*NULL-0内検索 / 「ヤマト階級制度」で検索した結果

検索 :
  • 管理人の日記/2005年12月04日/ヤマト階級制度
    #blognavi  んなものやっているとは。  さてはて、見に行くべきか。  それはそうと、D Dが完結しました。  わお、思いのほか長い話になったようで、実は2時間の映画がベースだからそんなに中身は無いと言う。それでも、元々ファンタジーは好きだから、楽しかった! 時間があったら、キャラ紹介とかイラストとか作るのに(残念)今日は時間切れだよ。  最終回にして、微妙に健全な話にならなかったけど、そんなに気にすることないかなあ。どうなんだろう。昔は、あんまり五月蝿くなかったけれど、今は、どこも敏感だし。何か法的に問題なのかなあ。  あーもっと時間があったら、違う時代の話とか書いてみたいし。その後の話とか、妄想は膨らむばかりだ。ハハハ。  カテゴリ [つれづれ] - trackback- 2005年12月04日 22 55 ...
  • 管理人の日記/カテゴリ/つれづれ
    ...bsp; ヤマト階級制度 (2005年11月30日)  戻って来ーーいっ! (2005年11月26日)  緊急メンテナンスのお知らせ (2005年11月26日)  デカール (2005年11月24日)  いいだろう! (2005年11月21日)  重たい月曜日 (2005年11月20日)  アップルタイザー (2005年11月17日)  動物・植物・微生物 (2005年11月16日)  目がしょぼしょぼ (2005年11月15日)  ローソクを立てること (2005年11月13日)  奥が深いです (2005年11月13日)  繰り返すようだが (2005年...
  • エンジェルスレイヤー
    単行本の裏表紙的説明  人間が繁栄を謳歌している科学が発達した近未来。カレッジに通う平凡な学生キラもその一人。しかし、その裏側では天使と悪魔の地上の覇権をかけた攻防が繰り広げられていた。悪魔達は天使を狩る人間(エンジェル・スレイヤー)に力を貸す。戦争を起こそうと画策する悪魔達と阻止しようとする天使達。スレイヤーに狙われた友人を助けるためにキラは逃走した先で、初めて天使と出会い街の本当の姿を知る。  ついに火蓋を切って落される地上の代理戦争に、キラとエンジェル・スレイヤー達との戦いを描いた、眠らない街のサイキック・サイバー・ファンタジー。  書いててこっちが恥ずかしくなります。 中表紙的登場人物紹介 キラ・ヤマト カレッジの学生18歳。天使の加護を受けてエンジェル・スレイヤーと戦うことになる。 イザーク・ジュール 名の知れたエンジェル・スレイヤー。銃を獲物にし、...
  • 管理人の日記/2006年10月17日/知ってるから
    #blognavi  どんなに強くても。  英雄なんだとしても。  どんなに美しい言葉で囁いても。  好きだとか。  大切とか、愛しているとか!  そんなもの、嘘だと知っているから。  聞いている振りをしているだけで、心配な顔をしているだけで、本当は何もしやしない。口先だけで空っぽの言葉を話す男。お前はいつだって、後出しだ。野を開き、地を均して種を植え、せっせと育てた作物の実だけを奪っていく。  全てが片付いた後で偉そうなことを言うな。  自分だけが分かったような顔をして、まるで悲劇の主人公のように顔を歪ませるけど、今思いついたことを、ずっと考えていたように振舞うな。  何が辛い。  何が悲しい。  親も、兄弟も、恋人も居る。  夜露や雨風を忍ぶ家がないのか?  今日食べるものさえないか?  それとも、帰る国を亡くした...
  • ファンタジード 3
    要塞の攻防  アプリリウスは交通の要衝にあり、砂漠に囲まれているとは言え大きな都市だ。地下水を汲み上げて都市に水路を巡らし、広場には噴水がある。元王宮を改造した帝国執政官府からも、外へ通じるゲートへと繋がる大きな広場の噴水が見えた。 「それで、行方は分かったのか。ディアッカ」  机をはさんで男が二人。  一人は軽装備の鎧の上に白いケープ。  もう一人は全身を鎧で包みマントを羽織っていた。 「それが、フェイスの話を総合するとだな、おそらく要塞につれていかれた」 「何も言わなかったのか、あいつは」 「言った所で本当のことだとは、思われないんじゃね?」  噴水の周りで遊ぶ子供達から目を逸らして、銀の髪をした男が窓の前にある大きなデスクに手を付く。その中から一つの書類を拾い上げる。 「ラクーナとか言うレジスタンスの女リーダーは何か吐い...
  • エンジェルスレイヤー 09
     ふらつく足元が急に崩れ落ちる。あと少しでベッドと言うところで膝を付き、辛うじて上半身をベッドの端にのせる。両手でシーツを掴んで、ずり落ちそうになる身体を支えようとするが、手足の先から沸き起こる寒気に入れたそばから力が抜けていく。  反対に身体の奥から沸きあがる感覚に拳を握って耐える。気を抜けば全身を支配される感覚に頭の奥のどこかが歓喜し、浅い息が短く繰り返される。  少し損傷が激しいだけだ。まだ・・・大丈夫。まだ、耐えられる。  襟口から覗く首元、握り締められた拳の付け根が墨を引いたように亀裂が走っていた。肌の上を波打って広がる闇の前にアスランは瞳を閉じる。隣の部屋からヴィジホンのコール音がいつまでも続いていた。  クロスのされていないテーブルにはいくつもの染みや傷が残り、木目もすっかり擦り切れている。店内は暗く、壁の模様など到底見ることは叶わない。テーブルにつく人影がい...
