**「正直びっくり、凄くびっくり、びっくり通り越してどっきりの領域ですね」 ――ベリルハーツ・ミャオマオ ネコミミ型の朱色の帽子に大きな三日月型の飾りをつけて、外ハネ金髪、白いストールを巻いた少女。 また、その瞳はまるで宝石のような深い紫色をしている。 愛称は『ベリル』であり、『~ですね』という言葉を多用する。 基本的に敬語で礼儀正しいっぽいが、罵るときはガンガン罵ったりする。 なお『苗字がネコっぽいのと帽子に関係は無いですね。この件に触れたらガチでブン殴るですね』らしい。 どうやら公園内にて倒れていた[[イルゾル・ビッグスター]]の第一発見者らしい。 またこれも何かの縁と考え、病院に居る間は彼女がイルゾルの面倒をみている。 といっても、イルゾルはずっと眠ったままの状態なのだが……。 その能力ゆえに、病院を訪れることが多いらしい。 ――能力 様々な『事象』を≪結晶化≫し、操る能力を持つ。 ≪結晶≫は『事象の本質』を有しており、ほとんど『事象』と同じように扱える。 発動条件は『対象に手で触れること』『ベリルハーツの精神が落ち着いていること』。 これを利用すれば、人間の『記憶』なども≪結晶化≫して読むことができる。 ただしその場合は相手の意識が無いのが絶対条件で、それでも8割は失敗する。 また結晶化するのにも多大な時間が必要で、こちらに実用性は殆ど無い。 だが、この能力を使って身元不明の人物の身元を調べたりしているようだ。 ――正体 その正体は[[銀色の剣士≪シルバー・ソード≫]]の配下にして彼の副官ベリルハーツ。 [[≪ネル・ナハト≫]]の3人と行動することは少ないものの、 彼らが解放した[[第74留置施設エリア]]の囚人たちに影ながら司令を下す人物。 [[ブッとんだ>パンデルピエール【ネル・ナハト】]][[ヤツら>コルネッツォ【ネル・ナハト】]]が多いネル・ナハトの中では、 [[この人>フェルナドーレ【ネル・ナハト】]]に継ぐ貴重な常識人。 彼女が銀色の剣士に手を貸す理由は、不明であるが、銀色の剣士には『恩』があるようだ。 ――本当の自分 ふとしたきっかけで[[サバト]]と友達になる。 ベリルにとっては初めての『ともだち』であり、自身の立場と、友人を求める心とで葛藤する。 が、サバトと交流を深めるうちに『本当の自分』に気付き、サバトを心の底から親友だと思う様になる。 しかし、彼女が≪ネル・ナハト≫の副官だという事実は変わらない――。 果たして、彼女はこれからどんな道を歩むのだろうか――。 なお、サバトから『浮遊石』という、魔力を通せば人を1人分浮かせることのできる、 とても貴重な宝石を貰っている。 ついでに、ベリルがサバトを呼ぶ時は、本名である『ルミナ』と呼ぶ。