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小説置き場 > 時と女神と決闘者 > 第二十八章

月詠視点

揚羽を倒した一時間ほど後……

====B:B:N地下七階の一室====

椎名達が突入したのがB3階とB4階の間の階段…

刀霞「先刻の壁から出て来た槍は何だったのでしょうか?」

月詠「多分トラップだにゃ~」

椎名「まぁ刀霞が居ればなんとでもなるしね~」

白雪「む~……どーゆー構造になってんのかな~この建物は……」

カイト「もの凄い規模だよな……東京タワーと同じぐらいか……それ以上か?」

虚西「最下層はどこまで行ったら着くのかしら?」

虚西が部屋の隅の暗がりを凝視する……

虚西「教えてくれない?そこのアナタ」

刀霞「!!!!!」

全く気付かなかった……

????「完璧に気配を消していた筈だが?」

刀霞「直接見ているのに…アナタの存在が薄らいで感じます……」

月詠「痛い目見たくなかったらそこの扉の鍵を開けてくれ。」

????「お前がおれとやり合うのか?」

月詠「勿論全員でフルボッコだにゃ~」

????「分がわりぃな~」

白雪「きゃ!?」

薄紫色の触手のような物が白雪の両手足を拘束をしている……

刀霞「はぁ!!」

触手は神凪の一振りにビクともせず、檻のように変形し刀霞の動きを封じた……

刀霞「くっ……不覚…」

????「こーしたら一対一でやり合えるか?」

月詠「……乗った。」

音操「おれは長瀬 音操(ナガセ ネク)ってもんだ。お前は?」

月詠「【極光の創始者】蛇雲月詠だ……」

音操「固くなるなよあの触手に殺傷能力はねぇ。」

月詠「拳銃ちらつかせて言う事かにゃ~?」

音操「楽しくなきゃやってらんねぇからな!!」

二人《デュエル!!》

月詠「俺のターン!ドロー!!カードを二枚セットしてターンエンドだ!!」

月詠場
モンスター無し
伏せ二枚
手札四枚

音操場
カード無し
手札五枚

音操「おれのターン!ドロー!!《VF(ボーカルファイター)クレッシェンド/星4/ATK1600/DEF1200》召喚!!」

紫電を纏った弓を携えて一人の男が現れる

音操「いくぜ~クレッシェンド!!」

〔ストレートアロー〕

月詠「リバースカード《ミラージュ・マッチ!!》発動!!相手モンスターがダイレクトアタックして来た場合に発動!!手札から《ミラージュ》と名の付いた、同じレベルのモンスター一体を特殊召喚する!!《ミラージュ・ソルジャー/星4/ATK1800/DEF1000》召喚!!」

