島津 綾菊

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&ref(chart.jpg,,right,,title=単純な筋力が生み出す高い攻撃力が売り。脚力で強引に加速する事で、瞬間的な機動力も跳ね上がる。一対一の近接戦闘に限定すれば技量も高く、能力の関係上防御力も高くする事が出来る。が、魔力と知力は残念ながら) |>|簡略紹介| |名前|島津 綾菊(しまづ あやきく)| |種族|妖、宝玉の魔力の集合体| |所属|[[クリサンセマム・リチェルカ]]| |~|対ネルナハト連合(仮称)| |~|櫻が夜行| |身長|165cm| |体重|60kg| |誕生日|第三世界の1991年7月24日| |好きな食べ物|肉類をやや塩気を多めに付けて焼いたもの| |嫌いな食べ物|苦みの強い野菜| |料理の腕前|白米は炊ける、肉料理は得意。獣の解体は名人級| |地味な特技|森林伐採| |趣味|飲酒、世話焼き、女体観賞| |職歴|12~16歳まで櫻の国の首切り役人| |~|18歳の暫くの間無職| |~|或る時期よりクリサンセマム・リチェルカの用心棒兼実験サンプル| |収入源|獣を肉屋に卸しての代金、路地裏の死体の懐| ---- -関連するかもしれない項目 #recent_ref() ---- -人物   夜叉とか名乗っていたりもするが結構素顔を見せているので正体バレバレの、櫻の国出身の剣術家。   最近はもう正体を隠すつもりが欠片も無いのか面を破壊した。でも偽名は気に入っているのか良く使う。   小袖に肩衣半袴(武士の略礼服)、腰までの長い黒髪を結いあげている。   顔の中心に、横一文字に刀傷が走っている。   なお、良く間違えられるが、名前の読みは全て清音で「あやきく」である。   左手の薬指には、[[シャルル>シャルル・シマヅ]]に贈った物と揃いの、翼の装飾が施された銀の指輪が有る。   シャルルから贈られた指輪は、傷つけないために常に屋敷に保管してある。   シャルルに対しては、自分の命より幾万の人名より世界の平和より、彼女只一人を優先する程の愛情を注いでいる。   機関がばら撒いている『哲学者の卵』を警戒、[[シェン・ロンド>シェン・ロンド≪No.77≫]]との戦闘を行った際彼から入手したそれを、自ら飲み込む。   サンプルの確保ともう一つ、何やら考えている事が有るようだ。   気に入った相手に対しては世話を焼きたがる傾向に有り、また、娯楽は徹底的に楽しむタイプ。   祭りなどの騒ぎやイベントでは、普段からは想像もつかないほど、本気で遊ぶ。   だが、『卵』によって生まれた巨大な悪意と殺人衝動が、それらの性格と同居している。 ---- -来歴   12歳で初めて人を斬るという経験をしたためか、人を殺すことに全く躊躇いが無い。   国では父の代わりに首切り役人を務めていた。   神凪 水月との戦闘で死亡するも、[[ナーガ>月輪 悠楽]]の『転移の宝玉』の力により、この世に再び舞い戻る。   尚、ゼロだった霊感が人並み以上に身に付いた。本人曰く「一度はお前達の同類になった身」との事。   何の因果か、[[クリサンセマム・リチェルカ]]に、用心棒兼実験サンプルとして加入する事になる。   その高い技術力に、本人は目を輝かせて楽しんでいるようだ。   更には[[貴宝院 織守>織守]]をリーダーとする≪対ネル・ナハト連合≫(仮称)にも加盟。   前線での戦闘は行っていないが、金の国との会談の用意を整えるなど、後方で活動している。   人間性は随分と丸くなっていた、少なくとも、『卵』を飲むまでは。   『卵』を飲んだ理由。それは、戦闘への恐怖を、巨大な悪意によって捩じ伏せる為。また、殺害を躊躇わない為だった。   護るべき物は多い、だが、護るためには戦わなければならない。戦いに恐怖していては、勝ちを得るのは難しいからだ。   狙いは的中。路地裏などで殺人衝動を開放しつつ、表では普通の生活を送っていた。   [[華秋 太白]]率いる「櫻が夜行」の動きが活発になった頃、その姿をくらませる。   砂の国襲撃の際、神凪 水月の前に、その姿だけを現した。   