  • 20XX NewYork
     帰宅ラッシュを狙った爆弾テロで地下鉄は酷い有様だった。  爆発で列車は吹き飛び、爆風でホームにいた人がバタバタと倒れ血溜まりを作っている。ホームは煙と化学物質が燃える臭いに混じって、酷い血臭が立ち込めていた。  黒いコートを来た青年、アスランが軽く額を押さえながら、泣き叫び、喚く人混みから少し離れた所で佇んでいる。  一年は何も食べなくてもいいくらいだ。  構内の空気が勝手に集まってきて、指先にまでエナジーが行き渡る。どうやっても冷たい身体を本当に暖かくしそうで、軽い酩酊状態になってしまった。しばらくそうして立ち尽くしたまま体調が収まるのを待ったが、意識を浮上させたのは栄養補給が終ったからじゃなかった。  視線?  漠然とした視線を感じ、顔を上げる。  ああ―――  この時代の狩人か。見つかってしまったな。  なぜか唇の端に乗る笑みを...
  • POI おまけ
     今年もこのシーズンがやって来た。  冬将軍がようやく重い腰を上げる頃、アイスアリーナでは準備が大詰めを迎える。近々催される世界フィギュアに向けて、シンも一段と練習に気合を入れる日々が続いていた。各地を転転としてついに迎えた世界フィギュアスケート選手権。今までに開催された大会の成績から出場者が絞られる晴れ舞台だった。 「今日何?」 「カレー。後ちょっとで、できるから」  兄がお玉を持ったまま夕刊を覗き込んでいると、ピンポーンと玄関でチャイムが鳴った。 「あっ、悪い出てくれ」 「こんな時間に、またかよ」  オリンピックでメダルを取ってからシンとアスランは一躍時の人になっていた。  兄弟で銀と銅メダルである。華々しくスポーツ紙が書きたてたし、元々お茶の間に人気のあったイザークと合わせて、妙な追っかけまで現れる始末。CMの出演依頼がなぜか、兄に殺到するなどの現象...
  • ファンタジード 6
    王女と王子と種石 「シン・・・まさか本当に・・・?」 「あっ、いや、だから!」  シンは両手を振るが、違うと否定はできない。残念ながらうまく言い訳したり、誤魔化すことができるような歳ではなかった。本人の狼狽振りから誰もが、そうなのだと・・・シンがプラント皇帝の息子なのだと言うことを証明していた。 「ターミナルがどこにあったのかも知らない子供が、シン・アスカ・プラント・・・」  シンは動転していて、アレックスの扱いがガキから子供にレベルアップしていることに気がつかない。ただの少年と王子のギャップを比較して、シンにフィットした方は何処にでもいる少年の方だったのだ。シンが衛兵に対して騒いだ時も皇帝の息子だとは微塵も思わなかった3人。 「王子様って世間知らずなのねえ」 「それだけ大切にされてきたってことさ」  バルトフェルト侯が締めくくる...
  • 管理人の日記/2010年03月07日/ヤマダ渋滞
    #blognavi  高島屋からの帰り道、途中で酷い渋滞に巻き込まれました。  たまに、右折車で右斜線が埋まるときに渋滞になる交差点で、3つも前の交差点から2斜線とも全然動かなくて。一回の信号で4・5台しか進まない程じりじり進んでいると、バスが右斜線へ割り込んでくるのが見えたので、左斜線で事故でもあったのかなと思ったら、左にあるヤマダ電機へ入る車で渋滞していました。  なんぞ、やっていたのか。4時過ぎの時間に?  先着ものはとっくに終わっているし、一体何だったのだろう。  定期を買うはずのお金で春コートを買った\(^o^)/ カテゴリ [つれづれ] - trackback- 2010年03月07日 20 00 28 #blognavi
  • Men of Destiny 09
    勝利者などいない  監視官は屋上に留まって、今回の一網打尽作戦の報告を聞いていた。 「あと1時間でレジスタンス組織アジトへの突入準備が整います、現場へ行かれますか? ヤマト殿」 「遠慮するよ。それより、あのキーホルダー知らないかな」  殿上人の監視官と会話がかみ合わないのはいつものとおりと、報告をした下士官は、首をかしげた。アークエンジェルに乗る監視官はその中でも特別、話が合わないと聞こえた、スーパーコーディネーター。しかし、次の一声は、また一層脈絡のない、とんでもない命令だった。 「厳戒令敷くよ」  過去の情景に気を取られていた一瞬に、相当落下していた。  あまりの迂闊さに、地表を感じてワイヤーを飛ばす。振り子のように隣のビルの窓ガラスに突っ込んだ。ガラスが突き刺さる衝撃と床を転がる衝撃がない交ぜになって、思わず呻き声が出る。  こんな所でプラント送りなんて冗...
  • ファンタジード 8
    暁の幻  帝都と聞くと高い建造物が無数に立ち並び、垂れ込めた雲と建物の間で路線飛空艇や人々が世話しなく動き回っている大都会・・・と想像しがちだが、プラントの帝都は違った。大都会で高層建造物が立ち並ぶのは間違いないが、予想外にそこは緑で溢れていた。建物には一定量の緑化が義務付けられており、建物の屋上は緑で覆われている。  帝都ディセンベル。  その中央に聳え立つ一際高い建物群を称して中央と呼び、そこには帝国の要である元老院、議会、王宮がある。皇帝は継承権を持つプラント家の王子達から選ばれ、元老院の推薦を受けて議会で承認される。元老院は直接国政に関与することはできないが、皇帝を選出するし、皇帝に助言を与えると言うこの点だけをもって権力の一角を担っていた。  この場合、議会で否認されることはない。  元老は引退した議員から功績を考慮して選出されるからだ。 ...
