば、FHと連携する事もあり、そうかと思えばUGNや国家組織に協力してFHに対抗する事もある。しかしながら「プランナー」に半ば支配されていた頃のFHもまた、同様に外部から見て一貫性が無かった為、それが統制を欠いている事が原因であるとは考えにくい。

組織図

 「来訪者」或いは「よそ者」を意味するゼノスの組織には、大きく分けて二種類の人員しか存在しない。
 即ち、ゼノスの長たる「都築京香」と、それ以外である。都築京香に協力する中心メンバーは存在するが、他の構成員に対して特に権限などを与えられている訳ではない。
 ゼノスは相互支援により纏まっている組織であり、その為一定以上の協力体制にあるが、比較的外部に協力的な構成員から得られた情報によれば、都築京香は長でありながら特に権限を行使する事は無いのだという。
 彼女(人間の性別がそのまま適用出来るか怪しいものだが)は常に「提案」或いは「依頼」という形で接触を行い、拒絶しても特に咎めたり罰したりする事はない。

ゼノスの目的

+ ...
 有り体に言えば、「レネゲイドビーイング全体の経験値の底上げ」である。
 レネゲイドビーイングに人間レベルの意識が発生したのは最近のことではないが、そのレベルのレネゲイドビーイングが爆発的に増え始めたのはごく最近である。
 極めて若い種であるレネゲイドビーイングは、多様な可能性を持つと同時に危うい不安定な存在であり、都築京香は現状をある意味では好ましく思っていないようである(或いは、より先にある物に近づく為のステップと考えているようである)。

妄想

 レネゲイドがレネゲイドビーイングに求める物は、「傍観者であること」である。
 マスターレイスによる群体がオーヴァードの完成形であると仮定した時、地球は一つの生命に覆われる事になる。しかしながら、そうなった時、そこには「他者」が存在しない。他者が存在しないならば、自己もまた認識出来ない物となる。
 自己を認識出来なくなると言うのは、生物としては行き止まってしまう事に他ならない。それを避ける為にレネゲイドビーイングは存在する。レネゲイドビーイングは発生して一定期間「傍観者」としてジャーム達を観察し、そしてゆくゆくは自らもジャームと化して巨大な生命の一部に還る。

 都築京香はそれに気づきながらも、不満を抱いている。ゼノスの活動は種としての使命に則するものではあるが、その首謀者が目指すところは「レネゲイドが一つの生物となる事を阻止する」方法を探し出す事に他ならない。

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2010年10月11日 06:29