「夜行」に居る理由は、未だ語ろうとはしない。 ---- -執着   家族に対する愛情、執着心が強く、また、「己の」家族を欲しがる傾向にある。   打ち捨てられていた館を『霊綾館』と名付け、それを孤児院へと改装。   [[ラムダ]]を預かり、自分の娘として養っている。   その他にも、水月を『妹』と呼んだり、[[香美那>織守]]を『娘』と呼んだり。   [[石動ひだり]]を襲撃した際は、彼女が妊娠中である事を知り、その手を止めた。   自分が子を持てないのは性癖が原因、と理解はしているものの、割りきれない様子。   とは言え、この『家族』、『子供』への執着は、それだけが原因ではないようだが………? ---- -体質   異世界の宝玉、『転移の宝玉』の魔力によって形成された身体は、通常の人間とは違う特性を有する。 『対魔力抵抗力』   この世界の魔力が身体に馴染まないのか、魔力由来の攻撃に極端に弱い。   能力の関係上、炎の魔力には人並み以上の抵抗力が有るが、それ以外は一般人以下の抵抗力しか持たない。   周囲の魔力を取りこんで回復を図る事も出来ず、回復魔術にすらダメージを受ける事も有る。    『分解と再構成』   自分の体の一部を、自分の意思で魔力へと分解してしまう事が出来る。   再構成の際は、分解した時と同じ状態に組み上げる。   負傷した腕を分解し身体の重量を減らす、魔力の不足を一時的に補うなど、相当な無理な使い方をする。   というより、それしか使用法が無い。 ---- -能力 『龍人変化:炎龍』   周囲の温度の上昇と、それに耐え得る身体への変化が主軸の能力。   空気の温度を上げて自然発火で炎を起こしたり、体温を上昇させて身体能力を底上げしたり、   蜃気楼を作り出して居場所を誤認させるなど、それなりには応用性の有る能力。   但し、本人の頭がそれに追いついて居らず、身体能力の上昇を主軸に据えている。   能力の発動と共に、身体に赤い鱗が出現。爬虫類の鱗の如き強度と、高い耐熱性能を誇る。   完全に発動すれば、四肢、耳から頬、首側面、脇から脇腹と、身体の側面を覆うように鱗が出現。更に、頭部からは二本の角が現れる。   黒い瞳も、炎のように赤く揺らぐ。単純な本人の気質には良く合っている能力と言えるだろう。 『龍人変化:氷龍』   『哲学者の卵』の力で発現した、上記の能力の裏側のような能力。   周囲の温度の下降に因って大気中の水分を凍結させ、氷を操る。   身体を覆う鱗は赤から青へと変化する。   大きく能力が変化したように見えるが、その実は温度操作の幅が負の方向に広がっただけだ。 ---- -戦闘   腰に差した三本の太刀と、背負っている身の丈以上の大剣。そして、異常ともいえる怪力を武器に戦う。   流派は島津示現流、一対一だけを想定した総合殺人術であり、大概の武器と体術は十分以上に扱える。   単調な直線的攻撃が多いが、その分攻撃は速く重い。受けさせてもダメージは通ると考え、ひたすらに攻撃する。   太刀の間合いで有れば途切れない連続攻撃と回避からのカウンター、拳の間合いで有れば、関節破壊を中心とした柔術混じりの体術。   接近戦闘に置いては、非常に多くの手札を持つ。   反対に、中遠距離においては、攻撃を回避しつつ間合いを詰める以外に何も出来ない。   魔力抵抗の極端な低さも合わさり、相性によっては接近前に四肢の半分が使用不能になる事も有る。   尚、太刀の次に得意とする武器は鞭である。趣味と実益を兼ねて。   対峙するならば、正面からの激突は避けるべきである。   本人の体重60kgに装備総重量220kgを合わせた280kg。これが正面から向かってくるのだから、押さえるだけでも危険だ。   ましてや、それでも自由に駆け回る筋力。これと真っ向勝負をしようというのは、極めて一部の能力者でしか取れない選択肢だろう。   また、太刀の刀身がいずれも長く、踏み込みから斬りつける為、直線方向への射程はそれなりに長い。   太刀を防ぐ事が出来る強度の防具または能力が無い限り、間合いに入らずに戦うか回避に徹するかを選ぶ事になる。   