祐輝視点
====B:B:N五階====
祐輝「なっ…袖が破けてら…四階のトラップか…」
響「おろ?せんべいが割れてる……三階の落とし穴の時かな?」
三 四階のトラップルームを突破して談話室のような部屋に出る俺達
ジグ「……お前ら本当に人間か?」
祐輝「正真正銘人間だよ……」
南師「装備魔法万歳だぜ全く」
そういやコイツ何度か死にかけてたけどあのマント使って耐えてたな……
ジグ「まぁ配置命令からして三 四階には敵はいない」
それはつまり…
????「五階には俺がいるからな……」
ジグ「!!!!!!!」
ジグの表情が明らかに変わる……
????「ジグ……まさか裏切るとはな…」
ジグ「アイツを救う為だ……黙って道を空けてくれよ…アゲハ」
揚羽「【黒翼の聖女】を救うか…あの人が必要とする限り救うのは不可能だ……」
魅門「アナタは!!」
揚羽「ん~?アキラじゃねぇか……それに業火まで…どうせなら蛇雲連れてこいよ、つまんねえ」
揚羽「あの人の願いは俺と同じだ…ならば願いの為に手段は選んでられねぇんだ……それが例えお前達と戦う事でも!!」
ジグ「退くぞ」
薫「どうしてだよ……」
ジグ「コイツはお前達の世界出身の半端じゃない奴だ、マトモにやって勝てる相手じゃねぇ」
祐輝「じゃあ俺がやるぜ…」
魅門「大丈夫なの?」
ジグ「人の話を聞け!!」
祐輝「俺の親父の教えだ…」
九壇==信じた道をまっすぐ進め…道が無ければその手で作れ!!==
ジグ「なんか得体の知れない説得力があるな…」
祐輝「だろ?だから俺はそれに従う。」
ジグ「でも…そんな強引な生き方…どっかで迷いが生じるだろ………」
祐輝「確かに昔は迷った、でも今の俺に迷いは消えた…俺の進む道は鬼の道じゃないんだ。そして、俺の進むべき道にはアイツがいる、だから…」
倒すべき相手に向き合って言い放つ
祐輝「てめぇを超えて先に進む!!」
揚羽「……俺は揚羽照星(アゲハショウセイ)二つ名は【深淵の創始者(ヴァポレイトスターター)】だ」
創始者………初めて二つ名制度が設けられた時二つ名を手にした八人にのみ与えられた名称
唯一敗北時に奪われる二つ名……
祐輝「やってやる……行くぜ!!ルイン!!」
ルイン「ええ……勝つわよ!!」
揚羽「ふん……」
二人《デュエル!!》
祐輝「俺のターン!ドロー!!《月光の槍使いフライヤ/星4/ATK1800/DEF200》召喚!!リバースカードを二枚セットしてターンエンドだ!!」
祐輝場
フライヤ→攻撃
伏せ二枚
手札三枚
揚羽場
カードなし
手札五枚
揚羽「俺のターン!ドロー!!《ダーク・トレード》発動!!手札のLv7以上の闇属性モンスター一体を墓地に送り、カードを二枚ドローする……《DT-ネビュラ・ブラックレイ》を墓地に送り二枚ドロー」
ジグ「隙を見て先に進むってのは無理そうだな……」
業火「私はさっきので疲れたから、次行くなら晃行ってね~」
魅門「了解……」
薫「アイツが勝つっていうシナリオはねぇのかよ」
響「私の勘ではユーキの方が勝つと思うよ~」
揚羽「《ダーク・シンクロン/チューナー/星3/ATK1300/DEF1200》召喚!!更に召喚成功により効果発動!!デッキ、手札からLv4以下の闇属性モンスター一体を特殊召喚出来る!!《ダークロード・パラディン・ジェイン/星4/ATK1800/DEF1200》召喚!!行くぜ……パラディンにシンクロンをチューニング!!」
==無情なる殺戮を起こす火力を携え今此処に降臨せよ==
揚羽「《ダーク・ダイブ・ボンバー/星7/ATK2600/DEF1800》シンクロ召喚!!」
祐輝「でっけぇのが来たな……」
揚羽「馬鹿正直に攻撃して、幽閉喰らうのも馬鹿らしいな……リバースカードを二枚セットしてターンエンド!!」
祐輝場
フライヤ→攻撃
伏せ二枚
手札三枚
揚羽場
ボンバー→攻撃
伏せ二枚
手札三枚
祐輝「俺のターン!ドロー!!《月光の騎士スタイナー/星4/ATK1900/DEF400》召喚!!更にフライヤの効果発動!!」
フライヤが天高く飛び上がる……
祐輝「フライヤは自身をエンド時まで除外する事で、相手モンスター一体の攻撃力を自分の攻撃力分下げる事が出来る!!」