  • Princes on Ice 4
     送り出すアスランは笑って、『喧嘩を売るな』とか『迷子になるな』だとか、出発の荷物をチェックしながらお小言のオンパレードであるがどこか楽しそうだった。家中をバタバタ走り回って荷物をかき集めているシンは準備を楽しむ余裕はなかった。自分だけが荷造りする苦さなど、出発が迫った当日では自覚する暇などありはしなかった。 「だ―――っ、あと10分!」 「ったく・・・兄弟揃って寝過ごすかなっ。だから前もって準備しとけって言ったのにっ」 「これもっ、これも持って行くっ!」  そう言ってシンが、アスランがパッキングする鞄に無理やり押し込もうとしたのは、いつもの抱き枕兼サンドバックのクッション。ソファーやベッドで気分のままに抱きしめたり、引っ張ったり殴りつけたりする便利アイテムだったが、シンの半分ほどの大きさがあった。 「入るか―――っ!」  スッと伸びた手がクッションを投げ、放物線を描いて壁の時...
  • ファンタジード 4
    すれ違い 「帝国兵が多いな」 「そりゃ、反乱騒ぎがあったばかりだからな」  街角に立つ警備の帝国兵を見つけてはシンは「あっ、帝国兵」「また帝国兵だ」と口に出していた。 「街の人は何とも思わないのか」 「イヤに決まっているだろ? でも、結構評判いいんだぜ、今度の執政官」 「主要街道の警備に帝国軍を配置したりさー」 「そ、そうなのか?」  評判がいいと聞いて、シンの声が上ずる。 「なんつったっけ、そいつ」 「イザークだろ。すっげー銀髪の」 彼らについて行くと、バザールの一角で小物を払拭しているステラを見つけた。 「ステラえらいえらい。ちゃんと迷子にならなかったじゃん!」 「もう一人で買い物できるもん」  アウルがステラの頭をなでなでして、ステラは嬉しそうにけれど、子ども扱いに反発して頬を膨らましていた。猥雑とし...
  • Princes on Ice 8
     いつもの景気づけのジャンプの感触が良かったから、シンは続くコンビネーションで思いっきり飛んだ。4回転-3回転-3回転を決めると会場から拍手が沸き起こる。スピードに乗って氷の上を縦横無尽に滑る。  気持ちいい。  リンクの上に自分が滑るラインが見えた。  背中を流れる汗が、会場の空気を感じた。  自分のスケートを見ている兄を見つける。微かに笑いかけるから、俺も笑った。隣のコーチが怒っているのが分かる。けれど、身体は勝手に動くから、最後まで俺は不思議と高揚した気分のまま滑りきってしまった。  心臓の鼓動ばかりが聞こえて、拍手もコーチの声も聞こえなかった。  パネルの前で得点結果を待つ時も、シンは呆然としていた。  場内で歓声が起こる。 「よしっ」 「シンっ!」  抱きつかれて初めて、シンは正気を取り戻した。 「メダルだっ、シン!」...
  • 管理人の日記/2007年10月23日/テラ過激団とアドス
    #blognavi  最近まで檄帝がヘビーローテでした。時々御旗の元にで。と言うわけで、当然、一人、平和を守るために正義を示すキースが登場ですよ。  パワーバランスが逆転した支配階級ミュウと労働階級人類で構成される未来宇宙で、正義の為にミュウも人類も等しく裁く過激団(でも、一人)誕生です。その名もテラ過激団。ただ、横暴に事件を解決し、請求書の山だけを残して去っていくはた迷惑な男。なーんてね。  最近、オヤジキースが徐々に増えてきて嬉しい限りです。しつこく要望した成果が出てきましたよ(受けうけしいイメージじゃないとか言ってませんでしたか管理人>まあ、それとこれとは別です)  アドキス  豪華宇宙船のキャビンでアドスに奉仕するキースとか妄想してましたよ。その時のイメージはとても紹介できませんが、ソファにどっかり埋もれるアドスさんを書いたまではよかった...
  • 管理人の日記/2005年11月11日/D&D
    #blognavi  昔、ハンターD Dという某ファンクラブがありましたね。って言うのはまあ、どーでもいいのですが、テレビでダンジョン&ドラゴンを観ました。できはなんともいやはやだったのですが、ネタとして速攻思い浮かびましたよ。  剣と魔法の国・エターナル。  ゴールドドラゴンに守護される女王の下、貴族階級である魔導士(メイジ)と国民が長い間、差別の中暮らしていた。  王宮の下働き募集で田舎から出てきたシンは、貴族階級ではないため門前払いをくらう。それから3年。王都で盗賊になっていたシンは、酒場で珍しい財宝の話を耳にする。  ジュールの杖。  盗賊仲間で妹分のステラと一攫千金を狙うが、そこに立ちはだかったのが、ルナマリアという少女だった。  メイジと国民を平等にしようと頑張る女王にラクス。  それに反対する宰相にキラ。  杖を狙うキラの手下の魔導士が、うーん...
  • HighSpeedBlue 01
     頭の芯に響くエギゾーストノートはプラント・ミュージック。高く低く鼓膜を震わせ、空気を切り裂きメインストレートを駆け抜ける赤色のマシン。GAT-X102。ボードに並ぶ名前を全て押し下げて、トップに表示されるその名は  1 45 03 YZAK JULE(VESALIUS・PLANT)  駆け抜けると同時にコースに入るトリコロールのマシンが、また違った音を放ってタイムアタックを開始する。前日の予選アタック1日目のトップドライバーのコース入りに、コースにいた他のドライバーが一斉にラインを開ける。  ヴェサリウスの監督は待つこと僅か2分でがっくりと肩を垂れて、入り口で腕を組むチーフメカニックに目をやった。背中を向けて立っているのでその表情は見えない。 「再アタックどうします?」  クルーの一人、ニコルが話し掛ける。頭半分高いところにあるチーフはブース内に取り付...
