《義手〝Tiwaz Ⅲ〟》変化された肉体に最適化された義手。
左腕の義手。
細身でありパッと見では生身の腕とは違いが見られない腕。
大幅に軽量化もされて、高速での格闘戦に対応するように、関節部と拳部分のみ装甲が厚い。
他の部分の装甲は薄いため、強度はそれほど高いという訳ではない。
内蔵機構に、ガートルッド=エリッド《№91》の開発した理論を使用しており、
その内部には本来の動作には使用しない電子回路とプログラムが内蔵されている。
それにより、電力による魔術行使を可能としているが、使用術式は三つ。
高い強度(自分の体重を掛けた上で巻き取れる)程度の強度を持つ糸の生成。
それと、腕から爆風を放つ機能であり、爆風は肘からも放つことが出来る。
及び、谷山の異能の増幅であり、腕を介して異能を使用すればその効果がある程度増幅される。
素材:IXM_666とFLY_002の合金(混合比7:3)、培養皮膚、電子部品各種
種別:特殊筋電義手
用途:日常~戦闘
握力:40kg
重量:3,6kg
《義眼〝ADA〟》
暗視機能と録画機能を持つ。
視力は大体5.0位で、谷山の脳の処理速度に合わせている為、生身より具合が良い。
色は左目と同じ銀色だが、谷山の能力に呼応して蛍光色の光を放つ。
その際には義眼に無数の真紅の線が放射状に浮かぶ。此れは、科学による魔術陣の試験機能だ。
科学だけでなく、魔術的機能を盛り込むことにより、低消費で高安定の機能を得る事に成功した。
《Kvasir》
一つの道具ではなく、道具一式のセット名称。
- エルゴノミクスデザインのナイフ×1
- ロープ
- 応急処置セット
- 日々飲まなければならない薬
- 糖分タブレット
- ペンライト
他にも、多数の装備を持っており、文房具等の小物も武器とする。
- コンタクトレンズ型デジタルカメラ
- 鼓膜接続型マイク
- 精神安定剤
等々