まぁ…この効果を使ったら、自分は一回しか攻撃宣言出来ないんだが………
ボンバーATK2600→800
祐輝「スタイナーで攻撃!!」
〔槍剣連携==轟断剣==〕
揚羽「リバースカード《聖なるバリア-ミラーフォース-》発動!!」
ボンバーの周りにバリアが展開され、スタイナーが吹き飛ぶ……
祐輝「リバースカード《月光蝶》発動!!自分の場の【月光】と名の付いたモンスターが破壊された時、相手モンスター一体を破壊して、カードを一枚ドローする!!」
ボンバーはバリアの中で爆風を撒き散らして消し飛んだ……
祐輝「フライヤが場に戻りターンエンドだ!!」
祐輝場
フライヤ→攻撃
伏せ一枚
手札三枚
揚羽場
モンスター無し
伏せ一枚
手札三枚
揚羽「俺のターン!ドロー!!《闇の誘惑》発動!!二枚ドローし、《ダークロード・ハンター・ライコウ/星2/ATK200/DEF100》を除外。更に《闇の旅団の突撃》発動!!デッキの上から三枚墓地に送り、デッキからLv4以下の【ダークロード】と名の付いたモンスター一体を手札に加える!!」
二枚のモンスターと一枚の罠カードが墓地に送られる……
揚羽「《ダークロード・ウォーリアー・ガロス》を手札に加え、《ダーク・クリエイター/星8/ATK2300/DEF3000》特殊召喚!!」
祐輝「くっ………」
揚羽「分かってんだろ?《終末の騎士》を除外し、《DT-ネビュラ・ブラックレイ/星12/ダークチューナー/ATK0/DEF0》を特殊召喚!!更に手札から《闇の使徒==コスモス==/星4/ATK1900/DEF1000》を召喚!!!」
来る…
深淵の創始者になった時に揚羽に贈呈されたカードが…
揚羽「ブラックレイをコスモスにダークチューニング!!」
==闇と闇、連なりし時、新たな世界が訪れる。光無き世界へ…==
揚羽「ダークシンクロ!!《ダークマター・ドラゴン/星-8/ATK2000/DEF2500》召喚!!」
ダークシンクロモンスター…
今年の始め【暗黒の創始者】御厨黒子(ミクリヤクロコ)が揚羽照星に敗北し、2つ名と贈呈カードを失った。
【負の女神ユンヌ】
【自由の風フリーダム】の二枚を…
誰もがはじめは黒子の勝利を確信していた……
だが、そのデュエルを揚羽はわずか五ターンで勝利し、2つ名と贈呈カードを手に入れた……
その時の手にしたカードが【DT】と【ダークマタードラゴン】
揚羽「行くぞ!!ダークマターの効果発動!!自身を除外しフィールド上のカード一枚を除外出来る!!対象は伏せカードだ!!」
祐輝「読み違いだぜ…リバースカード《下弦の月》発動!!」
天井から月明かりが差し、フライヤを包み込む……
祐輝「この効果でフライヤはこのターン中は戦闘破壊されない。」
揚羽「ふん……ブラックレイの効果発動!!このカードを使用してシンクロ召喚したモンスターがフィールド上から離れた時、デッキからそのモンスターのレベルの絶対値と等しいレベルのモンスター一体をデッキから特殊召喚出来る。」
ダークマターのレベルは-8……
その絶対値ってことはLv8となる……
揚羽「《闇より訪れし精霊シーリン/星8/ATK2800/DEF1800》召喚!!」
響「マズいんじゃない?」
薫「確かにマズいな……」
ジグ「俺は奴が負けた所は一度しか見た事が無い……」
揚羽「外野がうるせぇが、行くぞ…シーリンでフライヤを攻撃!!」
〔闇霊の裁き〕
シーリン○
フライヤ=
祐輝LP8000→7000
祐輝「ぐっ……が…!!」
揚羽「ダークマターが舞い戻りターンエンドだ……」
祐輝「下弦の月の効果で戦闘破壊を無効にした回数と同じ枚数カードをドローする。」
祐輝場
フライヤ→攻撃
伏せなし
手札四枚
揚羽場
シーリン→攻撃
ダークマター→攻撃
クリエイター→守備
伏せ一枚
手札二枚
祐輝(くっ……つぇぇ……今のは相手にダムドがいたら終わらされてた……)
ダムドで除去→二体直攻→ボンバー効果って具合に……
ファラン==どんなに強い奴でも、このゲームは引きがある程度左右しているからな……==
祐輝(久々に話し掛けて来たと思ったら……)
ファラン==いいのか?お前のターンだぞ?==
分かってら
祐輝「俺のターン!ドロー!!」
これは……!!!
