DD5_お金と財産レベル

概要

  • お金や細かい所持品について、あまり管理しない事にする。
  • 完全に雰囲気というのも寂しいので、「財産レベル」をざっくりと設定して、「この財産レベルのキャラはこのぐらいの金銭感覚」というものを用意する。
    • 使用可能金額:(一個前のレベルから)そのレベルに成長するのに必要な経験点と同点のgp
    • 他、雰囲気用金額の設定もある


財産レベル

 キャラクターのレベルと同様で、1-20の段階に分かれているものとする。

財産レベルの上昇

 作成直後のキャラクターの財産レベルは、キャラクターのレベルと同様1である。
 その後の財産レベルの上昇は、以下のようなタイミングで発生する。

  • キャラクターのレベル成長時
    • キャラクターのレベルが一つ上がったら、財産レベルも一つ上がる。
  • 投資
    • キャラクターレベルでの経験点と同点のgpを支払った時、財産レベルが一つ上がる。(1→2レベルなら300gp)
    • 支払先は決まったものがあるわけではなく、地位や財産を築くために金を掛けた事を表す。
  • シナリオの都合
    • ストーリーの展開、あるいはキャンペーン固有のシステムに合わせて成長する。

 ※貧乏キャラがやりたい等の希望があるなら、任意で下げるのは自由とします。


動かせるお金の目安

 大きく「実使用可能金額」と「雰囲気金額」に分ける。
 さらに「雰囲気金額」は、「総資産」「経費許容額」「自由額」の三種類に分けて考える。

実使用可能金額

  • 金額:そのレベルに成長するのに必要な経験点と同点のgp

 切り崩して現金化して使う事が出来る資産(の一部)。
 武器防具や乗物と言った「継続的に使用する装備品」や、効果の高い魔法薬などの「もしもの時の為に隠し持っておく緊急手段」と言ったものを手に入れる際に支払える金額の上限。
 キャラクターレベルでのレベルアップを参照して、(一個手前のレベルから)そのレベルに成長するのに必要な経験点と同点のgpで算出される。
 レベル1なら0gp、レベル10なら64000gpが「現金可能化資産額」になる。

 基本的に「プリプレイで装備類を整えるのに使える金額」として使うと良いだろう。もちろん全額毎回使い切る必要はない。


雰囲気金額

 あまり金額や残高を考えず、雰囲気で「邸宅に住んでいる」とか「即金でフェラーリ買ってカーチェイスして即廃車」とか「札束で役人にびんた」みたいなプレイをしたい時、「どのぐらいの金銭感覚か」を考えやすくするためのものである。

総資産:

 動産・不動産をひっくるめて、キャラクターが持っている総資産。
 他の三種類の用途から逆算して「でお金を使えるぐらい持ってるんだろうなー」と想像する程度に留め、具体的な資産総額は数値化しない。

経費許容額:

  • 金額:(レベル^2)gp

 場面場面で「このぐらいなら」と使う事が出来る額面の目安。一回の冒険で使い切るような装備品や、ガイド等その場でキャラクターを雇う際に支払える金額の上限。


自由額:

  • 金額:(レベル*1)gp

 「はした金」感覚で使う事が出来る額面の上限目安。
 ちょっとした買収や、ちょっとしたお大尽なんかで軽々しく使う際の目安にする。

省略される装備

 お金の使い方を雑にするので、買い物なんかでは「具体的に何を買ったか」が曖昧になります。
 そういう時は購入時に宣言した方針に従って、後出しで「この辺は買ってるはず」と固めていくのでOKです。
 これは危ないなー、通らないかもなー?ていうアイテムがあるなら、あらかじめ宣言しておく方が安全ですね。

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最終更新:2024年05月27日 01:16