  • 管理人の日記/2010年04月13日/桜散る
    #blognavi  昨日今日の雨と風でほとんど散ってしまうでしょうね。そしたらまた寒くなるとか・・・三寒四温ですか。  若干不安は残るけど(リフレッシュレートがねー)、amazonでケーブル2種注文しました。だってヤマダでケーブル見たら6500円もしたんだもん。amazonならオーディケーブルも込みで3000円だよ? ヤマダ電気って最近、安くないな~。ポイントカードなくなるとか。  veohが繋がらない。 カテゴリ [つれづれ] - trackback- 2010年04月13日 22 40 13 #blognavi
  • スコア 3
     その頃俺は、音楽院で知り合った彼女とペアを組んで地方巡業と称してチャリティコンサートやイベントを梯子していた。半ば強引に付き合わされたわけだが、休暇中は皆故郷に帰ったりしていたから、どうやって休みを過ごすか思案していた俺はなんとなく承諾してしまった。  彼女・カガリも俺もまだ駆け出しの学院生で、将来は音楽家になりたい、と無邪気に言い合っていた。  カガリは声楽を、俺はピアノで。  彼女の歌は未熟だけど、ダイナミックで伸びのあるいい声をしていた。俺の機械的なピアノに負けない力があって、喜怒哀楽の激しい奴だったのを覚えている。  いろいろ失敗も多かったけれど、夏季休暇の終わりがけには、カガリのことを皆も認めてくれて少なからずファンもできたと思う。 「えっ、野外ホールでコンサート?」 「そっ! 駄目元で申し込んでおいたんだ」 「駄目元って・・・」 「だから、お前も...
  • ああ、禁断の×××
     任務に次ぐ任務、実戦と訓練が入り乱れたハードスケジュールをこなして、やっとの思いでもぎ取った休暇はしかし、色気も何もない警戒警報で露と消える。ちょっと前までそんな日々を繰り返していた。  最も、何もそれは俺達に限った事ではなく、前線に配備されている兵士は皆そうだったから、そういった事に関しては仕方がないと早々に達観していた。 とはいうものの、ザフトレッドなどと祭り上げられ、俺たちは勝つ為にのみ育てられるサラブレットかっつー勢いで、いやそれ以上の厳しい視線に晒されて、生きるか死ぬかの戦場に身を置いていた。とくれば、どうしても要らぬストレスは溜まったし、弱音を吐きたくなった時だってある。 けど、俺たちにはそんな甘えは許されていなかった。俺たちは一般兵どころが、ただのザフトレッドでもない。常に毅然とし、兵の模範となり、敵を倒し、親の七光りを蹴散らして其処に在らねばならなかった。  本当...
  • ファンタジード 25
    Plaudite, acta est fabula.  早朝。まだ明けやらぬプラント帝国帝都。  地平線をうっすらと暁色に染めて空が白み始めていた。 「イザーク、総司令官がこんな所に居ていいのか?」  王宮から離れた丘の中腹に高台があって、そこから地平線と空をバックに帝都を一望することができた。冷えた空気と僅かな朝もやの中で、設えた東屋にもたれる男が一人。 「しかも護衛もなしにさ。壮行の観艦式が終わったら出陣だろ?」 「ああ。正午に出陣の鐘が鳴る」 「だったら、何で?」  手すりに両手を乗せて体重を掛け、明けていく帝都を見下ろしている。いや、視線は帝都というよりはずっと東の果てに向かっている。 「戦争が始まる」 「あー・・・まだ始まったわけじゃないけどな」  緊張が高まる帝国と連邦の間では、通常時でも常に国境沿いの緩衝...
  • 管理人の日記/2007年12月13日/マルチコーラブル
    #blognavi  マルチコーラブル預金なんてなにそれ?なブツで知らない間に定期になってた。利息が帰ってくる案内見て知りました。マルチコーラブル、ちょっと昔に流行ったらしいですね。FX系で。ちょっと調べてみましたが未だに良く分かりません。解約する権利を銀行が持つ代わりに、普通よりちょっと高い金利で利息が貰えるらしいです。金利が低く推移していけば得だけど、高くなっていくと損。単純にそれだけじゃないとは思うけど、金利スワップとかいいですわ。  んなことより、損害賠償に関する消費税の扱いを調べないといけないんですよ。中国の所得税と社会保障制度の次は損害賠償かい。  誕生日モノのネタがなんとなく見えてきました・・・。かけるかどうかは別ですが(笑)そういえば、グラマシー・ニューヨークとキース・マンハッタンが同じ系列のケーキ屋ど最近知りました。ジョットォもらしい。グラマシーは...
  • スコア 4
     結局、ピアノは完璧には治らなかった。  アクションが想像以上に痛んでしまったらしく、きっちり直すにはリビルドが必要になるというのだ。当然、修理の為の時間も機材も換えの部品もない。仕方なく、音域を5オクターブに絞ってそこだけでもまともな音が出るように整調してもらった。  これではモーツアルトの時代だ。  夕方調律士が帰った後、音が出るキーを確かめる。  店長にも頭を下げるはめになったし、自分でもしまったと思ったが、どこかでホッとしたのも事実だ。たった2時間弾いただけでアクションを破壊できるほど、自分がまだ弾けるとは。  どこにそんな気力があったのだろう。  夕暮れのラウンジに「ラ」の音が鳴る。 「あー、明日からアレンジ考えないと」  早速、仕事の事を考えている自分に苦笑する。  街の総合カレッジの3年に編入のするためには編入試験にパスしなけれ...
  • 管理人の日記/2010年03月07日
    管理人の日記/2010年03月07日/ヤマダ渋滞 #blognavi
  • 管理人の日記/2008年03月05日/ストーリー
    #blognavi  あーそろそろストーリーを考えないといけませんね。レポートの組み立てです。 省エネ法とは何かざっくり 省エネ法制定・改正の流れとその背景  オイルショック後に制定  京都議定書採択後に改定(トップランナー導入)  京都議定書発効後に改定(対象を拡大) 関係箇所と対応  特定建築物(延べ床面積2000㎡以上)に該当  届出と3年後との届出部分に関して報告が必要   届出る内容   →指定の省エネ措置を施した部分についてのみで、具体的には窓や壁の熱の損失防止、空調調和設備、エネルギー効率利用がある。建築主の努力義務ですが、不十分な場合、役所から変更指示があり、従わない場合は公表もありえる  今後の動き   更なる省エネ法改正はあるか?  →3/4に2000㎡を300㎡以下に引き下げる方向で閣議決定。20...
