&bold(){私は・・・私は――もう大丈夫だ、十分に泣いた。} ――運命を変える程度の力を持つ天使。 そう名乗るモノと出会う事でルーシャは至福の時を得たものの、彼女は殺害されてしまう。 その恨みの対象を世界全体に向けているが為に、破壊への欲望を持っていた。 何もかも自分の意思で動きたいと思うが故に、望むならば人を殺す事も躊躇わなかったが、 様々な人物との出会いにより、現在は歯止めが掛かっている。 [[ベリル>ベリルハーツ・ミャオマオ]]等との交流にて、 闇に沈んだ本来の彼女を取り戻し、暫らくは至福の時間を手に入れるものの ダルク(=[[イルゾル>イルゾル・ビッグスター]])による攻撃により――彼女の存在は、この世界から一度消え去った。 後に残るは天使化しかけた彼女の欠片のみであり、彼女は自らを『軋み』と呼んだ。 彼女は元々無能力者で在るが、天使から『天使術』という力を受け継いでいる。 その対価として必要なのは自らの心。 様々な人物と出会った事によって生まれた≪色≫で在る。 運命をも変える強大な力を使途し、[[ダルク>"Dawn Dream-D'ammerung"≪ダルク≫]]を消滅させる事に成功したものの、 『天使化』を完全解放した彼女からは、“ルーシャ”は消え去ってしまった。 最期の時には、彼女は「ありがとう」と「さよなら」を告げた。 ――いつかまた会えるのならば、「さよなら」を言う事は決して無かっただろう。 今の彼女は、何も感じない。 心を失う事で、かつての≪色≫は全て零れ落ちた。 それを生きている、“ルーシャ”で在ると認めるかは個人の自由で在るが―― 小口径の魔銃を二挺所持し、戦闘の際に『炸裂』≪Explode≫と『氷結』≪Freeze≫の力を使用する。 瞬時に魔力を集約し、威力の高い攻撃を繰り出す等、そのエネルギーは計り知れない。 相手を殺しに掛かる時には、一撃一撃の威力も、自然と高めとなっている。 幼い頃から『殺す』という事を学んでおり、その技術も身体能力もかなり高められている。 だが内に秘めたポテンシャルは凄まじい物ではあるが、扱い切れていないのが現状であり、 戦闘中の高速思考展開もまだまだ不十分な物となっている。 クールに振舞ってはいるが動揺を隠し切れない事も多く、言動とは裏腹の行動をする事も多々在るようだ。 特に自らに対して好意を向けた相手に対しては、非常に揺れる傾向が在る。 自由の象徴として、空を舞う鳥に憧れ、いつしかその対象は空にへと変わる。 星空に神秘的な物を感じており、良く眺めている。 色々な服を着こなすものの、何故かお気に入りなのは裾の長さが股下10程度の改造和服に、黒のスパッツ。 何処か――マニア受けするような気もしない。 驚異的な“谷間”を所持する。それが何故なのかは[禁則事項です]。 ---- ***天使術 ――人の運命を導く絶大な力 |発動術式名|概略| |『聖制の閃光』≪Innocent shoot≫|前方に絶大な覇気の奔流を射出する| |『紅雨の烈風』≪Insanity beat≫|激痛を代償に身体能力を引き上げる| |『絶対の機知』≪Precise prophecy≫|狙った結果を超高速思考にて手繰り寄せる| |『生命の光輝』≪Incandescent heart≫|全身より莫大な力の全てを解放する|