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*&italic(){──VILDA VOLDE}
『ヴィルダ・ヴォルデ』とは、[[カノッサ機関>カノッサ機関所属]]の有する特殊部隊の一つ。
配属支部及び元帥等は現段階では不明だが、2010/11/14[[火の国]][[ブレイザーシティ]]近辺での活動が見られた。
正式名称は、カノッサ特殊機甲大隊≪大狽≫第一中隊第二強襲小隊『ヴィルダ・ヴォルデ -Vilda Volde-』。
後述する≪ファスマ≫と言う兵器を用いて、とある街を襲撃したが、
そこで遭遇した[[ライシュッツ]]、[[ウェイン]]、[[ダッソー・ミラージュ>オーガギュネイ=トリットヘルム]]の手によって壊滅させられた。
**生体魔導兵器ファスマ&italic(){ -Phasma-}
全長6m、全高2,3m。
隊長格の男が、その身体を自ら変貌させる生体兵器。
その姿は、白い人面と蜂のような針を有した、蜘蛛に酷似した巨大な異形であり、
背には戦車のような魔力砲を一門装備、白黒縞模様に塗装された金属外殻で全身を覆っている。
噴き出す血は、何故か人に在らざる漆黒のもの。
エネルギーの補給と称して、同じ機関員を“捕食”していたり、
生み出した『卵』から無数の白い人面子蜘蛛を放ったりと、あまり見た目によろしくない戦い方をする。
ライシュッツに水銀入りの弾丸を撃ち込まれた際、体組織が暴走したかのような状態に陥った。
次々と身体の見た目が移り変わり、最終的には、内部に紅いコアを孕んだ不定形の黒い塊となった。
結果、ダッソーによる炎球により体内から焼かれ、ウェインの断空にコアを破壊されて、消滅。
尚、コアが破壊された際、内部から小さなメモリーチップが出現していたが──
それもライシュッツによって撃ち抜かれ、中のデータが明らかになる事はなかった。
*&font(#8f2e14,i){──VILDA VOLDE}
『ヴィルダ・ヴォルデ』とは、[[カノッサ機関>カノッサ機関所属]]に所属していた特殊部隊の一つ。
所属支部を持たず、各地に小さな拠点を作って転々とする流浪の装甲戦闘集団だった。
正式名称は、カノッサ特殊機甲大隊≪大狽≫第一中隊第二強襲小隊『ヴィルダ・ヴォルデ -Vilda Volde-』。
2010/11/14[[火の国]][[ブレイザーシティ]]近辺での活動が最初の表舞台。
2011/08/20には[[夜の国]]にて支部防衛線に加わったが、その戦闘で元帥が討たれて完全に壊滅した。
***構成員
&sizex(5){&bold(){◆}&font(#460e44){元帥 ── モーゼフ・ラドベルグ}}
#openclose(show=プロフィール){{
≪大狽≫の元帥。肥満体の脂ぎった中年男、といった風情。「エフッエフッ」と笑う。
後ろに流した黒い髪と橙色の瞳を持ち、白地に金糸刺繍の入った軍服を着ている。
足が悪いのか、卵の殻を半分に切ったようなカプセル型の車椅子に常に搭乗していた。
その不健康な見た目に重ねるように、性格も醜悪なものだった。
金と地位に何よりも執着し、議員やナンバーズを自身が取り入るための駒としか考えていなかった。
嗜虐的な性向の持ち主で、[[黒野 カンナ>黒野 カンナ]]を捕らえた際には、あるナンバーズの命令も無視して執拗な虐待をし続けた。
(結局その後、[[そのナンバーズの少女>魔斬 香月≪No.41≫]]から強烈な蹴りを顔面にもらうことになるのだが)&s(){&sizex(2){我々の業界ではご褒美です}}
夜の国における支部防衛線において、エルフェス、貴宝院 神衣と直接交戦するも、敗北して爆死する。
}}
&sizex(5){&bold(){◆}&font(#006e54){『風闇の忍び手』── ジャスパー・カフカ・ランドウェル}}
#openclose(show=プロフィール){{
『暗攻特機隊』という特殊部隊の一人。
緑色の髪と瞳を持つ小柄な男で、後述のコランダムとコンビを組んで行動する。
お調子者を地で行くタイプで、普段はおどけた調子で下っ端の部隊に紛れているが
その正体は、暗殺・隠密行動に長けた精鋭の能力者。
裏の殺し屋[[紅閻寺 レン]]と遭遇した際には、彼女にその鋭い殺気を見抜かれた。
所有する異能は、『風』と『影』を操る力。
風の刃を飛ばしたり、『影』を立体化させて自身の分身とする能力が確認された。
[[ブレイザーシティ]]での戦いでは、コランダムと共に出撃し
[[レン>紅閻寺 レン]]、[[夢幻 檸檬]]、[[ウシロマトイ]]、[[サージ>綿木 綾音]]の四人と戦うも、敗北。
≪大狽≫が壊滅したその後──
本スレでは語られていないが、寄る辺のないコランダムと共に流浪の旅に出た。
}}
&sizex(5){&bold(){◆}&font(#8f2e14){『岩焔の忍び手』── コランダム・カフカ・ランドウェル}}
#openclose(show=プロフィール){{
同じく『暗攻特機隊』の一人。
