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小説置き場 > 時と女神と決闘者 > 第二十四章

紫導視点
……俺も上の救出部隊に生きたかったな~
上部隊に祐輝、南師薫、響、ルインがいて
下部隊に俺、白雪、虚西、カイト、椎名さん
更に下部隊から飛龍が脱落した為……
俺以外の下部隊は全員女なのだ……
コイツらと一緒に居るにはかなり目のやり場に困る。
カイトはもう慣れたと言わんばかりの堂々とした歩き方をしている……
椎名「ながっい螺旋階段だねぇ~」
白雪「もうそろそろ下の階に着いても良いと思うのにね」
カイト「俺は結構疲れて来た……」
そう良いながら壁に手を当てもたれかかった瞬間…

ガコ
カイト「へ?」
手を当てた辺りの壁が長方形の形に窪んでいる……
紫導「お約束の上から巨大な鉄球が転がり落ちてくるなんて事は無いよな」
椎名「ここ地下だから水が来る方がヤバくない?」
虚西「天井が下がって来たりして」
虚西が冗談混じりに微笑みながら言った時……
紫導「マジかよ……」
針の付いた鉄球が上の階から転がり落ち、更にその後から津波のような水その上天井がだんだん下がって来ている
白雪「三連コンボね」
言ってる場合か!!
紫導「走れ!!」
そうして十分ほど全力で走りやっと見つけた下の階に全員が転がり込んだ
紫導「ぜぇ…はぁ……」
????「あ~例の侵入者か……」
白雪「はぁ…はぁ……」
椎名「ん~体力面はまだまだかな?」
何であのスピードで駆け下りて息一つ切らしてないんだよこの人は…
????「まぁかなりベタな事やった後でなんだがこっから先には行かせねぇ」
虚西「アナタ……名前は?」
このパーティーには化け物しか居ないのかって言いたくなる位全員の体力の回復が速い……
紫導「こっちは……はぁ……まだ……はぁ…息を……ゴホッ!!」
駄目だまともに喋れない。
????「俺はオルグ称号は【大神の化身】」
椎名「はぁ~狼と来たのかい」
オルグ「さぁ誰でも良いからかかって来いよ。」
白雪「あたしが行くよ……」
椎名「さっき言った事忘れないでね。」
紫導「負けんなよ……」
白雪「当然!!」
オルグ「先攻はくれてやる。」
白雪「どうもありがとう。」
白雪の皮肉と共にデュエルが開始される。
《デュエル!!!》
白雪「あたしのターン!ドロー!!カードを二枚セットし《氷結界の梟ヤナフ/星4/ATK1800/DEF1000》召喚!!ターンエンドよ。」
さて……狼のデッキとやらはどんな感じのデッキかな?
オルグ「俺のターン!ドロー!!《鴉翼族(クロウドライヴ)ニアルチ/星4/ATK1600/DEF1000》召喚!!」
フィールドに黒い翼を有した老人が現れる。
オルグ「速攻魔法《化身の石》発動!!ライフを1000払いニアルチに化身カウンターを5つ乗せる……ニアルチの化身を宣言!!」
オルグLP8000→7000
老人は鴉の叫びを上げ体から光を放ち、光が収まる頃にその姿は巨大な鴉になっていた……
虚西「こっちの世界にしか存在しないカードかしら?」
椎名「そう考えて間違いなさそうだね~」
オルグ「そっちに無いモンスターか…いいか?カード欄に【化身】と書いてあるカードは自らの力では攻撃宣言出来ないんだ。お互いのエンドフェイズ時に化身カウンターを一個づつ乗せていき自身のレベル分以上の化身カウンターが乗った場合化身を宣言出来る。」
白雪「それで効果が得られると……デュアルに近いわね。」
遠いと思うがな……
オルグ「デュアル?なんだそりゃ」
………こっちにはデュアルモンスターは存在しないのか……
オルグ「説明の途中だったな……化身を宣言すると2つの効果が得られる。一つは自身の効果欄に書いてある効果…もう一つはルールで決まっている効果だ……」
紫導「ルールで決まっている効果?」
オルグ「そう…レベル×100ポイントの攻撃力上昇だ……」
ニアルチATK1600→2000
白雪「うわっ…」
オルグ「化身を宣言したモンスターは戦闘を行う度に化身カウンターが一つ減って行く。」
紫導「なくなったら化身が解けると……」
オルグ「そ~ゆ~事だ続行するぜニアルチ!!」
〔クロウ・ストライク〕
ニアルチ→○
ヤナフ→×
白雪LP8000→7800
