龍は眠る - (2008/11/27 (木) 13:11:16) の編集履歴(バックアップ)
龍は眠る
龍は眠る(りゅうはねむる)は、ミステリの女王・宮部みゆきの著書である。第45回
日本推理作家協会賞 長編部門受賞作品。
新潮文庫より1995/01/30に発行。価格は定価780円。
あらすじ
「超能力」を持って生まれるのは、果して幸せなことなんだろうか? 嵐の晩のことだった。雑誌記者の高坂昭吾は、車で東京へと向かう道すがら、自転車をパンクさせ、立ち往生していた少年を拾った。なんとなく不思議なところがあるその少年、稲村慎司は言った。「僕は超常能力者なんだ」――。その言葉を証明するかのように、慎司は昭吾の過去を言い当て、さらに二人が走行中に遭遇した死亡事故の真相を語り始めた。それがすべての始まりだった・・・。
登場人物
- 高坂昭吾
主人公。雑誌記者で、ある嵐の晩に自分を超能力者だと言う少年・稲村と出会ったことより、事件に巻き込まれていく。暗い過去を持つ。 - 稲村慎司
超能力を持った少年。自己の能力を社会に役立てたいと考えている。 - 織田直也
慎司と同じ能力を持った少年。人の心の裏表に絶望し、心を開けなくなってしまった。 - 三村七恵
子供の頃にあった事故の後遺症で、それ以来声をなくしてしまった女性。
解説
作者について
宮部みゆき(みやべみゆき)
1960年生まれ
東京都出身。東京都立墨田川高校卒業。
法律事務所等に勤務の後、87年「我らが隣人の犯罪」でオール讀物推理小説新人賞を受賞してデビュー。
公式ホームページによると、カラオケとゲームが大好きで、怪獣やUMAに興味があるらしい。
大沢オフィス-公式ホームページ「大極宮」