マルクスに代わり新たに第八副将に就任した人物。 マルクスの弟にあたり、彼もまた優秀な科学者である。 彼の目的は全てにおいて、「兄を超える」こと。 兄が優れている事を知っていた彼は自分と彼をいつも比べていて、 そして自分が彼よりも劣っている事もよく分かっていた。 だからこそ、この研究を引き継ぎ、兄の目指したものよりも上の物を完成させ、 自身が兄よりも優れていると証明したいが故、ノアに所属している。 現在彼はフォークスに積み込む最新の戦闘プログラムや 兵器、レーダー、各種自律兵器との連携システム等を強化し、フォークスを改良することを主に研究している。 またその研究は、彼が長年かけて熟成させた「データリンク」のシステムの実験も兼ねている。 測ったかのようなタイミングで最高の実験材料である「ある者」を手に入れた彼は、 データリンクシステムを完成させ、兄を超えるべく、フォークスを用い実践に向け研究中である。 尚、兄とは違いノア自体にはなんの興味もないようだ。 ノアの縮小とサーカス団化に耐えかね、新たに自分の研究を支援してくれるであろうカノッサ機関に亡命した。 機関では、AOEにある中央支部の地下倉庫を奥に進んでいくと存在する隠れた部屋に住まい そこで自分の研究の続きと、自分を支援してくれる代わりに機関に提供する「通常機関員用パワードスーツ」の改良・量産を行っている。 ちなみに、亡命時に「あるもの」も機関に移された。