■シナリオ概要
◆あらすじ
なんか新しい試みが提案されて、そのテストケースとしてPC達が集められた。
これ自体は悪くなさそうなんだけど、野心家のリヴェールがいらん事してイヌカ達がピンチになる。
頑張って助けろ。
◆本シナリオの趣旨
シナリオというより、エーテリックをプロットしてチャージして……という一連の流れを通して回すのにシナリオの体裁が必要かな、という事でそれっぽくしてあるだけです。
ですので次項の「流れ」にほぼ全部のネタバレを記載しておきますが、正直知らなくても問題ない/知らない方が良いという事もあるのかなと迷っていたりするので一応折り畳んでおきます。こうして欲しいとか意見あった
らよろ!
◆流れ
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▽オープニング
全員登場。
DAF内で新しい試みが提案された。重竜翔騎を基幹とする独立部隊より小規模で、より柔軟な運用の可能な特務部隊による中距離支援。
「竜翔騎数機を輸送騎に運搬させる事で、その行動半径を延長する」というコンセプトの新設部隊を試験する為に、PC達が集められる。
そこにはPC3に対抗心を燃やすリヴェール、その部下のキリー、そして輸送騎のLSO(発着管制士官)のイヌカもいた。
▽ミドル1
PC1登場。
発着訓練を終えたPC1を出迎えてくれたのは、慣れない任務に疲れながらも笑顔を絶やさぬ都合のいい女、イヌカだった。
なんかイチャイチャしろ。
▽ミドル2
PC2登場。
実戦形式の訓練。任意の判定方法(PC2が指定してよい)でキリーと対抗判定を行う。難易度は13。
PC2とキリーは全力で競い合いながらも、互いに尊敬しあってもよいししなくともよい。
→PCが勝利:リヴェールが介入してきて有耶無耶にされる。キリーが「ったく、あの人はまた」とかぼやく。
→PCが敗北:キリーが素直に喜ぶけど、リヴェールがなんか調子こいてるので気分を害する。
▽ミドル3
PC3登場。
バハムートの会議室。PC3とリヴェールは本計画の進捗と評価をブロック元帥立ち合いの元話し合った。
PC3への優越をアピールするリヴェールを、イラストリアス騎行長は性急だとたしなめ、やり込める。
対抗意識を燃やすリヴェールに噛みつかれてなんか嫌な思いをしろ。
▽ミドル4
全員登場。
突出した人類拠点への支援物資の搬送。それがPC達実験部隊の初舞台である。
そこは主戦闘地域からは離れているものの、MISTが主力の背後に回るのを防ぐ要衝であり、当然危険が予測された。
輸送任務を請け負うPC達、輸送騎の護衛を担うリヴェール達。作戦開始の寸前になってもわだかまりは解けない。
このままではいけない。PC4はなんか良い事言え。
▽ミドル5
全員登場。
輸送任務をなんかやる。(これはミドル戦闘とか判定絡めるなら、ちょっと前倒ししてもいいかも)
恙なく終えたところで輸送騎から連絡。護衛部隊が離れたところをMISTに襲われたので助けて!
▽クライマックス
全員登場。
→護衛部隊を先に助ける:敵は弱めだが制限時間アリ。時間内に帰れないとイヌカとかが死ぬ。
→輸送騎に急行する:制限時間とかはないけど、輸送騎が敵の攻撃目標としてフィールドに存在する。
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◆登場人物
▽イヌカ・ハィローン(女性 20歳前後 慎重-秩序)
「アイハヴコントロール、着艦シークエンスを引き継ぎます。お帰りなさいっ。無事の帰還を心からお祝いします!」
新設部隊の母機となる輸送騎ハンガーで新米LSO(よく知らないけど空母とかの甲板で旗振ってる人)を務める。
▽リヴェール・ツンディエール(女性 20代半ば 勇敢-秩序)
「我ら竜盟軍は、祖国の、人類全ての命運を、未来を担っているのだ。一日でも早く、一人でも多く皆を救うには、休んでいる暇などありはしない」
新設部隊においてPC達とは別の実動部隊を率いる士官。悪い奴ではないんだが実績作りに必死すぎて色々やらかす予定。
エンディングまでデレない。秩序型の性格じゃなければもう少しうまく立ち回れたのかもしれんね。
▽キリー・ヨークシャー(男性 20歳 応変-自由)
「俺は自分を試したいんだ。だから大騎士として高みを目指す。お前はどうだ、違うのか?」
リヴェール隊の隊員。割と自己本位だが、上達志向でパイロットとしての成長という目的が組織内での要求に合致しているので今のところうまくいっている。
反面で、リヴェールのヤバさに気づくのが遅れたのはその内向きな性向に由来する。
■シナリオハンドアウト
◆トレーラー
君達はDAFで新造される特務部隊(名称未定)の初期メンバーとして選ばれた逸材だ。
寄せ集めに近い不安な顔ぶれではあるが、CM明けのBパートには実戦が予想されている。
第一話でいきなり二階級特進しないように、せいぜい頑張らねば。
◆レギュレーション
ルール:基本ルールのみ。
特記事項:PC達は全員DAFのメンバーであるとする。
◆プレイヤーハンドアウト
▽PC1:なんか抜擢されちゃった新米大騎士
シナリオ感情:好意/イヌカ
クイックスタート:── コンストラクション:指定なし
君は新米ぺーぺーの大騎士だ。それが何の間違いか、中距離支援を目的とする新造の実験部隊に配属されてしまった。
そんな慣れない環境でがむしゃらに頑張る中、イヌカという仲の良い友人ができた。彼女は君達の分隊を乗せる竜翔騎を更に積み込む輸送騎のデッキクルーで、話す機会も多い。
それがどうもリヴェールのせいで輸送騎ごとピンチになりそうなので、助けたくなるようにAパートの内にフラグを立てなければ。
▽PC2:若き精鋭
シナリオ感情:競争心/キリー
クイックスタート:── コンストラクション:指定なし
君は(PC1より幾分マシな程度の)若い大騎士だ。実績こそないが、君もまた、新造部隊に配属された。
そこには、よき好敵手として認めあい、互いに切磋琢磨しあえる男がいる。
まぁ、別の分隊になるんだけど、そいつが割り振られたとこがなんかやらかしてピンチになる事が予定されてるのでAパートの内にフラグを立てなければ。
▽PC3:分隊長
シナリオ感情:不安/リヴェール
クイックスタート:── コンストラクション:指定なし(<階級※>が一番高い方が雰囲気でるけど雰囲気だけなのでテクスチャでおk)
君は新造部隊で分隊長を任されるであろう人物だ。そして君の同期にリヴェールという士官がいる。
彼女はラスボスではないが、君に対抗意識を燃やし、功を焦っているところがある。
Bパートになったらなんかやらかすので注意が必要だ。ラスボスではないが。
▽PC4:分隊参謀
シナリオ感情:庇護/任務部隊
クイックスタート:── コンストラクション:指定なし
君はPC3の補佐役である。
参謀は本来、分隊のように即決が必要な下流機関ではなく、より上流の意志決定機関に付属するはずだが、今回の人事には理由がある。
若い指揮官、若い組織。運用ノウハウすらこれから構築していこうという新しい分隊には、君のような人材が必要だったのだ。
最終更新:2013年06月01日 03:24