数列におけるBolzano-Weierstrassの定理(有界数列は収束部分列を含む)の,関数列版に相当する。 Cauchyの折れ線近似を証明するのに使う。 証明は対角線論法による。
Th. Arzela-Ascoli が一様有界かつ同等連続のとき,一様収束する部分列がとれる。 ここで, Def.一様有界 あるいは, Def.同等連続
注. Riemann積分と極限の交換に関するArzelaの定理とは別物 Th. Arzela fnが一様有界かつ,各点収束ならば, 極限と積分の交換が可能である。即ち, これはLebesgueの項別積分定理の特殊系である。
「近似」なので,Taylor展開よりも強力なことを言っている。 三角多項式全体は C(T) で稠密 多項式全体は C[0,1] で稠密 従って特に,それぞれ Lp (1≦p<無限)で稠密 ただし,TはR/Z= [0,1]の0と1を同一視した集合
多項式近似定理の抽象化
(次元を削った)部分空間上で定義されていたら,もとの空間に上手いこと拡張できる。