#center(){&sizex(6){キミのことも、『&COLOR(red){愛}しているよ』}} &sizex(4){__________&color(#cc0033){S}hizu&color(#0033ff){R}i__________} &color(#a9a9a9){ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄The name of "&color(#ff00ff){LOVE HoLic}" ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄} #right(){ &color(#b22222){「うーん、ダメだねフォルス君。その答えじゃ落第だよ」} &color(#b22222){「私はねーぇ、ああいうことが好きなんだフォルス君」} &color(#b22222){「むしろ人間が大好きなの。人間を逸脱した能力者たちはもっともっと大好き」} &color(#b22222){「だから、その愛を確かめるためにナンパという行為をしていたの」&br()} &color(#b22222){「お分かりかな、フォルス君」} &color(#b22222){「私の仕事はね、愛を世界中にばらまくことだよ」&br()} &color(#b22222){「そして──────」}&br()&br() &color(#b22222){────それは、奇妙な感覚だった。} &color(#b22222){例えば、話と話が噛み合っていないような。} &color(#b22222){コマとコマの繋ぎ目がずれているかのような。} &color(#b22222){そんな────感覚だった}} ---- &sizex(5){────容姿} 藍色の長髪を真っ直ぐに伸ばした、エメラルド色の瞳の女性。 肌の露出が多い服を好み、今は上半身はワイシャツのみ。そのワイシャツのボタンも、胸の前でしか止まっていないというアブナい格好。 その代わりに、脚の方はベルボトムのジーンズを履いており露出は少なめである。 脚部の露出が殆ど無いのは、豊かな胸やきゅっと引き締まったウェストへ視線を誘導するためだろうか。 アクアマリンを用いたネックレスが首元を彩り、≪No.CⅦ≫と彫られたイヤリングを右耳に付けている。 #right(){ &color(#b22222){藍色の髪をまっすぐに伸ばし、エメラルド色の瞳をした彼女は} &color(#b22222){上半身に白いワイシャツを1枚纏わせ────更には、ボタンを胸元でしかとめていなかった。} &color(#b22222){下着の類はつけていないらしく、風が彼女を擽る度。ふわりと柔らかそうな肌が露出して────。} &color(#b22222){薄い布キレと数個のボタンに閉じ込められた、豊かな胸の双丘はどこか窮屈そうに──自己を主張していた。}} ---- &sizex(5){────性格} 一人称は「私」で二人称は「キミ」 名前を知った相手には「ちゃん」「君」付けで呼ぶ事を好む。 逆ナンが趣味で、街中や路地裏では男を誘っている姿をしばしば目撃するかも知れない。所謂「ビッチ」である。 基本的にはにこりとした笑みを表情に張りつけ、己の身体を見せつけるかのような行動を取る事もしばしば。 「人間が大好き。人間をやめた能力者たちはもっともっと好き」という思想の持ち主であり、ナンパで引っ掛けた初対面の[[チンピラ>フォルス]]に対して『愛してる』というくらいである。 加えて人間であれば誰でも良いらしく、割と手当たり次第に人に声をかけているようだ。 それは、機関員でありながらも[[≪Justice≫所属の少年>護]]に、其れと知って『愛している』と言ったり、[[街中で出会った少女>セシリア・ランツ]]に「『愛して』しまいそうだ」だなんて言うくらい。 更には[[同じ>フォルス]][[機関員>夢幻檸檬≪No.90≫]]に対しても『愛』の言葉を囁いたりと本当に見境なしである。 最早ビッチを通り越して愛の伝道師と言ったほうが、いっそすがすがしいかもしれない。 #right(){ &color(#b22222){二人以外、誰もいない──星海の下で交わした、口付けは} &color(#b22222){彼らが機関と≪Justice≫の構成員同士だということを考えれば} &color(#b22222){甘美な毒リンゴのように背徳的で────} &color(#b22222){エデンの園の蛇のように、ロマンチックなものだったのかも、しれない。