構えは、多くの場合は大上段。更に一撃を重視する場合、蜻蛉の構えとなる。   いずれも、上から下へと太刀を振り下ろす事が、事前に分かっている構えだ。   だから、初撃を回避するなら、左右方向への軸移動をとりいれた動きを選択すれば良い。   太刀を同時に二本扱える事に加え、両腕の強度や技術も有り、上半身を物理的に狙うのは少々難易度が高い。   振り下ろされた腕の横に並ぶように潜り込めば、少なくとも片腕だけはいなせるだろう。   戦闘力を削ぐなら、防御手段が少ない脚を狙えば良い。左右どちらであろうと、然程効果に差はない。   打撃、斬撃への対応手段は豊富であり、反撃の手段も十分。   だが、中遠距離の攻撃への対処方法は少ない。   大きく動いて回避するか、鱗の耐久力に任せて耐えるか、だ。   体質の関係上、魔力由来の攻撃は耐える事も難しい。   能力の熱操作に関しては、本人の知力が然程でもないため、少々頭を使えば破る事は難しくない。   但し注意しなければならないのは、負の方向の操作で使用する氷の能力の一部。   足場を凍らせる、四肢を凍らせる、自分を氷で覆って攻撃を防ぐ。単純だが厄介な手段は有る。   結論として、この妖に戦闘で勝利したいなら、以下の事を心掛ければ良い。   一つ、力に力で対抗しない。   二つ、常に円を描くように動き、正面に長くは立たない。   三つ、距離を取るか、逆に詰めるか。剣士の間合いで戦わせない。   四つ、魔力由来の攻撃を放つ。   単純な身体のスペックなら異常とも言える領域。   それでも、付け込む余地は、十分に有る。 ---- -装備 大剣 『無名』………刃渡り180cm重量200kgを超える、金属の塊とも呼ぶべき代物。大きさの関係で斜めに背負っている。座る時には少しずらす。        幅が広いため、背負ったまま相手の攻撃を受ける事も出来る。その強度は尋常では無く、銃弾程度では傷も付かない。 太刀 『迅雷』………家伝の太刀。刃渡り四尺(約120cm)、乱れ刃の大太刀。使用頻度が高い。        切れ味と強度に優れ、綾菊の手に最も馴染んでいる。        現在は神凪 水月に渡されている。 『九十九』……人格を持つ太刀。九十九神の一種で、様々な武器に変化する事が出来る。        鉄の小手、鞭、槍などに変化させる事が多い。 『業炎』………[[焔裂]]が鍛え上げた太刀。刃渡り四尺五寸(約135cm)、赤く輝く刃に、炎のように揺らいだ刃紋を持つ。        気力や体力を魔力へ強制的に変化させ、炎を放ったり纏ったりすることが出来る。        尚、どういう訳か、時々口を利くことが有る。 『白百合』……綾菊がこの世に舞い戻った時にいつの間にかその腰に有った。刃渡り四尺、柄と鍔、鞘が純白の反りの深い太刀。        刀身に刃が存在せず、人を斬ることが出来ない。        綾菊の一部とも言うべき太刀らしい。 『短刀』……常に懐に持ち歩いている、何の変哲もない短刀。狩りで仕留めた獣の解体に良く用いる。       懐に入り込もうとしてくる相手に対しては有効な武器。 『鉢金』……額に装備する防具。だが、頭突きの威力を増すために使用する事が多い。 ---- -無駄情報   真正のレズビアンである。こればかりはどうにもならない。どうにもならない。   ストライクゾーンは11~26と微妙な広さ。登場当初は14~20くらいだったのだが広くなった。そして淑乳派。   和装だが、足元を安定させるためにも丈夫な靴を履いている。   アルトの、ソロを任せられるほどの美声と、並み程度の歌唱力の持ち主。声の無駄遣いだ。   下着は基本付けないが、泳ぐ予定が有る時は越中褌を締めている。 ---- -その他メモ #openclose(show=自分用覚え書き){&mobile(){自分用覚え書き} 使用した技 示現流 居合・立(りゅう) 下から上へ切り上げる独特の形の居合い 歩法・行      一息で3間(5.4m)を飛ぶ跳躍 蜻蛉の構え     太刀を持った右手を耳の高さまで上げ、左手は軽く添える。