白雪「ヤナフの破壊時デッキから《氷結界の鷹ウルキ/星4/ATK1000/DEF1800》を守備表示で特殊召喚!!更にウルキの効果を発動し墓地のヤナフを除外し一枚ドロー!!」
オルグ「カードを一枚セットしターンエンド」
白雪場
ウルキ→守備
伏せ二枚
手札四枚
オルグ場
ニアルチ→攻撃
カウンター→三個
伏せ一枚
手札三枚
白雪「私のターン!ドロー!!《氷結界の狙撃手ウィーリア/チューナー/星2/ATK600/DEF400》召喚しウルキにウィーリアをチューニング!!」
==集いし六星が世を統べし龍と成る==
白雪「《氷結界の龍ブリューナク/星6/ATK2300/DEF1400》効果発動!!手札を二枚捨て、ニアルチと伏せカードを戻すわ!!」
オルグ「くっ………」
白雪「更にウィーリアの効果発動!!」
今ならオルグの場はがら空きだしな……
白雪「ウィーリアの効果により自分の場の《氷結界》と名の付くモンスターと墓地のウィーリアを除外し、シンクロ召喚を行えるわ!!ブリューナクにウィーリアをチューニング!!」
==王者の鼓動、今此処に総てを凍てつかせる息吹となる……万象一切氷刻と為せ==
白雪「《氷結界の王龍グングニル/星8/ATK2900/DEF2400》をシンクロ召喚、攻撃よ!!」
〔ダイヤモンド・ブリザード〕
オルグLP7000→4100
オルグ「グガッ!!」
白雪「ターンエンドよ。」
白雪場
グングニル→攻撃
伏せ二枚
手札二枚
オルグ場
カード無し
手札五枚
オルグ「俺の…ターン……ドロー!《牙獣族(ビーストドライブ)獅子王子スクリミル/化身/星5/ATK1600/DEF200》特殊召喚!!コイツは相手の場にモンスターが存在し、自分の場にモンスターが存在しない時手札から特殊召喚出来る。」
サイバードラゴンかよ……
オルグ「更に手札を一枚捨て、スクリミルをリリース!!《牙獣王族(ビーストキング)カイネギス/化身/星8/ATK2700/DEF2200》召喚!!」
白雪「リリース減少効果?」
オルグ「察しの通りだ……そして牙獣の王は戦闘に置いて民を超越する力を有する」
虚西「まさか……」
オルグ「化身を宣言!!」
真紅の髪をした巨漢は獅子の雄叫びを上げて巨大な紅蓮の獅子へと形を変えた……
カイネギスATK2700→3500
オルグ「化身モンスターの中でも化身までのタイムラグがなく、解ける事もない…まさに王者!!俺はあの方の為にも負ける訳にはいねぇ!!攻撃だ!!」
〔獅子王の一喝〕
白雪「リバースカード《永遠の氷牢(エターニア・フォース・アイスブロック)》発動!!自分の【氷結界】モンスターが戦闘破壊される場合そのモンスターのレベル以下の【氷結界】モンスター一体を墓地から特殊召喚するわ!!ウルキを守備表示で特殊召喚!!」
オルグ「カイネギス!!」
カイネギス○
ウルキ×
白雪「ウルキの効果発動!!デッキからヤナフを特殊召喚するわ!」
オルグ「カードを一枚セットしターンエンドだ……」
白雪場
ヤナフ→守備
伏せ一枚
手札二枚
オルグ場
カイネギス→攻撃
伏せ一枚
手札三枚
白雪「あたしのターン!ドロー!!《氷結界の剣士カイト/星3/ATK1500/DEF1500/チューナー》を召喚、ヤナフにカイトをチューニング!!」
攻めの姿勢だな…
紫導「何か焦ってないか……?」
虚西「死の恐怖かしら?」
……そうだったな
椎名「まさか忘れてはいないよね……」
そうだ……ココでのデュエルでは【敗北=死】の等式が成り立ってしまう……
紫導「飛龍は相討ちだったとは言え向こうは消滅し、飛龍自身は致命傷を負ったんだ。確かに怖いわな……」
白雪「そこーー!!誰が恐怖で焦ってるって?」
虚西「あら?違うの?」
白雪「あたしはとっとと終わらせて早くユーキに会いたいだけよ!!」
紫導「はぁ…………」
虚西「仲のよろしい事で……」
椎名「だったらすぐにでも奈野葉を助け出して元の世界に帰る事ね。」
白雪「分かってるわよ!!《氷結界の獣人ナーガ/星7/ATK3000/DEF2400》召喚!!ナーガは攻撃時対象モンスターのレベル×100ポイント攻撃力が上昇するわ!!ナーガでカイネギスに攻撃!!」
〔ラス・ブリズド〕
ナーガ○
カイネギス×
オルグLP4100→3800
