*「───昔の人は、言いました」 ---- &bold(){今路 説夢} &italic(){IMAJI Setsumu }(Pen Name) 少女の域を出ない年齢。ペンネーム。 茶髪で、後ろ髪は背中に掛かる程度に長く、前髪は眉より下で切り揃えられている。 その下で開かれている色素の薄い瞳が特徴的。 服装は基本的に白のシャツの上に橙色のベスト、やや短めの紺色のスカートを着用している。 また、ヘッドバンド部分が細く、エッジの効いたデザインの[黄色いヘッドフォン]をアクセサリ感覚で愛用。市販されている物ではなく割と高性能らしいが、入手経路は不明。 良くも悪くも自分の信じた道のみを邁進する。 妄想が激しく、彼女の頭の中では現実と平行して何重もの世界が展開されており、それらが頻繁に交錯するため精神的に不安定な面がある。しかし平常時は“理想の自分”を演じているので、無気力な性格が出ていることが多いよう。 口調もそれに合わせ不自然なまでにコロコロと変わるが、天然キャラが最近のお気に入り。 能力の発動によっても言動は大きく左右されるらしい。しかしその間は一定のキャラクタを演じ続けるため、或る意味では発動中の方が安定しているとも言える。 他人を固有名詞で呼ばない。 自称「ストーリーテラー」。 オハナシが好き。物語の中の出来事と現実とを取り違えていたりするかもしれない。 しかし偶に現実主義的な言動も見られるため、それは故意的なことなのかもしれない。不明。 総括すると“電波”。 ---- ***能力 &bold(){・『唯我夢中』} 「なりたいモノには、大体なれるの……でも、なりたくないものには、なれない」 夢の中では、例え其処にどれだけの登場人物が存在していたとしても、結局の所それらは全て自分の妄想の産物である。 そのことを「自分独りが居る」と考えるか、「自分こそが居ない」と考えるのかは人に依るが、結局は同じ事なのかもしれない。 技と言うよりは性質。また今路の能力全体を包括的に表す。 “夢見たことを実現させる”のだが、単に自分の望むままのことが全て叶えられるということではない。 その基本は夢見たモノに応じた『自己暗示・魔力による自己強化』と『小規模な物質具現化』の組み合わせによるものであり、それ故基本的に効果は自分のみで、イメージが出来ないもの・力量を越えるものは叶えられない。逆に、イメージが鮮明である程に精度は高くなる。 具現化能力の部分を駆使すれば、消耗品を創造すること(食べ物等)も不可能では無いのだが、魔力が回収不可になることにより生成物の二乗程度のエネルギーをロスするため、非実用的と言える。 同様の理由で“夢が破られる”と相当量の魔力を消耗する。 #region(“夢の中身”) 具体的に“唯我夢中”を使用したと思われる姿の中から抜粋。単なるコスプレ的な物は割愛。 ・無垢(天使) 空を飛びたい。 翼の具現化により、飛行能力を得る。 鳥のような外見の白く巨大な翼は、少女から直接生えるのではなく、背中に僅かな隙間が在るため、服は無事。 そのことからも解るように、羽撃たく際に翼が大気を押し出す力のみで飛んでいる、ということではないらしい。 ・(剣士) 強く在りたい。 鎧や剣と盾の具現化、身体能力の強化により、剣士と成る。 最もオーソドックスな戦闘型だが、動体視力と運動能力の補強に特化しているため、それなりの近接戦闘能力を持つ。 ただ、決め手に欠く場合も多い。動き回るだけだから。 何より研鑽で得られるような高度な技能が得られないようなので、つまりは、そういうこと。 →消去する二重線 収束させた魔力塊を剣速に乗せて放出する。トリックカードなだけの小技。何故「二重」かは不明 #endregion &bold(){・『夢中説夢』} 「『夢中説夢』を、開始します」 夢の中にて、夢を説く。それは戯れた虚妄であり無意味の象徴。 しかし、この世界をこそ「夢」であるとするならば、それは転じて今世の真理へ向かう路の一つと成り得る。 すなわち自らと己の存在する世界の姿を自覚し、他ならぬその世界を、世界に対して語るということ───。 今路の奥義。 『唯我夢中』の発展形であり、基本的な部分はそれに準ずるが、最大の相違点は、「自分」以外の物に対しても効力を発揮するという所。 より柔軟な行動が可能になる代わりに、制約も相応に大きい。 まず、より正確で強いイメージが求められるため、『媒体』と『詠唱』が必要となる。 詠唱は媒体を起点に、所謂「連想ゲーム」のように言葉を繰ることで成立する。 そのため、媒体は在る程度求める結果に近い物でなければ、色々と残念なことになってしまう。 スピードが求められる戦闘には向かない。 ---- ***関係 少なくとも、友達は多くはないだろう。 親戚に「[[面倒なオハナシのお兄さん>http://www31.atwiki.jp/nouryoku/pages/1412.html]]」が居るらしい。 ---- ***過去 恐らく、ずっと、本を読んでいた。 何時からか「外の世界」に物語を求め、そして人々に出会う。 ---- ***現在 特に目的もなく色々な場所に出現している。 「オハナシを書くには人生経験が必要なの」とのこと。