  • Princes on Ice 5
     思わぬ形でチャンスが巡ってきたことに、シンとイザークの頭はフル回転した。枠が一つ開いた以上、穴埋めが行われるのは必定。となれば、誰が3人目になるか、だ。  幸いにも、直近の大会でアスランは4位だった。  話題性もある。  プラントのスケート連盟でも割合すんなり話が通ると予想される。  問題は、本人にその気があるかどうか、だった。 「放っておいてもいずればれるし、ネタを嗅ぎつけたメディアが騒ぎ出したら元も子もない」 「何とか、兄貴に『うん』と言わせないと」  これが最後のチャンスになるかも知れないから。  次なんて待っていられない。  シンは到着ロビーの荷物カウンターでアスランが出てくるのを待っていた。さすが開催国だけあって、選手や関係者だけでなく応援団や観光客で空港はごった返していた。 「俺には相応しくない」  シンが思い切って実...
  • 管理人の日記/2008年11月22日/空は青く
    #blognavi  時間はないけれど、あれこれ妄想する時間はなぜかある。電車の中とか、お風呂の中とかさ。最近、書く事にご無沙汰になっていたから何かないかなあ。 こんな感じで考え中  とりあえず名前を考えましたよ。  あと物語のイメージ。  戦闘機パイロット(アルエ・ヤーミン)と整備士(スィフル)。一般市民と上級階級と難民達。整えられた浮かぶ大地と荒れた地表、空はどこまでも高く、蒼い。  アルエは一般市民で広告宣伝業をしている。フライヤーに乗って。  飛翔の為のエネルギーはどうするかなあ。  空の上には海があり、雨はそこから降る。  太陽は海の上にあり、地表から見る空は海の底。  浮かぶ大陸に青い空は無い、あるのは海と本物の空。  早い話戦闘機ものにしたいんだけど、戦闘機、飛行機、こう名称が思い浮かばない。フライヤーなんじゃそれ・・...
  • 管理人の日記/2006年07月02日/一人の政治家の死
    #blognavi  橋龍がお亡くなりなられたそうで、ご冥福を祈ります。  身体を悪くされていたのですね。次々と政治家が姿を消していきます。その割にはなんだか世代交代が進んでいるように感じられないのは、今の首相が橋本首相の時に頭角を現したからかな。橋龍よりずっと年上の首相経験者だってまだ大勢残っているのに、68歳で他界とは。剣道とか強くて、身体を鍛えていたと思うけど、こちらは運なのかな。  政治に無関心なのはその国が平和な証拠だと言われます。いやいや、そんな事はないよと言いたい人はいっぱいいるだろうけど、少なくともこの国には物が溢れていて、衣食住で困ることはない。(だから総量の話ですよ)  日本の近代政治は明治維新から始まっていると思っています。維新組みの政治家達・・・正直馬鹿ばっかと思っています。だから、現在の官僚制度が必要だった。だって彼らには国を治める知識...
  • スコア 8
     欲しいものを遠くから眺めていた。  クラスの皆が持っていたビデオゲーム。  学校の帰り道の怪しいネオンのお店。  夏の休暇に俺だけ行かなかったキャンプ。  父はいつも忙しそうで、母が亡くなってからはいっそう仕事にのめり込んだ。俺が口をはさむ時間はなくて、いつも喉まで出掛かって、父を目の前にすると言えなかった。手にした二つの入学案内を強く掴んだまま立ち尽くす。 『父上、聞いていただきたいことが・・・』 『何だ、アスラン』  そう言って、俺のほうを見もせずに書類を捲る。大きな書斎の窓を背にして父はデスクの向こうに座っていたけれど、逆行を受けてシルエットのみの父は大海の果てにでもいるようだった。  デスクの電話が鳴る。  このままでは、本当に音楽院に入学することになってしまう。手習いではじめたピアノは、いつの間にかせっかく習うのだからと有名な先生...
  • 管理人の日記/2010年02月12日/エコ
    #blognavi  去年買ったテレビのエコポイントの申請をまだしていなかったので、今、申請書類をせこせこ書いています。予定通り、商品券を頼むわけですが。エコポイントで云百円の端数を上乗せして商品券を売るってどういうこっちゃ、ヤマダ電機?普通にUCカードの方を選択したよ、んで、エイデンで10%割引で買う。  Office2007でPDF化できるらしいね、知らなかった。 カテゴリ [つれづれ] - trackback- 2010年02月12日 23 43 08 #blognavi
  • 管理人の日記/2009年11月15日/手取額2
    #blognavi 「次の社員A(年齢30歳)のH21/10分給与の手取り額を下記の数字を基に求めなさい」  と言ういうもの。分かっている数字はこれだけ。  総支給額           297,000  標準報酬月額(社保)   300,000  通勤手当(1ヶ月)      25,000  弁当代              3,000  財形貯蓄           20,000 ※当社は、労働保険適用事業所である(一般事業) ※扶養家族は妻と1歳の子供の2名である 懐かしい見つけたので再チャレンジしてみます。あれから、管理人は給与計算に手を染めるようになりました。さすがに何を言っているのか分からん!?ってのはなくなったけれど、未だにこの手の問題に自信はない。だって、全部ソフトがやってくれるんだもんよ。  まずは総支給に通勤手当が含まれ...