オルグ「永続罠《蒼焔のメダリオン》発動!!自分のレベル8以上の化身モンスターが戦闘破壊された時に発動!!自分の破壊されたモンスターのレベルの半分このカードにカウンターを載せていく!!」
白雪「特殊勝利条件か何かなの?」
オルグ「いや……あるモンスターの召喚に必要なカードだ」
紫導「デカいの飛ばす気だ気ィつけろ!!」
白雪「ターンエンドよ。」
白雪場
ナーガ→攻撃
伏せ一枚
手札二枚
オルグ場
モンスター無し
メダリオン→4つ
手札三枚
オルグ「俺のターン!ドロー!!《龍鱗族(ドラゴンドライブ)ナーシル/化身/星4/ATK1800/DEF200》召喚!!リバースカードを一枚セットしターンエンドだ…」
白雪場
ナーガ→攻撃
伏せ一枚
手札二枚
オルグ場
ナーシル→攻撃
伏せ一枚
メダリオン→4つ
手札二枚
白雪「あたしのターン!ドロー!!ナーガでナーシルに攻撃!!」
〔ラス・ブリズド〕
オルグ「リバースカード《流星変換==スターバーター==》発動!!ライフを1000払い自分モンスターを破壊し墓地から同じレベルのモンスター一体を特殊召喚するナーシルを破壊しニアルチを蘇生!!」
メダリオン4つ→6つ
白雪「構わないわ…ナーガ!!」
ナーガ○
ニアルチ×
メダリオン6つ→8つ
オルグ「あと2つ……」
虚西「流星変換ってああやって使う物じゃないわよね……」
南師「連続攻撃が主な使い方だな…」
白雪「モンスター一体をセットしターンエンド!!」
白雪場
ナーガ→攻撃
モンスター→裏守備伏せ一枚
手札二枚
オルグ場
モンスター無し
メダリオン→8つ
手札二枚
オルグ「俺のターン!ドロー!!《クロス・ソウル》発動!!ナーガをリリースさせてもらう!!」
白雪「んな!!」
オルグ「《牙獣族(ビーストドライブ)モウディ/化身/星6/ATK2000/DEF2000》召喚!!ターンエンドだ……」
白雪場
モンスター→裏守備
伏せ一枚
手札二枚
オルグ場
モウディ→攻撃
カウンター一つ
メダリオン→8つ
手札一枚
白雪「あたしのターン!ドロー!!《死者蘇生》発動!!墓地から《氷結界の王龍グングニル》を蘇生させるわ!!」
オルグ「メダリオンの蓄えた【負の気】はあと2つで裁きを呼び起こす……」
白雪「じゃあメダリオンを破壊するまでよ!!《氷結界の封魔師/星2/ATK200/DEF1300》反転召喚!!リバース効果でフィールド上のカード一枚を破壊する!!」
オルグ「モウディの永続効果だ……自分のフィールド上のカードは相手モンスターカードの効果によって破壊出来なくなる。」
白雪「それでも…残り2800のライフでは溜め切れないわよ。グングニルは相手モンスターが全て守備表示の場合相手にダイレクトアタックを行えるわ。」
オルグ「だが守備表示の場合攻撃する事もままならないだろう。」
白雪「だから甘いのよ……」
オルグ「戯言を……」
白雪「グングニルの効果発動!!墓地の水属性モンスターを除外し相手モンスター一体にアイスカウンターを一つのせ、攻撃表示にする。」
モウディ→アイスカウンター一つ
オルグ「だからどうした!!」
白雪「リバースカード《結界師の呪式》発動!!自分の場のモンスター一体と相手のアイスカウンターが乗ったモンスター一体を選択し発動するわ。」
オルグ「むっ……」
白雪「選択したモンスターの表示形式を変更しカードを一枚ドローするわ。」
オルグ「!!!!」
白雪「グングニルの効果を使用し相手プレイヤーへダイレクトアタック!!」
[ダイヤモンド・ブリザード]
オルグLP2800→0
辺り一面を銀世界にしその死闘は終わりを告げた……
オルグ「ニケ……様……ど…う……か……」
オルグは氷柱に閉じ込められて静かに眠りに付いた……
椎名「ほらっ!!早いとこ奈野葉助け出して私たちの世界に帰ろう♪」
虚西「そうね……先を急ぎましょう。」
白雪「うん!!」
そうして二人目の敵を倒し椎名達は下へ向かった。
……B:B:N内部どこかの階……
ロウ「おっと…狼の民がやられたか…何とまぁ……主だけ残して……初めから足止め程度にしか扱う気の無い駒だったがな…」
次回へと続く

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最終更新:2009年03月09日 07:58