体の一部を獣と化す能力者。『箱庭』に所属していたようだ。 機関と敵対しているのか、No.8に戦いを仕掛ける。 だが同時に始まったヤグモと戦闘を開始し、引き分けている。 水や毒の能力を使用できたのは水蛇や毒蛇などと、動物と魂を共有する特殊な能力があるからだとか。 「箱庭」のメンバーを探しており、機関との戦闘に備えてカンパニーが戦力を拡充していることをうかがわせる。 自らの過去と決別するため、ウェインの反対を押し切って「ドール」と死闘を繰り広げる。 その果てに、自分の本当の心に気づき、致命傷を負ったドールを助けるため命を投げ打つ。 ほかの能力者の助けもあり蘇生するが、戦う能力を殆ど失い旅に出る。 ――旅立つ彼の横顔に、箱庭に固執するかつての面影はなかった。 願わくば、彼の旅路に幸多からんことを。