追加レジェンド_AR2

レジェンドとは

 ダブクロで言うDロイスです。詳しくは西方ガイド108pからを参照して下さい。

変更点等

 ここで追加されているレジェンドはいずれも、「クラスで表現する特徴に+αする」というものである。
 レジェンドのデータにはいくつかのスキルが記載されているが、それはクラススキルと同様にポイントを割り振って取得する。

追加レジェンド


魔法戦士

剣と魔法の両方を使いこなす者たち

 この世界において、武器と魔術の両方に通じた冒険者というのは珍しくない。が、その多くはアコライトである。
 武器攻撃と魔法攻撃を併用する為には、その者が備えた資質を分けると言う事であり、また同時に行えるもので無い以上、常に一方は無駄になるからだ。
 しかしながら、ごく僅かながら武器と魔術を同時に扱う、魔法戦士と呼ばれる者達は存在する。

魔法戦士の制約

 キャラクター作成時にウォーリア/シーフのいずれか、アコライト/メイジのいずれかのクラスを兼任していなければならない。
 どちらがメインでサブでも構わない。戦or盗/僧or魔、もしくは僧or魔/戦or盗ならばよい。
 クラススキル(メインでもサブでも構わない)枠を使って、下記スキルを取得する事が出来る。
 キャラクターLVが15以上は称号クラスを取得しているものとして扱い、追加で称号クラスを取得出来ない(ゲッシュなどによる特例を除く)。

能力の傾向など

 何と言っても、マイナーアクションで魔法攻撃やエンチャントを行う事が出来るのが最大の特色だろう。
 行動回数の圧縮は大きな強みだが、その分mp消耗は激しいし、スキル枠も分散してしまうので、人数の充実したパーティでは活躍しにくい。
スキル名 最大LV 宣言 判定 対象 射程 コスト
《コンバットキャスト》 1 min 自動 自身 4mp
 メインプロセス中に行えるメジャーアクションが2回になる。
 ただし、一方は「種別:魔術」でければならず、もう一方は「種別:魔術」であってはならない。
 どちらを先に使用しても構わない。


スキル名 最大LV 宣言 判定 対象 射程 コスト
《コンバットリチュアル》 3 判前 命中 自身 4mp
 キャラクターレベル5以上で取得できる。
 1シーンに[SL]回まで使用できる。
 魔法攻撃を行う際、任意の物理攻撃の判定値で代用する事ができる。
 その際、装備している武器や物理攻撃の種類に応じた射程や対象は無視される。


スキル名 最大LV 宣言 判定 対象 射程 コスト
《シンキングウェポン》 3 判前 魔術 自身 4mp
 キャラクターレベル5以上で取得できる。
 1シーンに[SL]回まで使用できる。
 物理攻撃を行う際、任意の魔法攻撃の判定値で代用する事ができる。


スキル名 最大LV 宣言 判定 対象 射程 コスト
《ソーサルアーツ》 3 Maj 命中 武器 武器 なし
 キャラクターレベル15以上で取得できる。
 1シナリオに[SL]回まで使用できる。
 対象に白兵攻撃を行う。この攻撃は魔法攻撃としても扱い、魔法攻撃に適用されるスキルやアイテム効果等が全て適用可能となる。


スキル名 最大LV 宣言 判定 対象 射程 コスト
《ソードアンドソーサリー》 1 Psv 自身 なし
 キャラクターレベル15以上で取得できる。
 白兵武器を用いた命中の判定と魔術判定の双方に、常に+1dのボーナスを得る。


剣客

剣に賭ける者たち

 剣は拳の次に使い方が究められ、人と共にありつづける武器である。この剣を携え、軽装で各地を回る者達がいる。
 彼らは剣の道で高みを目指すが、それは決して最強に通じる道とは言えない。言ってしまえば、剣は優れた武器だが、最強ではないのだ。
 彼らは剣匠・剣客などと呼ばれ、その歪なまでに高められた技術を用いて自由に立ち回る。彼らの本質は暴力ではなく、その自由さなのだ。
 とはいえ、その自由さを売る者達もいる。その単独での機動力・生存性を活かして密偵として活躍する剣客は少なくない。

剣客の制約

 キャラクター作成時にウォーリアとシーフを取得している事。どちらがメインでサブでも構わない。
 ウォーリア(及びその上位クラス)専用の防具を装備している間はこのレジェンドに属するスキルが全て機能しない。
 クラススキル(メインでもサブでも構わない)枠を使って、下記スキルを取得する事が出来る。
 キャラクターLVが15以上は称号クラスを取得しているものとして扱い、追加で称号クラスを取得出来ない(ゲッシュなどによる特例を除く)。