  • 管理人の日記/2007年01月11日/3級
    #blognavi  ダメダメな管理人です。2級を受けるつもりが全然勉強していないので、3級を受けることにしました。はあ~。  着々を旅行の準備をしている管理人です(殆ど管理人の母の言いなりですが)もう、すっかり荷造りも終わりました。いや、ホント。 ではでは拍手返信です。 1/7「こんなん、どうだろう~」の方>  乗せられて続きをポツポツと書いています。はて、予想したとおりの展開になっているのか心配です。本当は正月ネタだったのに、お話の中ではまだ年末・・・。途中で一旦プロットを白紙に戻したので、余計に時間が掛かってしまっています。一気に書き上げられない管理人ですが、気を長くして待って頂けると幸い。拍手、ありがとうございました。 1/10「西方は 今年は頑張って~」の方>  ハハ、すみません。管理人は結構不精なので、毎年あまり気合を入れて掃除しないので...
  • 管理人の日記/2014年08月10日/買ったはいいが
    #blognavi 買いました。2週間前に。 その間にやったことといえば、マージャンゲームで遊ぶこと・・・。 そろそろ、真面目に移行をしなければ しかし、XP→8.1なので、前回の2000→XPに比べると変更具合が大きいですか。これから色々と調べないといけないけど、64bitですもんね、AS400と同じになったなんて、時代は進んでるなあ。でも、ASみたいに、32bitアプリケーションを自動的に64bitにはしてくれない(涙 動かないものがあるのだろうな。 とりあえずmidiはダメっぽいなあ。有料で買ったヤマハのソフトシンセは使えないんだろうな。プレイヤーだけでも探さないとね。 カテゴリ [つれづれ] - trackback- 2014年08月10日 09 50 17 #blognavi
  • 管理人の日記/2011年02月27日/再インストール
    #blognavi  一番古いデスクトップのHDDがいかれて立ち上がらなくなってからもう2週間?さすがになんとかしろコールもうるさくなってきたので、HDD交換再インストールすることに。  昨日、ビックカメラ、ヤマダ電機でHDDを物色しましたが、ヤマダには内臓HDDがなく、ビックは320GBで8800円だったのであきらめて帰りました。今日、地元のエイデンで500GB4200円だったので購入。再インストール開始です。と言うわけでメモメモ。 壊れたHDDを外して、新しいのと交換。SATAなので、0番に接続です。増設してあったHDDや使っていないSCSIボード、テレビとの配線は全部取り外し。 壊れた時にブートドライブをCDRWドライブに変えていたので、再インストール用CDを入れて電源投入。 ノートで再インストール手順を調べながらなんだけど、再インストールする場合はenterで続行という所...
  • エンジェルスレイヤー 03
     キラが先導するように路地を進む。後ろから投げかけられた声にびっくりして、足を止めるところだった。振り返りながら走るというのは思ったより難しくて、バランスを崩しそうになる。 「・・・こっちっ!」  廃屋と廃屋の間に身を滑り込ませて、二人はうちっぱなしのコンクリートの壁に背を押し付けた。荒い息でさえ居場所を知らせるのではないかとひやひやする。 「君、天使なのか?」 「は?」  何をどうしたら自分が天使となるのだろうか。 「彼らはスレイヤーだろ? それともまさか・・・スレイヤー?」  スレイヤーと事も無げに言う。  ただの人じゃないと思ったけど、慣れてる感じ? 改めて横にいる彼をこっそり見た。 「スレイヤーって、エンジェルスレイヤー? 天使を狩るって言うアレ?!」  微かに首を立てに振って肯定する。  やっぱり。きっと彼はこの街で毎夜繰り広げられている騒動の関係者。助けて...
  • 管理人の日記/2006年05月11日/ガラガラ
    #blognavi  風邪引きました。  寝る時はばっちりマスクマンにしているのに、朝起きると喉が熱くて声がでない。でも熱はない・・・! エスタックゴールドとリポDのお世話になっています。週の前半はまじでつらかったです。それなのに3日連続業者との打ち合わせだし。今日は打ち合わせがないからちょっと楽。  今日、ヤマナカでふと妙な妄想をしてしまった。  ローリング、カーーーーーッ!!  みたいな。安売りを巡る夕方6時の攻防。  主戦場はスーパーザフト惣菜売り場。 拍手返信です。 5/8「ファンタジードのラクスは~」の方>  ええ、そりゃ勿論、120%管理人の願望でできてますから。等身大に描けたらいいなと思って書いているのですが、かわいい・・・かわいいというのもアリですね。ミーアとラクスは対比してきたいと思ってますからこれからが大変です。あまり長い話に...
  • 管理人の日記/2005年12月10日/ボーナス商戦
    #blognavi  ヤマダ電機に行ってきました。  すごい人人。DVDデッキの前なんて人だかりで近寄れませんでした。テレビの前をうろうろすると数いる店員にその都度「どのメーカーの物か決めてらっしゃるのですか?」とか「何インチをお探しですか?」などなど話し掛けられましたよ。  道路も駐車場も混んでました。近くのコジマの前にあるたこ焼きを買って帰ろうと思っていたのに・・・。信号まで車で埋まっていたので泣く泣く別ルートに。  メジャー第2期始まってますね。なんか、無駄に清水が可愛い。おお、すごいフューチャーされてる感じ。寿くんの扱いもライバルーって感じでOPとEDにちょろっと出ていました。  あの三つ編みの子・・・誰だっけ?  海堂の連中がOPで出ていたけど、高校編しかも夢島や紅白試合編までやるの? 楽しみ。NHKで104のあの悲惨な境遇の説明とかするのだろうか...
  • 管理人の日記/2010年04月11日/エイデーン!!
