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小説置き場 > 時と女神と決闘者 > 第十六章

祐輝視点
グランプリが終わり三日後の昼間…
白雪「だ~か~ら~それは三平方の定理だってば!!」
飛龍「あ~そうか!!」
ルイン(よくやるわよまったく…)
俺の部屋で飛龍が宿題と格闘している。
祐輝「7月中に宿題終わらせんだろ?頑張れよー」
カイト(今日31日だぞ。)
ガチャ
宵風「ユーキ、お前に客だ。」
祐輝「おう、ちょっと席外すぞ。」
飛龍「う~」
玄関を開けると意外な人物がいた。
虚西「お久しぶりね祐輝君。」
南師「オッス久しぶり~」
祐輝「どうしたんだアンタら、こんなクソ暑い中。」
九壇「ユーキの友達か?まぁ上がっていったらいいよ。」
二人《おじゃまします》
二人が声を合わせた時上で飛龍の終わった~という叫びが聞こえた気がした。
白雪「虚西さん!!」
飛龍「南師!!」
南師「俺だけ呼び捨て!?」
祐輝「まぁわざわざこんな所まで来たんだなんか用事があんだろ?」
虚西「察しがいいわね。このカードのことよ…」
そうして俺達に見したのは見慣れないカード…《時の消失-タイムディスペレンス-》
虚西「そしてグランプリ前に消失する時がなんとかってメールが届いたわ…」
俺&白雪《それって!》
俺達にも経験があるあのメール
飛龍「確かそんなような内容のメールお前達にも来てたよな?」
祐輝「《時の鎖-タイムチェーン-》…」
白雪「《時の氷結-タイムフリーズ-》」
虚西「その事についてよ。」
それから聞いた話はにわかには信じがたかった…
虚西「チェーン、フリーズ、ディスペレンスは【時の力】を持ったカードなの。」
南師「【時の力】を持ったカードは【神の領域】に踏み行った者に創られたカードらしい」
飛龍「ちょっ…マジっすか。」
白雪「信じる信じないはあたし達の勝手と言わんばかりの内容ね。」
祐輝「まぁわざわざこんな所まで来て嘘言って何の得も無いしな。」
虚西「飲み込みが早くて助かるわ。【時の力】は常人にはとてもじゃないけど扱えない力よ。扱う【器】と、力との【適合】の二つを持つ人間にしか扱えないわ。」
祐輝「つまり俺達は【器】と【適合】の二つを持ってると…」
ルイン(そんな大層な物だったのね~)
カイト(ビックリだなぁ~)
虚西「私にも今はちゃんと見えるのよ~ルインにカイト。」
祐輝「あの光の所為か?」
南師「【衝突の光】を見たのか?」
飛龍「あの虹色の光か?確かに見たぜ二人がそのカードの効果を使った時だったな。」
虚西「ちなみに精霊を見るには二つの方法があるわ。」
祐輝「一つは【時の力】を衝突させることだよな?」
虚西「そう…もう一つはかなりレアよ【神の領域】に踏み込める人間は意識とキッカケ無しで視ることが出来るわ。」
祐輝「ソイツ等がこのカードを作ったと…」
白雪「でも、何でそんな話をあたし達に?」
虚西「危険を伝えに来たのと協力して欲しい事があるからよ。」
飛龍「協力?」
南師「【神の領域】へ踏み込める人間の護衛って俺達は聞いているぜ。」
白雪「【聞いている】?」
まぁそんなこったろうと思ってたがな…
虚西「KC本社からの要請でね~この間グランプリやったKCビルに呼ぶから数日間守って欲しいとの事で……」
祐輝「【神の領域】に踏み込める人間を護る理由は分かるが護衛ならプロ呼んだ方がいいんじゃないか?」
虚西「だからこうしてプロがプロを呼びに来たのよ…」
白雪「ふぇ?」
南師「敵の力はデュエルでのダメージを現実化させる…常人ではモンスター相手になすすべも無いって話だ」
飛龍「わかってると思うけど俺達にデュエルでのダメージを現実化させるなんて芸等出来ないぜ。」
虚西「だから【神の領域】の力を借りて戦うのよ。」
祐輝「つまり護衛する人間が護衛される人間に力を借りて敵を追い払えと…」
虚西「そういう事になるわね。まぁ明後日までゆっくり考えて頂戴。」
白雪「それはつまり明後日から護衛スタートと言う事?」
南師「まぁそういう事だ。」
……………………
それから南師と虚西は何度かデュエルしたり紅茶を飲んだりと結構くつろぎ……もとい、散々デュエルで俺達をいじめて帰って行った。
祐輝「ひっさびさに大負けしたな~」
白雪「改めて虚西さんの強さを見たわね~」
飛龍「虚西さんってあんな強かったんだなぁ…」
虚西さん相手に飛龍は0勝3敗、白雪は0勝2敗、俺は1勝2敗とボロボロだった。
祐輝「南師もアソコまでやるとは…」
白雪「【フォーム】って強いわね…」
南師相手に飛龍は1勝2敗、白雪は2勝1敗、俺は2勝0敗と…まあまあの戦績だった。
そして護衛スタートの日
祐輝「相変わらず時間が過ぎるのが早い気がする。」
ルイン(そういう事は本編じゃなくてオマケで言いなさい。)
飛龍「早く中に入ろうぜ。」
白雪「そうね~どっかの誰かの所為で遅刻しそうだし。」
飛龍「ぐっ!!だから冷蔵庫背負って道に迷ったおばちゃん助けてたって言ってるだろ。」
カイト(馬鹿はほっといて行くか…)
祐輝「そだな~」
魅門「まったく…いつまでそこで漫才してるのかな?」
白雪「あっ!!魅門さん♪」
魅門「はいどうも~魅門さんだよ♪じゃあ早く中に入って。詳しい話するからね~♪」
そんなこんなで会議室………
魅門「はいこちらが事前に話をしといた【神の領域】に踏み込める【闘士を統括する者】こと奈野葉さんだよ♪」
三人《<なにぃ~!!>》
ルイン(三人でシンクロね~)
奈野葉「あっ!!ユーキさんだ♪」
今この広い部屋の中にいるメンバーは俺達三人と虚西さん達二人、それに紫導と知らない奴が二人とかなりの大人数だ……そこに新しくワイルドな風貌の女性が入ってきた。
椎名「ご~め。遅刻した~」
魅門「なんでビル内で遅刻するかな~。」
椎名「いや~冷蔵庫背負って道に迷ったおばちゃん助けてたのよ。あ~子供たちよ…私はシイナアオイって者よ~よろぴ~」
飛龍「ほっ…ホラ見ろよくある事なんだって、嘘じゃねぇんだって。」
椎名さんって飛龍と同レベルの思考回路なんだなぁ…
椎名「ちなみに私はこのビルの管理者よ。んでデュエル以外方法で襲って来た時の対応も請け負ってるから。」
デュエル以外って?