ファラン==【時の鎖】を引いたか…==
祐輝(抜いた筈だったが?)
ファラン==ここでの戦闘には必要になるだろうからな==
祐輝(時の使徒のカードか?タイムラグがデカ過ぎるだろ)
ファラン==分かってねぇなぁ……==
祐輝(なに…?)
ファラン==ソイツはな、そんな風に使うもんじゃねぇって言ってんだ==
祐輝(じゃあどう使えと?)
ファラン==今のお前なら出来る筈だ……時の使徒のカード二枚と時の鎖を重ねて持ちな……==
エクストラデッキから時の使徒のカード二枚を取り出す……
揚羽「まさか、イカサマする気じゃねぇだろうな?」
祐輝「見ろ。融合モンスターだ……少しテキストの確認するだけだ…」
ファラン==願え。自分に本当の力を与える存在に……==
俺に本当の力を与える存在………
ファラン==呼べ。己が内に眠る、自分だけの神を……==
自分だけの神……
ファラン==ただ、お前にそんな大層な奴が、いればの話だが?==
いればの話?
俺にはアイツがいるじゃねぇか……
祐輝「ルイン…」
ルイン「なに……これ…?」
名前を呼んだ瞬間三枚のカードは全く違う物に変化した…
業火「この感じ……【時の力】?」
魅門「みたいだね~。というか、持ってるから呼んだんだよ~」
薫「【神の領域】に踏み込める人間が作ったカードって言うあれか?」
祐輝「(ファランは寝たか…)俺は手札から《終焉の契約》発動!!《月光の銃士ネサラ/星4/ATK2000/DEF0》を手札から送り《破滅の女神ルイン/星8/ATK2300/DEF2000》を儀式召喚。」
揚羽「この感じ………【時の力】?バカな!?」
俺のデッキにはルインとデミスが二枚ずつ入っているがコイツは精霊の方だ……
祐輝「《時と女神と血の聖約》発動!!このターン中に特殊召喚された儀式モンスター一体を墓地に送り、エクストラデッキからコイツを特殊召喚出来る!!」
ルイン「体が……熱い!?」
ルインが体を抱え込むと同時に足元に四重の魔法陣が広がってゆく……
====裁きの光が世界の全てを包み込む……破滅と縛鎖、二つの力を携え此処に降臨せよ!!====
祐輝「《縛鎖の女神ルイン/星8/ATK3100/DEF2800》召喚!!」
ルイン「アァァァァ!!」
ルインの服は鎧のような効果を持ってはいない………
漆黒のドレスにより力を安定させ、大き過ぎるその力を、真紅の拘束具によって抑え込んでいる……
ルインの体から真紅の拘束具がはじけ飛び、漆黒のドレスを露わにした……
ルイン「力があふれ出てくる……」
揚羽「大層手札使って出してもな……ダークマターの効果は相手ターンでも使えるんだよ!!」
ダークマタードラゴンは獲物を捉えるべく次元の裂け目を生じさせた。
祐輝「無駄だ……」
ダークマターがルインもろとも次元の裂け目に飛び込もうとしたが、ルインの拘束具の破片が真紅の鎖となりダークマターを拘束した……
揚羽「なっ………に……?」
祐輝「縛鎖の女神ルインの効果によりフィールドからモンスターが離れる効果が発動した時その効果を無効にし破壊出来る!!」
ダークマターは身動き出来ない状態でルインの矛により両断された……
祐輝「行くぞ!!」
〔ガデス・オブ・ジエンド〕
クリエイター×
ルイン○
揚羽「くっ……!!」
祐輝「縛鎖の女神の特殊効果、相手モンスターを戦闘破壊した時、もう一度だけ攻撃する事が出来る!!」
〔ガデス・オブ・クライシア〕
ルイン○
シーリン×
揚羽LP8000→7700
祐輝「カードを一枚セットしてターンエンド。」
祐輝場
縛鎖ルイン→攻撃
伏せ一枚
手札一枚
揚羽場
モンスター無し
伏せ一枚
手札二枚
揚羽「俺のターン!ドロー!!《ダークロード・ウォーリアー・ガロス/星4/ATK1850/DEF1300》召喚!!更にカードを一枚セットしてターンエンド!」
