&br() **――私はね、この世の全てが知りたいのだ&br()過去未来現在。ひょっとしたらある異世界。この世に存在し得ないかも知れない、「If」の世界&br()その全てをね 【特徴】 永遠の28歳。実年齢は多分35くらい。 旅先の友人達からはアディと呼ばれることが多い。 眼鏡をくいっと上げるのが癖。一人称は「私」 【服装】 腰まである長い黒髪を後ろで一つに束ねている。 柔らかな笑みをほぼ常に浮かべているのに加え、縁のない眼鏡をかけているために優男に見えるかもしれない。 白いYシャツにカーキ色のズボンを身につけ、茶色のブーツをはいている。 移動する時には茶色のフード付きマントを羽織る。このマント、長年の旅のせいか物凄くボロボロである。 それこそ、浮浪者と間違われそうなほどに。 買い換えろと言いたいところではあるが、本人がこのマントをえらく気にいっており、中々手放そうとはしないのだ。 そしてバイクでの移動時にはゴーグルと分厚い手袋を装着する。 【所有物】 所持しているごついバイク≪ノーチラス≫は、道路は勿論、砂地や泥の上など、陸地上ならたいていの場所にいけるらしい。 バイクには両脇に大きな荷物がくくりつけられていて、座席下には飲料水や食べ物をいれるクーラーボックスが設置されている。 バイクの名前≪ノーチラス≫の由来は、『子供の時に読んだ“海底二万里”という小説がとても気に入ったから』 潜水艦の名前をバイクにつけるのはどうかと思うが、これもきっと彼なりの愛情の表れなのであろう。多分。 ≪爆弾娘≫エルネスティーネを買い、旅の同伴者とする エルネスティーネ自体は機械(爆弾)であり物であるのだが、あくまでアゼルはエルネスティーネを人間として扱っている 【職業】 これといった職業にはついていないが、本人曰く「旅人兼考古学者の真似事をしている」そうだ。 【能力】 能力の方は現在不明である。 【近況】 砂の国近くのオアシスで[[澪音>汞 澪音]]と軽く会話。 軽く、と言っても薔薇の棘や食虫植物の例え話からRPGの魔王のお偲びの話。 実は勇者は最初から最後まで魔王の掌の上で踊らされていたのではないかという考察を経て世界は魔王の思惑通り平和になった、という考えにいたり、最終的には「哲学者は個人の善悪ではなく社会全体の善悪を求めている」という結論に達してしまう程度のものである。 少なくともアゼルにとっては、このくらいの話の飛躍は日常茶飯事だと思われる。 ――それにしても、薔薇の棘の例え話から哲学者が求めている善悪の種類にまで話が脱線するのはいかがなものだろうか。 その後雷の国へと移動。 途中、出会った旅人[[ウィル>ウィル=フォース]]と一緒に野宿しようと提案するも、警戒されたためあえなく玉砕した。 しかも野宿しようとした理由が『一人で寝るのは寂しいから。』 この男、意外と寂しがり屋である。 遺跡を探している途中、荒野で[[ドワイト>ドワイト・アンドリュー・ホプキンス]]と共にしばしの雑談。 澪音の時と同じく頭の痛くなるような会話をしてから、別れた。 そしてとある街にて。ミリュという女性からレイント社製二足歩行式爆弾人形通称爆弾娘を購入。 エルネスティーネと名付け、彼女と共に再び旅を続けている。