    #blognavi  売り切れってどういうこっちぇん?!  うーん、それだけ売れてないのか、しかし、狙ったようにケーブルのその列だけ売り切れだったんだよね、開店2時間で。絶対毎朝品揃えチェックしてないだろー。明日、ヤマダで見てくるか。  と、今、PCの画像をテレビに映せないか検討中です。普段使いのノートはD-SUB25ピンでしか出力できないので、さっくりあきらめて(だってテレビにはD-SUBの受けないし、画像もまあ期待できない)、同じ部屋にある別のPCにはデジタル出力?DVIからの出力を試みてみる、と、その矢先、ケーブルが品切れ中だったわけですよ。なので、今日はビデオカードのドライバ更新とかやってみようかなと。だって、6年前のパソコンですから。RADEONのX800SE、SEな辺りが残念スペックですが、なんとか映ればいいなあ。  それにしても、昨日、今日と暖かかったな...
  • 管理人の日記/2012年01月03日/あけまして
    #blognavi  もう三日!  あっという間です、あー休みがあと2日。なのに、やること決まってるなんて、もう土日と同じじゃないか。と言うわけで、2012年始まりましたね。やー、去年は色々あったけれど、今年という年がよい年であるといい。もしかしたら人災も天災もあるかもしれない、けれど、前に進る日が連なる年であればいい。  話は変わりまして、今年も福袋買いに行ってきましたよ、2日と3日で。ロクシタンやコンプレックスビズとか、普段使わないのに格好付けて買って、まだ盛大に余っているという失敗を昨年はしたので、今年はずばり食べ物メインです。 ユーハイムの福袋2000円 ジョアンの福袋1500円 OLあったか福袋2000円 男子厨房に立つ福袋3000円 あれ?言った割には買ってなかったです。モロゾフとかゴンチャロフとかフーシェとかケーニヒスクローネとかブールミッシュとかメリーと...
  • 管理人の日記/2006年04月22日/疲れ目
    #blognavi  今日も出勤でした。  カレンダーが土曜出勤だった・・・。  会社帰りにヤマダ電機によってデジカメの冊子を貰ってきました。パナソニックとキャノンと富士の3つを。今使っているコニカミノルタのが調子悪い&撤退で買い替えを検討中です。  今、拍手更新しました・・・。  最近、デス種の最終回辺りの妄想を良くしています。ノリのいいビートの利いた曲を聴いている時は、深紅の正義が議長vs私設ラクス軍の間に勇ましく躍り出て、 「ザフトは何を守るためにある!」 「プラントに暮らす同胞を守るためにあるのではないのか?!」 「議長の政策を実現するためでも、ラクス・クラインの私設軍でもない!」 「否を唱えるものがいるなら、前に出ろ。この正義が相手をする!」  な~んて啖呵を切って戦争を止める妄想を考えています。反対に、短調系の曲を聴いている時は、 ...
  • HighSpeedBlue 02
    Bad Commuication 「ふぅ。なぜ俺がこんなことを」 「この軟弱者がっ!俺はレース中に足を引っ張られるのはゴメンだっ」 「誰が足をひっぱっているって?」 「貴様以外に誰がいるっ―――!」  ヴェサリウスの本拠地郊外にあるとあるスポーツジム。肩にタオルを掛けたイザークがベンチに腰を掛けて床を見つめているアスランを指差した。指の先、いや爪の先まで力の篭った動きに銀髪から細かい水滴が飛び散る。 「結局、一人でトレーニングするのが寂しいんですよね」  ニコルの呆れたつぶやきはどうやら隣に居るディアッカに向けられたものらしい。ジムにいるのはイザークとアスランだけではなかった。ディアッカもニコルもミゲルも各自一番楽だと思われるトレーニングをしていた。1セット終わって汗を拭くアスランに目を留めたイザークの大音声で、皆が一斉に動きを止めたのだ。 「お前達も誰がサボって言いと言...
  • エンジェルスレイヤー 04
    「ニコル遅いぞ! 俺を待たせるとはどういう了見だ」 「了見だなんて。時間どおりじゃないですか」 店の壁時計の時間は16時55分。約束の時間は17時だから、実はまだ5分前である。 「たまに自分が早く着くとこれなんだから」  ニコルはカウンターでドリンクを受け取って、イザークのいる一段高い奥のテーブルについた。目まぐるしく変わる街の地下ニュースを映すディスプレイ。明かりと言えば、天井にある僅かなライトと店内のネオン、裏番組を垂れ流すディスプレイという如何わしい店なのに結構な客の入りであった。店内で流れる音楽も何語か分からない言葉をブレークダウンビートに乗せるラップ音楽だが、踊っているお客はない。  一段高いフロアーから、裏番組を流すディスプレイとは違うディスプレイを見ることができた。 「あっ、今月もイザークがトップですよ!」  今映っているのは『ASランキング』  エンジェル・...
  • 管理人の日記/2005年10月31日/ハロウィーン!
    #blognavi  なんて、日本じゃ全然なんですが・・・。  各地の誕生日ものやハロウィンものを漁ってきました。あー、お話とか絵とか、自分はまだまだだな、と痛感しましたですよ。うまくなりたいですね、こう、ちゃっちゃと。マトリックスみたいに、一朝一夕にできるようになりたい、なあ。  まあ、なんでも、一朝一夕にはできないんだけどさ。段取りとか準備とかさ、本当に重要なんだよね。はあ~、11月はとっても忙しくなるかも知れません。やだな、11月にマイルストーンが置かれてるよ。できるかなあ。  11月というわけで、通常モードに戻るぞ、っと。  この時間になるとサーバがすごく重くなります。サイト持つ人は皆夜型なのかな。うっかり、誕生日話の設定で続きを考えているあたり、駄目駄目です。MODを書くんだ、コラ! あとちょっとなんだから。頑張るぞ、おー!  相方へ>第2...