能力の傾向など

 火力・防御力は専門に劣る。自分だけ生き残る能力は極めて高いので、少人数か逆に余力のあるパーティなら居場所があるだろう。
スキル名 最大LV 宣言 判定 対象 射程 コスト
《カットアウト》 1 判前 命中 自身 2mp
 トラップ解除を、武器攻撃の命中判定で代用する。
 この判定は「トラップ解除」でもあるので、《リムーブトラップ》が適用される。


スキル名 最大LV 宣言 判定 対象 射程 コスト
《ハートオブソード》 1 Psv 自身 なし
 キャラクターレベル5以上で取得できる。
 「部位:双」を除く短剣・長剣・両手剣・刀を装備している間、【器用】【敏捷】の判定に常に+1dのボーナスを得る。
 このボーナスは、該当武器を「装備」していれば、抜いて振るっている時でなくとも効果がある。


スキル名 最大LV 宣言 判定 対象 射程 コスト
《ワンダラー》 5 Psv 自身 なし
 キャラクターレベル5以上で取得できる。
 【行動力】と【移動力】に+2[SL]のボーナスを得る。


スキル名 最大LV 宣言 判定 対象 射程 コスト
《スラッシュバック》 3 特殊 自動 自身 6mp
 キャラクターレベル15以上で取得できる。
 1シーンに[SL]回まで使用できる。
 白兵攻撃で対象にダメージを与えた時に使用する。メインプロセスの直後、そのエンゲージを離脱して戦闘移動を行う。


スキル名 最大LV 宣言 判定 対象 射程 コスト
《リベレーション》 1 特殊 自動 自身 5mp
 キャラクターレベル15以上で取得できる。
 《ソウルバスター》等、対抗判定なしで適用される攻撃・ダメージ・スキル・アイテム効果を受けた時に使用する。それらの効果を打ち消す。


聖人

聖者の魂を持つ者達

 功績を残した聖職者、あるいは教団に取って極めて優れた功績のあるそれ以外の者は聖人と呼ばれ、神々に近しい者として崇められる。
 が、それとは別に、ごく稀に生まれながらにして聖人と呼ばれるに相応しい特質を備えた者達がいる。
 彼らが英雄達のように自ら何かを成し遂げた事例は稀だが、英雄達を護り、癒し、力づける。

●聖人の制約

 キャラクター作成時にアコライトを取得している事。メイン/サブどちらでも構わない。
 クラススキル(メインでもサブでも構わない)枠を使って、下記スキルを取得する事が出来る。
 キャラクターLVが15以上は称号クラスを取得しているものとして扱い、追加で称号クラスを取得出来ない(ゲッシュなどによる特例を除く)。

●能力の傾向など

 回復・支援に限られるが行動タイミングを調節したり、hpを削って魔術を使ったり出来る。
 攻撃など、積極的に障害を排除するような行動は特に得意ではないが、制約も少ないので不可能ではない。

スキル名 最大LV 宣言 判定 対象 射程 コスト
《イノセンス》 1 Set 自動 自身 なし
 即座に行動済になる代わりに、そのラウンド中1回だけ、任意のタイミングで行動する事が出来る。
 ただし、そのメインプロセス中、攻撃を行うことは出来ない。


スキル名 最大LV 宣言 判定 対象 射程 コスト
《ブラッドサクリファイス》 3 特殊 自動 自身 全mp
 キャラクターレベル5以上で取得できる。
 1ラウンドに1回まで、スキル使用と同時に使用する。
 そのスキルのコストMPは、HPから支払う。そうして試用したスキルを、対象は拒否できる。


スキル名 最大LV 宣言 判定 対象 射程 コスト
《ブレストワイス》 3 Mov 自動 自身 4mp
 キャラクターレベル5以上で取得できる。
 1シーンに[SL]回まで使用できる。
 そのメインプロセス中、行動の対象はその効果に同意し受け入れる者だけになる。
 メジャーアクションで使用する魔術を1つ即座に使用できる。


スキル名 最大LV 宣言 判定 対象 射程 コスト
《ハーロー》 3 特殊 自動 自身 6mp
 キャラクターレベル15以上で取得できる。
 1ラウンドに1回まで、hp回復・ダメージ増減を行う魔術スキル使用と同時に使用する。
 10[SL]点までのHPを支払い、そのスキルの効果に同点を加える。

スキル名 最大LV 宣言 判定 対象 射程 コスト
《パワーワードウィッシュ》 1 特殊 自動 特殊 特殊 なし
 キャラクターレベル15以上で取得できる。
 1シナリオに1回まで、いつでも使用できる。
 任意の願いを一つかなえる。戦闘中に使用する場合、出来ることの目安として「ギルドサポート2つ分」程度とする。
 このスキルを使用すると、全てのフェイトが消費される。