振り下ろす事だけに全てを賭けた構え 秘太刀・雲耀    最速最強の一撃 我流 焔霊        刃に炎を纏わせて斬る。「業炎」を使用する場合と能力を使用する場合が有る 居合・鋼断     極端な前傾の姿勢から放つ、威力重視の居合い 居合・逆浪     左足の踏み込みと共に右手で居合いを放ち、すぐさま右足を軸に回転、相手との間合いを空ける 秘太刀・荒太刀風  それぞれ長さの違う三本の太刀での無数の居合い斬り。間合いを計らせないのが狙い 秘太刀・火産霊神  「業炎」に可能な限りの力を注ぎこみ、巨大な炎を纏わせて斬る。殺傷能力は太刀の域を超えるが、炎が無効なら威力半減 我流二刀 剣狂        構え。太極拳で言う所の仆歩(右足の方を前方に)の体勢で、右手を前方に突き出し左手は頭を守る 剣鬼        構え。左足を前にした、360度何処へでも移動できる立ち方。右手を横に伸ばし、左手を前方に向ける 剣帝        構え。右手に大剣、左手には大剣に変化させた「九十九」を持つ。能力発動中限定、動きはかなり遅い 十二還       構え。連続攻撃につなぐための、前に進むだけの構え 幽鬼        構え。回避、カウンター狙いの"静"の剣。両腕をだらりと下げ、あらゆる気配を殺す 幽幻        回避からの完全な最短距離での斬撃 送り灯籠      片方の太刀で相手の攻撃を受け後方に流しつつ、もう片方の太刀で斬り抜ける 騒嵐        右手→左手の順に居合いを放ち、次いで同時に相手の首と足を狙い斬りつける 双頭之蛇      左手での居合い→斬り上げ、斬り下ろし→納刀から右手での同じ動作につなげる。[[銀子]]の奥儀の劣化コピー 剣魔        己の異名を冠した、我流の剣の究極系。右手に大剣、左手に太刀を構える 体術 水面蹴り      主に右足の踵で放つ。太刀での斬撃と併用する 裏拳        水面蹴りとの二択。防御または鳩尾への攻撃に使用する 片足跳び膝蹴り   密着戦から片足で跳躍し、その足での膝蹴り。着地の事は考えない 踏みつけ蹴り    相手の膝を踏みつけるように放つ蹴り。相手を徹底的に破壊する時に選ぶ手段 一本背負い     通常の正しい投げ方では無く、力任せに相手の肘関節を破壊しつつ投げ捨てる 頭突き       実は打撃技では使用頻度が最も高いのではなかろうか。まれに鉢金装備で放つ 能力 一段        5レスの間の身体能力強化。終了後1レス行動不能 二段        3レスの間の身体能力強化。終了後2レス行動不能。大剣の重さを支えられなくなるほどに疲労する 三段        2レスの間の身体能力強化。終了後3レス行動不能。呼吸が困難なレベルにまで疲労する 四段        1レスの間の身体能力強化。終了後戦闘不能 人体発火      自分の体の一部から炎を発する。制御が難しいらしく自分の炎で火傷を負ったことも 温度上昇      周囲の温度を数度上げる。使い道は思いつかないようなので、脅し目的に使用した。最近は暖房器具の代わりに重宝している 龍人化       四肢が赤い鱗に包まれる。膂力、防御力、炎への耐性が格段に跳ね上がる。尚、完全形では龍の角が生え、体の側面も鱗に覆われる 龍人化・裏     四肢が青い鱗に包まれる。地面を凍結させた事から能力は窺える } #openclose(show=両親について){&mobile(){両親について} 父親 島津 清瀧(42) 島津家八代目当主にして、島津示現流龍刃道場師範。203cmの巨体に着流し、包丁を巨大化させたような大剣を背負う悪目立ちする人物。一応常識人。そして苦労人。苦労の元凶は嫁と娘。 港の近くの街で首切り役人を務めていたが、櫻の国の対機関部隊に抜擢され[[雷の国]]に渡る。 能力は娘と同じ龍人化。こちらは鱗が緑色、操れるのは雷と違いが見られる。 母親 島津 白菊(34) 旦那との年齢差、娘との年齢差を気にしてはいけない人。桜色の着物を着て、薙刀を持って歩いている。 口調は丁寧だが、両刀+Sと、娘の問題点はこの人から遺伝した所が多いのではないかと思わせる人物。 } ---- ***………水月。妖は、憐れまれてはならんのだ ----
