吟雪

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&ref(chart.jpg,,right,,title=高い機動力と近接の技量から生まれる、一瞬の火力が長所。スタミナはそこそこに有るが、生身の耐久力はやや不安が残る。魔術は得意とまでは言わないが扱え、耐性自体も並み程度。全体的に見て、十分な能力と言える。)
《最強》は、合理主義とは対極の位置に有りそうな物だからね
何時襲われるか分からないから先に仕留める。楽だけど、それが《最強》?
自分が何時襲われるか始終ビクビクしてて、それが《最強》?
私は、それを認めたくない。絶対に

それは、弱い獣の生き方だよ
そんなものが、《最強》で良い筈が無い


|>|簡略紹介|
|名前|吟雪(ぎんせつ)|
|種族|人狼|
|所属|[[Justice]]|
|~|[[魔術協会]]《新呪文開発班》|
|身長|158cm(第三世界2010年5月8日時点)|
|体重|42kg(上に同じ)|
|誕生日|第三世界の1995年2月7日|
|好きな食べ物|風の国のワイバーンを最高の火力で仕上げたレアステーキ&br()(塩と胡椒だけの味付け)|
|嫌いな食べ物|野菜|
|料理の腕前|料理という概念をつい最近まで持たなかったのでお察し下さい|
|地味な特技|片足立ち、某人のモノマネ|
|趣味|狩り、読書、いじめ|
|職歴|無し|
|収入源|路地裏の死体の懐|


#contents()


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*個体

  肉ならほぼ何でも食べる人狼の少女。
  灰色の瞳に灰色の髪を持ち、半袖のシャツにジーンズというシンプルな服装。
  最近は黒のファーフードのトレンチコートに灰色のニットの帽子、更にサングラスを身に付けている。
  その彩度の低い容姿は、彼女の周囲だけがモノクロに染まったかのような錯覚すら起こさせる。
  両腕には古龍ディルガの鱗から作られた「古赤龍の籠手」が、両手の人差し指には魔力石の指輪が装備されている。

  [[瑠雪 晃]]の指導により水の魔術を習得、それ以降、独学で魔術を学び続けている。
  好奇心と知識欲が強く、魔術書の類を特に好んで読む。夜間に図書館に忍び込み、閉架図書の棚を漁る事も。
  また、戦闘技術を磨く事その物も好んでおり、我流の体術も身に付けている。
  詰まる所、新しく何かを身につけるのが好きなようだ。

  思考パターンには野生動物のそれが混ざり、死体で有れば人でも喰う。
  善悪の判断基準は獣に近く、人の道理は彼女に通らない。
  独占欲や執着心が強い性格であり、本人も多分にそれを自覚している。
  新大陸で行動を共にした[[知り合い>ヴェルチェリ]]とは違い、即興での戦術構築に長けている。


  過去の戦闘、もしくは一方的な攻撃を受けた事による無数の傷が体に残されている。
  特に大きな物としては、左鎖骨から右脇腹までの袈裟掛けの刀傷、左肩に残る焼けついた銃創と大きな爪の刺し傷、背中から上腕部に掛けての火傷の痕。
  細かい切り傷や刺し傷、銃創は数える事が難しく、刺し傷や銃創は腹から背中へと突きぬけている物も多い。

  全くどうでも良いが、両刀の悪癖をもはや公言。こうなった理由の一端が[[元保護者>島津 綾菊]]に有るかは定かでは無い。
  首絞め癖がこの[[犬>セタ]]のお陰で芽生えて、[[シオン]]によって完全覚醒。お前は一体何処へ行く。
  然しながら、攻撃に特化し過ぎたが為、抱きしめられるなどの「守り」に入ると、強がりの化けの皮があっさりと剥がされる事に。

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*能力


≪水鏡≫

  『不完全に望みを叶える形で』精神状態を変化させる。身体能力や魔力なども、それに伴い上昇する。
  発動は任意、発動中は瞳の色が変化する。「強い渇望」を鍵に新たな力を得る、応用の幅は無いが成長の幅の広い能力である。


**≪水鏡≫の現状

赤:嗜虐性、残酷さなどが高まり、相手を殺す事への躊躇いが更に薄くなる。
  魔力を僅かながら上昇させる効果も併せ持ち、『魔弾・エレナの聖釘』などの中遠距離対応技を多用する。
  [[マリア・ブラッドレイ]]との邂逅により、目の赤が増した。
  オリジナルには程遠いが、マリアの“トランス”を模倣、彼女の戦闘体系を不完全ながら再現した。
  元々の戦闘スタイルが近い事以外にも、可能にした理由は多々有るが…