  • Men of Destiny 06
    明日を夢見るもの  特別な賛辞はなくても、出迎えてくれたレジスタンスのメンバーが自分を待っていた事が嬉しかった。しかし、分け前を受け取って「ハイ終り」ではなく、強奪した物品を売りさばくという二次作業が待っていた。  持ち運び用の箱に詰め替えて、各自がいつもの店へを持っていく手はずになっているのか、シンにも箱が一つ。ルナマリアについて、日用雑貨を売りに行くことになった。  東ブロックには様々な人種が居る。  コーディネータという新種を抜きにしても、様々な人種がいた。  戦争で国という形が崩壊し、移民で街が溢れ返っていた、と言うのはもう昔の話。3年も4年もすれば大抵は故国へ還る。だから、ここに居る彼らはシンと同じ還る場所を無くした人たち。所謂、難民。  彼らにとってコーディネータは敵の敵なのか、それともやはり憎悪の対象か。感情の読み取れない表情ばかりでシンは緊張する。昼...
  • ファンタジード 5
    空中都市ターミナル  白い雲も近づく程に色を失っていつの間にか通り過ぎている。  降り注ぐ太陽の光が濃淡を描いてまた次の雲の山を照らす。  蒼穹の天蓋は何処までも続き、雲の切れ間から空を映す海が覗き、緩やかな曲線を描きつつ空と海の境界線はなかった。 「やっぱり、お前も飛空挺が好きなんだなあ」 「当たり前だろ! 男だったら一度は飛空挺乗りだぜ」  何日も掛けてたどり着いた帝都から辺境のアプリリウスまでだって、飛空挺ならひとっ飛び。定められた道も、委ねるしかない風もない、この開放感。 「だよな。俺も、いつかはアレックスみたいに、自分の飛空挺を持ちたい!」  飛び立って15分、セイバートリィは砂漠の遥か上空に達していた。  下界を臨めるうちは窓にへばりついていたシンも、見渡す限りの雲海と蒼みを増した天空から目を離してヨウランやヴィーノ達と会...
  • ファンタジード 32
    Ab Plante Condita  シン達の前に立ちはだかるのは、今や人としての形を失ったギルバートその人であった。端から零れ落ちる黒い闇、炭を溶かし込んだように不気味に固まった髪とひび割れた顔から投げかけられる言葉。表情もなく、息も整わない彼らを見下ろしていた。 「何を」  意味が分からないとシンが呟くが、全員が肩に力を込めていた。敵でもなければ味方とも言い切れない。確かに彼はシン達を助けた、調停者達を敵と定め帝国の存在をかけて戦いを挑んだ張本人である。歴史を取り戻さんとして兄弟達ですら駒と扱った非常の人であった。しかし、今はどうであろう。 「兄上、奴らはもう・・・」  倒したのだと、いなくなったのだと言えない事にシンもアスランも気づいてしまっていた。その危険が完全に取り払われたわけではないことに。そう、ギルバートは不断の人物であるが故に、...
  • エンジェルスレイヤー 12
    『まじですか!?』 「うるさい。大体なんで貴様、起きていられる!?」 『あれのおかげってやつ・・・?』  衝撃がビルの谷間を駆け抜けるたびに、ガラスの破片が降り注ぐ。上体を屈めて、エンジン全開の風圧を軽減する。網の目に張り巡らされた大動脈が完全に機能を停止していた。煙を上げるエアカーで埋まったエアウェイを飛び越して、高層を目指す。赤い空を飛び交う天使達が我が物顔で翼を広げている。 「まあいい。今は何が起こっているのか確かめるのが先決だっ」  空が赤いなど。レセプション会場の夜空にあった外輪は赤くはなかったはずだ。影響を受けるのも悪魔に限定されていた。それがどうだ、都市の機能は麻痺し、一般市民にまで影響が出ている。辛うじて動いている人々も少しいるが、猥雑なまでの都会の熱気が全く無い。 「天使どもが。今度はなんだ」  アスランめ。  貴様が姿を見せる時は決まって、大事件が起こる...
  • 20XX NewYork 4
     いつもどんよりと曇っているが、その夜は風で雲が吹き飛んで煌々と月明かりが石造りの街を照らす。大西洋を挟んだブリテン島では、ニューヨークのテロの話も流石に夜の帳には逆らえなかったようだ。  遅くまで開いているパブも明かりを消す時間。  シティの一角の建物に明かりが灯った。  二人とも月明かりだけで十分すぎる視界を確保できるのであるが、ロウソクを模したスタンドが柔らかい光を放つ。 「『酒はやらん』か」 「ワインは身体に良くない。イザークもトマトジュースにしろよ」  あからさまに嫌そうな顔をして、優美なラインを描くグラスに半分ワインを注ぐ。飲まないと言ったアスランの分まで用意されていた。  ワインは吸血鬼にとってあまり縁起の良い飲み物ではない。  にんにく、十字架、流れる水、祝福された餅、レモン、などなど。吸血鬼が苦手と言い伝えられるものは数多くあるが、ワイン...
  • ファンタジード 16
    マイルストーン  砂漠が切れ、緑が所々生い茂る大地に反乱軍が集結していた。  かつて帝国と王国の国境だったその場所は、灌漑施設で痩せた土地でも食物を育てることができる地だった。  深紅の飛空艇が青空から舞い降りて、旗艦と思われる飛空戦艦へと近づく。  大空を埋めるのは反乱に参加する各地の飛空戦艦と艦載の突撃飛空艇で、編隊を組んで訓練と哨戒を繰り返していた。 「さて、バルトフェルト侯の旗艦に到着したわけだが、どうするつもりだ?」  飛空艇のドックにセイバートリィを停めてアレックスがラクスを振り返った。再三の警告を無視し、哨戒機や反乱軍所属の飛空艇をすり抜けた彼が、何でもないことのように問う。  覇王の剣を握り締めるラクスは、操縦席越しに振り返る彼を見据えて言う。 「決起を収めて頂く様にお話します」  ミーアがステラを抱き寄せて、ア...
  • @wiki全体から「ヤマト階級制度」で調べる

更新順にページ一覧表示 | 作成順にページ一覧表示 | ページ名順にページ一覧表示 | wiki内検索

記事メニュー
人気記事ランキング
目安箱バナー