慎重な姿勢だな……
祐輝場
縛鎖ルイン→攻撃
伏せ一枚
手札一枚
揚羽場
ガロス→攻撃
伏せ二枚
手札一枚
祐輝「俺のターン開始時、縛鎖の女神の効果発動!!デッキの上からカードを三枚墓地に送り、相手フィールド上のカード一枚を除外する!!」
揚羽「かかったな!!リバースカード《誓い合った平和》この効果により同一チェーン上のカードを無効にしこのターン発生する全ての戦闘破壊、ダメージが無効になる!!」
祐輝「リバースカード《神の在り方==TanaTos==》発動!!誓い合った平和を無効にする!!」
祐輝LP7000→3500
揚羽「TanaTosだと!?畜生!!」
祐輝「この効果により相手のモンスター一体の攻撃力分、自分モンスターの攻撃力に上乗せ出来る!!」
縛鎖ルインATK3100→4950
祐輝「縛鎖ルインでガロスを攻撃!!」
〔ガデス・オブ・ジエンド〕
ルイン○
ガロス×
揚羽LP7700→4600
揚羽「ぐっ……!!リバースカード《闇次元の解放》この効果により《終末の騎士/星4/ATK1400/DEF1200》を守備表示で特殊召喚!!!効果で《ダーク・ラグネル》を墓地に送る!!」
祐輝「縛鎖ルインで追加攻撃!!」
〔ガデス・オブ・クライシア〕
騎士×
ルイン○
祐輝「俺はカードを二枚セットしてターンエンドだ…」
祐輝場
縛鎖ルイン→攻撃
伏せ二枚
手札無し
揚羽場
カード無し
手札一枚
揚羽「俺のターン!ドロー!!今の俺の墓地には七枚以上のダークモンスターが存在する!!よって、《ダーク・ジャッジ・ドラグーン/星8/ATK3000/DEF2000》を手札から特殊召喚!!更に《邪神の居城》発動!!!」
ドラグーンATK3000→3500
祐輝「ダークゾーンかよ……まぁ、取るに足らない事だな……」
揚羽「ほざけ。お前の手札アドは既にゼロだろ……コレさえ通せば俺の勝ちは決まる…行け!!」
〔ジャッジメント・メシアブレス〕
祐輝「要するにさ……コレさえ防げば俺の勝ちなんだろ?」
揚羽「!!!!」
祐輝「リバースカード《破滅の月光》発動!!墓地から【月光】と名の付くモンスターを二枚ゲームから除外し、その合計した攻撃力の半分の数値分だけ自分モンスターの攻撃力を上昇させる!!ネサラとフライヤを除外!!」
ルインATK3100→5050
揚羽「なっ……!!」
祐輝「迎え打て!!」
〔ガデス・オブ・ジエンド〕
縛鎖ルイン○
ドラグーン×
揚羽LP4600→3050
揚羽「ぐっ……ターンエンドだ………」
祐輝場
縛鎖ルイン→攻撃
伏せ一枚
手札無し
揚羽場
モンスター無し
邪神の居城
伏せ無し
手札無し
祐輝「俺のターン!ドロー!!バトルフェイズに移行。ルイン!!」
ルイン「はぁぁぁぁ!!」
[デストラクト・コード]
縛鎖ルイン→直攻
揚羽LP3050→0
退路を鎖で塞ぎ、矛による一閃が揚羽のライフを刈り取った…………
ルイン「不思議な力だった~」
祐輝「どっと疲れた……」
ジグ「信じらんねぇ………」
魅門「まぁ、勝った事には変わりないから………」
祐輝「だな…先に進むか………」
ビシィ!!
業火「ちっがーう!!少年は今倒した相手が誰だったのか…もう忘れたの!?」
祐輝「忘れた。」
ビシィ!!
響「正直者め!!」
祐輝「いってぇな……」
薫「【創始者】を倒したんだから【二つ名】が貰えるんだろ?」
魅門「終焉の蜃気楼ではなくなるけど、我慢してね~」
祐輝「あ~……めんどくせぇからお前考えてくれ。」
ルイン「む~…………【撲滅の創始者(デストラクト・スターター)】っていうのは?」
祐輝「よし決定。」
ジグ「軽いな…」
そんなこんなで俺達は先へ進んだ……
次回へと続く
最終更新:2009年03月09日 08:46