#center(){&bold(){&sizex(6){&font(#990099){此処は、あらゆる書物を揃える城}}}} #center(){&bold(){&sizex(6){&font(#990099){貴方の求めるものも、きっと此処に}}}} 子子子子堂古書店は、〝場所不定〟の書店であり、ある日は路地裏、ある日は公園の真ん中に、〝扉〟を開く。 扉を潜れば、所狭しと本が積み重なる本の世界が待っているだろう。 置いている本は、ノンジャンル極まりない物、魔道書から遥か昔の時代の艶本まで有る。 一つだけ、この店にあるルールは、〝一度の来店では一冊しか本が買えない事〟である。 店主は[[子子子子 子墨]]という女性。 客が来れば嬉々として話しかけてくる筈である。 妙に居心地の良い店が、キミを待っている事だろう。 ちなみに、飼猫ではないが、野良猫の[[ノラ]]が入り浸っている。 機嫌がいい時はこのネコが紅茶とかを淹れてお出迎えしえくれるかも知れない。 尚、またたびは禁止、店主が怒る。またたびをあげるときは店の外でお願いしたい。 店は一日一度、時間帯はランダムでその入口を転移させるようだ。 移動前には、ぼーん、ぼーん、ぼーん、という鐘の音が三度響き、しばらくして転移する。 店自体の場所は、時空の裂け目の様なところにあるようで、〝扉〟以外で侵入をするのは難しいだろう。 #openclose(show=店内の描写){ 【一つの、図書館と呼んで良いスペースを誇る、そんな場所が扉の奥には広がっている】 【窓が一つとして無く、広大な空間を埋め尽くすように、数万では聞かない数の本が山となって積み上げられていて】 【だが、本には一つとして保存状態の悪いものがない事が、分かるかもしれなかった】 【本のジャンルは、エロ本から古代の魔術書まで千差万別、混沌とした品揃えとなっていて】 【本の山の奥には、こじんまりとしたカウンターが、見えるはずである】 【カウンターの上には、細々とした雑貨や、紅茶のポット等が置いてあり、生活館を感じさせるだろう】 【因みに、店内には複数の指向性のある魔力が常に渦巻いているのが分かるかもしれない】 【微弱な治癒魔術と、空気清浄の魔法及び、清掃魔法が常にこの広大な空間全てに掛けられている】 【まるで、病人の為のように調整された空間である、と感じられるかもしれなかった】 }