三沢光晴が振り返るUFOとの対抗戦(2009年3月31日 Gスピリッツ)
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――2001年4月18日のZERO-ONE日本武道館大会で、三沢&力皇vs.小川&村上という形でノアとUFOの対抗戦が実現しました。ZERO-ONEサイドはカード発表の時に“ノア枠です”として選手名を空白にしていましたが、三沢さん自ら出陣した理由というのは?
「それは望んでいるファンがいるならっていう。あとは“逃げたと思われるのもシャクだし”みたいな」
――小川直也にしても村上和成にしても、いわゆるプロレスの素養を持っていない選手じゃないですか。三沢さんはどういうことを考えながら、戦ったんですか?
「ぶっちゃけ、こっちも頭を使わなくていいから楽だよね。ヘンに試合のことを考えなくていいっていうか、“出たとこ勝負でいいんだ”みたいな。プロレスの難しいところってさ、結局、戦いながら頭を使わなきゃいけないわけで、それが疲れるわけよ。でも、あの試合ではそれがないわけだから。気分的には楽だったよ」
――あの試合の冒頭では小川選手の挑発をスカして出て行かなかったのに、小川選手が力皇選手にマウント状態になったところでコーナーから飛び出して行って、エルボーをガンガン打ってましたよね。意外なファーストコンタクトでした。
「別に意識はしてなかったけど、“何かウザイな”っていうのがあったんじゃない(苦笑)」
――正式な対戦ではスッと片足タックルに入ってグラウンドに持ち込むという、普段は使わない戦法に出ましたよね。
「体の動くままにみたいな感じだったし、言い方は悪いかもしんないけど、“倒しゃあ、いいんでしょ?”みたいな(笑)」
――逆に小川選手が片足タックルを仕掛けてきたら、サッと体を引いて、首根っこを押さえつけて潰し、フロント・ネックロックで完全に封じてしまいましたよね。
「別に俺にとっては、そんなに大したころじゃないから(苦笑)。俺の場合はアマレスのフリーの選手だったわけだから、向こうにとっては分が悪かったっていうのは確かにあるよね。柔道家の場合はジャケット着ててこそっていうのがあるじゃん。別に向こうをフォローするわけじゃないけどさ」
――最後は村上選手を強引なバックドロップ3連発で押さえましたね。しかも、かなり危険な角度で落としてます。
「だから、いかに受け身が大事かっていうのは、プロレスをやって初めてわかることだよね」
――試合後に小川選手が突っかかってきたら、ノアのセコンドがワーッとリングに躍り込んできて、ボコボコにしちゃったのも見どころでしたよ(苦笑)。
「そういう試合でさ、意外と気持ちが一番盛り上がるのはそういう状況だよね(笑)。“やっちゃっていいんですか!?”みたいなさ。ぶっちゃけ、ほら……別に普段、顔を合わす相手でもないし、今度はいつ顔を合わすかわかんねぇしってことじゃん。“もう、やったもん勝ちだべ!”みたいなもんだからね(笑)」
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小川が無防備な時に攻撃しかけて偉そうにw集団リンチとか新日と同じことしてるくせにw -- 名無しさん (2009-09-21 09:17:52)
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小川にマウントとられて涙目はカットかよw -- 名無しさん (2009-11-21 22:43:14)
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今見ると笑いどころ満載すぎるwwwww -- 名無しさん (2011-05-24 14:37:31)
最終更新:2011年05月24日 14:37