} &color(#b22222){「だって──少なくとも私は」} &color(#b22222){「キミのこと……『愛している』んだから」} &color(#b22222){────樹に巻き付いた蛇は} &color(#b22222){楽園のイヴへ、甘美な誘惑を囁きかける。}} #right{&sizex(5){&color(#a9a9a9){性格────}}&br() &color(#a9a9a9){他人との会話中はどこか大人っぽい振る舞いを見せる彼女。} &color(#a9a9a9){だが、話の合間合間に彼女は其の本質を覗かせる。} &color(#a9a9a9){甘く澱んだ声でかける『愛』の言葉。相手の名を執拗に呼ぶ其の音は、熱い蜜や湿った吐息のように酷く蕩けていた。} &color(#a9a9a9){その全ては、相手を自分のものにしようと張り巡らされた、蜘蛛の糸。} &color(#a9a9a9){男に対しては己の身体を使って近寄り。女に対しては精神的な恐怖をもってして心を縛りつける。} &color(#a9a9a9){その毒牙は[[≪Justice≫の少年>護]]や[[普通の少女>セシリア・ランツ]]のみならず、[[同じ機関員>夢幻檸檬≪No.90≫]]にも容赦無く向けられる。} &color(#a9a9a9){また、語るのは『愛』だけではなく。必要と在らば[[『友情』>イマミレイ=シーク]][[『主』>山本 正勝]]といった単語を用いて言葉巧みに相手を手の内へとおびき寄せる。} &color(#a9a9a9){そんな彼女を見て、[[某人>ラグナロク]]は≪夜の女王≫、[[同僚>フォルス]]は≪篭絡の天才≫だとシズリのことを形容した。} &color(#a9a9a9){更には、「本性を安心して見せる事の出来る」機関員に対しては割と簡単に本質をさらけ出させ。} &color(#a9a9a9){端正な笑みを、歪んで澱んだ、カノッサ機関員しか浮かべてはいけないような笑みに変質し、囁くような甘い笑い声は狂気を思わせる嘲笑へ成り代わる。} &color(#a9a9a9){そして[[思い通りにならない玩具>夢幻檸檬≪No.90≫]]に対しては周囲を巻き込んでまで全力で壊しにかかろうとするなど、悪魔のような残虐性を持つ。} &color(#a9a9a9){彼女の目的は一体、なんなのだろうか。} &color(#a9a9a9){其れはまだ、語られていない。} } &color(#b22222){「……ふふ」} &color(#b22222){「は、は──ふは、くく、ぁ、は──ぁ」} &color(#b22222){シズリの笑みが────変わる。} &color(#b22222){囁くようなくすくす笑いから。張りつけたような変わらない笑みから。} &color(#b22222){「…………っ、あはは、は、はははははははははは!!あーっはははははははは──────────!」} &color(#b22222){ドブ河のように淀んだ────酷く腐った笑い方へ、シズリの笑みが、変容する。} &color(#b22222){「最高だよ、とっても、とーっても気分がいい!」} &color(#b22222){「感謝するよフォルス君!キミが私を彼へと導いた!」} &color(#b22222){「素晴らしいよ護君!初々しいのは大変に結構だ!」} &color(#b22222){「嗚呼──願わくば、護君」} &color(#b22222){「────キミを愛する人が、私以外にいますように」} &color(#b22222){「く、ふふ──ふは……ぁあ」} &color(#b22222){「『愛している』────」} &color(#b22222){「ああ、『愛してる』さ……」} &color(#b22222){「とろけるくらいに熱く、甘く、深くねーぇ……!」} &color(#b22222){「ふふ……あはははははははははははは────!」} &color(#b22222){『愛している』} &color(#b22222){嗤い続ける彼女の声は} &color(#b22222){今宵も、誰にも、届かない。} ---- &sizex(5){────能力} ≪ Pain For Pleasure / 快楽の代償 ≫ 其れが彼女の能力名。 周囲に白い白い「根」を這わせ、その「根」が存在している場所から茨を出すという単純なもの。 茨の耐久度自体は特筆するほどのものではないが、「根」が存在する限りは茨は生え続けるという厄介な能力でもある。 