チビのジャスパーとは対照的に、こちらはビヤ樽のような大柄の体躯を持つ。
普段は寡黙で、ジャスパーの言うことに「ウス」とか「オス」とか相槌を打つ程度しか喋らない。
そのずんぐりとした体型も相まって、よくノロマだとかグズだとか言われてしまうタイプだが、
この特殊部隊で今までやってこられたところを見ると、ジャスパーと同じくそれなりの実力はあるようである。
所有する異能は、『岩』と『炎』を操る力。
地面から火柱を噴出させたり、全身に岩を纏って転がりながら突進する、という戦い方を見せた。
ちなみに、彼はジャスパーのことを『兄者』と呼ぶ。
彼らが同じ姓を持っているところから、二人は兄弟、もしくはそれに近いものだったと思われる。
}}
&sizex(5){&bold(){◆}&font(#e6b422){『スポークスマン』── 金之助・タナカ=フィリップスJr.}}
#openclose(show=プロフィール){{
ノーナンバーの雇われ機関員。
七三に分けた黒髪に、四角い眼鏡をかけたスーツ姿の男である。
常ににこやかで折り目正しく、まるでサラリーマンの標本とでも言った風情。
賃金さえもらえれば赤子のお守りから暗殺まで何でもこなすような、裏のビジネスマンであり
黒野カンナを拉致したのも、彼が主犯となって行ったものと見られている。
[[緋山 銀之助]]という男と顔立ちが非常に酷似している。
ただ、二人が一体どのような関係であるのかは、未だ知れていない。
少なくとも、彼と同一人物ではないことだけは確かなようだ。
≪大狽≫の壊滅後は、契約終了という形で機関から脱退、無所属の身になった。
⇒[[個別ページ>金之助・タナカ=フィリップスJr]]
}}
&sizex(5){&bold(){◆}その他}
・&bold(){名も無き部隊長}&br()後述の『ファスマ』を初めて実戦で運用した人物。&br()カタブツだったが、忠誠心は高く仕事には熱心だった。享年41歳(推定)。&br()&br()
・&bold(){その他戦闘員たち}&br()ガスマスクじみた覆面に、鎧のような装甲服を着て重火器を振るうタフガイたち。&br()例によって能力者に吹き飛ばされたり、隊長に食べられたりと散々な目に合っていた。
**生体&color(#c9171e){魔}導兵器ファスマ&italic(){ -Phasma-}
全長6m、全高2,3m。
機械と生物が融合したような生体魔導兵器。
その姿は、白い人面と蜂のような針を有した、蜘蛛に酷似した巨大な異形。
背には戦車のような魔力砲を一門装備し、白黒縞模様に塗装された金属外殻で全身を覆っている。
噴き出す血は、何故か人に在らざる漆黒のもの。
エネルギーの補給と称して同じ機関員を“捕食”していたり、
生み出した『卵』から無数の白い人面子蜘蛛を放ったりと、あまり見た目によろしくない戦い方をする。
兵器と銘打つだけあって防御力、火力共に高いレベルにあるが、敵味方の区別ができないという欠点を持つ。
&font(#c9171e,b){──戦歴}
&bold(){第1ROUND 火の国市街地にて [2010/11/14]}
VS [[ライシュッツ]]&[[ダッソー>オーガギュネイ=トリットヘルム]]&[[ウェイン]]
&bold(){⇒}暴走ののち爆発
&bold(){第2ROUND 火の国市街地にて [2010/12/10]}
VS [[島津 綾菊]]&[[穂躑躅 輝夜]]&[[ウシロマトイ]]&[[四季坂 静哉]]
&bold(){⇒}爆散
&bold(){第3ROUND ブレイザーシティにて [2010/12/18]}
VS [[レン>紅閻寺 レン]]、[[夢幻 檸檬]]、[[ウシロマトイ]]、[[サージ>綿木 綾音]]
&bold(){⇒}爆(ry
***元帥専用機 『ファスマ-&color(#c9171e){X}』
元帥のモーゼフ専用にカスタマイズされた魔導兵器。
通常のファスマをベースとしているが、砲台の代わりにカマキリのような上半身が付いた。
腹部の辺りには、半透明の大きな黒いカプセルが埋め込まれており、そこがコクピットになっている。
通常のファスマと異なる点は、向上した戦闘力(モーゼフ曰く『能力者10人以上に相当する出力』)でもあるが
何より特筆すべきなのは、強力な『念動力(サイコキネシス)』を備えているという点だ。
辺りに転げている大量の機材を念力で操り、隕石群のように飛ばすなどの使い方で相手を苦しめた。
しかし、この力は背部の巨大な翅を震わせている間しか行使することができない。
そこを相手に見破られ、翅を攻撃されたために、モーゼフの猛攻は長続きせず──敗北へといたる。
──『能力者10人以上に相当する』パワー、と彼は言った。
確かに、10の力を10個並べれば、100という力になるだろうが
しかし、10と10を互いに掛け合わせてもまた100になる──というだけの簡単な理屈に彼は気づけなかった。
連携しあう能力者は強い、というごくありふれた事実の前に彼は敗亡したのだ。