リーズ・グレイトツリー

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リーズ・グレイトツリー - (2010/02/24 (水) 04:23:36) の編集履歴(バックアップ)


【外見】
焦げ茶色のローブを着た少女。
ローブの丈は、運動に支障がないように、膝までしかない。
栗色のロングヘアは、毛先に近づくほど赤みを帯び、綺麗なグラデーションが掛かっている。
淀んだ水色の瞳を持っていて、顔付きは10代半ば程。身長は165cm前後。

錦木 綾音とそっくりの顔立ち。
違いは髪型と装備が少ないこと。

元の名前は、ツリー。

【性格】
快楽殺人鬼で鎖の亡霊。
厳密には、生命体ではなく、長い年月によって自然発生した意識。
好戦的で、一般人にも容赦無く襲いかかる。
生存の為に血を奪うのではなく、欲求を満たす為に血の雨を降らせる。
存在意義を満たすと言う意味では、生存の為ともいえなくもない。

捻くれた性格で偉そうな口調で話すが、
たまに負けず嫌いで子供っぽい面を出すことがある。
多分、人体ベースの影響。
自身が本体の分身であることも含め、
命の尊厳があまり理解できていないので、
挑発し過ぎると、捨て身特攻してくるかもしれない。

最近、人間味が増して来た気がする。
道案内したり、温泉でのぼせたり、浴衣着たり、でも人は襲う。

【身体機能と戦闘法】
通常時は、人間と同じ肉体を持ち、
表情も、触れた感触も、体温も全く人間と変わらない。
戦闘になった場合のみ、その身体の特殊性が発揮される。
皮膚の下には、肉も骨もなく、
大量の青銅の鎖と杭が絡み合って、人間の形状を保っており、
動力源である血液は、鎖の内部を通って、体内を自由に移動している。
全身が鎖で出来ている為、骨格が存在せず、自在に体を伸縮させることが出来る。

また、出力を上げる際に、赤い鮮血を使用する。
特に、肩に溜めた血液を爆発させ、バズーカ砲を撃つように、腕を伸ばすことが得意だ。
消費した血液は、赤い霧となって、体外に放出される。
根元から順に、多段式に爆発させることで、驚異的な速度を出すことができる。

血の通った鎖が千切れることで、出血し、痛みを感じる。
わざと相手に四肢を切断させ、切断面から自分の血液を吹きかけて、
そのまま爆破しようとすることもある。その場合は、呪われた黒い血液を使用する。

赤い鮮血は、体の内部で、
黒い血液は、体の外部で爆発するようだ。
炸裂弾を使用する場合には、あまり関係ない。

普段は、人間で言う心臓の辺りに血液を保管している。
血の結晶、握りこぶし二つ分の大きさの赤い宝石のように見える。
大量に血液を移動させるときは、その部分からポンプのような音がする。
体内の血液を使い切ると消滅を向かえ、本体の在る場所へ送還される。

【能力】
unkown

【メインウェポン】
青銅の杭(長さ35cm、太さは、手で握れるくらい)
血液

【所持品】
金の国で戦った誰かの左腕

【血の結晶について】
リーズの擬似生命活動を可能にしている最も大切な部品。
何故、これがその機能を果たすのかは、まだ不明。
握りこぶし二つ分の大きさ、粗く削ったハート型で真紅の宝石のように見える。
硬く、スベスベとしているが、濃縮された血液で出来ている為、高熱で溶かすことができる。
溶解させて得た血液を、武器や鎧、衣服、道具に塗ることで、呪われた装備を生み出せる。
装備効果は、『外せなくなる』『締め付けられる』等、清々しい位に呪われている。
他にも効果があるかもしれないが、リーズの知るところではない。

雑多な血液を混合させ結晶化しているため、衛生上、生物に輸血する事は、とても危険であると付け加えておく。