音操「ぬおっ!!クレッシェンド、ストップ!!」

月詠「無駄だ!!」

〔フル・リフレクション〕

クレッシェンド×
ソルジャー○

音操LP8000→7800

直線的な攻撃は突如現れた騎士の盾にぶつかった瞬間、光が全反射するように放った本人の元に戻っていった……

月詠「攻撃モンスターと特殊召喚したモンスターは強制的に戦闘を行う」

音操「くっ……リバースカードを二枚セットしてターンエンド!!」

月詠場
ソルジャー→攻撃
伏せ一枚
手札三枚

音操場
モンスター無し
伏せ二枚
手札三枚

月詠「俺のターン!ドロー!!《シールド・ミラージュ/星3/チューナー/ATK?/DEF?》召喚!!Lv4のソルジャーにLv3のシールドをチューニング!!」

==溢れる光が一点に集中し極光を造り出す…光を割り道となせ!!==

月詠「シンクロ召喚!!《極光の鏡龍(レイディアント・ミラージュドラゴン)/星7/ATK2500/DEF1800》」

全身に鏡を纏ったドラゴンが咆哮を放つ

音操「迫力あるな~」

月詠「のんきな奴め………攻撃だ!!」

〔ロウ・レイザス・シルバーガン〕

鏡龍→直攻

音操LP7800→5300

音操「《調律師の音叉》発動!!デッキから受けたダメージ以下の攻撃力のVFを一体を特殊召喚する!!」

月詠「ちょっとやっちまったかにゃ~?」

部屋中に音叉が鳴り響く……

音操「《VF-カイト/星6/ATK1900/DEF1500》召喚!!」

白雪「あれって!!」

カイト「俺じゃん!!」

確かに…腰に付いた氷の彫刻のような銃を除けば全く一緒の姿をしている。

音操「んな事は知らねー」

月詠「……深く考えたら負けかにゃ~?カードを一枚セットしてターンエンド!!」

月詠場
極光の鏡龍→攻撃
伏せ二枚
手札二枚

音操場
カイト→攻撃
伏せ一枚
手札三枚

音操「おれのターン!ドロー!!《VF-ミク/チューナー/星2/ATK200/DEF300》召喚!!さらに効果発動!!デッキからLv3以下の【VF】と名の付くモンスターを二枚まで手札に加える事が出来る!!その代わり加えたターン中にそのカードをプレイする事は出来ない。ミク二枚を手札に加え……」

月詠「シンクロか……」

音操「あったり~♪」

==音色の連鎖が世界を魅了し惹きつける……==

音操「《VF-エレクトーン・エンジェル/星8/ATK2500/DEF3000》召喚!!更に装備魔法《戦闘奏曲(バトル・カンタービレ)==第一章==【メルト】》発動!!」

エレクトーンATK2500→2800

月詠「やっべぇ……」

音操「いっけぇーー!!」

〔ソナー・パッション〕

鏡龍×
エレクトーン○

月詠LP8000→7700

月詠「お返しだにゃ~」

音操LP5300→3900

音操「くっ……何が……」

月詠「極光の鏡龍が戦闘破壊された時、戦闘したモンスターの攻撃の半分の数値だけ相手にダメージを与える……更にリバースカード《イリュージョン・ミラージュ》発動!!自分モンスターが戦闘破壊され墓地に送られた時、デッキの上から二枚墓地に送り手札の【ミラージュ】と名の付いたモンスターを一体特殊召喚する!!《ホーンテッド・ミラージュ/星4/ATK?/DEF?》を召喚し効果発動!!」

〔合わせ鏡の秘法〕
ホーンテッドATK2800/DEF3000

音操「なっ!!」

月詠「召喚成功時にフィールドのモンスター一体を選択しそのモンスターの攻撃力、守備力と常に同じ値になる事が出来る。まぁ対象が消えれば0になっちまうがにゃ~」

紫導「呑気な人だな……」

虚西「二人も人質とられてるのに……」

音操「楽しくなってきたな…おれはカードを一枚セットしてターンエンド!!」

月詠場
ホーンテッド→攻撃
伏せ一枚
手札一枚

音操場
エレクトーン→攻撃
伏せ二枚
手札四枚

月詠「俺のターン!ドロー!!ホーンテッドでエレクトーンを攻撃!!」

〔鏡面世界への誘い〕

ホーンテッド=
エレクトーン=

月詠「ターンエンドだ……」

月詠場
モンスター無し
伏せ一枚
手札二枚

音操場
モンスター無し
伏せ一枚
手札四枚

音操「おれのターン!ドロー!!《VF-ミク/チューナー/星2/ATK200/DEF300》召喚!!《VF-ダカーポ》と《VF-ピアニッシモ》の二枚を手札に加えて攻撃!!」

〔ハボック・セッション〕

月詠LP7700→7500

月詠「くっ……」

音操「順調♪順調♪ターンエンド!!」

月詠場
モンスター無し
伏せ一枚
手札二枚

音操場
ミク→攻撃
伏せ一枚
手札六枚

月詠「俺のターン!ドロー!!《ミラージュ・パラディン/星4/ATK1900/DEF800》召喚!!ミクに攻撃だ!!」

〔パラディン・フォース〕

音操「リバースカード《戦闘奏曲==第三章==コーネリア》発動!!【VF】と名の付くモンスターが攻撃された時、攻撃モンスターを破壊してカードを一枚ドローする!!」

月詠「その手のカードを待っていたにゃー!《全反射の魔法鏡》発動!!自分モンスターの攻撃時に発動した相手カードを無効にし破壊する!!」

音操「……?そこまで喜ぶ事か?」

月詠「全反射の魔法鏡によって【ミラージュ】と名の付くモンスターの破壊を無効にした場合、墓地から三枚の【ミラージュ】と名の付くモンスターを除外して手札からコイツを特殊召喚する!!」