銀:好戦性、闘争心など、戦いを求める感情が強くなる。
  魔力、身体能力ともに増し、総合的な戦闘力がかなり高くなる。
  人狼としての力と魔術を組み合わせることにより、狼としての特徴を色濃く残した形体に変化が可能。

黒:何を足しても変わる事の無い黒。あらゆる感情を消去してしまう。
  能力の上昇は見られないが、感情を持たぬ者の強さは推して知るべし。
  感情への強い拒絶により、両目の変色が可能となった。

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*戦闘スタイル

  高い身体能力、特に脚力を生かした高速接近戦闘、もしくは魔術と体術を併用しての近~中距離戦闘を得意とする。
  体術は、拳法や古武道、ボクシングなど、様々な格闘技を混ぜたような奇妙な物になっている。
  魔術で得意とするのは水属性と無属性。彼女自身はこの二つの魔力しか扱えない。

  接近、特に密着した状態から放つ事の出来る技を複数持ち、相手の懐に飛び込めれば瞬間的な火力は高い。
  内臓に直接衝撃を加える掌底重ね当て『鎧大筒』や、それに魔術を組み合わせて動きを止める『雷体術「双雷大筒」』、
  相手に手の甲を触れさせ、杭を打ち込むようにもう片手で押し込む『崩甲冑』と、体重の軽さをカバーする技は豊富。
  電流を関節部周囲の筋肉に流し強制的に伸縮させてのカウンター『雷拳術「雷神交叉」』は、威力、速度、命中率、何れも高水準。

詳細は[[此方>戦闘体系『拳魔併用対生物殺傷術』:吟雪]]を参照。

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*魔術体系
[[このページ>魔術体系『灰色四元術方』:吟雪]]を参照の事。

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*所持品

-浴衣(青)&帯(白)          [[ジンジャー・ユースロット]]の店にて購入。
-『調教のススメ~女王様への道~』  [[サバト]]に貰った本。正直扱いに困っていた。
-『水ノ魔術ノススメ(補助編)』   オカルトショップ氷水にて購入。読んで字の如くの魔術書。
-宝石の欠片             [[キルベルク>キルベルク・シルバーソード]]に渡された物。≪黎明の宝玉≫の魔力を浸透させた宝石。念じる事により≪黎明の宝玉≫が反応する。
-聖ユダのメダイのペンダント     マリア・ブラッドレイに渡された物。彼女と「一対の翼になる」証。『平行制御術式』の核として用いられる。

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*過去

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  人間の手により両親を失い故郷を追われ、自らも瀕死の重傷を負いながら聖都周辺まで逃げ延びたという過去を持つ。
  そのため、人間への不信感と武器への恐怖心を持ち、特に争いの場以外で武器を向けられる事を酷く嫌う。
  また、その時の恐怖が悪夢として襲って来る事も有り、一時期は眠る事自体を拒絶すらしていた。
  だが、悪夢、人間への不信感、武器への恐怖心は、他者との係わりの中で薄れ、段々と消えて来てもいた。

  しかし、自分はその誰の「一番」でもないと、ふと考える。
  自分が何より必要とされる場所はどこか、思考の行きついた先は『戦争』である。
  強さが絶対の基準となる世界なら、平和な現状よりは自分は必要とされるだろうと考えたからだ。

  偶然遭遇した[[キルベルク>キルベルク・シルバーソード]]と言葉を交わし、全てを巻き込む『戦争』を要求。
  テストに合格、[[≪ネル・ナハト≫]]の副官に就任する。
  聖都襲撃に参戦、[[ルカス・トゥアティ]]、[[マリア・ブラッドレイ]]を≪ネル・ナハト≫に加入させるなど、積極的に行動する。
  脱退した[[元副官>ベリルハーツ・ミャオマオ]]と[[≪ダルク≫>"Dawn Dream-D'ammerung"≪ダルク≫]]=[[イルゾル>イルゾル・ビッグスター]]両名との交戦も経験している。

  キルベルクと[[エリーズ]]の戦闘を目撃、キルベルクと言葉を交わす事により、戦闘への認識に変化が生じる。
  この時から、生存の為の手段で有った戦闘が、吟雪の中で位置付けを変え始めた様子。
  キルベルクの「人間としての弱さ」を見せられ、心境にもう一つの変化が生じる。
  そして、キルベルクを「ひきつぐ」と約束する。

