2スレ目
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ひとりぼっちのほしぞらでくらやみさんははなすんだ。
「後悔は恨みはないのか?」
かなしげで、おこってるそのこえのひと。たぶんやさしいひとなんだとあたまをなでるてでわかるんだ。
だけど、こうかいもうらみもないんだ。
ぼくのいっぽはみんなのみらいをきりひらいたんだから。ぼくがこのせまいばしょでがまんしたぶん、みんなのみらいはひろがるんだから。
──だから
覚えておいてね、私のことを
遠い虚空まで、届いた、私という存在を。
いわれなき運命だとしても、永遠の空白が代償として待とうとも。
私は──皆の為に新しい世界へ胸を躍らすのだ
最終更新:2022年06月29日 22:14