==屈折と反射…全てを支配し己の姿を自在に操る……極光の王よ、絶対の力を得て此処に君臨せよ!!==

月詠「《ガンジルド・オブ・ミラージュ/星8/ATK2700/DEF2500》召喚!!戦闘を続行だ!!」

ミク×
パラディン○

音操LP3900→2200

突如として月詠の場に現れた男は、自分の周囲に展開している鏡の盾で攻撃を放つ大砲を形成する……

〔シン・ファイゼル・オズマール・レイボルク〕

音操「手札の《VF-ダカーポ》の効果発動!!手札からコイツを墓地に送り相手モンスターの攻撃を一回だけ無効にする!」

月詠「貫けーー!!」

音操LP2200→0

八角形の鏡の大砲から放たれた光の柱は神裂達を拘束していた触手を巻き込んでデュエルに終わりを告げた………

音操「いや~びっくりしたぁ~」

刀霞「どういう……」

月詠「説明してくるかにゃ~?」

音操「その説明は一から必要か?」

月詠「勿論頼むにゃ~♪」

虚西「それより先に最後の攻撃ってあれは……」

月詠「ガンジルドの効果だにゃ~三回までなら自身の攻撃は無効にされず、効果破壊も無効に出来るにゃ~」

音操「まず初めにアリガトな」

月詠「どーいたしましてだにゃ~」

刀霞「いったいどういう意味ですか?」

音操が足にへばりついた緑色の物をその辺に放り投げる……

音操「俺もさっきのレクンガにとっつかまった口だにゃ~俺のデッキのレベル4以下のモンスターじゃ破壊出来なくて困ってたんだよ……」

紫導「じゃあ何で俺達に破壊を頼まなかったんだ?」

音操「デュエルした方が楽しいじゃん♪」

スラッ!!

刀霞「そんな事の為に私達はあんな触手に拘束されたのですか?」

月詠「ねーちん!!神凪は反則だにゃ!!」

音操「吹き飛んだレクンガに言って欲しいな……俺だって被害者なんだから。」

カイト「も一つ質問。何で生きてんの?」

音操「あーこれこれ。【体力増強剤スーパーZ】」

白雪「アナタも増援なの?」

音操「お前らより先に来たんだ………敵の頭は最上階にいる。」

刀霞「!!……その情報は本当なのですか?」

月詠「戻らないといけないかにゃ~?」

月詠視点

音操「その必要は無い……」

ガチャ……

開けた扉の先は、紫色の光を放つ魔法陣が床一面に描かれた部屋だった

月詠「この魔法陣は……転移法陣か?しかも破滅の加護が付いてんな………」

音操「アニキが先に入ったけど、上層部に通じてるみたいだ。それにこの部屋以降に部屋が存在しないんだ。」

月詠「【組織】内でアニキって言ったら………」

刀霞「まさか……法条 刹那(ホウジョウセツナ)がこのB:B:Nに……?」

音操「その法条刹那だよ」

カイト「誰?」

白雪「刹那さんって言ったらヒリューのお父さんのお弟子さんで、ヒリューの師匠よ」

カイト「ややこしいな……」

音操「アニキはアレに向かって俺を突き飛ばして自分だけ先に向かったんだ!!」

まぁ二人とも捕まったら負けだよな…

月詠「悩んでても仕方ないにゃ~さっさと行こうにゃ~」

刀霞「色々返さなくてはいけない借りもありますからね……」

月詠「じゃあその前に……シラタマだっけ?」

白雪「シラユキです!!」

月詠「どっちでもいいにゃ。今のうちに【氷結する時】を解放するにゃ~」

刀霞「確かに……後の戦力になりますし……」

数分後、白雪が新たな力を得て神裂達は魔法陣へ向かった……

次回へと続く

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最終更新:2009年03月09日 09:17