ハンター・ワンダー・ルーカス

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ハンター・ワンダー・ルーカス - (2009/09/04 (金) 23:31:16) のソース

**「ンンンーーーッはっはっはーン!オレちゃんは『ワンダー』の『ハンター』!
**不思議なこと!人に生きる喜びと活力を与えるもの!
**どんな大人でも童心に帰れるよーな、とびっきりの『ワクワク!』それが欲しいのさ!」


――ハンター・ワンダー・ルーカス

顔面に袈裟懸けに大きな傷のある色黒の男。左目の下に十字架の刺青がある。
顎ヒゲを伸ばし、なんとヒゲを三つ編みにしている。曰く『大人のファッション』。
常用しているワインレッドのテーラード・ジャケットとスラックスは高級ブランドの一品らしい。
他にもやたら高そうな腕時計や妙にイカしたネクタイなど、服装は超一流に統一されている。
……のだが、ジャケットの左腕部にデカデカと『WondeR』のロゴが入っていたり、
スラックスの左足部に『HunteR』ベルトのバックルに『ExtRemE』と刻まれている。台無し。
そして大体いつもタバコを吸っている。タバコをくわえたまま流暢に話すスキルの持ち主。捨てるときはポケット灰皿へ。

曰く、『ワンダーなことをハンティングする、ハンター・ワンダー』らしい。
普通ワンダー・ハンターになりそうなもんだが、ハンターとワンダーを逆にするのは語呂がいいから。
酒と煙草と女をこよなく愛するステキなダンディー。…を心がける。
改造バイク『ドラゴン・ロッソ・ルパン』を駆り、今日も大陸の何処ぞかでワンダーをハンティングする。

なお、ヴィーゲン・リートというレストランの2階の窓際に永世指定席を持っている。


――能力

能力は『空気の凝固・炸裂・指向性炸裂』。
手で握った『空気』を固め、固体として扱うことができる。
固められる空気は最大でも野球ボール以下。あくまで掌サイズである。
更に、自らが固めた『空気弾』を、握り締めている間なら自在に『炸裂』させることができる。
『炸裂』はつまり、固めた分の空気を一気に解き放つこと。かなりの勢いで空気がはじけ飛ぶ。
そしてこの『炸裂』を一方向に纏めて行うことが『指向性炸裂』であり、この能力のメインである。

この『指向性炸裂』を駆使し、彼は『自らの打撃速度アップ』『機動力アップ』など、戦闘に応用している。
その応用例は多岐に渡り、まさにハンター・ワンダー・ルーカスの戦闘の『肝』と言える。

また『空気弾』炸裂の際は、任意で大きな音を鳴らすことができる。
その他にも、手から離れた空気弾は全て数秒で自然消滅するが、消滅前なら任意に炸裂が可能。


――能力を用いた必殺技

○マグナムダンディズム
ハンター・ワンダー・ルーカスの必殺技。
非常に独特な構えから放つ右のスクリュー・ブロー。
彼の能力である空気の指向性炸裂を利用し、右拳から後方に加速する空気、左拳から前方に押し出す空気を発生させる。
それら空気が互いにぶつかって相殺されないよう調整することで、パンチの速度を凄まじく加速させる。
人体が出しえる速度を明らかに超えており、異様なほどのスピードとキレを誇る、まさに弾丸パンチ。
だがその負担は無論ルーカスの右腕に返ってくるゆえ、連射は出来ない。
技名の名称理由は多分、適当。

○シューティングスターダンディズム
ハンター・ワンダー・ルーカスの必殺技。
空気弾を思い切り踏みつけ、指向性炸裂により大きく上昇し、そこから加速落下しながら放つライダーキック。
隙がとんでもなく大きく、動きが直線的ゆえ避けられやすいが、威力は彼の攻撃では最高級。
1レス以上の空気弾チャージが必要かつ、攻撃後の反動もバカみたいな正真正銘のギャンブルアタック。


――改造バイク ドラゴン・ロッソ・ルパン

ルーカス愛用の、なんか凄いカタチのバイク。なんか凄い。下手したら何処ぞの暴走族のそれより凄い。
ありとあらゆるドリームな機能を搭載した、ルーカスのワンダーの結晶。
マフラーにどんな改造が施されているのかしらないが、何か凄い音がする。
以下、確認済みのドラゴン・ロッソ・ルパンのワンダフルな機能一覧。

○お菓子ストック
ハンドル付近のスーパーコントローラのボタンひとつで作動。
速度メーターの横らへんから、前もって搭載しておいたお菓子が一個でてくる。
主にアメかガム。長時間の走行のお供や、知り合いへのプレゼントにどうぞ。

○サウンドマグナムブラスター
凄い名前だが、ただのカセットプレーヤー。マグナム銃のカタチをしている。
イヤホン対応。走行中の息抜きにどうぞ。でも走行中は危ないから使わない。
ルーカスがミスって搭載した無駄機能のひとつ。

○ドラえ門
車体のサイドに取り付けられた便利セット入れ。開門時に奇音が鳴るのはご愛嬌。
セロハンテープ、のり、ドライバー、輪ゴム、はさみ、マッチ、懐中電灯、乾パン、飲料水、
紙コップ、スポイト、プレパラート、英単語帳、わりばし、チキンラーメン、小石、ゴム弾などが確認されている。
実は全部、一見意味の無いプレパラートや小石にまで意味があるらしい。
能力の応用に使えるのだとか…


――近況

第6回大会予選に、(たまたま偶然)[[マリア・ブラッドレイ]]とタッグを組んで出場する。
しかし、[[リリ>グレイ]]と戦闘した際、予選の結果を決める大事なアイテム「ダークマター」を残り1つしか持っていなかったリリと
『真に対等なる極限の決闘』を楽しむために、なんと自身のダークマターを全て賭ける。
激しい死闘の末、これに敗れ去り所持ダークマターがゼロとなる。恐らく、予選敗退は確実だろう。
だがしかし、本人は『勝敗を超えた聖なる領域に至れた』、と満足しているようだ。


――正体

本名はルーカス・アルディロッソ。
そしてその正体は[[金の国]]の死刑執行人の家系、アルディロッソ家の末裔。
先祖代々国から任命される、誇り高き処刑人として、ルーカスもその任に就いていた。

更に処刑人としての裏の顔の他に、表の顔として王宮剣術及び王宮武術の指南者でもあった。
つまり、非常に完成された戦闘能力・莫大な権力と資金力を持った貴族である。
だが、金の国の衰退と共にその職を辞めたのだろうか?そのあたりはまだ、定かではない。