&ref(chart.jpg,,right,,title=単純な筋力が生み出す高い攻撃力が売り。脚力で強引に加速する事で、瞬間的な機動力も跳ね上がる。一対一の近接戦闘に限定すれば技量も高く、能力の関係上防御力も高くする事が出来る。が、魔力と知力は残念ながら) |>|簡略紹介| |名前|島津 綾菊(しまづ あやきく)| |種族|妖、宝玉の魔力の集合体| |所属|[[クリサンセマム・リチェルカ]]| |~|対ネルナハト連合(仮称)| |~|櫻が夜行| |身長|165cm| |体重|60kg| |誕生日|第三世界の1991年7月24日| |好きな食べ物|肉類をやや塩気を多めに付けて焼いたもの| |嫌いな食べ物|苦みの強い野菜| |料理の腕前|白米は炊ける、肉料理は得意。獣の解体は名人級| |地味な特技|森林伐採| |趣味|飲酒、世話焼き、女体観賞| |職歴|12~16歳まで櫻の国の首切り役人| |~|18歳の暫くの間無職| |~|或る時期よりクリサンセマム・リチェルカの用心棒兼実験サンプル| |収入源|獣を肉屋に卸しての代金、路地裏の死体の懐| ---- -人物   夜叉とか名乗っていたりもするが結構素顔を見せているので正体バレバレの、櫻の国出身の剣術家。   最近はもう正体を隠すつもりが欠片も無いのか面を破壊した。でも偽名は気に入っているのか良く使う。   小袖に肩衣半袴(武士の略礼服)、腰までの長い黒髪を結いあげている。   顔の中心に、横一文字に刀傷が走っている。   なお、良く間違えられるが、名前の読みは全て清音で「あやきく」である。   左手の薬指には、[[シャルル>シャルル・シマヅ]]に贈った物と揃いの、翼の装飾が施された銀の指輪が有る。   シャルルから贈られた指輪は、傷つけないために常に屋敷に保管してある。   シャルルに対しては、自分の命より幾万の人名より世界の平和より、彼女只一人を優先する程の愛情を注いでいる。   機関がばら撒いている『哲学者の卵』を警戒、[[シェン・ロンド>シェン・ロンド≪No.77≫]]との戦闘を行った際彼から入手したそれを、自ら飲み込む。   サンプルの確保ともう一つ、何やら考えている事が有るようだ。   気に入った相手に対しては世話を焼きたがる傾向に有り、また、娯楽は徹底的に楽しむタイプ。   祭りなどの騒ぎやイベントでは、普段からは想像もつかないほど、本気で遊ぶ。   だが、『卵』によって生まれた巨大な悪意と殺人衝動が、それらの性格と同居している。 ---- -来歴   12歳で初めて人を斬るという経験をしたためか、人を殺すことに全く躊躇いが無い。   国では父の代わりに首切り役人を務めていた。   神凪 水月との戦闘で死亡するも、[[ナーガ>月輪 悠楽]]の『転移の宝玉』の力により、この世に再び舞い戻る。   尚、ゼロだった霊感が人並み以上に身に付いた。本人曰く「一度はお前達の同類になった身」との事。   何の因果か、[[クリサンセマム・リチェルカ]]に、用心棒兼実験サンプルとして加入する事になる。   その高い技術力に、本人は目を輝かせて楽しんでいるようだ。   更には[[貴宝院 織守>織守]]をリーダーとする≪対ネル・ナハト連合≫(仮称)にも加盟。   前線での戦闘は行っていないが、金の国との会談の用意を整えるなど、後方で活動している。   人間性は随分と丸くなっていた、少なくとも、『卵』を飲むまでは。   『卵』を飲んだ理由。それは、戦闘への恐怖を、巨大な悪意によって捩じ伏せる為。また、殺害を躊躇わない為だった。   護るべき物は多い、だが、護るためには戦わなければならない。戦いに恐怖していては、勝ちを得るのは難しいからだ。   狙いは的中。路地裏などで殺人衝動を開放しつつ、表では普通の生活を送っていた。   [[華秋 太白]]率いる「櫻が夜行」の動きが活発になった頃、その姿をくらませる。   砂の国襲撃の際、神凪 水月の前に、その姿だけを現した。   「夜行」に居る理由は、未だ語ろうとはしない。 ---- -執着   家族に対する愛情、執着心が強く、また、「己の」家族を欲しがる傾向にある。   