椎名「まぁデュエル以外ってのは敵さん来たら分かるから置いといて。」
魅門「ここに来たってことは護衛を請け負ってくれると考えていいのかな?」
祐輝「ああ。」
飛龍「面白そうだしな。」
紫導「同感です」
白雪「なのは護るってゆーのは気に入らないけどね~」
南師「護るつもりだよ…」
虚西「相手と命奪い合うなんてゾクゾクするわね~」
????「デュエルして勝ちゃあいいんだろ?なら請けるぜ。」
????「私も~。」
椎名「じゃあ決まった所で自己紹介しよ♪」
南師「何でだよ。」
椎名「だって~数日一緒に過ごすんだしお互いの事最低限知っておきたいしね。」
紫導「正論ですね…俺の名前は紫導、経歴としてはここのグランプリで二位になったぐらいです。」
飛龍「俺は飛龍だ、グランプリで敗者戦二位になった。」
南師「俺は南師、グランプリでの戦績は………いや、やめとこ。」
白雪「あたしは白雪よ、【ふたつ名】は【氷結の戦乙女】」
虚西「私は虚西、【ふたつ名】は【冥界静寂の番人】よ。」
響「私はヒビキって者だよ~ちなみに大会の類いは面倒なんで行った事ないよ。」
薫「俺はカオル。【ふたつ名】は【白き覇王】だ」
祐輝「ふぁ……」
白雪「ホラ、ユーキも自己紹介しなよ…」
祐輝「あ~俺は祐輝だ、【ふたつ名】は【終焉の蜃気楼】でここのグランプリで優勝した。」
魅門「その後あたしに負けましたとさ。」
祐輝「それについては言わないでくれ。」
椎名「あはは~ダッサー」
響「手厳しい~」
薫「まったくだ」
奈野葉「ユーキさんが守ってくれるなら私安心出来ます~」
祐輝「まぁボチボチ守ってやる。」
魅門「じゃあ葵と私が奈野葉についてるから、しばらく自由にしててい~よ♪」……………………
響「ねぇねぇ、君って強いの?」
飛龍「ああ、俺は強い!!」
響「じゃあ私とデュエルしようよ。」
薫「唐突だなぁ、おい。」
飛龍「望む所だ!!」
薫「しかも受けるのかよ…」
祐輝「スマンな、あ~ゆ~奴だ。」
白雪「お互い苦労してるのね……」
二人《デュエル!!》
飛龍「俺の先攻ドロー!」
祐輝「うわぁ…俺らのやり方で先攻勝手にとったよ…」
薫「まぁ響は後攻のが強いんだけどな。」
白雪「へぇ~」
飛龍「モンスター一体をセットしカードを二枚伏せターンエンド。」
飛龍場
モンスター→裏守備
伏せ二枚
手札三枚
響場
カードなし
手札五枚
響「私のターン!ドロー!!」
次回へと続く
オマケのコーナー
椎名「うっわ…とうとう会話だけの回がきたよ…」
作者「ゲストの分際で失礼な…ちゃんと最後にデュエル入れただろ~?」
椎名「一ターン目だけでよく言うよね~。」
作者「ぐぅ……とっ…とにかく!!入れたもんは入れたんだ!!」
魅門「ミカドキィィィック!!」
バキッ
メシィ
作者「グワァァァ!!」
椎名「見事な跳び蹴りだね!!」
魅門「今の何点?」
椎名「10点満点!!」
魅門「やったー!!」
作者「マジでアバラ数本逝ったってのに俺の上で飛び跳ねるなよ…」
椎名「こんな感じですが作者は決してマゾではありません。」
作者「ここにかばってくれるとうじょ………」
椎名「我々もマゾにこの小説を執筆されているのはイヤだしね~。」
作者「このやろー!!」
椎名「野郎じゃないよ♪」
作者「ぐぅ…いつか本編に出現してブッ倒してやる!!」
魅門「頑張ってね~」

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最終更新:2009年03月09日 07:31