年齢は不明。顔つきは若く、恐らく十代半ば。身長は155cm程度。 黒い短髪で、端整な顔をした少女。ときおり、少年に見間違われることもある。細い体躯をしている。 普段は、黒く薄いハーフコートの上から、茶色のコートを着て、裾の足首部分にベルトのついた黒いズボンを履いている。ハーフコートの下には、白いシャツを着ていて、首からゴーグルを下げている。 黒いハーフコートの腰部分を太いベルトで締めており、そこに小さなポーチをいくつかつけてある。 ベルトの右側には、リヴォルヴァーの入ったホルスターが、太股の位置にくるよう吊ってある。左側にもハンドガンの入ったホルスターがあり、腰の背中側には、サバイバルナイフの入ったシース(鞘)がつけてある。 一人称は僕。 食べ物を奢ったりすると、とても喜ぶ。 かなり警戒心が強い。 職業は旅人。 生まれた国で、両親に「旅に出たい」、と言っただけで処分されそうになったところを、師に庇われて助かり、国を逃げ出したのが切っ掛け。代わりに師は死んでしまったようだ。 旅を続けている理由は特にない。強いてあげるなら、「僕はね、旅をして色んな事を知りたい。物事を知れば知るほど、自分が無知だということを認識していく。知識を得ているのにも関わらず、自分を無知だと思う、それが楽しいんだ」 妖精と旅をしている。妖精の名前はヘルメス。 水色の背中まであるストレートの長い髪をしていて、白い二対四枚の羽を持っていて、袖の白い青色の服と白いスカートを着ている。 能力は磁力により、小さな金属を操作すること。 大きな金属でも、吸引と反発程度は出来るらしい。