SACRILEGE
Facts are the enemy of truth?
概要
"墓荒し"の名を持つ組織。
異端弾圧を主な任務とし、規模が行き過ぎたカルト宗教や悪魔崇拝に対して徹底的な排除活動を行う。
決して弱き者の味方ではなく、時に非人道的な所業を行ったり無関係の民間人を巻き込んだりすることも有るため、各公的機関や正義の組織からは危険視されている。
特に拉致された人質や生贄については、赴いた際に救出せずに皆殺しにしてしまうことも多々ある。
宗教団体だけがターゲットな訳ではなく、少数の特定民族に対する攻勢を行い彼らを根絶やしにしたと言う記録も残されている。
拠点
構成員
親組織
基本的には、任務達成に必要な行動は全て組織員の判断に一任されている。
しかし、そもそも組織としてまとまった活動をしている訳ではないため、協調にせよ対立にせよ、個人としての立場で行うことになる。
以下の記述はインシデント【新世界より】の前後に再構築された"設定"である。
既存の宗教弾圧組織SACRILEGEはその時点で、過去にまで遡り抹消されている。
構成員の中で、有用な能力を持つ者はいくらかの"設定"を書き換えた後、引き続き所属しているが、それ以外の構成員は"削除"され、別の人員へと置き換えられている。
このページを開いたあなたにはここから先の記述の方が意味を持つだろう。
追記1:改竄後の目的
宗教弾圧を行うと言う組織の性質は、実のところ表向きの顔でしかない。
その真の目的は、基底現実に対する書き換えの阻止、そして、現存するINFオブジェクトの排除であり、異端弾圧や特定民族への攻撃はその手段でしかない。
虚構現実より現れし、グランギニョルの神々はその目標の最たるものであり、彼らの母体となる信仰への攻撃、対抗神話の調査と獲得、虚構神話に汚染した市民の抹殺も任務に含まれている。
※街中での市民の虐殺までは流石に行えない。辺境に住まう民族である場合や、汚染者が一か所に集中している場合などの限定的な範囲で有れば組織が隠蔽に手を貸すこともある。
追記2:概念能力について
追記3:対虚神用フレームワーク
組織は構成員達の持つ特殊な能力を利用・派生させることでいくつかの虚神対策用のメソッドを作り上げている。
現時点では虚神達に対して決定打と言えるほどの効果は出ていないものの、着実に対策への歩みを進めている。
基底現実の存在が行くことは不可能とされた虚構現実への渡航を可能とする機構。
ゴーストライターがプログラムをデザインし、虚数空間への移動を可能とするパグロームの能力をインターフェースとすることで、集団での虚構現実への移動を実現した。
通常、虚構現実に渡航した者は、自意識を維持できず、肉体や精神に変質を来たすが、ゴーストライターが渡航した際の失敗を元に改良され、短時間であればその影響から保護できるプラグインが作成された。
ゴーストライターが死亡したことで、現在は運用できる者がいない状態になっている。
虚神達の最大の弱点となる"対抗神話"
しかし、その発見は困難であり、使い方を誤るとINF財団のように、より虚神を強大にしてしまう危険性がある。
そのため、認識が存在を定義すると言う、INFオブジェクトの特性を利用し、擬似的に対抗神話を創ると言う試みが行われている。
いくつかの実用化を行い、ナンバリング外のINFオブジェクトである、"小さき神々"を相手に実験を繰り返した。
作成には集合的無意識を用いるため、最低でも数千人規模のコミュニティを犠牲にする必要が有り、現在は以下の3つまでしか実用化されていない。
【贋造英雄】【■■■■フォビア】【■■■■■】
いずれも戦闘用の構成員の能力に移植されている。
・神の視点
ボスの持つ能力。
彼はこの世界の出来事を読者の視点で俯瞰しており、時間の概念もまた、"スレの進行と同一"に知覚している。
そのため、いわゆるメタ視点での推理・考察を可能としている他、別の時間軸で有ってもロール自体が終了していなければ、過去や未来へ干渉することができる。
しかし、この世界に存在するに当たってその能力は著しく制限されている。
・干渉ができるのはサクリレイジの構成員が関わっているロール内に限る(所属していると言う事実そのものを媒体とするため出自や経緯は問わない)
・例え過去に干渉したとしても、既に確定している出来事を変えることはできない。
・彼自身が、サクリレイジの構成員の前にしか出現できない制約があるため、他の人間が存在するロールには電話などの間接的な方法を取る必要がある。
この干渉は世界に対しての明確な不正アクセスであり、それによって状況に何らかの矛盾が発生すれば、それは矛盾したまま存在し続ける。
あたかもデータベースを適当にいじり回してデータを破損させてしまったかのように、不自然で不可解な事象として。
彼自身が"無力で無知な人間"であるのは、この能力を過度に濫用させないための設定であると言える。