今の所、茨の壁を作り出して雷撃を防ぐ使い方しか見せていないが、彼女はこの能力をどのように使いこなしているのだろうか。 #right(){ &color(#b22222){突如シズリの正面に大量の≪茨≫が展開される。} &color(#b22222){茨の太さは、女性の小指ほどだろうか──ただの茨にしては、相当に太いもの。} &color(#b22222){それらが、彼女の周囲に張り巡らされた「根」から蠢き出し。まるで生き物のようにうねる。} &color(#b22222){即座に彼女の「盾」として展開された茨たちは──ばちりと電流に触れるとあっけなく炭と化してしまう。} &color(#b22222){だが──「根」は未だ、消えていない。} &color(#b22222){それはつまり。何度でも。何度でも、何度でも、何度でも何度でも何度でも何度でも何度でも。} &color(#b22222){────防御も。攻撃も、可能だと言う事。} } ---- &sizex(5){────所有物} ─&tooltip(犬笛){────其の誓い。「受け取った」──我が障害となると判断した者は斬り伏せ、斬り捨て、斬り殺せ。腕を断ち脚を刻み心ノ臓を貫き骸を灰に還し其の魂すら塵にせよ。輪廻も転生も決して許すな敵は総て無に戻せ。我が名はシズリ。今この刹那を持って、そなたの生は我が物也────。}。[[刀>山本 正勝]]を呼び出すときに吹く物 ─[[麗斗]]の連絡先が書かれた&tooltip(メモ){世界に影響力の強い機関。悪の組織とはいわれているけれど、悪事を働くばかりではない。『平和』や『愛』を望む私のような人間もいるってこと。お分かりかなーぁ、麗斗君} ─[[リーナ>リーナ=ヴェイセシス]]のパブリック・アドレス。所謂名刺 ---- &sizex(5){────その他} イヤリングのナンバリングからも分かるように、彼女はカノッサ機関員である。 与えられたナンバーは、アンダーナンバーの≪No.107≫ 目下取り組み中の仕事は彼女曰く、「世界中に愛をふりまくこと」 「○○だーぁ」「××かなーぁ?」「△△ねーぇ」等、語尾を伸ばしたり、相手の名前を何度も何度も繰り返し呼ぶ癖がある。 本名や苗字の事を聞かれると「忘れた」と言い、カノッサに入った理由を聞かれれば「よく分からない」と答える彼女。 なんだか割と適当な性格に見えるも、或いはそれが意図して用意された答えなのかも知れず、結局は本人しか真実を知らない。 #right(){ &color(#b22222){「ふふ──嫌われたものだねーぇ、フォルス君?」} &color(#b22222){「それじゃあ私は、フォルス君が死んだらせめてもの弔いとして花を供えてあげよう」} &color(#b22222){「情熱の薔薇や感謝を示すカーネーション、無邪気なカスミ草──」} &color(#b22222){「愛を告げるチューリップに移り気な紫陽花」} &color(#b22222){「悲しみを好むホタルブクロなんかもいいかも、ねーぇ?」} } ---- #center(){ &big(){&italic(){&color(#b22222){_____『またね』}}}&br() &big(){&italic(){&color(#b22222){『愛してるよ』_____}}} } #right(){ &color(#b22222){──────それは} &color(#b22222){恋人同士が紡ぐかのような} &color(#b22222){吐き気を催すほど甘ったるい、言葉だった。}} ---- &sizex(5){────送受信ボックス} 彼女に連絡先を教えてもらった者のみが使用できる、彼女へ直接繋がるアドレス。 シズリへ何か伝えたい事があれば、このアドレスを利用するのが有効だろう。 返信はこのページにて、或いは専用の連絡先フォームが別箇にあるならば其方を利用してのものになるはずだ。 Her Adress(for Canossa):1i_0love-7u@×××.ne.jp Her Adress(for Non-Canossa):Share-my_love@×××.ne.jp #comment(below,size=20,vsize=10,title_name=From,title_msg=Text) - 俺のアドレスはこれだ &br()何か用件や判明した情報があれば教えろ &br()用も無いのに使ったり別の誰かに教えたりしたら頭と胴体を泣き別れさせる -- フォルス≪No.102≫ (2011-04-10 16:26:00)