打ち捨てられていた館を『霊綾館』と名付け、それを孤児院へと改装。   [[ラムダ]]を預かり、自分の娘として養っている。   その他にも、水月を『妹』と呼んだり、[[香美那>織守]]を『娘』と呼んだり。   [[石動ひだり]]を襲撃した際は、彼女が妊娠中である事を知り、その手を止めた。   自分が子を持てないのは性癖が原因、と理解はしているものの、割りきれない様子。   とは言え、この『家族』、『子供』への執着は、それだけが原因ではないようだが………? ---- -体質   異世界の宝玉、『転移の宝玉』の魔力によって形成された身体は、通常の人間とは違う特性を有する。 『対魔力抵抗力』   この世界の魔力が身体に馴染まないのか、魔力由来の攻撃に極端に弱い。   能力の関係上、炎の魔力には人並み以上の抵抗力が有るが、それ以外は一般人以下の抵抗力しか持たない。   周囲の魔力を取りこんで回復を図る事も出来ず、回復魔術にすらダメージを受ける事も有る。    『分解と再構成』   自分の体の一部を、自分の意思で魔力へと分解してしまう事が出来る。   再構成の際は、分解した時と同じ状態に組み上げる。   負傷した腕を分解し身体の重量を減らす、魔力の不足を一時的に補うなど、相当な無理な使い方をする。   というより、それしか使用法が無い。 ---- -能力 『龍人変化:炎龍』   周囲の温度の上昇と、それに耐え得る身体への変化が主軸の能力。   空気の温度を上げて自然発火で炎を起こしたり、体温を上昇させて身体能力を底上げしたり、   蜃気楼を作り出して居場所を誤認させるなど、それなりには応用性の有る能力。   但し、本人の頭がそれに追いついて居らず、身体能力の上昇を主軸に据えている。   能力の発動と共に、身体に赤い鱗が出現。爬虫類の鱗の如き強度と、高い耐熱性能を誇る。   完全に発動すれば、四肢、耳から頬、首側面、脇から脇腹と、身体の側面を覆うように鱗が出現。更に、頭部からは二本の角が現れる。   黒い瞳も、炎のように赤く揺らぐ。単純な本人の気質には良く合っている能力と言えるだろう。 『龍人変化:氷龍』   『哲学者の卵』の力で発現した、上記の能力の裏側のような能力。   周囲の温度の下降に因って大気中の水分を凍結させ、氷を操る。   身体を覆う鱗は赤から青へと変化する。   大きく能力が変化したように見えるが、その実は温度操作の幅が負の方向に広がっただけだ。 ---- -戦闘   腰に差した三本の太刀と、背負っている身の丈以上の大剣。そして、異常ともいえる怪力を武器に戦う。   流派は島津示現流、一対一だけを想定した総合殺人術であり、大概の武器と体術は十分以上に扱える。   単調な直線的攻撃が多いが、その分攻撃は速く重い。受けさせてもダメージは通ると考え、ひたすらに攻撃する。   太刀の間合いで有れば途切れない連続攻撃と回避からのカウンター、拳の間合いで有れば、関節破壊を中心とした柔術混じりの体術。   接近戦闘に置いては、非常に多くの手札を持つ。   反対に、中遠距離においては、攻撃を回避しつつ間合いを詰める以外に何も出来ない。   魔力抵抗の極端な低さも合わさり、相性によっては接近前に四肢の半分が使用不能になる事も有る。   尚、太刀の次に得意とする武器は鞭である。趣味と実益を兼ねて。   対峙するならば、正面からの激突は避けるべきである。   本人の体重60kgに装備総重量220kgを合わせた280kg。これが正面から向かってくるのだから、押さえるだけでも危険だ。   ましてや、それでも自由に駆け回る筋力。これと真っ向勝負をしようというのは、極めて一部の能力者でしか取れない選択肢だろう。   また、太刀の刀身がいずれも長く、踏み込みから斬りつける為、直線方向への射程はそれなりに長い。   太刀を防ぐ事が出来る強度の防具または能力が無い限り、間合いに入らずに戦うか回避に徹するかを選ぶ事になる。   構えは、多くの場合は大上段。更に一撃を重視する場合、蜻蛉の構えとなる。   いずれも、上から下へと太刀を振り下ろす事が、事前に分かっている構えだ。   