依神 聖輪

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依神 聖輪」を以下のとおり復元します。
*『私の名前は依神 聖輪。自らを取り巻く、全ての心あるニンゲンさんの幸福を願う者……だよっ。』

【名前】
依神 聖輪 (よりかみ しょうりん)

【容姿】

【緑青色の髪の毛の一部を、二つのお団子のように頭の上で纏めた、空洞を思わせるほど真っ黒な瞳と幼い姿を持ち、東洋系の顔立ちの少女】
【頭には金で出来た冠を被り、体には古代中国、あるいは古墳時代風の、青を基調とし、絹で出来た丈の長い服を纏い】
【足には装飾が多く華美なデザインではあるものの、異様に古ぼけた青銅のサンダルを履いている】
【……その姿を、一言で片づけてしまうなら“時代錯誤”と言ったところか】

#region(【依神 聖輪…その存在】)
不思議な少女型の何か。その正体は、下級精霊が&bold(){“依り憑いた”}土人形―――所謂&bold(){ハニワ}が擬態したものである。
カラダの感触は焼き物のように…というか、焼き物ソノモノなのでザラついていて、血も流れなければ内臓も無く、損傷時には代わりに&bold(){魔力が流出し命を削る}。
本来は、無生物何にでも憑き、何をするでもなく去っていく、希薄で弱い存在だったのが、偶然に&bold(){人間の信仰の対象となっていた物体}(ただし、ハニワではない)に憑いてしまい
彼らの祈りから来る、強い精神波に当てられた結果、&bold(){強い魔力と明確な自意識}を得て“ヨリカミさま”と呼ばれ始めたのが、そのハジマリ。
それから、彼らの孫の曾孫の世代の或る時、人間の職人に作ってもらったハニワに憑いてからは、完全に定着。&bold(){その存在を根底から揺るがすほどの“何か”}が無ければ離れなくなった。

では、その“何か”は一体?と聞かれれば、答えは、人間で言う&bold(){“致命的なダメージ”}なのである。
具体的には、聖輪のハニワとしてのカラダが視認できない程にまで&bold(){粉砕された時}と、彼女の中の&bold(){魔力の全てが失われてしまった時}が、“致命的”。
なお、聖輪は、防御力は一般人と底まで大きな差が無いものの、魔力を消費して&bold(){自分の体を再構成する}、という特殊な技を持っているが
&bold(){消費量は体の欠損率と修復スピードに比例して加速的に増していくため}、戦闘中に行うのは“そうしなければほぼ確実に自分自身が消滅するか、それに等しい目に遭う”状況に限られ
&bold(){闘いを“有利”に導くためのアドバンテージ}には、考え得る殆どの状況で&bold(){成りえないだろう}。何せ、魔力を削られればそれだけ死が近づくのだから。
感覚としても、“ダメージが回復した”というモノは得られず、魔力を修復に使えば使うだけ苦しくなっていくようだ。

つい最近、現代に蘇るまで“眠っている”という感覚を抱きながら活動を停止していたようだが、その理由も復活した意味も、今はまだ知れず―――

#endregion

【人物】
その表層を簡単に説明すれば、&bold(){気持ち悪い程に、本人いわく“心あるニンゲンさん”に対して献身的なヤツ}。
相手が自分に相談してきた場合には、優しく、親身で、常に&bold(){自らの想う全力を尽くし}、その解決に当たる。
かといって強引な訳でもなく、孤独を愛する人間には孤独を与え、喧騒を愛する人間には喧騒を与えたいと考え&bold(){“人をよく見る”}ことをモットーにしているようだ。

一方で、理由が見えずに非人道的な行為を行う者や、&bold(){救いようが無いと}判断した相手には恐ろしいまでに&bold(){冷淡な一面}を見せ、
人間でなければ人間であった経験も無い相手に対しては関心が薄いところもあり、対等な関係を望みながらもうっすらと&bold(){“上から目線”}の影が見える人物、と言う解釈もできそうだ。
また、精神的にとてもタフという訳ではなく、特に不特定多数の人間の犠牲を強いられると弱気に成りがち。

逆説的に言えば、救いたいと思うか、或いは何かしらの納得しうる理由があると考えれば、世間一般から見た&bold(){“悪人”にまで優しさを適応することがある}。
その最たる例は、現代に出現してからすぐに出会った、自称「至って普通なただの殺人鬼」、聖輪曰く「哀しい人」の[[天ヶ谷 命>http://www31.atwiki.jp/nouryoku/pages/1282.html]]に対する対応であり
彼が人を殺さないでもいいように、&bold(){自分のカラダを斬らせて}満足して貰おうとしたが、結局は失敗に終わっている。でもめげない。