他力型英雄

生まれながらにして英雄の資質を持つ者とは

 英雄の定義は様々だが、最低限の共通項を挙げれば「周囲に英雄と認められている事」だろう。
 経験により、あるいは天性のカリスマとでも言うべき資質により、英雄と「呼ばれ易い」人々はいる。不公平な話だが、間違いなくいる事はいる。
 このレジェンドは「地力ではなく、人をうまく使ったり、美味しいところでしっかり決めたりする事で成り上がる英雄」を表現するものである。

他力型英雄の制約

 クラススキル(メインでもサブでも構わない)枠を使って、下記スキルを取得する事が出来る。
 キャラクターLVが15以上は称号クラスを取得しているものとして扱い、追加で称号クラスを取得出来ない(ゲッシュなどによる特例を除く)。

能力の傾向など

 フェイト機能の強化と、他者への行動付与が主になる。
 有用なスキルが多い分、代償でいちいちフェイトを食うので意外とリソースを食われるのが難点だろう。

スキル名 最大LV 宣言 判定 対象 射程 コスト
《エンカレジメント》 5 特殊 自動 単体 視界 なし
 1シナリオに[SL]回まで使用できる。
 対象がフェイトを使用できるタイミングで使用し、自分のフェイトを相手に譲渡する。
 譲渡したフェイトをどう使うかは、対象の任意である。上限を超えていなければ、溜めておいても良い。

スキル名 最大LV 宣言 判定 対象 射程 コスト
《コマンド》 1 Init 自動 単体 至近 なし
 キャラクターレベル5以上で取得できる。
 1ラウンドに1回まで使用できる。
 フェイトを2点消費し、対象に即座に行動権を与える。
 対象は行動済であってもよく、付与した行動が済んでも行動済にならない。

スキル名 最大LV 宣言 判定 対象 射程 コスト
《ヒーロー》 1 Psv 自身 なし
 キャラクターレベル5以上で取得できる。
 あなたがフェイトを使う際、フェイト1点あたり増えるダイスは2つになる。


スキル名 最大LV 宣言 判定 対象 射程 コスト
《ラストチャンス》 3 判後 自動 特殊 視界 なし
 キャラクターレベル5以上で取得できる。
 1シナリオに1回だけ、1つのアクションが行われ、リアクション等が行われる前に使用できる。
 2[SL]点までのフェイトを消費し、消費した点数と同数の対象はそのアクションの対象から除外される。


スキル名 最大LV 宣言 判定 対象 射程 コスト
《チートザワールド》 3 特殊 自動 場(選) 場面 なし
 キャラクターレベル15以上で取得できる。
 1シナリオに[SL]回まで、1ラウンドに1回だけ使用できる。
 対象を未行動にする。行動済でなければ対象に出来ない。


スキル名 最大LV 宣言 判定 対象 射程 コスト
《バーニングハート》 1 特殊 自動 自身 なし
 キャラクターレベル15以上で取得できる。
 1シーンに1回まで、いつでも使用できる。
 対象のフェイトを上限まで回復する。


魔剣使い

魔導剣に選ばれた者達

 魔導剣と呼ばれる武器を使う者達がいる。
 その多くは多くの冒険を乗り越えて実績を積んだ熟練冒険者だが、幸運により未熟な頃に魔導剣を手に入れて、それを使う機会に恵まれる者達は確かに存在する。
 ※これはキャラ立ての為に魔導剣を使いたいというプレイヤーの為のレジェンドです。

魔剣使いの制約

 称号クラスを手に入れる前から、ハイランダーのスキルを合計3SL分まで取得出来る。ただし、1つあたりのSLは最大で1LVまでとする。
 称号クラス取得後は上記制限は掛からない。
 キャラクターレベルが15になり次第、称号クラス:ハイランダーを取得しなければならない。


獣使い

獣を操る者達

 動物の王により認められて、様々なモンスターを自在に操る者達がいる。
 認められる為には優れた資質と経験が必要だが、それらを生まれながらにして備えている幸運な者達は存在し、その冒険の黎明から力を発揮する事がある。
 ※これはキャラ立ての為にサーバントを使いたいというプレイヤーの為のレジェンドです。

獣使いの制約

 称号クラスを手に入れる前から、テイマーのスキルを合計3SL分まで取得出来る。ただし、1つあたりのSLは最大で1LVまでとする。
 称号クラス取得後は上記制限は掛からない。
 キャラクターレベルが15になり次第、称号クラス:テイマーを取得しなければならない。

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最終更新:2017年10月29日 20:17