だから、初撃を回避するなら、左右方向への軸移動をとりいれた動きを選択すれば良い。   太刀を同時に二本扱える事に加え、両腕の強度や技術も有り、上半身を物理的に狙うのは少々難易度が高い。   振り下ろされた腕の横に並ぶように潜り込めば、少なくとも片腕だけはいなせるだろう。   戦闘力を削ぐなら、防御手段が少ない脚を狙えば良い。左右どちらであろうと、然程効果に差はない。   打撃、斬撃への対応手段は豊富であり、反撃の手段も十分。   だが、中遠距離の攻撃への対処方法は少ない。   大きく動いて回避するか、鱗の耐久力に任せて耐えるか、だ。   体質の関係上、魔力由来の攻撃は耐える事も難しい。   能力の熱操作に関しては、本人の知力が然程でもないため、少々頭を使えば破る事は難しくない。   但し注意しなければならないのは、負の方向の操作で使用する氷の能力の一部。   足場を凍らせる、四肢を凍らせる、自分を氷で覆って攻撃を防ぐ。単純だが厄介な手段は有る。   結論として、この妖に戦闘で勝利したいなら、以下の事を心掛ければ良い。   一つ、力に力で対抗しない。   二つ、常に円を描くように動き、正面に長くは立たない。   三つ、距離を取るか、逆に詰めるか。剣士の間合いで戦わせない。   四つ、魔力由来の攻撃を放つ。   単純な身体のスペックなら異常とも言える領域。   それでも、付け込む余地は、十分に有る。 ---- -装備 大剣 『無名』………刃渡り180cm重量200kgを超える、金属の塊とも呼ぶべき代物。大きさの関係で斜めに背負っている。座る時には少しずらす。        幅が広いため、背負ったまま相手の攻撃を受ける事も出来る。その強度は尋常では無く、銃弾程度では傷も付かない。 太刀 『迅雷』………家伝の太刀。刃渡り四尺(約120cm)、乱れ刃の大太刀。使用頻度が高い。        切れ味と強度に優れ、綾菊の手に最も馴染んでいる。        現在は神凪 水月に渡されている。 『九十九』……人格を持つ太刀。九十九神の一種で、様々な武器に変化する事が出来る。        鉄の小手、鞭、槍などに変化させる事が多い。 『業炎』………[[焔裂]]が鍛え上げた太刀。刃渡り四尺五寸(約135cm)、赤く輝く刃に、炎のように揺らいだ刃紋を持つ。        気力や体力を魔力へ強制的に変化させ、炎を放ったり纏ったりすることが出来る。        尚、どういう訳か、時々口を利くことが有る。 『白百合』……綾菊がこの世に舞い戻った時にいつの間にかその腰に有った。刃渡り四尺、柄と鍔、鞘が純白の反りの深い太刀。        刀身に刃が存在せず、人を斬ることが出来ない。        綾菊の一部とも言うべき太刀らしい。 『短刀』……常に懐に持ち歩いている、何の変哲もない短刀。狩りで仕留めた獣の解体に良く用いる。       懐に入り込もうとしてくる相手に対しては有効な武器。 『鉢金』……額に装備する防具。だが、頭突きの威力を増すために使用する事が多い。 ---- -無駄情報   真正のレズビアンである。こればかりはどうにもならない。どうにもならない。   ストライクゾーンは11~26と微妙な広さ。登場当初は14~20くらいだったのだが広くなった。そして淑乳派。   和装だが、足元を安定させるためにも丈夫な靴を履いている。   アルトの、ソロを任せられるほどの美声と、並み程度の歌唱力の持ち主。声の無駄遣いだ。   下着は基本付けないが、泳ぐ予定が有る時は越中褌を締めている。 ---- -その他メモ #openclose(show=自分用覚え書き){&mobile(){自分用覚え書き} 使用した技 示現流 居合・立(りゅう) 下から上へ切り上げる独特の形の居合い 歩法・行      一息で3間(5.4m)を飛ぶ跳躍 蜻蛉の構え     太刀を持った右手を耳の高さまで上げ、左手は軽く添える。振り下ろす事だけに全てを賭けた構え 秘太刀・雲耀    最速最強の一撃 我流 焔霊        刃に炎を纏わせて斬る。