現代で一番仲がいい(と思っている人間)は[[この人>http://www31.atwiki.jp/nouryoku/pages/1324.html]]で、たまにコーヒーハウスに行ってはその姿を探しているとか。
どうやって消化しているのかは不明。いつか明かされるかもしれない。

【能力】
≪精霊術≫
増幅された精霊としての能力によって、魔力を消費して&bold(){地表及び地下5Mほどまでの浅い地中を操作、さまざまな効果を齎す術}。
現時点で使用しているのは、&bold(){大地を壁のように盛り上げて}攻撃や防御に使う技と、盛り上げた大地を武人型の“ハニワ”の姿に構成しなおし、&bold(){鋭い石つぶてで攻撃を行わせる}技。
一部を除いて発動までにタイムラグがあるが、&bold(){聖輪から独立して攻撃できる}という大きな利点を持つ。構成物の耐久力は、&bold(){全体としてそこまで高く無いか低いようだ}。

(後日、スレでの情報量が増えてから正式にまとめられるでしょう)

【武器】
≪オオガネサマ≫
聖輪が念じると出現する、長さは1Mほど、重さは35kgぐらいの銅鐸の頂点に、長い持ち手がついたような武器。
聖輪の魔力を水の力に変換し、種々の技を放出するほか、振りは遅いが魔力と相性が良く、攻撃力も高い鈍器としても利用できる。
これを武器として振り回していることから、聖輪の腕力は&bold(){常人の遙かに上を往く} と思われる。

#region(【ハニワ精霊ゲンダイ史】)

ゲンダイに復活したのは、あまりにも唐突。其の日に出会ったシルヴァーグさんに、色々と現代に関して教えてもらった。
アドバイスに従い、図書館で、色々な知識を得たぞ。現代人の生活やその在り方、主要な思想と言うのを理屈的には理解できたようだ。
なお、かつて聖輪がいた国は「ニギホノクニ」という小国家だったらしい。

その一日後、[[ミコト アマガヤ>http://www31.atwiki.jp/nouryoku/pages/1282.html]]という殺人者に遭遇。殺すか四肢をもぎ取るつもりだったが
彼の放つ独特の“哀しさ”に圧倒されてしまい、有ろうことか自分の体を切断させ刹那の満足を味わってもらい、逃がす、という行動に。
目の前しか見えていないのが、この娘の弱点なのかもしれない。

次にゲンダイの世界で出会った人物は、[[サージ>http://www31.atwiki.jp/nouryoku/pages/1324.html]]と名乗る自称呪術師。家屋解体という見慣れない風景の中にいた彼女に興味を持った。
自分と言う存在と、時代の流れに付いて語り合うことになり、最終的にはお互いに“人助けの情報交換”という約束をしたり。
彼女は青銅が大好きなようで、自分自身も製品を見に付けている上に、聖輪のサンダルを捥ぎ取ったりした。
今のところ、一番好きなゲンダイのニンゲンさん、ということになっている。

不思議な生き物、ネコサバトに夜の街で轢かれるが、ギャグ補正ですんなりとボディを修復。
途中で重苦しい話題になったり、カオスが起きたりしたけど楽しかった、らしい。

路地裏で出会った、[[プーシュカ>http://www31.atwiki.jp/nouryoku/pages/1633.html]]と[[ルーチカ>http://www31.atwiki.jp/nouryoku/pages/1580.html]]による殺人(と思ってたけどギリギリ未遂だった)事件を通りすがりの少女[[シズク>http://www31.atwiki.jp/nouryoku/pages/1087.html]]と協力して止めようとした。
人々を救うことには成功したものの、シズクには自分のせいで大きなケガを負わせてしまい、敵の片方は複雑な事情を背負い、片方は外道だが人質のせいでトドメを刺せず、
と、明るいとは言えない結果・精神状態。思わず、うっすらと魔力が固まった涙が零れた……なお、シズクは病院まで連れて行くことにしました。

#endregion

【どうでもいいこと?】
ハニワボディと装束の老朽化は、魔力で体を直すのと同じ原理で定期的に修正されていたり。
精霊としての寿命は無く、殺されるか死にたいと思わない限りは消えないらしい。なので、きっといつか殺されちゃう。
実は、「“書物”に該当するモノを読むと、その内容に暗号的な含みか魔術的な防御が施されてない限り、内容が頭の中に流れ込んでくる」
という便利な特技を持っている。理解出来るかどうかは別だが、大体はわかる……ただし、魔術所の解読とかは苦手みたい。
胸はBカップ。ただし揉んでも気持ち良く無いと思う。

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