アーリアンロッドーン_用語解説

あ~お

アデプト

 魔法の力に親和性の高い者達の総称です。
 大体ほとんどの分野で、アデプトでない者達より優れた能力を発揮する事が出来ます。魔法の素質があるというのは、そのぐらいすごい事なのです。
 この世界においては英雄と区別無く用いられるのが珍しくありません。ただし、同様に魔法を使う「魔術師」とは区別されます。魔術師は間違いなく魔法の力を用いますが、アデプトであるとは限りません。

※「アデプト」は同名のスキルがありますが、特に名称変更はしないので、混同されそうな場面があったら念のためどちらの意味で使っているか明言するようにして下さい。
 基本的には、戦闘中の行動宣言で断り無く「アデプト」と言う場合はスキル、それ以外はこの項目で説明した「アデプト」を意味するものとします。

英雄

 何かを成し遂げる意志と能力を持つ(事を期待される)者達であり、そのように周囲から扱われる者達です。
 この世界においてはアデプトと区別無く用いられる事が多いのですが、アデプトがその能力に由来する呼び方であるのに対し、英雄はその振る舞いや生き方に由来する呼称です。


か~こ

クエスター

 パッションに仕える信仰者達の事を指します。


ケーア

 大災厄のおり、難を逃れるために多数建造され、人々が立て籠もったシェルターです。
 多くは土素を用いて地中に作られていますが、その地域の特性に応じてそれ以外の手法で築かれたケーアも数多く存在します。
 大災厄のおり、多くのケーアが生き延び、そして今は開放されて地上に戻ってきましたが、同じぐらい多くのケーアが滅び、また同様に多くのケーアが今だ大災厄の終息を知らず内側から堅く閉ざされています。



さ~そ

スレッド

 この世界の不思議な力(魔法と総称されているもので間違いありませんが、魔術に限った話ではありません)は、糸の形で理解されています。
 力が細くてその方向が単純なその因果の糸を、複雑に絡み合わせる事でより強力で複雑な織物・魔法回路を構築し、そうして初めて、魔法は力を発揮するのです。
 その織物の事をスレッドと呼びます。スレッドは様々なパターンを持ち、これを視る事が出来るものならば、そのパターンから、それがどのような効果を持ち、誰が作り、何に関連しているのかを知る事が出来ます。


ゼラン帝国

 テラン帝国のことです。


セラ帝国

 テラン帝国の事です。


鮮血

 このゲーム中でよく用いられる単語です。原書では「blood」で、血、流血、血族といった意味合いなのですが、SNE版では語呂が悪かったのか何故かことごとく「鮮血」という字が当てられています。
 血を用いて魔法を持続させる鮮血魔法。おぞましい儀式で全身を棘で貫き、常に血滴る凄まじい姿になった鮮血エルフ、彼らの住む鮮血の森。
 いずれも「鮮血」より「流血」の方が意味が通ります。が、たしかに流血エルフではいまひとつしまらないので、鮮血でいきましょう。それにしても、「Dragon」をドラゴンにしたのに、何故「Blood」をブラッドにしなかったのかは今ひとつ理解に苦しむところです。
 鮮血という単語が出てきて、そのニュアンスに違和感を感じた時は、元の単語がbloodであり、流血・血族と言った多彩な意味を持つ言葉である事を思いだしてみて下さい。


ソウルソード

 直訳すれば「魂の剣」でしょうか。剣匠達が生涯かけて捜し求める武器の事です。
 彼らに取って剣は伴侶であり、単なる道具を越えた存在なのです。



た~と

大災厄

 世界中を覆ったホラーの大襲来の事です。
 今から500年ほど前に起こり、400年の間世界を吹き荒れて、100年ほど前に終息したと見られています。ホラーが害するのは基本的に知性と理性を有する生物だけであり、自然には全く影響がありませんでしたが、ケーアに入り損ねた者は全て殺し尽くされたと言います。


ディシプリン

 いわゆるクラスに相当するものですが(本ルールにおいてはクラスは別にあり、ディシプリンはレジェンドとして取得するのですが)、よりその人物の価値観、物の見方・考え方に深く関わっています。
 ディシプリンはゲーム的な能力傾向であると同時に、生きる上での哲学でもあります。
 ディシプリンをレジェンドとして取得できるのはアデプトだけですが、それ以外の者もその生き方としていずれかのディシプリンを持っているケースは珍しくありません。

※「ディシプリン」もまた、同名のスキルがあります。これまた特に名称変更はしないので、混同されそうな場面があったら念のためどちらの意味で使っているか明言するようにして下さい。
 基本的には、戦闘中の行動宣言で断り無く「ディシプリン」と言う場合はスキル、それ以外はこの項目で説明した「ディシプリン」を意味するものとします。



テラン帝国

 大災厄を予見し、世界を救う為に生まれた巨大帝国です。
 その役目は首尾良く果たしたものの、その構造は既に肥大化し、様々な利権を包括していて、多くの被支配民や、或いはその支配から脱した(と本人達は主張している)グループからは疎まれる存在です。



な~の

ネームギバー

 PC用種族とほぼ同義です。ネームギバーは「名付け手」の名前の通り、何かに名前をつけてその個性と適用範囲を定義する事が出来る者達であり、それが出来ない/しない者達と区別されます(ネームギバーという名前自体、つけたのはネームギバー達自身であり、ネームギバーが作り出した定義なのですが)。
 PC用種族以外にもネームギバーは存在します。その代表的な存在はドラゴンです。



は~ほ

ホラー

 正体不明の魔法生物です。
 世界の魔力密度が一定を超えた時、異世界からやってきて、この世に災いをもたらすと言われています。
 愚鈍だったり狡猾だったり、頭脳派だったり肉体派だったりと、その特徴は様々なのですが、共通しているのは「邪悪」であり、「悪意に満ちた人類の敵」であるという事です。

 例えいかなる目的であってもホラーに協力したり、彼らの力を借りたりする事はこのゲームにおける絶対悪です。が、この辺りがアメリカらしいという気もするのですが、ホラーの力を利用する「正しい志を持った人」というのは確かに存在します。ホラーによって心を歪められてしまう前であれば。



ま~も


や~ん

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最終更新:2014年01月20日 19:31