「業炎」を使用する場合と能力を使用する場合が有る 居合・鋼断     極端な前傾の姿勢から放つ、威力重視の居合い 居合・逆浪     左足の踏み込みと共に右手で居合いを放ち、すぐさま右足を軸に回転、相手との間合いを空ける 秘太刀・荒太刀風  それぞれ長さの違う三本の太刀での無数の居合い斬り。間合いを計らせないのが狙い 秘太刀・火産霊神  「業炎」に可能な限りの力を注ぎこみ、巨大な炎を纏わせて斬る。殺傷能力は太刀の域を超えるが、炎が無効なら威力半減 我流二刀 剣狂        構え。太極拳で言う所の仆歩(右足の方を前方に)の体勢で、右手を前方に突き出し左手は頭を守る 剣鬼        構え。左足を前にした、360度何処へでも移動できる立ち方。右手を横に伸ばし、左手を前方に向ける 剣帝        構え。右手に大剣、左手には大剣に変化させた「九十九」を持つ。能力発動中限定、動きはかなり遅い 十二還       構え。連続攻撃につなぐための、前に進むだけの構え 幽鬼        構え。回避、カウンター狙いの"静"の剣。両腕をだらりと下げ、あらゆる気配を殺す 幽幻        回避からの完全な最短距離での斬撃 送り灯籠      片方の太刀で相手の攻撃を受け後方に流しつつ、もう片方の太刀で斬り抜ける 騒嵐        右手→左手の順に居合いを放ち、次いで同時に相手の首と足を狙い斬りつける 双頭之蛇      左手での居合い→斬り上げ、斬り下ろし→納刀から右手での同じ動作につなげる。[[銀子]]の奥儀の劣化コピー 剣魔        己の異名を冠した、我流の剣の究極系。右手に大剣、左手に太刀を構える 体術 水面蹴り      主に右足の踵で放つ。太刀での斬撃と併用する 裏拳        水面蹴りとの二択。防御または鳩尾への攻撃に使用する 片足跳び膝蹴り   密着戦から片足で跳躍し、その足での膝蹴り。着地の事は考えない 踏みつけ蹴り    相手の膝を踏みつけるように放つ蹴り。相手を徹底的に破壊する時に選ぶ手段 一本背負い     通常の正しい投げ方では無く、力任せに相手の肘関節を破壊しつつ投げ捨てる 頭突き       実は打撃技では使用頻度が最も高いのではなかろうか。まれに鉢金装備で放つ 能力 一段        5レスの間の身体能力強化。終了後1レス行動不能 二段        3レスの間の身体能力強化。終了後2レス行動不能。大剣の重さを支えられなくなるほどに疲労する 三段        2レスの間の身体能力強化。終了後3レス行動不能。呼吸が困難なレベルにまで疲労する 四段        1レスの間の身体能力強化。終了後戦闘不能 人体発火      自分の体の一部から炎を発する。制御が難しいらしく自分の炎で火傷を負ったことも 温度上昇      周囲の温度を数度上げる。使い道は思いつかないようなので、脅し目的に使用した。最近は暖房器具の代わりに重宝している 龍人化       四肢が赤い鱗に包まれる。膂力、防御力、炎への耐性が格段に跳ね上がる。尚、完全形では龍の角が生え、体の側面も鱗に覆われる 龍人化・裏     四肢が青い鱗に包まれる。地面を凍結させた事から能力は窺える } #openclose(show=両親について){&mobile(){両親について} 父親 島津 清瀧(42) 島津家八代目当主にして、島津示現流龍刃道場師範。203cmの巨体に着流し、包丁を巨大化させたような大剣を背負う悪目立ちする人物。一応常識人。そして苦労人。苦労の元凶は嫁と娘。 港の近くの街で首切り役人を務めていたが、櫻の国の対機関部隊に抜擢され[[雷の国]]に渡る。 能力は娘と同じ龍人化。こちらは鱗が緑色、操れるのは雷と違いが見られる。 母親 島津 白菊(34) 旦那との年齢差、娘との年齢差を気にしてはいけない人。桜色の着物を着て、薙刀を持って歩いている。 口調は丁寧だが、両刀+Sと、娘の問題点はこの人から遺伝した所が多いのではないかと思わせる人物。 } ---- ***………水月。妖は、憐れまれてはならんのだ ----

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