  『ビクマール砦攻防戦』、薬の力を借りて体を一時的に成長させ、五年先の姿を手に入れる。
  自分は子供と見られる年齢、子供でなければ、或いは正面から見て貰えるのか、と。
  そして、[[刹那]]と対峙、攻撃と感情の二つを叩きつける。

  これ以降、暫くは≪ネル・ナハト≫の作戦行動に参加していなかった。

  『プレシール通り攻防戦』、これにも参加はしていなかった、が。
  自分と対を成す存在として≪ネル・ナハト≫に加入していた[[マリア・ブラッドレイ]]が戦死、それを知る事となる。
  後日、その弔いとして暫くぶりに姿を現し、戦闘を行った。

  そして。

  ≪ネル・ナハト≫に死に場所を見いだせず、討ち取った[[レティシア>レティシア・ヴラド・ランサレージュ]]の羽根帽子と手紙を置いて去る。
  目的は不明。だが、手紙にはこう書いてあった。

  「だけど、〝引き継ぐ〟のは。その約束は、忘れてない」

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-過去その2

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  ベリルハーツ・ミャオマオと遭遇。二度目の戦闘の後、いかなる理由かその小屋に居候する。
  以降、其処を拠点とし、対機関の路線を元に行動。
  ルカスや[[石動らぶみ]]などから情報を集めている。
  らぶみには、自分を[[対機関連合]]に紹介させたり、脅迫したり、魔術を指導したり、中々に係わりが多い。

  暫くは、ひたすらに戦闘を繰り返すばかりの日常を送っていたが、新大陸に調査船団が送られると聞きつける。
  過去に参加した第一回調査船団から実に十ヵ月が経過していたが、[[ウェイン>ウェイン【元箱庭メンバー:『断空』】]]との邂逅の後、参加を決意。
  参加者の能力の把握と、それらの用途の提案。前回同様、己の力よりは他者の力を活用する事に集中。
  船上においては視力と嗅覚を用いて哨戒員を、嵐が船を襲った際は、その対策の為に指揮を執った。

  古赤龍ディルガが死亡し、それに激昂。冷静さを欠いた二日目は、指揮系統に係わる事は無かった。
  ディルガの弟ルカードに対して感情のままに要領を得ない言葉をぶつける。
  理不尽なルカードへ怒りの根幹は「新大陸と古龍は変わっていないだろう」という、勝手で悲しい予断だった。
  だが、新大陸を変えてしまった黒龍への敵愾心と自分達の大陸への愛着、[[イルゾル>イルゾル・ビッグスター]]の魂の叫びにより、


&size(18){&bold(){「―――≪人間≫を舐めるな、新大陸」}}


  多くの能力者達と肩を並べ、黒龍と戦闘。これを撃破する事に成功し、帰還。

  森で[[織守]]を発見。ファーストコンタクトでは攻撃を仕掛けたものの、そのあとはそれなりには打ち解ける。
  自分の身分を伝え、本音を隠さず。交渉術とも呼べない愚直な手段で、信頼を得ようとする。
  本拠地の問題を共に考え、互いの電話番号を交換し、別れた。

  [[Justice]]立ち上げの会合に参加、己の力を振るう事を明言。
  自分の見て来た、優秀かつ有用と思われる能力者の名前を挙げた。

  以降、Tricksterに加入したり、スカウトの権限を得たり、魔術協会に通って術式を組んだり、色々と地味に動いている。
  元保護者から移った悪癖は、[[シオン]]との係わりの中でおかしな方向に開花した。

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-近況

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  森で酒を飲んでいた所、シオンに遭遇。二人で酔っ払った結果、色々と危険な事に。
  だがそれでも、伝えたい事は伝えた。長く生きたい、とも零した。
  本人としては、これ以上無く満足の行く邂逅だったと思っていたのだが。

  後日、魔術協会の敷地内で[[無道 武美]]に遭遇した時、彼女とシオンの〝婚約〟の事実を聞かされる。
  自分が知らされていなかった事に嫉妬混じりに腹を立て、「二人とも自分の物にする」と無茶な結論を出した。までは良い。
  問題はと言えば、武美が予想以上にアレな方向への進化速度が早かった事。すんなり受け入れられて、寧ろ当惑。
  結局、ペースを握れないままに終わる。

  その後なんやかや有ったのか、魔術協会に編入。
  《新呪文開発班》に加わって、何かを進めるつもりらしい。

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*関連するかも知れない情報(更新順)

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